2007秋、マレーシア旅行記1(4/24)：9月20日(1)：クアラルンプール、王宮、衛兵の兵

2007/09/19 - 2007/09/23

マレーシアの首都、クアラルンプールの市内見学です。最初は王宮に向かいました。(ウィキペディア、JTBワールドガイド・マレーシア・ブルネイ)

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー

明けて20日の朝です。日本を出発する前に、無料の半日市内観光を申し込んでおきました。その出発前です。

この朝、バス数台で出発される学生さんの一団で混雑しました。その後、静かになったロビーです。HI*さんが、8時45分にホテルに迎えに来て頂く約束でした。

毎朝お世話になったホテル1階のレストランです。9時近くになりましたので、空いてきたようです。

私が泊まったホテルが最初で、もう1箇所、別のホテルへ回りました。そのホテルの前です。

この日最初の見学地です。1928年に創建された王宮(イスタナ・ネガラ)です。元々は錫で儲けた華僑の豪邸だったようです。

王宮前の花壇です。｢王宮は外からだけの見学で、中に入ることが出来ません｣と、予めお聞きしていました。

王様が在邸の場合には。国旗が掲げられるようです。残念ながら、どの位置に掲げられる国旗かは聞き漏らしました。

正門横の鉄柵です。黒地をベースに金色の飾りが施されています。唐草文様の中央に、紋章もあります。

黒いポールから吊り下げられた、ピンク色の花が咲いた鉢植です。サフィニアの花のようです。

入場して見学できない分、前庭の手入れには気遣っているのでしょうか。満開の赤い鶏頭と、黄色とオレンジのマリーゴールドの花です。

緩い傾斜に続く鉄の柵です。コンクリートの支柱ごとに国旗が掲げられていました。正面玄関に向かって、右手の方向です。

王宮を囲んで守ると言うより、花に囲まれた鉄の柵です。国旗と並んで、独立50周年のポスターも見えます。

正面の扉の間から覗いた王宮です。まっすぐ伸びる通路の両脇に椰子の樹が続き、通路の正面に王宮の建物の一部が見えます。

立ち番と騎馬姿の衛兵が門を固めていました。アーチが見える建物が、騎馬兵の場所です。馬の訓練も大変なようです。

衛兵交代の儀式は1時間おきに行われるようです。その時間を見計らって、観光客が集まってきたようです。

手を伸ばした女性観光客の方が、手綱を引いているように見える写真です。実際には、女性の方が1m程前の位置です。

騎馬兵です。国際関係が緊張している国の衛兵には、厳しさが漂いますが、この国は平和なようでした。

運よく、衛兵交代儀式が始まりました。イギリスや台湾で見た衛兵交代儀式に比べますと、実に簡素でした。

若い衛兵の顔には、余り緊張感がありませんでしたが、それを見守る上官の顔は、さすがに厳しいものでした。

衛兵交代儀式の途中も、終った後も記念撮影です。衛兵の顔にも、どことなく、のんびりムードが漂います。

マレーシアの憲法は、1963年のマレーシア連邦成立の際に公布されました。マラヤ憲法をベースに、イギリスと似た立憲君主制と議会内閣制の基本にしています。正門右手の光景です。

一度写真紹介した紋章のアップ写真です。2頭のライオンを半円の麦の穂が囲み、州を象徴する文様が中央にあります。

鉄の柵越しに眺めた王宮です。国の王様は、11の州の中の9つの州の王様、スルタンが持ち回りで就任されるようです。

柵が写らないよう、柵の間からレンズを伸ばしての撮影です。ベージュ色の建物の上にはためく、黄色い旗です。王家の紋章でしょうか。

今度はズームの倍率を下げて、2つの塔が納まるようなアングルでの撮影です。右側の塔にだけ旗が立っていました。

場所を代わらずに撮影ですから、似たような光景が続きます。その間にも、次第と観光客が増えてきました。

マレーシアの元首としては、先代のマハティール首相が日本でも良く知られています。かつて、大前研一さんの講演会で、この国のIT戦略を知りました。

大前さんの講演は、マハティール首相に請われ「ワワサン2020」と呼ばれる国家計画に参加された話もありました。東京都知事選に立候補される直前でした。王宮内の大木です。

こちらも王宮内の木立です。｢我が国の国家百年の計と、東京都知事選のどちらが大切か｣とマハティールさんに迫られ、約束を果たして成田空港を降り立ったところでの立候補声明だったようです。これは当時のTVで拝見しました。

王宮内の広場が観光客で溢れてきました。大前さんが講演会で強調されていたのは、マレ−シアのIT戦略と英語教育等のことでした。これから主力になるであろう双方向通信のマルティディアについての概念と、そのメリットなどを強調されていました。