さいたまさんのクチコミ(27ページ)全2,813件

明治神宮外苑は、何度訪れても、緑の樹々が目に映える自然豊かな公園として、安らぎの場所です。
明治神宮外苑は、一部が国有地、東京都有地、学校法人等の所有する公園ですが、大部分は、明治神宮の所有地です。
明治神宮が内廷費等の国家予算を主に造成されたのに比し、明治神宮外苑は、地方自治体や民間有志からの寄付によって造成され、明治神宮の外苑として明治神宮に奉献されました。
明治神宮内苑が日本風であるのに対して、外苑は西洋風であるのが特徴であり、スポーツ施設等が充実しています。
その他、広大な敷地の中に、聖徳記念絵画館や明治記念館などがありますが、国立競技場、神宮野球場(神宮球場)、ラグビー場等の各種の著名な運動施設があり、各競技のメッカとして活用されています。

フェラーリ青山アトリエは、なくなったようです。フェラーリの跡地は、駐車場となっていました。
マクラーレンのスポーツカーの展示場を見た後、フェラーリの展示場を楽しみにして、探しました。
近傍のコンビニや隣の理髪ブティックを訪れ、聞いて回りました。
フェラーリの青山アトリエはなくなったようです。
残念です。
同じ青山にあるＢＭＷの展示場が残っているのに、どうしてという感じです。
経済の原則に則った判断なのでしょう。残念な気持ちでいっぱいです。
神宮外苑の南側に位置していて、青山通りに面した一等地における展示場の維持には、様々な負担がかかるのでのでしょう。
駐車場になったとしても、収入面では、大きなものではないでしょう。
きっと、新たな事業所が展開されるでしょう。

伊藤忠青山アートスクエアの名称が変わっていました。施設自体は変わっていません。
伊藤忠の管理する体制も変わりはありません。
新しい名称は、伊藤忠ＳＤＧｓ　ＳＴＵＤＩＯになっていました。
今、話題の持続可能な開発目標（SDGs）に則った変更なのでしょう。
商事会社として国連サミットで決議された目標達成のため、いち早く行動を起こしたのでしょう。
会社員のスーツの襟元に、ＳＤＧｓのバッジを競って着用するのと同じで、施設の名称を変更することによって、意識が変わるものと思っているのでしょうか。
名称が変わっても、器が変わっただけで、内部は変わったとは、理解できない部分があります。海洋をめぐる展示内容が変わっていますが、エネルギー問題への取り組みがが、不十分なままの感じがします。

旅の図書館が、南青山にあります。入口が、２ケ所ありますので、迷うかもしれません。
交通公社が、旅行業界として旅行面に関する各種の情報を提供するために設けている施設です。
従来、東京駅八重洲口から日本方向に向かった場所に、旅の図書館として、国内旅行ばかりでなく、海外旅行に関する情報提供を担ってきました。
旅の図書館は、旅行の充実のため、図書、地図、雑誌等を体系的に整理し、旅行者が必要とする情報を提供することを目的として設立されたものです。
日本各地の津々浦々の状況、海外の地図、パンフレット等も収集し、旅に役に立つ知見として準備されています。
南青山の旅の図書館の施設は、やや手狭の感じがしますが、情報量は、膨大なものがあり、動画等も用意されています。情報の重点を定めて、効率的な知見の収集に努めることが肝要でしょう。

御観兵榎は、神宮外苑のイチョウ並木の北東にあります。天皇の観兵に際して、位置した場所です。
神宮外苑は、かつて青山練兵場でしたが、明治天皇が、憲法発布や日露戦争凱旋の観兵式の際、台臨された場所です。
その折の御座所に榎があり、御観兵榎と呼ばれてきました。
現在の榎は、２代目の榎ですが、立派なご神木として成長しています。
御観兵榎は、神宮外苑の森林の中で、際立った存在として保存されています。
傍には、御観兵榎との文字が刻された石碑が建てられています。
緑の樹木、特にイチョウが多く生育している神宮外苑の中で、御観兵榎が、立派にかつ大樹として成長していく間には、消毒や枝払い等の補助があったものと推察しています。
関係者の気遣いが感じられる次第です。

竜土軒は、歩兵第一、第三聯隊とともに歴史を歩んできました。竜土軒跡は、地図でのみ確認できます。
竜土軒は、国木田独歩、田山花袋等の著名な文人が、竜土会というグル―プを結成し、切磋琢磨の場所としていました。
文人のみならず、歩兵第一、第三聯隊の隊舎の中間にあったことから、多くの軍人が利用していました。
また、乃木将軍の居宅も近く、乃木将軍宅への来客があった際は、食事の出前が注文がされたそうです。
戦後は、竜土軒は移転してしまい、竜土軒跡は、地図でしか確認できません。
近傍の法庵寺の住職の言によれば、竜土軒の跡地は、美術館通りの北側の駐車場の西側付近とのことです。
現在は、魚金という店舗がありますが、その付近だと推察されます。
現在の竜土軒は、西麻布で、フランス料理店として営業しています。

フジフイルムスクエアは、東京ミッドタウンのガレリアに隣接するミッドタウンウエストにあります。
ミッドタウンウエストには、富士フイルムグループの本社機能である富士フイルムホールディングス、富士フイルム、イノベーション、ヘルスケア等の関係会社が入っています。
フジフイルムスクエアの建物は、外苑東通りに面した一等地にあります。
デジカメに続くスマホ等の電子分野の発展に伴い、従前からのフイルム業界の現状に対応し
健康管理分野や新たなるイノベーション部門に対して軸足を転換しつつ、富士フイルムのシナジー効果を期待しているものと考えられます。
人材の交流や新たなる知見の共有等の面で、ミットタウンウエストの果たす役割に期待がかかっているものと思います。
グループ化の効果に期待したいと思います。

東京ミッドタウンの中に、デザインハブがあります。訪れた後の感想は、研修所の感じです。
東京ミッドタウン・デザインハブは、デザインネットワークの拠点とのことです。
デザインのプロモーション、職能、研究教育という３分野の異なる役割を担う機関が、互いに連携し、デザインによって、人、ビジネス、そして知識 を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、出版などの部門で、情報を発信することを目指しています。
実態的には、人材育成や知識の普及面が主体となっている感じがします。
ビジネスに結びつける部門は、大いなる努力の対象でしょうが、育成された人材の活躍で成果が花開くものと考えられます。
現在は、基盤造りの段階かもしれません。人材の育成の結果が、大いなる発展への期待を左右しているような感じです。

７年ぶりに、シリア・アラブ共和国大使館を訪れました。正面の玄関が変わっていました。
シリア・アラブ共和国大使館の正面が、無造作な造りになっていました。
大使館前の案内板も、変わっていた気がします。
シリア国内の混沌とした政治経済分野の変化の方が大きいかと思いますが、年月の移り変わりの速さには、びっくりさせられます。
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、シリア人武装集団が話題になっていますが、赤坂の大使館周辺では、何の問題もないようで、警備面も以前と全く変わらず、平穏そのものという感じがしています。
それなりの覚悟を持って訪問したのですが、肩すかしの感じで、不思議な気持ちになっています。
他の国の大使館の警備の厳重化と対比すると、雲泥の差が感じられます。

檜坂の名称の由来は、毛利藩の屋敷が檜屋敷と呼ばれ、隣接する坂が檜坂と呼ばれたからでした。
檜坂は、東京ミッドタウンや港区立檜町公園の東側にあり、南北に走る傾斜の急な坂です。
赤坂通りと六本木通りを結ぶ通りの道路が、坂を形成している形です。
檜坂の西側は、檜町公園の敷地に接しています。
檜坂の下がった場所の近くには、檜町公園の池があります。
また、檜坂の東側には、志賀直哉の居宅があったとされています。
檜坂には、何回か訪れ、志賀直哉の居宅跡を探して歩きましたが、未だ、確認に至っていません。
六本木通りを挟んで南側にも、毛利藩の屋敷がありましたが、現在は、毛利公園として残っています。
公園と池、そして樹木の存在は、檜坂と共通しています。

サントリー美術館は、東京ミッドタウンの中にあります。ガラス工芸品等の趣旨一貫した方針が特徴です。
当初から「生活の中の美」を基本テーマとして開館し、東京ミッドタウン開設に際し、新サントリー美術館として、装いを新たにしました。
その後、天井の耐震性の強化、室内照明のＬＥＤ化が図られました。
サントリー美術館と森美術館と国立新美術館と合わせて３館を核心として、六本木アート・トライアングルを構成する活動を推進しています。
日本古来の美術分野を中心とする美術館は、戦前の実業家が収集した美術品を主体としている中、サントリー美術館は、戦後の生活面の美しさを主たる対象としている点が特徴であり、その基本的方針に注目する必要があります。
気持ち的に応援したいと考えています。

カンボジア王国は、王制の国で、ＡＳＥＡＮ諸国連合の一つです。大使館は、赤坂にあります。
カンボジアは、アンコールワットが有名です。大使館の壁にも、アンコールワットの仏像の絵が描かれています。
カンボジアの国旗にも、アンコールワットの寺院のデザインが採用されています。
カンボジアに入国するには、ＶＩＳＡが必要で、何回か訪れましたが、現在は、アライバルビザの制度が利用でき、便利になりました。
しかしながら便利になった分、ビザ料金が２０米ドルから３０米ドルに値上げされてしまいました。
日本とカンボジアの間には、かなり前から、直行便が就航することとなって以来、往来が多くなっています。日本のＯＤＡ予算も増加していますが、中国の援助との比較から難しい状況になりつつあります。

新坂は、カナダ大使館の西側からカンボジア大使館に至る間の勾配の緩やかな坂です。
新坂の幅は、小型車の幅程度なので、坂の途中で、離合する余地はありません。
そのことを理解しているのか、新坂における車の通行はありませんでした。
カナダ大使館やサンマリノ大使館、そして昔ながらの料亭がある関係でしょうか、新坂の周辺は、閑静な環境にあります。
東京都内には、地形が、山の手から海岸に続いているので、坂が多いのですが、青山の新坂は、地形の全般の流れに直交しているのですが、勾配は緩やかです。
坂の傾斜も一律ではなく、急な坂と緩やかな坂と、幅があるものなのでしょう。
東京都内の坂を見て回るのも、興味深いものがあります。
勉強になります。

伝統工芸青山スクエアは、青山通りに面していて、日本の伝統工芸の発展や普及を図る施設です。
この施設は、池袋のルミネの２階に進出していた経緯があるため、ルミネに伺ったところ、青山通りの工芸館に移転した旨を耳にしました。
日本の伝統工芸の継承、発展の前には、種々の困難があるのだという現実を痛感させられた次第です。
伝統工芸青山スクエアの内部を見させて貰った範囲では、広範にわたる展示物を見ることができ、優れた工芸品を生み出す関係者も多く、活気に満ちている状況に接し、安心したところです。
特に、後継者の育成の問題は、いずれの分野でも厳しく、避けて通れない課題です。
伝統工芸青山スクエアの場合は、若者の姿も少なくなく、心配することはないのかもしれません。しかし、常に、念頭に置いていくべき事項かと思っています。

カナダ大使館は、青山通りにあります。「カナダは、ウクライナとともにあります」との表示が印象的です。
カナダ大使館の表示の横に、大きな標識があり、「カナダは、ウクライナと寄り添います。」とのメッセージが、ウクライナ国旗とともに掲げられています。
カナダの明確な意思を感じます。
また、一般的には、在外大使館は、当該所属国の国旗のみを掲揚するのが通例で、派遣先国や第三国の国旗を掲揚もしくは掲示することはありません。
カナダ大使館の施設の中に、ウクライナ国旗を掲げることは、異例のことでしょう。
カナダの強い意志を感じます。
カナダ大使館の受付は、大使館の建物の２階にあります。
カナダ大使の公邸は、大使館の建物の東側の奥まった地域にあります。
カナダの思いきった意思を確認し、心強く感じました。

最初の赤坂区役所碑の表示が、公園管理事務所の後方にあります。案内の地図の表示と反対側です。
碑らしきものは、ありません。表示の看板はありますが。(位置が、全く異なります。)
いずれにしましても、最初の赤坂区役所は、高橋是清翁記念公園の中にあったものと推察できます。
碑はありませんが、白色の表示板のみを確認しました。
最初の赤坂区役所の碑は、公園の案内地図には、公園の西側(カナダ大使館)にあると記されていますが、実際は、全く反対側の管理事務所の東側にあります。
トイレの横です。
公園の管理事務所は、公園の東側にありますので、表示板のある場所は、公園の角の狭い場所にあたります。
公園の角で、狭いので、碑があったとは考えにくいのです。
表示板には、「区役所跡」のみであり、碑については、言及ありません。
碑は、なかったのかもしれません。

淑容沈氏墓碑石跡は、高橋是清翁記念公園の中央部の東側にあります。墓石は、韓国に移管されました。
募石碑は、朝鮮王朝第９代の成宗の後宮である淑容沈氏の墓の石碑でした。
淑容沈氏は、世祖の即位に功を立て原従功臣にのぼった沈末同の娘でした。
淑容沈氏は、成宗２４年(１４９３年)以前に、成宗の後宮となり、二男二女を生んだとされています。
墓石は、韓国に移管され、墓碑石があった場所が、墓碑石跡として残っています。
公園の管理者である港区長は、日韓友好の証として移管に応じたそうです。
この墓碑石が公園内にあった経緯は、不明ですが、調査の結果、本物であったとのことです。
歴史に関しては、客観的な記録を保管しておくことが、大切です。
教訓の一つとなった事象です。

高橋是清像は、高橋是清翁記念公園の南側の一番奥の小高い築山のような場所にあります。
高橋是清の銅像は、高橋是清翁記念公園の中の細い小径をたどっていくと、階段の奥に置かれています。
銅像への階段を上り切った場所の右手に、高橋是清翁像との刻された石の案内板があります。
銅像は、和服をまとった高橋是清が座った姿勢で造られています。
高橋是清は、年少のころ渡米し、苦労の末、森有礼に認められ、官吏、教育者、政治家としての道を歩みました。２２６事件により絶命しましたが、波乱の生涯でした。
高橋是清の業績の中では、大蔵大臣時代の活躍が特筆されますが、高橋是清の像の柔和な顔が印象的です。
大蔵大臣の頃の信念に満ちた言動を思い浮かべられるような風貌として造られています。
とても印象的な顔つきをしています。

高橋是清翁記念公園は、青山通りの南側にあります。公園内には、各種の石碑等があります。
首相や蔵相を務めた高橋是清の邸宅跡を公園に整備したものです。
約１６００坪に及ぶ広大な公園になっています。
この公園は、緑に囲まれた庭園区域と子供たちのための遊びは区域に分かれています。
庭園区域には、池こそありませんが、小川が流れ、築山があり、庭園をめぐる小径がある典型的な日本式庭園です。
遊び場区域には、滑り台や砂場があり、子供たちが喜びそうです。
また、歴史的な記念碑や高橋是清の銅像があり、勉強になります。
また
赤坂区の記念板や公園管理のための事務所もあり、多様な機能を持っています。
いろんな分野を網羅した珍しい公園です。他には見られない独特な公園形態です。

草月美術館は、草月会館の中に設けられていますが、現在は、閉館中です。閉館期間は、不明です。
草月会館は、建築美協会の賞を受賞している建物で、設計者として丹下健三等の名前が見られることで知られています。
生け花、お茶、そして建築の分野ばかりでなく、幅広い文化活動の拠点となっています。
それらの分野の文化活動の基盤として、草月美術館が大きな役割を担っています。
残念ながら、コロナの影響なのかもしれませんが、現在は、休館中です。
閉館との表現ですが、残念なことです。
草月会館の中において、美術館の片鱗を示す場所が、随所にあります。
主として、１階部分の南側になるのでしょう。
建築分野の受賞の顕彰板も見ることができます。
早期の再開館が期待されています。楽しみにしております。