★このページは活動の責任者であるM先生の許可を得て掲載しています。<br /><br />カラチの日本婦人会では年１回バザーをして純益を有意義な活動に役立てていただいてます。<br /><br />このたび寄付先のひとつであるラハトガ障害児教育センターを訪問しました。<br />この訪問の計画は<br />１度目はブレア首相の訪問と重なり町が厳重な警戒態勢とて中止。<br />２度目は季節はずれの雨が降ったため洪水で中止。<br />今回が３度目の正直でした。<br />婦人会の会長さんや役員の方々はそのたびにアレンジやら参加者への連絡やらで大変だったと思います。<br />ありがとうございました！<br /><br />このデイケアセンターは1990年から日本人の神父様が運営していらして現在16名の子供達が在籍しているそうです。<br /><br />★Pakistan 179編＆ジャンル別サイトマップ7編　あわせてぜ～んぶのサイトマップ<br />http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10406139/<br /><br />?　Pakistan カラチ生活ガイド　サイトマップ　Living Guide in Karachi <br />http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10227449/ <br /><br /><br /><br />

Pakistan　ラハトガ　障害児の施設訪問

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2006/11/25 - 2007/03/04

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#ボランティア

唐辛子婆さん

★このページは活動の責任者であるM先生の許可を得て掲載しています。

カラチの日本婦人会では年１回バザーをして純益を有意義な活動に役立てていただいてます。

このたび寄付先のひとつであるラハトガ障害児教育センターを訪問しました。
この訪問の計画は
１度目はブレア首相の訪問と重なり町が厳重な警戒態勢とて中止。
２度目は季節はずれの雨が降ったため洪水で中止。
今回が３度目の正直でした。
婦人会の会長さんや役員の方々はそのたびにアレンジやら参加者への連絡やらで大変だったと思います。
ありがとうございました！

このデイケアセンターは1990年から日本人の神父様が運営していらして現在16名の子供達が在籍しているそうです。

★Pakistan 179編＆ジャンル別サイトマップ7編　あわせてぜ～んぶのサイトマップ
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10406139/

?　Pakistan カラチ生活ガイド　サイトマップ　Living Guide in Karachi
http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10227449/

エリア

カラチ(パキスタン)

その施設は椰子林の中にありました。
６５年前にオランダ人が建てたという教会のような建物に神父様が暮らしていらっしゃいました。
そばには６０名の神学生が学ぶ校舎がありました。
全国から集まってきてるそうです。
イスラム国家の中では
なかなか大変な人生じゃないかと想像されます。
この車で毎朝5才から13才まで16名の子供達を
ピックアップします。
家の方向がバラバラなので大変だけれども
まだ1台しか買えないそうです。
日本からの中古車かと思ったら
神父様が手書きなさったそうです。
ほかの車と見分けがつきやすいように。
子供達の学校。
政府からは何の補助もないそうです。
フランシスカン・センター
と書いてありました。

M先生（神父様）

1990年に
「障害者のためのセンターを作るので手伝ってほしい」
という要請のもとにカラチに赴いたそうです。

カラチには日本のような成人向けの
授産所のようなものはないし
ここも一応は13才までということに
しているが
将来的には受け入れ先を作りたい
とのことでした。
黒板に書かれた歓迎の文字
おいしいミルクティーを
ご馳走になりました。
ミラー・ワーク（小さな鏡を沢山ちりばめてある）のテーブルクロスが素適でしょ。
ピスタチオ・ナッツの殻で作った
絵を見せてくださるM先生。
ピスタチオ・ナッツの殻は
イランからのものが大きくて
しっかりしているそうです。
日本人の残して行ってくれた雑誌を
切り抜いて張ったものが飾ってありました。
子供達はとても喜んでやるそうです。
窓に貼られたベルも
ピスタチオ・ナッツで飾ってありました。
インドの歌を歌ってくれました。

子供達は自分の名前を言える子が2名ほど。
母親が出産中に亡くなって
とても小さく生まれた子や
障害児ではないけれども
何らかの精神的ショックでしゃべれない子や
態度の落ち着かない子などもいました。
子供達はヒンズーもモスレムも
クリスチャンもみんな
受け入れているそうです。
先生の一人

先生5名、スタッフ3名でやっている
けれども教えても
やめていく人が多いのが頭痛の種。
もっと人手がほしいとのことです。
歓迎の歌

毎朝の点呼のあとボディ・チェックは欠かせないそうです。
それは家庭で虐待されてないかを調べるためと学校で誰かにいじめられてないかを調べるためだそうです。両親から学校でやられたと文句が来ることがあるので。

先生達にとっては両親の無理解・無協力が悩みの種だそうです。

でも学校に来るようになって表情が明るくなり、下のこの世話をするお兄ちゃんもいるし、家で虐待を受けて誰とも話さない生活のため、近づくと防衛のために物を投げたりぶったりしていた子が1ヶ月で落ち着き、音楽を喜ぶようになったそうです。

米粒を色分けして並べるのが好きなとても器用な子もいるとか。
いろんなケースがあるので先生も日々勉強になると穏やかに話していらっしゃいました

熱演に拍手
日本婦人会からの寄付で
キーボードとタンバリンとかの
楽器を購入する予定だそうです。
お役にたてて嬉しいですね。

私はバザーでロブスターを買って
ウハウハ喜んだだけなんですけどね。
そのロブスターはこちらで養殖を
していらっしゃる日本人の方が寄付
してくださったので
とってもお安かったのです。
もち、とっても美味しかった〜〜〜♪
この子は一生懸命説明しようと
してくれました。
お別れの時間がきたら
私の肩に両手を乗せて
揺さぶってくれました。
「来てくれてありがとう！」
でしょうね。
私も嬉しくなりました。
陽だまりにおかれていた車椅子。
期せずしてモノクロ写真みたいになりました。

施設の見学のことを台湾出身のお友達に話したら
「タンバリンなら我が家にいらないのがあるわ。
もってってあげてよ！」

いろいろな人にM先生のがんばっていらっしゃる姿を
知ってもらいたいなあと思います。

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