2008/09/16 - 2008/09/16
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SUR SHANGHAIさん
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今日はオーストリアのウィーンに戻ってドイツのハンブルクへ飛ぶ日。
朝、ブダペストのシナゴーグを見学し終わったところでそろそろ出発。
ウィーンへの途中でもちょっとだけどこかに寄ってみようと白羽の矢が立ったのは、ハンガリーとオーストリアにまたがる湖のフェルトゥー湖(ドイツ語名はノイジートラー湖)。
あんまり聞いた事の無い名前の湖だけどヨーロッパ最大の塩水湖で、2001年には周辺の文化的景観を含めてハンガリー、オーストリア両国の世界遺産に登録されたらしい。
そのフェルトゥー湖(ノイジートラー湖)への拠点は、湖の南端近くにあるショプロンの町。
そこからさらに湖に近いフェルトゥーラーコシュの町へ行くのがいいらしい。
ウィーンへの道筋からちょっとだけ外れた場所だし、寄り道してみようと思います。
表紙の画像は、フェルトゥーラーコシュの町外れからフェルトゥー湖に伸びる水路。
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シナゴーグを見学し終わって、ウィーンへ戻るべくル・メリディアン・ブダペストを出発したのはもう正午近く。
う〜ん、今日もお天気が崩れていきそうだ…。(;^ω^)
途中で寄るフェルトゥー湖(ノイジートラー湖)は、ウィーンの方向にあるので、最初はウィーンへの標識に従って行けばよし。
そのあとはSOPRON(ショプロン)へ向かう道を辿って、フェルトゥーラーコシュの町に入れば湖は目の前のはず。
ウィーンからブダペスト入りした時にも通ったエルジェーベト橋を今日は逆に辿る。
向こうに見えるのはゲッレールトの丘の中腹にある聖ゲッレールト・モニュメント。
ゲッレールトという人物は、ハンガリー初代国王のイシュトヴァーン1世に招かれてハンガリーにやって来た伝道師だったのだそう。
ところが異教徒たちにこの丘から突き落とされて殉教し、この丘の名とモニュメントの由来になっているのだそうです。
王宮の丘の南にあるこのゲッレールトの丘からのブダペストの眺めも最高のようです。
お天気のいい日に行ってみては? -
これは、ウィーンからブダペストにやってきた時にも通った高速道路のM1号線(E60号線)。
なだらかな起伏が続きます。
ハンガリーの一連の旅行記で何度か書きましたが、また繰り返すと、ハンガリーの高速道路のチケットは前もって買う仕組みになっています。
ガソリン・スタンドなどで売っています。
SUR SHANGHAIたちは、オーストリアからハンガリーに入った時に国境のブースで買いました。
高速道路のステッカー式チケットを買う時には、車のナンバーも聞かれます。レンタカーの書類、免許証も一緒に提示しましょう。
3.5トンまでの普通車だとチケットは4種類。
08年9月中旬現在のお値段は:
●4 NAPOS(4日)が1530フォリント。
●HETI(1週間)が2550フォリント。
●HAVI(1ヶ月)が4200フォリント。
●EVES(1年)が37200フォリント。
ちなみにこの時の通貨レートは:
1ユーロ=226フォリント、1米ドル=163フォリント、100円=151フォリントでした。
普通車の最高速度は:
高速道路では時速130km。
自動車専用道では時速110km。
市街地ではない場所では時速90km。
市街地では時速50km。
昼間もライトは点けるのが義務になっています。
そのほかの交通規則は、ハンガリー政府観光局のサイトに出ています。http://www.hungarytabi.jp/g07car.htm (日本語版) -
M1号線(E60号線)を直進して行くとウィーンやショプロン方向。
SOPRON(ショプロン)はフェルトゥー湖の南端近くにあるハンガリーの町で、ブダペストからだとM1号線(E60号線)の途中から85号線で行くようになっています。
ショプロンは、フェルトゥー湖湖畔のフェルトゥーラーコシュの町への起点。そのショプロンには列車駅もあるようです。
ハンガリーとオーストリアの国境にごく近いショプロンは、1989年8月19日の≪ヨーロッパ・ピクニック計画≫の舞台にもなった町。
≪ヨーロッパ・ピクニック計画≫は、当時西ドイツへの亡命を求めていた東ドイツ市民1000人ほどが、この日にハンガリーとオーストリアの国境を越えて亡命したと言う事件。 -
M1号線(E60号線)上にあるGYORという街の外れから、今度は85号線でSOPRON(ショプロン)の町を目指します。
ショプロンまで85kmだって。
この標識を見た時点で、ブダペストから1時間半足らず。
85号線はGYORとショプロンを結んでいる国道。
舗装はちゃんと出来ていました。 -
道路地図を見てみると、SUR SHANGHAIたちが目指しているフェルトゥーラーコシュの町はショプロンの町からも行けるみたいだし、ショプロンの町の手前からも地方道で行けるみたい。
どっちから行ってもいいね、と言いながら走る85号線。
あ! フェルトゥーラーコシュへ行く地方道の標識発見。
じゃ、ショプロンの町には寄らずにフェルトゥーラーコシュの町へ直行!
注: 緑色の標識ですが、高速道路ではありません。
この標識を見たのは、ブダペストを出てから2時間半ほど経った頃。 -
85号線からフェルトゥーラーコシュの町へ向かう地方道。
ここも舗装は一応出来ていましたが、カーブが多くて見通しが悪い部分が多いのでご用心。
あ、向こうにフェルトゥー湖(ノイジートラー湖)の水が見えてきた。
湖の手前に広がっている草原らしき部分は湿地。
この塩水湖の周辺は湿地や沼地が多くて、野鳥たちの楽園になっているんだそうです。 -
85号線からフェルトゥーラーコシュの町へ向かう地方道。その途中で通り抜けた小さい町。
BALFっていう名前だったかな。
こうして見ると、やっぱりヨーロッパの田舎の町では教会の塔が一番高い建物だあ。 -
これも85号線からフェルトゥーラーコシュの町へ向かう地方道から見た景色。
ブドウ畑が緩い斜面になって、フェルトゥー湖(ノイジートラー湖)の方角へ下っていく。
風景の奥にうっすら見えるのがフェルトゥー湖の水。
水際までの湿原の方がずっと広い感じ。 -
段々雨が強くなってきたせいか、フェルトゥーラーコシュへの最後の数kmは沈み込む景色。
本当に田舎の雰囲気になってきた地方道。 -
フェルトゥー湖(ノイジートラー湖)と道路の間の距離が縮まることなくフェルトゥーラーコシュの町に到着。
ブダペストから250kmほどで所要時間は2時間40分位。
フェルトゥーラーコシュは小さい町。町に入って行くこの道がメインストリートになっていて、その両脇に民家が連なっていると言う感じです。
フェルトゥーラーコシュの町でも教会の塔が唯一の高層建築だね。
このあと湖に下りて行く道を発見。
その脇道に入って数km行くと…、 -
…周りは草原と湿地が入り混じったような景色に変わって、打ち捨てられた廃屋が混じる悲しげな景色。
???(・ω・) フェルトゥー湖(ノイジートラー湖)って、周辺の文化的景観を含めてハンガリー、オーストリア両国の世界遺産に登録されたって聞いたけど、フェルトゥーラーコシュの町も普通の田舎町にしか見えなかったし、湖に下りて行く途中の風景も特別いいとも思えないんだけど…。
それでもせっかくここまで来たんだから湖まで下りて行ってみたら?とお思いでしょうが…、 -
…フェルトゥー湖(ノイジートラー湖)に繋がっているらしいこの水路脇の車道が通行止めになっていた。(;^ω^)
で、画像左側に見えているのは、宿泊施設になっているらしい建物の一部なんですが、そこも閉鎖。
??? 夏が過ぎてお客さんがいなくなったから?
ここ、本当にフェルトゥーラーコシュだよねえ。
キツネにつままれた気分のSUR SHANGHAIとその旦那。
まさか通行止めのフェンスを破って湖へ行くわけにも行かず、フェルトゥーラーコシュの町の中へ戻る事に。 -
戻って来たフェルトゥーラーコシュの町の中。
お天気のせいなのか、ガラ〜ンとした印象。
この町にはウィーン建設の際に使用した石材を切り出していたという石切り場や、近郊にはエステルハージ宮殿も名所としてあるんですが、お天気も悪いし時間切れ。
SUR SHANGHAIたちはこのままウィーンへと向かいます。
フェルトゥーラーコシュやフェルトゥー湖を含めた周辺の見所などは、下記のフェルトゥーラーコシュの町のサイトで見てみるといいですよ。
地図や見所の説明などのほか、宿の紹介も載っています。http://www.fertorakos.hu/
最初に出てくる画面で、ハンガリー語版、英語版、ドイツ語版が選べます。 -
走ると言うほどの事も無く、もう町外れまで来てしまったフェルトゥーラーコシュの町。
SUR SHANGHAIたちが行ってみたこの日はちょっとガッカリな町だったけど、気候や天候のいい日には町の雰囲気ももっと違って、フェルトゥー湖まで下りて行けるのかも。
上の方で言った石切り場では夏にはコンサートも開かれて、ウィーンからも大勢の人が訪れるのだそうです。
このあとフェルトゥーラーコシュからウィーンまでは車で1時間位でした。ウィーンからこのあたりを訪れてみるのもいいのでは? -
フェルトゥーラーコシュの町からウィーン方面に向かう84号線に入ってホッと一息。
もうすぐハンガリーとオーストリアの国境だね、というあたりの84号線の道沿いには不思議な道路標識が。
ホテルや食事場所を示すこんな標識の下の方に、ドイツ語でZAHNARZT(歯医者)とかPLASTISCHE CHIRURGIE(整形手術)なんてよく出てるんです。
え、何で? と思ったら、これは歯科や整形外科の治療費が高いオーストリアやドイツなどからの患者受け入れ場所になっているのだそう。
ハンガリーでは歯科は安いだけでなく治療技術も高度だそうで、昔から治療のために泊りがけでハンガリーに来る人々も多いんだそうですよ。 -
84号線のハンガリー、オーストリア国境が見えてきた。
この画像だと見えにくいんですが、ゲートの上にSOPRON(ショプロン)の文字が出ています。
フェルトゥーラーコシュの町からこの国境ゲートまで15分足らず。わ、近い!
注: 国境ゲートと言っても、ハンガリーは2007年の12月21日から陸路でのシェンゲン協定を実施したので、以前からシェンゲン協定に加盟しているオーストリアとの国境でのパスポート・コントロールはありません。
今ではゲートが残っているだけです。
シェンゲン協定についての詳細は検索で見てみるといいですよ。
標識にPKW、LKWと見えているのはドイツ語で、PKW(ペーカーヴェー)はPERSONENKRAFTWAGENの略で乗用車のこと。LKW(エルカーヴェー)はLASTKRAFTWAGENの略でトラックの事。
並べて書いてあるSZGKやTGKはそのハンガリー語? -
84号線のハンガリー、オーストリア国境を越える。
これはまずハンガリー側のショプロンのゲート。
この先はオーストリア。
上でも言ったように今ではシェンゲン協定のおかげでフリーパス。ゲートは残っていますが、係員や警備員は誰もいません。
バイバイ、ハンガリー。
また戻って来たいよ。 -
お次はオーストリア側のクリンゲンバッハのゲート。
ここも今ではシェンゲン協定のおかげでパスポートコントロールは無し。
ゲートが残っているだけでスイッと入って行けます。
ちょっと国境越えの風情が無くなったとも言えますが、ずいぶん便利になったんだなあと思います。
このオーストリア側のクリンゲンバッハのゲートを越えると、これまでの84号線が16号線になり、その先にはウィーン方面に向かう高速道路A3号線もあります。
気を付けなくてはいけないのは…、 -
…オーストリアでも高速道路のチケットは前もって買っておく必要があること。
国境のゲートだった場所を越えてオーストリア側に入ると、こんな簡単なサービス・エリアでも売っていますよ。
今回SUR SHANGHAIたちのレンタカーはオーストリアで借りたAVISのもので、フロントガラスには有効のチケットが貼ってあったので買わずにすみました。 -
その後はA3号線も使って無事に着いたウィーン・シュヴェヒャート国際空港。
上の方で出した84号線のハンガリー、オーストリア国境からだと途中の休憩を含めて1時間ほど。
車を返す手続きもハンブルクに飛ぶ手続きも、慌てずに出来るくらいの余裕があってよかったね。 -
この日のウィーン→ハンブルクは、格安航空会社のAIR BERLIN(エア・ベルリン)を使用。
この時のお値段は72ユーロ。
ヨーロッパでも増えてきた格安航空会社のエア・ベルリンのサイトはこちら。http://www.airberlin.com/site/start.php?LANG=eng 英語版。
購入後は変更が効かなかったり、出発一時間前に搭乗手続きを済ませないとチケットが無効になったりの制約がありますが、まずは短距離でお試ししてみるのもいいと思いますよ。
こうしてハンブルクに飛んだSUR SHANGHAIとその旦那。
この後はハンブルクで親戚Aさんのお見舞いに行ったり、SUR SHANGHAIも脚の具合をお医者さんに診てもらったり。
ハンブルクでの様子は今回は省略して、この続きは親戚Bさんも一緒に行ってみたクロアチアやボスニア・ヘルツェゴヴィナの旅行記へと移ります。
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