2004/06/22 - 2004/06/27
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旅人のくまさんさん
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帰国の日、6月26日の旅行写真の続きです。ピカソ美術館見学の後、アンドレ・マルロー広場、市庁舎、ポンピドーセンター等に立寄りました。
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この写真を含め、5枚は昨日撮影したものです。こちらに紛れてしましました。場所はアンドレ・マルロー広場付近です。ルーブル美術館の北側です。
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アンドレ・マルロー広場は昨日の昼食のお店、野田岩を探す時の目標にやってきました。マルローは、ド・ゴール政権で長く文化相を務めました。作家、冒険家であり政治家です。
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マルローは、カンボジアのバンテアイ・スレイ寺院のレリーフ盗難事件とも関わりました。プノンペンで拘束、有罪判決を請けましたが、フランスの知識人が救出活動に動き、減刑の上、執行猶予が付いて釈放されました。
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アンドレ・マルロー広場に立つ噴水です。マルロー自身はパンテオンと呼ばれるフランスの偉人を祀る霊廟に埋設されました。キュリー夫妻やヴィクトル・ユゴー、デュマなども眠る霊廟です。
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アンドレ・マルロー広場付近の写真はここまでです。マルローが1986年、サルトルが1980年に没していますが、私の微かな記憶に、両者の有名な論争があります。
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ここからがパリ市庁舎です。セーヌ川の北岸、ノートルダム寺院の真北に位置しています。1871年のパリ・コミューンで焼失のあと、1882年に再建された建物です。
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パリ市庁舎付近の建物の紹介です。市庁舎前は、かつて、処刑場だった歴史を持ちます。フランス革命の時には、反乱市民軍によって占拠され、革命の本拠地になった歴史も持ちます。
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歴史の大波に洗われた過去は、今の市庁舎前の広場からは読み取ることができません。忙しそうに通り過ぎる市民や、のんびりと時を過ごす市民の憩いの場所です。
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視聴者の方にカメラが戻って、建物中央の写真です。1882年に再建された建物は、ネオ・ルネッサンス様式です。建物の一部が足場を組んで修復工事中でした。
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更に建物のアップです。三色のフランス国旗がはためいていました。青が自由、白が平等、そして赤が博愛を示しています。建物中央が時計台です。
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更に中央部分のアップです。屋根の上には左右に3人づつブロンズ製の旗を持った兵士が立ち、中央には天子のブロンズ像があります。建物の一部として石造の女神像があります。
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市庁舎前の広場に戻って、ブロンズ像の紹介です。正面入口に向かって、2体の女神像がありました。インターネット検索をしてみましたが、作者、作品名は判りませんでした。
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時間に余裕がある時の撮影ですと、作品名などのプレートも撮影しますが、この時は先を急いでいましたから、省略しました。同じ作家の作品のように見えますが、残念ながら作品名も判りません。
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広場の光景に戻ります。足を止めて見学していますから、おそらく観光客の皆さん達でしょう。観光スポットの1つのようです。
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フランスのナショナルチームのメンバー紹介写真のようです。ヨーロッパ選手権とか、世界サッカーの代表メンバーでしょう。全員で11名です。
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緑や青、赤の塗装が無ければ、工場と見紛うポンピドー国立芸術文化センターの外観です。勿論、意図してのデザインです。ポンピドー元大統領の主唱により、1977年に完成されました。
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その意匠がセンターの外周全体に亘って施されていました。さすがに完成時はその斬新さに物議を醸したようです。4、5階は近代美術館で、ピカソやマティスの作品が鑑賞できます。
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ポンピドー文化芸術センターは、若い人に人気があるようです。今ではルーブル美術館を凌ぐ入場者があるともお聞きしました。
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1階で撮った写真か、図書館があった4、5階で撮った写真か、紛れてしましました。建物の造りから言えば1階の方だったようです。
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ポンピドーセンターに入る時、持ち物チェックがありました。大勢人が集まり、貴重な資料もあるからでしょう。X線装置もセットされていました。中には図書館や、パソコン、インターネットが整備されていました。
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センターの階上からの眺めです。ビルを支える太いワイヤーロープが縦横に伸びていました。ビルの造りが斬新なだけに、不思議と気にならない光景です。
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エレベーターで4、5階まで昇りました。図書館や、パソコン、インターネットが整備されていました。社会人は少なく、学生さん達がほとんどでした。ここはまだ1階です。
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1階ロビーの写真が続きます。シネマの文字がありますから、映画館も設備されているようです。1階の照明はスポットのようでした。
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続いて1階ロビーの写真です。入場は右手方向からでした。時間があれば、近代絵画のパイオニア、セザンヌの作品を見学したかったのですが、残念でした。
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図書館などがあった階からの北側広場の眺めです。少しスロープになった石畳の広場では、座り込んで大道芸を観劇する人達がいました。
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デジカメをアップして撮影しましたら、似顔絵描きの人がいました。それぞれに椅子をセットして、一箇所に集まって商売をしていました。その方が注文が取り易いのでしょう。
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広場の大道芸を見学する前に、昼の腹ごしらえです。ポンピドー文化芸術センターより西寄りの方面で飲食店を探しました。その界隈の写真です。
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最初に探したのが、パスタのお店です。しかし満席でした。次に探したサンドイッチのお店も若い人で満席でした。それで、結局お寿司の店にしました。各種の惣菜の品揃えもありました。
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昨日の野田岩の鰻は、米の種類も炊き方も本格的でしたが、このお店は少し問題がありました。しかし、想定範囲内でした。ふっくらとした炊き方ではなく、押し寿司風になっていました。
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経営者が日本人でないことは確かです。店の飾りも和風と中華風の折衷と言ったところでした。この天井飾りは中華風です。ハーフボトルのワインも頼みました。親切なお店でしたから、一応及第点です。
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