tabi_rokuさんのクチコミ全28件

　紅葉の季節に伊豆へドライブに行こうと思い、以前から気になっていたこちらの宿が週末たまたま一部屋空いていたので、早速予約しました。
修善寺近辺を観光した後、天城峠方面へ走りますと、観光地からは離れた静かな道の先に 宿の入口があります。車を停めるとすぐスタッフの方がいらして、フロントではなく小道を抜けて直接部屋へバトラーの方に案内され、ウェルカムドリンクを頂きながら落ち着いてチェックインできます。
部屋はリバーウィングスイートという、渓流沿いで露天風呂がある部屋で、部屋前面の大きな窓から景色を眺めることのできる贅沢な設計でした。木や石・レンガで整えられたシンプルだけどセンスが感じられる造りで、部屋にテレビはないですが、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながらノンビリル過ごすのもいいかと思いました。露天風呂は横長で広いバルコニーに配置され、部屋付けとしては大きめのサイズで、里山の木々と狩野川の流れを眺めながらのんびり湯に浸かれたので、日頃の疲れを癒せます。
夕食は別棟に移動しますが、横長の広い空間に木々が見えるよう全面窓になっていて、オープンキッチンの手前のカウンターと、少し段差と距離のあるテーブルに分かれており、私たちはテーブル席で頂きました。最初のタパスは倒木をイメージした大きな土台に乗ってきたり、赤座海老のサラダも試験管のソースが用意されたりと、最初は個性的なスタイルに驚かされますが、軍鶏や黒陸奥、天城鹿など伊豆の山海の食材を活かして、洗練された味覚と食感を楽しめるメニューが続きます。大分長めのディナータイムとなりますが、サーブされるスタッフの方々も色々説明してくださり、食器やカトラリーにも拘りを感じ、最後の小箱に入った小菓子までまで、ゲストに楽しんでもらおうという気持ちが感じられます。
翌朝、川のせせらぎで目を覚まし、朝日を浴びる景色を見ながら朝風呂を入ってスッキリした後、朝食はカウンターで頂きました。拘りの卵料理を選び地元野菜の品々と自家製パンといった朝食メニューも大満足でした。
チェックアウトまで少し時間があったので、近くにレジャースポットなどはありませんが、鈴ヶ渕橋という吊り橋まで腹ごなしの散歩に行き、狩野川の透明度と周囲の山深さを実感できました。
　車がないと行き難い場所ですし、比較的高価な宿泊代となりますが、ゲストのプライベートに配慮したスモールラグジュアリーとして、食事から施設・サービスとオーベルジュに求められる要素を高いレベルで満たしており、非常に満足できる滞在となりました。

　9月に期限切れ間近のマイレージを使って初めて奄美大島へ行った際、以前から気になっていたこちらの宿に宿泊しました。
　少々行き難く静かな場所ですが、空港でレンタカーを借りて20分ほどで到着し、コロナ渦もあって久々の海でしたので、南の島で波音を聴くだけで気分が上がりました。
　チェックインからダイニングの高台からの海と山の眺めに癒され、ウェルカムドリンクの後、カートでヴィラに案内されます。部屋はヒルサイドヴィラですが、手前のヴィラとの高低差のお陰で海と山は見えました。部屋はシンプルですが新しく十分な広さがあり、アメニティやコーヒーメーカー、空気清浄機等も揃っていて、居心地が良かったです。アウトドアバスは一度使いましたが、基本は部屋のシャワー・バスを使ったので、オーシャンヴィラならば違ったのかもしれませんが、個人的には部屋選びに際はあまり気にしなくていいかもしれません。あと、海外のリゾートホテルのように、トイレと洗面所とシャワー・バスが繋がっていて扉もないので、トイレは別室の方が使い勝手がいいかと思いました。
　食事はダイニングで頂きますが、夜は奄美や鹿児島の色々な食材を使った創作料理のコースで、連泊しましたが前菜から魚・肉のメイン、ご飯ものまで全く異なる凝ったメニューを頂けて楽しめました。焼酎も様々な銘柄を取り揃えていて食事に合わせてサーブ頂けます。朝食は和食と洋食を選べますが、ホットサンドもお粥も美味しかったです。ダイニングやレセプションのスタッフの方々はみなさん笑顔で、丁度良い距離感のサービス・会話でしたので、好感が持てました。
　部屋から少し下ればプライベートビーチがあり、魚はあまり泳いでいませんが、すぐに透明感抜群の海で泳げますし、夕方の満潮時はビーチが半分以上海に埋もれてしまいますが、早朝の日の出の時間帯のビーチからの眺めはキレイです。部屋からダイニングまでの道のりは少々距離・高低差がありますが、木々や植物が色々観れて楽しめます。稀に激しいスコールに見舞われるのは要注意ですが・・・。また周囲にほぼお店がないので、車がないと昼食・間食も含め宿での注文となります。車があれば、島人マートのスパムおにぎりとラフォンテのジェラードがお勧めです。
　初めて奄美を訪れましたが、沖縄ほど観光地化していない分、素朴な雰囲気があり、是非再訪したいです。こちらは奄美の中では高級な宿泊代金となりますが、食事が期待以上で部屋・眺望・サービスとも非常に満足できる滞在となりましたので、奄美再訪の際にはまた宿泊したいと思います。

夏休みで上高地へ行った後、ゆっくり温泉に浸かりたくて、松本近辺で温泉宿を探していたところ、こちらの宿を見つけました。世界的なホテル・レストラン会員組織「ルレ・エ・シャトー」に加盟している数少ない宿泊施設の１つらしく、少々不便な場所にあるにもかかわらず人気の宿のようです。
松本駅からシャトルバスで30分ほど、どんどん山奥に入っていき、自分の運転だと若干不安になるような細道になってきた頃、川沿いの宿に到着。ロビーは広くはないですがレトロな雰囲気で、大きな革のソファに座って生演奏を聴き、お団子と飲み物を頂きながらチェックインしました。
ふるさと納税を活用し、奮発して広めの「然」という部屋を選びましたが、木材をふんだんに使用し、半露天風呂と大きな窓から自然を身近に感じられる広々としたモダンな部屋で、寝具や水回りも細かいところまでデザインされていました。テレビはないですが、Bluetoothスピーカーが設置されていて、日常から離れてのんびり過ごしてほしいというメッセージを感じます。
温泉は、部屋以外に何種類かあり、大浴場の露天風呂以外にも木々を眺めながら立ち湯や寝湯に入れ、さらっとした熱過ぎない湯にのんびり浸かれたので、前日までの上高地散策で疲れた足腰を癒せました。
夕食は、和食ではなくフレンチを選びましたが、長野県の様々な旬の食材を活かしたコースとなっていて、食器や盛り付け、食感も上品かつ個性的で、凝ったメニューが次々と出てくるので、長めの食事の時間を最後まで楽しめました。地元の高品質で希少なワインもテイスティングコースでペアリングでき、妻曰くどれも非常に洗練されて美味とのことでした。朝食の方は和食を選んだところ、天井の高いお洒落なダイニングで新鮮な野菜と地の物を使った品々が並び、作り立ての卵焼きや椎茸の網焼きが頂けます。
朝食の前にロビーで地図を頂いて近辺を散策したのですが、川沿いに上っていき橋を渡り、あまり人の手の入っていない道路を進むと、片道20分ほどで扉ダムとそのダム湖に到着します。途中、閉鎖された宿が見えたりして少し寂しげですが、朝方の日差しの中で自然が感じながら丁度いい運動になりました。
　標高1050ｍの国定公園内で長い歴史のある高級温泉宿ということで、相応の宿泊代金となりますが、評判通り・期待通り満足できる滞在となりましたので、個人的にはコストパフォーマンスは高い方かと思いました。今度はのんびりドライブしながら別の季節に再訪したいです。

夏休みを利用して小中高生の頃以来の上高地へ行った際に、河童橋のすぐ近くの人気の宿ということで、こちらに宿泊しました。
昔の記憶でも夏休みは結構混雑していましたが、今も日本の山岳リゾートでトップクラスの人気を誇るらしく、その中でも人気スポットの河童橋を渡ったらすぐ目の前という最高の立地です。お盆の真ん中に、1階の眺望の良いテラス付きの部屋が一部屋だけ空いていたので、少々値が張りましたが予約して正解でした。窓から迫力の穂高連峰が一望でき、テラスに立てば梓川を眺めることもできます。部屋は広々として落ち着いた雰囲気で、大きなベッドと高めの天井、ウォシュレット付きトイレにユニットバスと、本当にここが上高地なのかと思うほど、きれいな部屋で設備も整っています。
夕食は、素材を活かした凝った品々ばかりで、フランス料理だけれども量が多重過ぎず、お皿の盛り付けもキレイで、最後まで美味しく頂けるコースでした。朝食もビュッフェ形式ですが、洋食・和食と幅広く、エッグベネティクトまで作っていて、ついつい食べ過ぎてしまいました。また、穂高連峰を眺めるテラス席のカフェは、今回利用しませんでしたが、日中の開店中はいつも満席のようで大人気でした。
大浴場は新型コロナ対策として人数制限されておりますが、そこまで広くはないので丁度良く、時間帯によっては人数オーバーで入浴できませんが、幸いすぐ近くの部屋だったので、ちょくちょく覗いて、夕・夜・朝と3回ほど入りました。足を伸ばして湯に浸かれるだけでも満足度は高かったです。
スタッフの方々は繁忙期であっても、チェックイン前の荷物の預かりや、お土産の配送時の段ボールの準備など、率先して声かけ頂いて丁寧に対応してくれました。山の日の河童橋は激混みで、梓川も水遊びされる家族連れの方々で賑やかでしたが、宿泊者の特権で深夜や早朝の静謐な雰囲気を感じられます。また、河童橋からは、梓川の上流の明神池・穂高神社奥宮や、下流の田代池・大正池へ、それぞれノンビリ往復2－3時間で散策できるので、さほど体力がなくても、上高地の自然を満喫するのに丁度良い場所です。
　上高地という特別な場所で、設備・食事・サービスともに非常に満足できる滞在でしたので、今回は夏でしたが、今度は違う季節にまた訪れてみたいと思います。

　所用により自宅近辺で2泊することとなり、せっかくならば新しいホテルをということで、こちらに宿泊しました。
　元々ラビスタ系列は何度か利用したことがあり好印象でしたが、こちらのホテルは、ロビーは天井が高く広々としており、エレベータからも景色が見えたりと、建物が新しいだけでなく、同系列の中でも比較的高級感があるかと思います。特に今回宿泊したラビスタルームは、10階以上の高層階で川と橋とビル群が眺められるベランダもあり、モダンで広めの部屋にビューバス付きで、満足感の高い部屋でした。
　朝食は和洋食さまざまなメニューが揃っており、特にイクラや刺身が酢飯に乗せ放題で豪華でした。１日目は名物の和食を、２日目は意外と充実の洋食の方を頂き、どちらもお腹一杯で満足しました。少々暑かったですが、2日目は外に持ち出して、早朝の川沿いで朝食を頂けたのも良かったです。ただ、とにかく混雑するので早めに行くことをお勧めします。逆にもう１つの名物、無料の夜鳴きそばの方は少し遅めに行く方が空いているかもしれません。
　最上階の眺望大浴場は広々としており、温泉にゆっくり浸かりながら大きな窓越しに眺望を楽しめます。部屋のお風呂も広めで窓もあり良いですがすが、やはりこのホテルに泊まるならば、せっかくなので大浴場へは夜と朝の両方行った方がいいかと思います。
　ホテルの近くに豊洲市場はありますが早くに閉まりますので、夕食に関しては他にあまり施設もなく、「ゆりかもめ」に乗って2駅の「豊洲ららぽーと」まで行くか、いっそお台場方面まで足を延ばすかです。都営バスの駅も近いので意外と色々な場所へ出易いのですが、徒歩圏内にはあまり行くところがなく、そういう意味では使い方が少々難しいホテルで、ビジネスホテルとしては少々高めですし、観光ホテルとしてはやや不便かと思いました。また、サービスの面ではあくまでビジネスホテルのレベルが基本ですので、手厚い対応や心地良いサービスを期待すると不満が残る可能性もあり、その辺が少々高めの宿泊代に見合うかどうかです。
　個人的には、もし再度宿泊するならば、仕事帰りかお台場辺りで遊んだ後、こちらの眺めの良い部屋と温泉でゆっくり過ごし、混雑する朝食は付けずに隣の豊洲市場で寿司でも、といったプランが良い気がします。

年末年始の旅先を迷っている中で、蟹が名物の宿を探していたところ、こちらを見つけました。比較的新しい宿で、7つのヴィラタイプのみですが、残り一部屋、プレミアルームだけ残っていたので、いいお値段がしましたが急いで予約しました。
前日は京都で一泊してから、京都駅から高速バスを予約して、天橋立駅まで行って、宿の車で迎えに来てもらいました。当日は大雪で、京都市内は積もっていなくても日本海側に行くと電車が止まるほど積もっていて、レンタカーや電車で行こうとしなくてよかったです。
部屋は広々としており、外はインフィニティプールと露天風呂の先に日本海が見えます。事前にお願いすれば温水プールにも変更でき真冬でも泳げるそうですが、利用費も別途かかりますし、冬は露天風呂があればいいかと思います。
プレミアルームは、ソファやチェア、スピーカー等が西欧メーカーの品とのことで、モダンで高級感が漂っていますが、ホームページを見る限りスタンダートルームでも十分かもしれません。ウェルカムドリンクや部屋付けのお菓子、冷蔵庫の無料ドリンク、コーヒーメーカーまで整っており、アメニティも十分揃っていたので、近くにお店がなくても困ることはありません。
部屋のお風呂は、珍しい金と銀の2色の温泉（実際は茶色と無色？）があって、雪と海を眺めながら何度も入れてお得です。ただ金色のお湯の色素は強烈らしく、部屋やプールに色を付けないよう、注意書きがありました。
夕食は、間人ガニというブランド蟹の懐石料理で、たった5隻で日帰り操業される貴重で新鮮な蟹だそうです。お造り、溶岩蒸し、炭火焼、しゃぶしゃぶ、土鍋炊き込みご飯りと、これ以上ないぐらい間人ガニを満喫できました。朝食も和食主体でバリエーションに富んでおり、数の子や黒豆など元旦の朝を感じられるメニューでした。
大雪であまり時間もなかったですが、翌日は駅へ送迎してもらった後、天橋立に立ち寄り雪の松並木を散歩したり、日本三文殊の１つ、智恩寺・文殊堂にお参りしたりと、正月からいい観光もできました。
少々行き難い場所ではありますが、設備・食事・サービスともに非常に満足できる宿でした。間人ガニの季節でなくても地の物を使ったコースが楽しめるとのことで、今度は雪が降っていない時期に車で再訪して、周囲をのんびり観光したいと思います。

都内からアクアラインのETC割引で木更津経由なら、館山まで車で意外とお得に早く着けて、海沿いの住宅街の中で突然高台のモダンな建物が現れます。
ロビーは上の階ですが、駐車場からロビーまでは無人のカートで送ってくれて、部屋に案内されるまで少々待ちますが、ロビーでのウェルカムドリンクや軽食は充実していました。
宿泊はプレステージ棟の露天風呂付きの広々した部屋で、設備やアメニティ、無料の飲み物も整っており、ベランダも広く海も眺めることができます。ただ周りが住宅街なので、露天風呂に入る時は周りから見えなくても少々気になってしまい、眺めもそこそこといった感じです。
黒っぽい温泉は身体がよく温まり何となく効能がありそうで、大浴場からの眺めも住宅街と海の組み合わせですが、天気やいいと遠くに富士山が少し見えたります。
ダイニングは落ち着いた雰囲気で、豪華で新鮮な地の食材を使った品が次々と出てきて十分満足しました。また、自分のテーブルは海外出身の方が丁寧にサーブしてくれ、料理の質問にも対応してくれて微笑ましかったです。
翌日の朝食メニューも充実しており、サイフォンでコーヒーを淹れてくれたりと拘りを感じ、総じて満足な宿でした。

東伊豆の熱川までドライブし、別荘や保養施設が沢山ある高台をずっと上っていき、迷っていないか少々不安になる頃、一番高いエリアにホテルが突然現れますが、ロビーや東西棟を繋ぐ通路から見下ろす眺望で、非日常に引き込まれます。
昔は２つの企業の保養施設だったらしいですが、赤倉観光ホテルの運営会社が全面改装（建て直すぐらいの規模で繋げたらしい）して開業したそうで、全室オーシャンビューで半露天温泉付の部屋は、眺めも雰囲気も良く、アメニティはクラランス製品で、部屋の飲み物も無料でした。
夕食は、厳選された食材を使ったフレンチコースで、奇をてらったメニューはないものの、味・量・サービスとも非常に満足のいくもので、朝食も洋食か和食か選べて充実したメニューでした。
風呂は、部屋で気軽に何度も入れるのも贅沢ですが、大浴場の方は珍しい立ち湯で、比較的空いていることもあり、夜の海と月を眺めながら、のんびり温泉に浸かれます。
また、ホテル内の施設では、部屋のアメニティと同じクラランス製品等を使用した本格的なエステのトリートメントを受けることもできますし、ラウンジでは夕方無料でお酒やチーズが頂けて、帰りは敷地内のベーカリーのパンが自宅への土産に最適です。
スモールリゾートとのことですが、絶景と充実した施設に適度なサービスが相まって、満足度の高いホテルかと思いますので、機会があれば再訪したいと思います。

2020年はＧＷ・夏休みもどこも行かなかったので、GoToトラベルを使って温泉でノンビリしようということで、以前から気になっていたこちらのホテルを選びました。
ロケーションは別府の繁華街や温泉街から離れた高台にあるので、別府の街並みと別府湾が一望でき、施設全般が新しく、モダンにデザインされた空間が非常に心地よいです。
部屋は木や竹などを使った高級感のある広々とした空間で、大きなソファーに座り音響の良い大画面ＴＶで映画等も視聴できます。シンクは2人分あり、バスやシャワーも大理石を使った豪奢な雰囲気で、アメニティも充実していました。宿泊の数日前に眺めの良いプレミアムツインに変更できないか問い合わせしたのですが、運良く一部屋空いており即手続き頂いたお陰で、テラスからの眺めを色々な時間帯で楽しむことができました。
大浴場は時間帯で男女が入れ替わり、露天風呂からの眺めも変わるので、できれば朝と夜の両方に行かれることをお勧めします。
インフィニティプールは温水なので何とかは入れましたが、やはり11月に泳ぐのは少々無理があり、泳いだ後はすぐ近くの大浴場にそのまま行くことになりました・・・・。ただこのプールサイドからの夜の別府湾の眺めも最高でした。
今回宿泊プランに朝食と夕食を付けたので、両方ともエレメンツというダイニングで食事をしましたが、様々な前菜やデザートをビュッフェで頂けるだけでなく、メインも選ぶことができ、ディナーでは大分県産ビーフや佐伯産鮃など地のモノが美味しく、朝はサーモンのエッグベネディクトが気に入りました。
新型コロナの感染予防で大変な時期でしたが、若いスタッフの方々が丁寧に駐車場までの案内やGoToクーポンの使い方を教えてくれたり、落ち着いたソムリエの方がワインだけでなくレストランのデザインを紹介してくれたりと、距離感の丁度良いサービスで、2泊だけでしたが満足度の高いホテルステイを経験することができました。

甲府市街から離れた川沿いの静かな立地で、客室が少ない割に敷地が広く、宿泊した別邸も広々とした造りでした。
部屋は大きめなツインベッドの寝室が別にあり、洗面台も2人用で、シャワールームから外に出ると温泉露天風呂がありました。アメニティも充実していて、ちょっとした小窓の先にも花瓶が置いてあったりと、気遣いを感じられます。
部屋でノンビリするのもいいですが、大浴場の露天風呂も庭園を眺めたり洞窟風呂があったりと開放感があります。
風呂上りには、ロビーの2階の広々としたライブラリーで、ソファに座り無料でワインやコーヒーを飲みながら色々な雑誌を読めたりします。
夕食は、離れの古民家を改装した食事処で、本格的な茶懐石を頂けるのですが、一汁三菜から始まり地のモノ・季節の品など様々な料理が出てきて、一皿ずつ料理長が説明して頂きどれも洗練された上品な味わいです。一品一品の量は少な目かもしれませんが、長いコースを最後まで頂くことを考えると個人的には丁度良いボリュームでした。最後には夜食用に稲荷寿司まで頂けます。こちらの宿は日本最古の現存ワイナリー、まるき葡萄酒のグループなので、和食に合う色々なワインが比較的お安く頂け、お米も武川産の希少米も使用しており、両方ともお土産に買って帰りました。朝食も地元の食材を活かし品数豊富で、信玄箱瓢箪に入った麺など趣向を凝らしたメニューを頂けます。
クルマが無いと観光はし難いですが、近くには日本遺産の昇仙峡や新日本三大夜景の笛吹川フルーツ公園、武田信玄ゆかりの甲斐善光寺など、思ったより観光スポットが豊富でした。
スタッフの方々も皆さん丁寧な接客で、和の贅沢な空間で寛ぐことができたので、違った季節に再訪したい宿です。

年末年始にパングラオ島を訪れた際に４泊しました。
もともとボホール島を観光しようと考えていましたが、橋で繋がった隣のパングラオ島の方がリゾートホテルは整っていて、新しい空港も2018年にオープンしたばかりということで、こちらのホテルを選びました。
パングラオ島国際空港（新ボホール空港）は日本からの直行便はなく、マニラでの乗り換えも少々わかりにくいですが、空港からリゾートエリアまで車で10分少々とアクセスは良いです。ホテルの場所もアロナビーチ沿いで、周囲にお店も多く、治安も比較的良いので、ビーチと街歩きの両方を楽しめます。ただし、島にタクシーは少なく、ボホール島の市街地までは車で30分前後かかるの、空港やボホール島までの送迎はホテルにお願いするのが無難です。
ホテルはアロナビーチの周辺でも一番大きく高級な分類なので、施設も大規模で清潔、プールやスパ、レストラン等の設備も整っていて、カップルや家族連れでも安心してリゾートが楽しめるかと思います。フィリピンの物価を考えると、レストランやスパは高額な部類ですが、他の東南アジアのリゾートホテルと比べるとリーズナブルな方で、ルームサービスも含めてメニューの満足度も高めでした。また、年末年始に宿泊すると高額なガラディナー代金を別途支払うリゾートが多いですが、こちらのホテルは宿泊代金に含まれており、何百席もの座席をビーチに並べて、地元の芸能人の歌やダンスを見る非常に大規模なもので、次の日の朝にほとんど片付いていたのに驚きました。なお、ビーチ沿いや反対側の街中にもレストランやスパは沢山あって、観光地値段ですがさらにお得です。
海の方は左程キレイではないですが、ホテルの前の白い砂浜はよく清掃されていて、朝日が見やすいです。プールは複数種類がありますが、イスは少なめなので、早起きしがてら場所取りした方がいいです。
今回、ホテル到着早々、発熱で体調を崩しましたが、ホテルの方々に非常に親切に対応して頂き、飲み薬を頂いて無事復調し、チョコレートヒルズやターシャなどのボホール島観光を満喫することができ、非常に助かりました。

こちらの宿に１泊するために、片道4時間程かけて東京からクルマできましたが、その甲斐はあったと思います。
小さな宿ですので、部屋もオーソドックスな広さの和室ですが、清潔かつシンプルですので落ち着けて、小さな川沿いの眺めを見ながら部屋付きの檜露天風呂も温泉かけ流しですので入り放題です。
温泉は、太古の海水がマグマによって温められ活断層から噴出する「地尾プレッシャー型温泉」という珍しくて有難い日本三大薬湯の1つで、強めの臭いと塩分が特徴でして、広めの大浴場も朝は6時から10時まで、夜は23時まで入れてよかったです。
こちらの宿の名物は何といっても夕食ですが、新潟の厳選された地元食材を使ったフレンチのフルコースと新潟の地酒のペアリングを楽しめて、コースの1品ずつが上品で凝ったメニューが続き、温泉宿に泊まりながら本格的な里山のガストロミーが堪能できます。ちなみに、自分のような下戸の方でも、数種類のノンアルコールジュースが選べました。
朝食もやはり地元の食材を使った様々な和食が少しずつ頂けて、夜のフレンチからは趣向を変えて最後は暖かいお米やみそ汁が味わえます。
松之山温泉は昔ながらの里山の小さな温泉街ですので、街中に遊びに行く場所がある訳ではなく、自然の中でゆったり過ごして温泉と食事を楽しむところで、是非再訪したい宿になりました。

夏の北海道旅行で知床五湖へ行く際に2泊しました。
ホテルはウトロの街から徒歩10分ほど高台に上ったところにありますが、ウトロから世界自然遺産の知床五湖へは車で15分程、知床半島クルーズのお店もウトロにありますので、知床旅行の拠点には最適です。
最近リニューアルしたらしく、ホテル内全般が新しく、部屋は広々としたておりナチュラルでモダンな雰囲気でした。朝食のビュッフェは地産のメニューが色々と揃っており、オムレツなど目の前で調理してくれて、どれも美味しかったです。ロビーや大浴場は広々として心地が良く、土産もの店も商品が充実しており、ホテルスタッフの方々も皆さん丁寧で気配りが感じられ、非常に満足のいく滞在となりました。
夕食は予約していなかったので、斜里町の焼肉屋「サチク」とウトロ町の食事処「番屋」で頂きましたが、斜里町へは車で45分程かかり気軽に行く距離ではなく、ウトロ町で夕食を頂けるお店は少ないので、ホテル以外での夕食を考えている方は事前にお調べすることをお勧めいたします。

個人旅行する際、観光やショッピングに適した立地で評価の高いこちらのホテルにお世話になりました。
マドレーヌ寺院とメトロ駅から徒歩数分の距離で、ルーブル美術館やオペラ座、サントノーレ通り・ヴァンドーム広場・コンコルド広場も徒歩圏内と本当に便利な立地で、こじんまりした建物でパリのホテルにありがちな古めの外観ですが、改装済みなのか建物内はキレイです。
部屋はスーツケースを広げることを考えて、少し広めのエグゼクティブルームを予約しましたが、清潔で十分な広さがあり、シャワーだけでなく広めのバスルームもあって湯量も問題なく、ゆっくり過ごすことができました。ただし、６階で天井が斜めなので奥の方は頭が付きますし、部屋と部屋の間にエレベータがあるのですが、扉の前の雑音は割と聞こえます。部屋数も少ないので左程気にならないですが・・・。
フロントの方々は私たちの拙い英語にも笑顔で親切に接してくれて、あまり期待をしていなかった朝食も品数十分で美味しかったです。
なお、部屋置きのミネラルウォーターは無料のようですが補充されません。私たちはホテルの前のカフェに色々飲み物が揃っていたので、毎日買って帰りました。

ブギス駅直結の新しいツインタワーの高層階にあり、ホテル全体が高級感のあるモダンなデザインで統一されています。
ロビーが25階にあり、そこから上の階に部屋があるので、すべての客室が高層階の眺めが楽しめます。部屋もモダンな雰囲気で、ベッドや家具類・洗面台にも高級感があり、デザインが良いだけでなく使い勝手も良かったです。
部屋のミニバーはスナック類までアルコール類以外無料で、エスプレッソマシンもあるので、気軽に飲み物が頂けます。ダイニングも十分揃っており、朝食メニューも３ヶ所を回って豊富な品を楽しめて、夕方には39階のルーフトップバーのハッピーアワーがお得です。
ロビーと同じ25階には、少し小さめですがインフィニティプールがあり、昼夜共に高層階の風景を眺めながらノンビリできます。
スタッフの皆さんは、皆さん笑顔でフランクな雰囲気でして、ホテルのランクの割には若めの客層なのでカジュアルな感じが丁度良いかもしれません。また、CHRISTOPHE LAUDAMIELのホテルオリジナルのアメニティが非常に良かったのですが、残念ながらホテルショップ等では販売していなかったです。
ホテル以外にも直結の駅ビル内や近くのアラブストリートにも飲食店が多数あり、ＭＲＴダウンタウン線で色々な場所にも行きやすく、シンガポールを再訪する際はまたお世話になりたいホテルです。

年末年始にビンタン島を訪れた際に３泊しました。
ビンタン島へはシンガポールからフェリーに乗船し1時間程で到着、フェリーターミナルからはホテル専用の待合室から無料送迎バスで15分程で到着します。
カジュアルな雰囲気の中でスタッフの方々も笑顔でサービスレベルは高いです。敷地は広く設備も整っており若干古い面も見られますが、部屋の無い祖は改装済みでした。
宿泊したIsland Suiteはリビングと寝室にわかれていたので、荷物を広げやすくソファやベッドも大きめで、１階の庭からプールやビーチに近くて行きやすかったです（逆にロビーは階が違い場所も遠かったですが・・・）。
レストランは朝食でも利用するメインダイニングとビーチ沿いとレストランが２箇所あり、ビュッフェ中心ですがメニューの種類が豊富です。また、隣に同じグループの高級ホテル、バンヤンツリービンタンのレストランもカートで連れてってくれますので、気軽に利用できます。
ビーチは毎朝丁寧に掃除してくれるのでキレイで、年末年始はオフシーズンということでかなり波が激しく、あまり泳いで楽しむという感じではないですが（日本なら遊泳禁止かも・・・）、広大なビーチで海に浮いているだけでも何となく楽しいですし、泳ぎ疲れて受けたアンサナスパのマッサージのレベルが高くて、滞在中に再訪してしまいました。
年末年始のリゾートホテルは高価なガラディナー参加（支払い）が必須の場合もありますが、このホテルはそういったことはなく、ルームサービスもＯＫで、カウントダウンパーティや花火も小規模な感じですが、日本人には騒がし過ぎず丁度いいかもしれません。ビンタン島のホテルの中では総じてバランスが良く、特に家族連れの方にはお勧めです。
なお、年末年始のシンガポール・ビンタン島のフェリーは想像以上に混雑したので、数千円高めでも専用ラウンジが利用でき座席も広いエメラルドクラスを利用してよかったです。

シンガポール観光のシンボルのようになったマリーナベイサンズに9年振りに宿泊しましたが、年末ということもあり相変わらずの人気振りでした。
ホテルの広大な敷地の中に、ショッピングモールやレストラン、カジノ、劇場、MRT・水上バスの駅が集まっており、たくさんの観光客が行き来する一大観光地で、とにかく広いです。
ホテルの目玉は屋上プールで、地上200m・前長150ｍの長大なインフィニティプールは一見の価値があり、昼も夜も眺めは最高です。非常に混み合うので場所取りも大変で、朝は比較的席が空いていましたが、夜は逆に夜景目当てで遅くまで混雑していました。ちなみに宿泊者はプールと反対側の展望デッキ（スカイパーク）も入場できますので、覗いてみるのもいいかと思います。
チェックイン・チェックアウトは非常に混雑しますが、9年前と比べると大分効率化されていてスムーズに手続きできました。日本人専用カウンターも混雑していますが、事前にＨＰで必要事項を登録しておき、少しでも英語で受け答えができれば奥のカウンターの方に進むと、早く手続きできます。但し、チェックアウトの時間帯になるとエレベータの混雑が尋常ではないので、出発の時間を早めにズラすか、諦めてスーツケースを持ったまま上りのエレベータに乗って、上から降りてくるかです（ほぼ各階に留まるので非常に時間がかかりますが･･･）。
部屋はマリーナベイ側の方が眺めは良さそうですが、値段は海側の部屋の方がリーズナブルで、昔は入港待ちの船しか見えませんでしたが、今はガーデン・バイ・ザ・ベイの全体が見渡せるのでなかなかの眺めで、大きなベッドや広いベランダはゆったり過ごせます。
ホテル内にダイニングは数多くありますが、高級店が並ぶショッピングモールにはレストランやカフェもたくさんあり、高級店・人気店も揃っているので、ウィンドゥショッピングを兼ねて探してみるのもいいかと思いますし、朝食等はショッピングモール奥のフードコートで、カヤトーストや飲茶をお得に楽しむのもお勧めです。
とにかく巨大なホテルですので、手厚いサービスのなかでノンビリ過ごすホテルではないですが、話題のスポットとして、シンガポール観光の1つのイベントとして宿泊するのはありだと思います。

エアーズロックリゾート内の中では最も高級なホテルで、ウルルとカタジュタ観光のために2泊しました。
ロビーやレストランの棟とは別に３階建ての宿泊棟が芝生とプールを囲んでいて、広い敷地から空を見あげることができる、ゆったりとした空間になっています。部屋も豪華な造りではないですが十分な広さで、アメニティも揃っております。
ホテルにはビュッフェレストランとロビー付近のカジュアルレストランがあり、それ以外に徒歩5分ほどでショッピングセンターやカフェ、レストランがあるので、非常に便利です。
エアーズロックリゾートのホテルの中で、唯一日本語デスクがあるので、エアーズロックが昼頃急に入山可能となったという情報も確認でき、その後のバスの予約までスムーズに対応頂けました。
あと、意外とホテル内のショップが高価という程ではないので、雰囲気のある小物やアクセサリー、絵のなかでお気に入りがあれば、思い出に購入するのはアリだと思います。
また、もし時間があれば、徒歩15分ほどでエアーズロックリゾートの中心のイマラング展望台に行くと、ウルルとカタジュタの両方を一度に眺めることができます。ただ夜は暗くて迷う危険があるので日が昇っている時間帯に行くのがお勧めです。
正直、都会やビーチの同価格帯のリゾートのような細やかなサービスは期待できませんが、エアーズロック観光の拠点としては、まさに砂漠の中のオアシスといった感じです。

建物自体新しくはないですが、高級感・清潔感があって、ロビーの吹き抜けにも趣がありました。部屋も過度に豪華な感じはないですが十分な広さでアメニティ類も整っており、何より観光には最適の場所でした。
シドニー湾が近いのでオペラハウスやハーバーブリッジが徒歩圏内ですし、湾から逆方面の中心部へ向かえばショッピングエリアにも歩いていけます。
ホテルがロックス地区のすぐ近くですので、散歩がてら朝食や昼食に出かけるのもお勧めです。1階のレストランでも早朝よりビュッフェが頂けますが、朝からそこまで食欲がない方はアラカルトで注文すると出来立てのメニュー頂けて、エッグベネディクトとフレンチトーストが美味しかったです。
また、早朝便での到着だったので、事前にメールでアーリーチェックインを問い合わせた際も、迅速かつ丁寧な返信で助かりました。

年末年始にランカウイ島を訪れた際に５泊しました。
島の北側に位置するため、街から離れており空港からタクシーで４０分程かかりますが、熱帯雨林とビーチに囲まれた素晴らしい立地で、スタッフも皆親切ですし施設も充実して、のんびり過ごすには良いホテルです。
特にビーチ沿いのＪａｌａレストランは新鮮なシーフードが頂けるのでお勧めです。朝食のレストランもメニューが充実しており、お酒が好きな方は朝からスパークリングワインが頂けますし、ＳＰＡもカートで眺めのいい場所に移動してから、開放的なヴィラ内でサービスを受けられます。
また、部屋は十分な広さでアメニティも揃っており、テレビはＮＨＫは視聴できるので、大晦日は紅白歌合戦を久々に観ることができました。ホテルの敷地内で、野生のリスやモモンガ、猿の親子に会うことができるのは貴重な経験ですが、油断して部屋の窓を開けていると猿が入ってきてお菓子を取られます・・・。
大分昔、ランカウイ島を訪れた際に宿泊した近くのダタイ（現在大規模改修中）と比べると、プライベート感や高級感は若干落ちるかもしれませんが、キレイなビーチが近くて広いのが良かったです。ダタイ湾は遠浅で少々泳ぎにくいですが、波が静かなので、カヤックで目の前の無人島まで行ってみるのもいいかもしれません。
夜遅くまでライブ演奏をしているのが早寝する方には少々気になるかと思いますが、非常に満足できる滞在でしたので、ランカウイ島に行く機会があれば再訪したいと思います。