冬の長風公園

2010/02/27 - 2010/03/02

　上海３泊４日、燃油費込みのツアー代金１人１６８００円の格安旅行に行きました。添乗員付きツアーは予めキャンセルしました。宿泊したホテル・金沙江大酒店のすぐ南側に公園があると聞いていたので子供連れで遊びに行きました。

　長風公園は上海中心部から西の方にあり、規模の大きな公園の１つです。散策して遊ぶのに十分な広さがあり、趣向が凝らされています。公園のほとんどは池で占められており、ボートで遊ぶための船着き場が多数あります。レストランなどの食事をとる施設や水族館などの楽しめる施設が充実しています。

　表紙の写真は、長風公園にある２つの水族館の１つ「長風海洋世界」の建物の端を写したものです。建物全体がクジラのかたちをしていて、建物の南側の端はしっぽになっています。

エリア 上海(中国)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　海宝の像です。像の高さは、大人の背の高さより高いです。記念撮影をするのによいです。同じような像は上海の町中にいくつもあります。

　公園の北口から入って南東に進むと広場があり、そこに設置されています。

　２０１０年は上海万博なので、その宣伝の役割を果たしています。なお、公園北口付近の花壇は上海万博を歓迎する飾りがされています。

　レストランと売店の近くの道の様子です。

　左手に写っているレストランには、春節の飾りが見られます。中央奥に写っているとんがり屋根の建物は売店です。

　散策するのによい環境です。公園内を走る車はすべて電動式ですので、排気ガスは出ません。

　小高い岩山を登るときに通る階段の写真です。

　険しい様相を呈しているので、子供たちを登らせると冒険心いっぱいになり、先へ先へと進んでいきました。ときどき途中で三叉路に出くわし、どちらへと進むかという楽しみもあります。

　岩山の階段を上っていくと見られる休息所の写真です。

　岩山なのに鬱そうとした木々が生い茂っています。

　写真中央下方に見えている青い蓋はゴミ箱です。その脇にベンチがありました。

　岩山を降りるときに写した写真です。

　階段は石でできているので、ぬれていると滑りやすく、注意が必要です。また、急なので急いで下っていくと、危険です。

　牡丹園の休息所の写真です。

　ボタンの花が開花する時期に来るととてもきれいでしょう。休息所から、いすに掛けてボタン園を眺め降ろすことができます。

　公園の中の様子です。

　空が広くない木が生い茂った広場が、公園内には多数あります。情緒があってよいと思いました。

　このような場所では、太極拳をしている人がいることが多いです。この写真の奥にもひっそりと太極拳をしている人たちが写っています。

　公園の中の様子です。街路灯やベンチなどがよく整備されています。ゴミはひとつも落ちていません。大変きれいにされています。

　写真に写っているようにひたすら歩いている人たちをよく見かけました。走っているのではなく、歩いているのです。

　橋の上から見たボート乗り場です。

　ボートに乗るとこの橋をくぐることができます。くぐるときは橋の中央下をくぐらないとボートの屋根を橋にぶつけてしまいます。ボート乗り場の人にボートを傷つけたら、弁償しなければならないと言われました。

　ボート乗り場の写真です。公園内の池にはボート乗り場が数カ所あります。ボートは手漕ぎ、足漕ぎ、電動式などです。写真に写っているのは電動式でフードが付いたタイプです。

　ボート１隻につき料金は１時間６０元で、船の補償金は１００元です。補償金は無事船着き場に戻ってこられたら、返してもらえます。なお、ボートの利用料金は交渉することができます。少し楽しむのであれば、時間を減らせばよく、遅れそうに感じるのであれば、予め長目の時間を言っておいた方がよいです。

　ボートから見た対岸にある休息所の写真です。船を横付けできそうです。

　ボートの操作は、前進、停止、後退のモーターの切り替えスイッチと、舵だけです。スピードの調節はできません。舵の調整は風によってボートが流されることを頭に入れて操作しないと思うように目的地に進みません。そこがおもしろさになります。

　ボートから見た対岸の様子です。かなり近づいて撮影しました。

　あまり近づきすぎると浅瀬に乗り上げてしまいそうで、怖かったです。

　園内にある水族館の１つ「海底世界」の中のスナメリショーを見る入り口です。

　ここを通過して入場するとスナメリのショーが見られるようです。この他に立体映像が楽しめる施設がありました。この水族館のアトラクションをすべて参加すると大人２１０元必要です。

　園内にある水族館の１つ水族館「海底世界」の売店です。

　水族館の売店らしいものがいろいろと販売されていました。この売店の左側にカプセルトイの自販機がありました。中身は日本のものとほぼ同じでした。コインを２枚入れるようで、１回１５元と２０元の２種類がありました。

　この水族館には軽食コーナーがあります。テーブルの数は２０卓くらいあって以外に広いです。待っている間にファーストフードがいただけます。

　園内にある多数ある池の１つの写真です。

　この池は小さく浅瀬でした。写真にあるように鳥の像が飾られていました。本物がいるとしたら、逃げられてしまうでしょう。

　園内にある水族館の１つ「長風海洋世界」前の展示物の写真です。大きなヒトデのかたちをしたオブジェと車が展示されています。

　展示されている車の中には、水が貯められており、水槽になっています。中には多数のコイがいました。車の下に青い配管が２本と白い配管が２本突き出ており、水などを循環させているようです。

　園内にある水族館の１つ「長風海洋世界」の白いクジラのモニュメントです。

　このモニュメントは子供のクジラを表しており、後ろに移っている水族館は親のクジラを表しています。

　園内にある水族館の１つ「長風海洋世界」です。

　建物の北側で親クジラの口を表しています。写真をよく見ると５羽のペンギンの像が写っています。ここは記念撮影をするのによい場所です。

　この水族館では、舟に乗って船の底から池の魚を見ることができます。また、立体映像を見る施設があります。料金はすべて参加すると大人１９０元です。

　ファーストフードを扱っている店のすぐ側の休息スペースを写した写真です。

　奥に見えている黄色い小屋は休息所です。右手側にはパラソルの下にテーブルとベンチが見えます。青い蓋の付いた黄色い円柱状のものはゴミ箱です。園内の至る所に設置されていてゴミのポイ捨てを防いでいます。

　売店は写真のちょうど左手にあって、写真には写っていません。

　マリオットホテルのロビーです。道路を隔てた公園の西側にマリオットホテルがあります。

　ゆったりとした豪華なロビーでくつろぐと癒されます。喫茶やレストランは日本より少し安いです。