ろたみこさんのクチコミ(10ページ)全6,792件

小川香料ビルから1ブロック方にあります。日曜日なので閉まっているようでしたが外からも見えるように展示されています。日本薬学の父、長井長義博士が技術顧問だったため博士ゆかりのものが展示されています。巨大な壺みたいなのはドイツから輸入した蒸留缶だそうで興味深い形でした。

湯木美術館から東に歩くとありました。周囲の現代的なビルとは違って確かにクラシックな見た目なのですが２階と3階の窓の上部に庇が刺さっているような独特な意匠で何様式というのかよく分かりませんね。歴史のある香料の会社とのことで拘りがあるのだろうなという印象を受けました。

大阪ガスビルを横目に御堂筋から一本西、その名も御霊筋に入るとありました。読み方は「ごりょう」神社ですね。薄緑の屋根に赤い柱そして金色の飾りと、神社建築の王道のパターンですがそれらがきれいに塗られていて新緑の木々に隠れがちながらも負けずに眩しく輝いて見えました。

今回は淀屋橋の南のレトロ建築巡りをしていて淡路町3の交差点の辺りで御堂筋に出て平野町3の交差点の辺りまで歩いてみました。この辺りは大きなビルが多くて街路樹の緑もきれいなので歩いていて気持ち良いですね。短い区間でしたがちょうど御堂筋の彫刻も見られて満足度が高まりました。

淀屋橋の南のレトロ建築巡りをしていて御堂筋に出ると平野町3の交差点の所に見えました。角を削って曲面にしている大きな建物でクラシックな雰囲気から一目で特別な建物だなと直感しました。最初はホテルかなとも思いましたが歴史のある大阪ガスのビルとのことで登録有形文化財になっているのも納得しました。

淡路町3交差点から平野町3の交差点の間の歩道を歩いているとあったのはフィリップ・キングの「火の王No.1」です。存じ上げませんでしたがイギリス現代彫刻の代表的作家とのこと。御堂筋を歩くだけで様々な彫刻家の作品が無料で見られて見聞も広がるので大阪を訪れる楽しみの一つにもなっています。

清水猛商店の向かいにあります。角の面を際立たせて全体的にカクカクした印象の建物ですがよく見ると丸い窓もありますね。最上階部分の焦茶色のレンガが右の側面にも繋がっていって白と焦茶の建物が実は一体なのも驚きでした。一階の店舗のアルファベットの看板のおかげでこの一画だけ外国みたいでした。

湯木美術館から1ブロック南下した通りに見えたので行ってみました。窓の形が洋風でレンガ造りの柱も目立つのですがその上に瓦屋根が被さっていたりと和洋折衷の様式なのですね。補修をしたようで全体的にピカピカな感じですが当時の外観を残そうとしているのが感じられて何だか嬉しかったです。

北組惣会所跡碑の向かいにあります。日本料理店「吉兆」の創業者でもある湯木貞一氏の茶の湯のコレクションが展示されています。普段はコーヒーばかり飲んでいますが旅先では抹茶を飲んでみたり有名な焼物の里には出かけて行ったりはしているので自分も本能的に日本のお茶が好きなのだろうなと実感できた出会いでした。

芝川ビルから2ブロック南下した通りにあります。惣会所とは江戸時代の町役人の筆頭である惣年寄の事務所のことで幕府からのお触れの伝達や税金の徴収を行なっていたとのこと。本町通りを境に北側を北組、南側を南組、さらに大川より北は天満神と３つの地域に分けてそれぞれに惣会所が置かれていたそうです。暫くは江戸時代の情景を想像しながら町の散策を楽しむことができました。

高麗橋ビルディングと同じく角地にありますがこちらはより大胆に角が削られていて大きな曲面に圧倒されます。ブロック毎に色も石材も異なっていてちょっとごちゃっとしている感もあります。側面の窓の上にはアステカ文明っぽい意匠がありますが所々欠けているのはちょっと不安も感じました。

赤レンガと角の入口が目を引くのでこの界隈のレトロ建築の中でも一番豪華な感じです。角は面を削られて緩い曲面になっていたりその屋根付近は貴族の帽子みたいな意匠になっていたり2階に並ぶ窓の上には三角屋根の意匠があったりとよく見るとたくさんの発見があるので現地でじっくりと見てほしいですね。

愛珠幼稚園の向かい辺りにあります。難しい名前で何のことだか分かりませんでしたが説明を読むと緒方洪庵さんが設立した天然痘の予防接種の館ということのようです。牛の絵が描いてありますが牛から取ったワクチンを使っていたのだそうです。ちょっとびっくりしました。

淀屋橋の南のレトロ建築の散策を開始すると街角に早速目に入りました。ここは以前にも来た覚えがありますが何度来てもこの建物が幼稚園だとは思えませんね。閉ざされた塀も幾重にも重なる瓦の屋根も和風の美しさがあって見とれてしまいます。

全国旅行支援のクーポンが使えるお店だっので足利を去る日に再度寄ってお土産を買いました。間違いなく地元のものをと一つ一つよく確認して「本醸造　古都足利」「NIPPON PREMIUM 栃木県産とちおとめ」というチューハイ、「おり姫　栗ようかん」をチョイス。帰宅後に美味しくいただきました。

足利市駅の改札を出たところにあります。観光情報の提供やお土産品の販売はもちろんカフェやレンタサイクルもあるのでここを活用することを前提にすると結構がらりと旅程が変わるでしょうし旅の思い出も一層強くなりそうですね。

足利の街を一通り見たので足利市駅から東武線に乗ろうとに中橋を渡りました。渡良瀬橋の一つ下流の橋ですね。渡良瀬橋に比べて名前は平凡ですが3連のアーチ橋なので見映えはこちらのほうが断然良いですね。橋の構造物を間近に見ながら歩いて渡って橋を堪能しました。

足利駅前にやってくると電気機関車が静態展示されていました。EF60というやつですね。各地の公園などでD51など蒸気機関車の展示はよく見かけますが電気機関車の展示もあるのですね。こちらはかつて両毛線の貨物列車牽引をしていたとのこと。よく見ると錆も凄いですが貴重な展示なのではないでしょうか。

ホテルに宿泊して朝イチで訪れました。足利学校の存在はなんとなく知ってはいましたが岡山の旧関谷学校を訪れた際に同様の施設としてこちらも紹介されていて気になっていたところ全国旅行支援が使えたことも背中を押して訪れることができました。日本家屋風の外観は大きくはありますが正直そんなに目新しくはないので旧関谷学校ほどのインパクトはありませんが建物内にしれっと国宝が展示されていることに今回は衝撃を受けました。敷地内では全体像を見るのが難しいですが国道にかかる歩道橋からいい感じに全景が見えるので是非上って見てみてください。

足利織姫神社から法玄寺の梅などを見ながら歩いていると着きました。こじんまりとしたお堂ですがきれいにお手入れされているのが感じられます。火灯窓や鰐口などお寺らしい意匠が目に入り、大きさ以上の存在感があるお堂でした。