与一さんのクチコミ(37ページ)全1,520件

　臼田駅から小諸方面に少し進み、踏切を渡って進み五角形の龍岡城に向かいます。三分の集落を抜けて田んぼの中を進むと五稜郭公園があり、広場には五稜郭を模した線が描かれています。五稜郭公園の先には龍岡城があり、函館の五稜郭と並んで日本に二つしかない西洋式の五角形の城址です。

　龍岡五稜郭からに帰りは、龍岡城駅に向かうとこにします。少し離れたところに大手の桝形の石垣がありますが、実戦に利用されることなく明治維新を向かえました。さらに進むと御幸神社があり、立派な鳥居に先に小さな社殿があり、大典記念と書かれた石碑がありました。

懐古園んぽ空堀の橋を渡ると懐古神社があり、小諸城の本丸にあたる場所です。境内には噴水があり、大手側から水を引いているようです。懐古神社の裏にまわると石垣の上に道があり、天守台の跡で石垣の上です。
　天守台を降りと平らな馬場で、崖のある谷に挟まれた台地の突端に展望台があり、千曲川の谷が見渡せます。

　小諸市児童遊園地からさらに坂を下っていくと中棚温泉がありますが、温泉の営業開始まで時間があり、途中にある水明楼に寄っていきます。茅葺の日本家屋で、日中は無料で公開されていて、スリッパを履いて急な階段を上ると、畳敷きの座敷があり、窓から千曲川の谷とすぐ下に中棚荘の玄関が見えています。しばらく座敷に寝ていると、樹に囲まれてヒグラシの声が聞こえて、別荘の一室に来た気分でした。

　浜松町駅の改札の先の親父の製麺所で讃岐うどんを食べた後は、近くの芝公園にあるアクアフィールド芝公園の屋外プールで泳ぎます。このプールは夏季だけですが、都心で貴重な50mの長水路のプールで、８月中は夜の８時までナイターもやっています。
　泳いでいると青空がだんだんと広がり、梅雨明けを感じます。午前中は空いているせいか休憩時間がありませんでした。

　増上寺から大門の方向に進むと都立芝公園の地図があり、芝公園駅の周囲だけが芝公園だと思っていたら、増上寺から東京プリンスホテルを囲む広い公園で、プールのアクアフィールド芝公園や、野球場、テニスコートがあります。

　増上寺の三解脱門から続く通りを進むと大門があり、ここだけ道が狭くなっています。元は増上寺の参道として続いていた道で、昭和になって立て替えられて自動車道になって同じ場所にあり、普通の町並みに中に溶け込んでいます。

　大門から北に向かうと芝大神宮があり、通路を通って正面にまわるとだらだら祭りのお囃子が聞こえてきます。階段の上の社殿に向かうと、ちょうど結婚式の行列があり、参道を横切っていきました。御神輿が出るのは翌日ですが、この日の境内は静かでした。

　五稜郭公園の先には龍岡城があり、函館の五稜郭と並んで日本に二つしかない西洋式の五角形の城址があります。片側は石垣ですが奥の方は堀があり、城内は小学校になっています。御殿の一部の御台所（おだいどころ）だけ残っています。

　臼田駅から歩いていって着いた、日本に二つしかない龍岡五稜郭の小学校の校庭の一角に神社があり、田口招魂社と書かれています。説明板には、戊辰戦争の北越戦争から日清、日露、大東亜戦争と公務の犠牲者を追悼しています。

　小諸駅に着いて駅の南にある小諸城址懐古園の寄っていきます。小諸駅から自由通路を通って階段を降りたところが三の丸で懐古園の入り口になっています。料金300円を払って中に入ると石垣が続き、自然の谷を利用して空堀になっています。橋を渡ると懐古神社があります。

　懐古園の見晴台から谷にかかる橋を渡ると小諸市動物園で、両側を谷に挟まれた台地の上に動物の檻が並んでいます。長野県内最古の動物園とのこですが、規模は小さく料金は懐古園の入場料に含まれています。懐古園の入り口に戻って、遊園地の方に向かうと屋久鹿を放し飼いにしていました。

　懐古園の入り口から30分に１本走っている無料のロードトレインが走っている道路を下っていくと、小諸市児童遊園地がありました。入園料は無料で、メリーゴーランドやコーヒーカップなど１回200円で乗れて、絶叫系の乗り物はなく昔の遊園地といった感じです。

　水明楼でしばらく休んで、１１時の営業開始に合わせてすぐ下の中棚温泉に行くと、玄関前にヤギが出迎えてくれます。フロントで、温泉博士８月号を見せると料金1,000円が無料になり、ロッカーはないのでフロントに貴重品を預けます。
　廊下を渡った先の石段を上った離れに浴室があり、脱衣場は畳敷きで籠が置いてあります。湯船は無力透明の温泉で、熱めの源泉が掛け流されています。露天エリアに出ると千曲川の谷が見えて、温泉は内湯から引かれてぬるめになっていて、別の源泉が上から掛け流されています。静かな環境で、ゆっくり温泉を堪能して上がると、階段の途中に冷水機で源泉を冷やしてあり、飲んでみると後味に硫黄の味がしました。

　中棚温泉から元来た道を通って懐古園の入口に戻り、大手門に続く地下道を抜けると大手門公園市民ガーデンで、小諸駅につながる道の両側に庭園になっています。新幹線が通らないので小諸駅の周囲は寂れている感じですが、このあたりだけ綺麗に整備されています。

　ゴンドラリフト乗り場で、八方池山荘までの通し券(1,400円)を買うと15kg以上は荷物券が必要とのことですが、今回は荷物を減らして12kgに抑えています。６人乗りのゴンドラは、冬場はスキー場の連絡に利用されているもので、夏季は八方尾根のハイキングに利用されています。
　１１時過ぎなので利用客は少なく、発車して高度を上げると先ほど歩いた八方の集落が見えて、パラグラーダーが気持ちよさそうに飛んでいて、標高1397mの兎平まで標高差750mを10分ほどで着きました。

　八方山荘から山道に入りますが、八方池まではハイキングコースで、大勢が登っています。三角点のあるところから、ケルンのある八方山を通って、二重稜線のようになっているところに八方池があり、大勢の人がいます。
　以前来たときは快晴の中、白馬岳が良く見えましたが、この日は不帰ノ嶮は雲間に見えていますが、白馬岳が雲の中です。

　大江戸線の赤羽橋駅から地上に出ると東京タワーが近くに聳えていて、ザ・プリンスパークタワーの隣に芝丸山古墳があります。階段を上ると丸山貝塚や円山随身稲荷があり、さらに上ると前方後円墳の頂上で、広場に椅子と伊能忠敬測量偉功表があります。

　芝丸山古墳から北側の階段を降りると芝東照宮があり、明治の神仏分離のため、増上寺から分かれて東照宮となり、以前はゴルフ練習場がありましたが公園として整備されていて、東京タワーが間近に見えます。戦災で台徳院霊廟が焼失してしまいましたが、日比谷通りに出る場所に、重要文化財の旧台徳院霊廟惣門だけが残っています。

　台徳院霊廟惣門から少し進むと増上寺の三解脱門で、本堂は戦災で焼失し江戸時代から残っていているのはこの門だけで重要文化財に指定されています。本堂は新しい建物で、後ろ側には東京タワーが聳えているのが見えます。