さいたまさんのクチコミ(115ページ)全2,813件

銀座のあづま通りや三原通りでは、戦後、火事が続発しました。
そこで、町内一同が相談し、京都の伏見稲荷神社にお参りし、その御霊を頂き、続いて、氏神様の山王日枝神社に御祈祷をお願いし、三原小路の方々の御芳志によりあづま稲荷神社を鎮座するとともに、盛大にお祀りをしたところ、以後全く火事にあわず、霊験があらたかなことを目の当たりにしました。
以降、あづま稲荷神社は、火防・盗難防止の守護として信仰を集めています。

銀座のあづま通りは、銀座中央通りの１本東側の通りで、三越や松屋の裏手にある通りです。
１本の通りの差で、雰囲気が大きく変わります。
あづま通りは、銀座にあるのですが、やや華やかさがが少ない感じです。
ブルガリ、ルイヴィトンそしてシャネル等の目を引くような店舗が無いせいなのかもしれません。
反面、あづま通りは、シャネルのような堅苦しさが無く、落ち着いた感じがして、気安さに溢れているようです。

晴海通りにある銀座天賞堂の角に、小さなキューピッドの像が置かれています。
左手に弓を、右手に矢を持ち、建物の角から道を通る人を覗いているような仕草をしています。
狙うのは、路地の向うから歩いてくるカップルに向って愛の矢を射ることのようです。
この矢で射られたカップルは「幸福」になれると言われています。
この像は、銀座天賞堂の改修の折に、作成設置されたものですが、銀座の評判になっている像です。

銀座レンガ通りは、銀座中央通りから西に２本目、西銀座通りから東に２本目の通りで、ちょうど両通りの中間にあります。
晴海通りから始まり、銀座柳通り方向まで延びています。
銀座レンガ通りには、晴海通りのキューピット、松屋通りのハロッズ、マロニエ通りのカルティエ等の有名地点が途中にあります。
とてもお洒落な店舗があったり、美味しそうなレストランがあったり、多様な面を見せてくれる銀座のレンガ通りです。

銀恋の碑を見に、数寄屋橋公園(東側)に行ってきましたが、現在、工事中でした。
晴海通りの向かい側の数寄屋橋公園(西側)も工事中です。２８年３月末までです。
銀恋の碑は、一部しか見れませんでした。
石原裕次郎さんと牧村旬子さんによる２５０万枚の大ヒット曲は、あまりにも有名です。
その曲を記念している碑は、工事の対象になっていません。元のままです。
工事の状況を紹介するとともに、新たな公園を期待しています。

商売繁盛の神として信仰されている有楽大黒は、有楽町駅の銀座口に置かれています。
種々の記述がありますが、駅構外でも構内中央口ではありません。
有楽大黒は、江戸の守護神でもある山王日枝神社の神木から彫られた木彫像です。
太平洋戦争末期、空襲を避けるため、有楽町駅に贈られ、やがて中央改札口に守護神として遷座されたとのことです。
商売繁盛の神として信仰されていて霊験あらたかな大黒様だそうです。

六義園の西側に、滝見の茶屋があります。
六義園の水源は、滝見の茶屋の西側の枕流洞で、そこから流れ出る水が水分石で二分され、滝のように流れて来ます。
この滝のような水の流れを見て、茶を点てるのが滝見の茶屋です。
この水源は、柳沢吉保が使えた徳川綱吉の命により開削された千川上水からの水です。
滝見の茶屋は、岩崎家の時代に作られたようです。
現在の滝見の茶屋は、戦後に復元されたものです。

古今和歌集には「ささかにの、蜘蛛のふるまい」と詠まれています。
ささかにとは蜘蛛の古い呼び名で、細い糸を繰り出していきます。
六義園の北側を通る樹幹の小路は、クモの糸のように細いところから、そう名付けられました。
蜘蛛の糸のように、細く長く、永遠にとの願いが込められているとのことです。
六義園のささかにの道は、細くあちこちに通じていますので、まさに共通の思いとなっています。

六義園の田鶴橋は、池の中心の中の島にかかる橋で、とても見応えのある橋です。
趣きを感じさせる橋で、中の島とともに、いろいろ場面に紹介される橋です。
表面を土で覆った土橋となっています。
現在は、維持管理に当たる関係者のみの通行に制限されています。
池の東半分の地域からしか、田鶴橋の景観を見ることが出来ませんが、六義園を訪れる人たちは、四季それぞれの田鶴橋の姿を楽しみにしています。

六義園の玉藻の磯は、荒磯を表現した汀を意味しているとのことです。
東側の出汐の湊から、さらに海に出て、荒々しい海岸の波打ち際をイメージしています。
藤原俊成の詠んだ和歌の中に「千々の玉藻をかきあつめ」との部分がありますが、六義園の玉藻の磯を指しているとのことです。
現在の六義園においては、荒々しさは感じられませんが、蓬莱島や臥龍石のような岩の存在からなんとなく理解できる思いがします。

六義園の山陰橋は、六義園の中で、最も北側にある橋です。
山陰の名前の通り、周囲の樹々の陰に遮られて、陽の光が届いていない場所にあります。
しかしながら、却ってその分、趣きのある感じがしています。
近傍にあるツツジの茶屋やささかにの道との相まって落ち着いた感じがしています。
六義園の雰囲気と調和しているとの声もあります。
特に、夕刻時期の山陰橋は、何とも言えない趣きを感じさせてくれます。

六義園は、柳沢吉保の別邸跡を岩崎家が買い取った庭園です。
昔、この場所に、吟花亭という建物が作られ、お花見をするため使われていたようです。柳沢吉保の妻、正親町町子は、源氏物語風の記録を残しており、この場所の様子も多く描かれています。
それらの記録によると、この吟花亭の周囲には桜の花が咲き誇り、吉野山の桜にたとえられていたそうです。
現在も、そのような雰囲気を感じることが出来る静けさです。

千鳥橋は、六義園の中の池にかかっている橋の一つです。
吹上の茶屋と滝見の茶屋を結ぶ道の間にあります。
六義園の北側と南側を繋ぐ橋となっています。
橋自体は、中央が高くなっていて、土で覆われた土橋ですので、雨が降るとやや滑りやすくなっています。
滝見の茶屋と千鳥橋の組み合わせは、周囲の樹々と相まって、六義園の雰囲気にとても合う感じがします。
行き交う人々の目を引いています。

六義園の渡月橋は、園内中央の池を巡る橋のうちの一つですが、他の橋と異なり、石でできた石橋です。
他の橋は、土で覆われた土橋です。
２枚の大きな石を中央で連接した石の橋です。
滑りやすく、中央の連接部で乗り換えが必要なため、車いすでは、通ることが出来ません。
しかし、石でできているため安定感があり、なんとなく趣きを感じさせられます。
園内の最大の丘である藤代峠に至る橋です。

銀座熊本館は、銀座５丁目のほぼ中央にあり、西銀座通りの東側に面した目立つ場所にあります。
赤いのぼりと黒いくまモンの鮮やかな対照が目につきます。
熊本県の特産品を、取り揃えていますが、特筆すべきは、その種類の多さでしょう。
熊本県の各地の名産品をあまねく揃えているような感じがするほどです。
広い店内に、段を重ねて、展示されています。
熊本県の活気を感じさせるような銀座熊本館の様子です。

銀座インズは、西銀座通りに面している多数の店舗が軒を連ねている総合商業施設です。
高速道路の下部を利用していて、ＪＲ有楽町駅に近いため、便利な位置にあります。
西銀座通り沿いにある銀座イギン１、イギン２及びイギン３の３つの施設からなります。
それぞれ南北に長い施設の中に、多様なショッピングモールとしての店舗街が続いています。
いろんな商品を、それぞれ容易に見ることが出来、便利な施設となっています。

ルミネ有楽町店は、ＪＲ有楽町駅の傍にある有楽町マリオンの中に入っている店舗で最も大きな部分を占めています。
ルミネ有楽町店は、ルミネ１とルミネ２からなっています。
明るく洗練された雰囲気の中、女性客が多く訪れているのが目に付きます。
銀座の中心の一つである西銀座通りに近く、晴海通りとの交差点に位置しているため、また数寄屋橋の横という便利な場所でもあり、いつも多くの利用客で溢れています。

有楽町イトシアは、ＪＲ有楽町駅の東側に位置する総合商業施設です。
マルイやオフィスを主体とする高層階棟、各種の店舗が入った低層棟そして共通した地下階部分からなる複合施設です。
それぞれ共通通路やエレベーター等で有機的な往来ができるように設計されています。
銀座の他の総合商業施設との特色と節調・住み分けを図るべく若年層にターゲットを置いているようです。
伸びゆく世代の若い息吹を感じることが出来ます。

銀座の柳は、堺から移住してきた銀細工職人が故郷を懐かしんで移植したのが起源とされます。
埋立地である銀座の土質は、水分が多いことから根腐れを起こし易いため、湿地に生育する柳の樹が植えられていきました。
戦災や道路工事に伴い柳の樹は、伐採されましたが、銀座の柳に対する思いは強く、柳は銀座のシンボルとして復活しました。
現在では、外堀通りや銀座柳通り、御門通りに柳が植えられています。

銀座ガス灯通りとは、銀座３丁目にある通りで、復元されたガス灯が４基灯っている通りです。
明治時代に建てられた８５基のガス灯が、当時の銀座を照らしたことを記念したものです。
現在のガス灯は、当時のガス灯が復元されています。
文明開化の先駆けとなった銀座ですが、提灯からこのガス灯へ変わった時の人々の驚きは想像することも難しいものでしょう。
明治時代からの歴史を感じる銀座ガス灯通りです。