中国の風景さんのクチコミ(58ページ)全2,038件

初めて中国を統一して皇帝を名乗ったので秦の始皇帝と言われてます。短い王朝ですが徹底した中央集権体制を取り、全国を36郡に分け、その長官を中央が任命する郡県制を採用し、王を各地に配属する世襲の封建制度を廃止した。さらに天下の武器の没収、首都咸陽から放射状に伸びる道路の整備、文字や貨幣、単位等の統一により、交通・商業・経済が著しく発展し、制度や法も全国一律に発布されるようになったなどその功績は目をみはるものが多い。紀元前２１０年に亡くなるがその前後に兵馬俑を造ったのでしょう。農民が井戸を掘っていて偶然に発見した１９７４年は最近の話で、約２２００年の間良く残って
いた物です。西安駅前から游5のバスに乗って終点兵馬俑で下車。運賃7元。約1時間。入場料１５０元と高く、老人割引は中国人のみと言う外国人差別です。当時これだけの物を造った権力の強さ、中国を統一した戦力の強さが感じられれば１５０元の元が取れるでしょう。

西安の回民街には十本以上の通りがあります。鼓楼の西で城隍廟の手前の通りは北広済街です。北広済街は南北に走る路、北院門と並行しています。北院門から東西に走る西羊市は北広済街まで伸びています。北院門程では無いが混雑しています。回民街の名物料理が揃っています。以下はイスラムの名物料理灌湯包子 　　賈三灌湯包子店イスラム風の饅頭で、皮が非常に薄く、肉汁がたっぷり入っています。そのスープをこぼさないようになるべく一口で食べるのがコツです。
牛羊泡ＭＯ（食莫）
イスラムの代表的な料理のひとつです。小麦粉で作った餅を小さくちぎり、牛肉または羊肉のたれと一緒に煮込みます。食べるとき、その上に唐辛子の味噌をかけ、またニンニクと一緒に食べます。
秦鎮涼皮
西安の代表的な夏の小吃。小麦や米の澱粉を使い、透明で光沢のある食べ物。
黄桂柿子餅 　　１つ食べながら歩く。
臨潼県の名物の「火晶柿子」を使って作られたものです。柿と小麦粉をよくこねてお餅の形にして、中に金木犀、氷砂糖、胡桃などの飴を入れ、油で揚げて作ります。
西安餃子　　徳発長（鐘鼓楼広場）
1階が大衆的餃子店、2階が宮廷餃子宴になっています。蒸餃子です。宮廷餃子とは２０種類程あり色、形、味、値段が違う。
その他
餃子宴、甑米羊、粉湯羊血、粉蒸牛羊肉、莽面［食合］［食格］、蜂蜜涼粽子、牛羊肉千層油酥餅

宿泊したホテルが鐘鼓楼広場の文苑酒店です。同じ鐘鼓楼広場に地球の歩き方で紹介されています西安の名物料理、西安餃子の老舗の徳発長があります。歩いて数歩の徳発長に行かないで西安に行ったと言えません。２階は宴会場でコース料理です。我々４人は１階で注文しました。まず小皿を選んで餃子を注文してお金を支払います。飲み物コーナーでビールを注文して（日本人も来るので冷えたビールがありました。栓を抜いてコップを貰って席に戻ります。セルフです。餃子の中で３種類の盛り合わせを食べてかったのですが無いの一言で終わり。追加のビールもセルフです。料理を追加しようと具を選んで料理をしてくれるコーナーへ行きました。西安の名物料理といえば真っ先に「餃子」があげられます。餃子といっても日本で見かけるような半月型に具を包み込んで焼き上げるのとはちょっと違います。まずは調理法ですが、基本的には蒸籠（せいろ）で蒸し上げたもの（蒸し餃子）です。コースでは１４種類の餃子があり、 豚肉、鶏肉、貝、白菜、青菜などなど、それぞれに細かな細工が施された形に包み上げられています。結果は事前に蒸してあったのでしょう、熱くなく皮が硬くなっていました。餃子の中身もあまり味が無く、これでは回民街の朝食の餃子の方がましでした。名物に美味いもの無しとは良く言ったもの。

前回は地下鉄が開通しておらずバス路線を調べるのに手間が掛かったが現在は地下鉄１号、２号線が開通、３号線が工事中、４号、５号線が計画中で西安の交通渋滞も緩和されるでしょう。小雁塔は地下鉄２号線の南稍門で下車し徒歩で５分程で到達します。入場料は外国人（私）でも６５歳以上の老人は無料でした。逆に小雁塔の階段を登るには３０元掛かりますが、６５歳以上の老人登る事は禁止です。小雁塔（高さ13層43.3ｍ）は大雁塔（ 高さは7層64m）に比べて小さいからの理由で名前が付いたとの事、随分単純な命名です。小雁塔は高僧の義浄が天竺から持ち帰った仏教の経典、仏図などを保存するために建てられた塔です。大雁塔は玄奘三蔵が天竺から持ち帰った仏教の経典、仏図などを保存するために建てられた塔ですので謂れは一緒です。お寺の名前は薦福寺で、684年、則天武后が高宗の崩御百日忌に、その冥福を祈るために、創建した寺だそうです。お寺も大雁塔に比べたら小さいです。

2010年7月に続いて2度目の訪問です。前回はバスの便が解らず苦労したが、今回は地下鉄が開通し2号線小寨駅よりバスの便があり便利となった。更に現在工事中の地下鉄3号線が開通すると小寨駅で乗り換え3つ目が青龍寺になる予定です。西安の青龍寺は日本の僧侶空海が遣唐使に同行し、長安の都の青龍寺で恵果法師に就いて修行した事で有名です。四国八十八ヶ所の札所巡りではどの寺にも空海像が迎えてくれます。生まれ故郷でもある四国仏教会が多くの資料を提供し、1981年、日本仏教界は青龍寺の境内に、空海記念堂と空海記念塔を建立しました。1996年に中華人民共和国国務院により全国重点文物保護単位に認定され発掘、復原に拍車がかかり青龍寺を含む青龍寺遺址として唐代の建物が蘇った。現在も多くの建物が復元中です。

地下鉄１号線通化門から４０１路のバスで興慶公園東門下車。現在工事中の三号線が開通すると近くに駅が出来そうです。興慶宮公園には日本の遣唐使・藤原清河と留学生・阿培仲麻?も、ここを訪れたことがあるそうです。園内には遣唐使の「阿倍仲麻呂」記念碑があります。興慶公園は唐の玄宗皇帝の離宮・興慶宮があった場所で遺跡に基づいて復原した文化遺跡の公園です。西安市最大の都市公園として敷地面積は52万ヘクタールあります。園内には花も多く、特に牡丹とチューリップの展覧会は有名です。 唐代の長安城内には、貴族たちが皆ボタンを植え、興慶宮の沈香亭には唐玄宗もいろいろな牡丹を植えたそうです。唐玄宗と楊貴妃がよく泊ったと言われる興慶宮の建物は見えませんでした。

地下鉄一号線にて半坡駅下車、Ａ出口より徒歩１０分で半坡遺跡博物館に到達する。地下鉄が開通したので便利になりました。１９５３年に発見された新石器時代の村落遺跡です。約６千年前と言われています。遺跡は居住区と墓葬区に分かれて展示されています。今まで発掘調査が行われ貴重な文物が発見されています。またこれからも発掘調査が続けられるそうです。

西安は唐の時代には長安の都と呼ばれ大いに繁栄し日本の朝廷も遣唐使を派遣した事は歴史に残っています。 「西安の大唐芙蓉園」は古都、西安市の曲江新区に位置し、芙蓉園の西には大雁塔、北には海洋館、そして南には唐城壁があります。芙蓉園は昔から名高い皇室の庭園です。 現在の大唐芙蓉園は唐の時代の芙蓉園の跡の上に造られ、総敷地約６７万?の中国で初の唐代の様子を再現している大型の皇室庭園です。総敷地約６７万?有ると言う、なにせ広過ぎて全て廻るには１日掛かりそうです。時間が無いのでさわりだけ見て廻りました。

大雁塔の南に新しく出来た大唐不夜城です。ショッピングセンター、周りは高級住宅地。玄奘広場から南の開元広場までを大唐不夜城と言います。雁塔南路の両側はショッピングセンター、雁塔南路に沿ってモノレールが走り、雁塔南路の中央は公園になっていて、何処からでも大雁塔を見る事が出来ます。開元広場の両側が唐城壁遺址公園になってます。現在残っている明代の城壁の十倍以上の広さを持っていたのです。長安（西安）の都と言えば唐代の首都ですが唐代の遺跡がここに再現されたのです。隣に大唐芙蓉園も開園し国家ＡＡＡＡＡ級旅遊景区に認定されました。

大慈恩寺の中の１番奥に大雁塔があります。大雁塔　　西安市環塔路117号　　陝西省西安市雁塔区雁塔南路 　地下鉄２号線小賽駅よりバスが良い、大慈恩寺の南側が入口です。市の南4キロにある。唐の三代目の高宗李治が皇太子のとき、生母文徳皇后の冥福を祈り648年に建てた慈恩寺の境内に立つ塔で、西安のシンボルである。当時の規模はかなり大きかったが、唐代末期に戦乱のため焼き払われ、現存するのは当時の十分の一に過ぎ
ない。652年にインドから帰った玄奘三蔵法師の願いにより、境内に大雁塔を建て経典を保存することにした。塔は煉瓦でできており、当初は五層の塔であったが、則天武后の時代に大改造を行い十層になった。しかし、戦乱などで上部が崩壊し、現在は七層で、高さは64メートルしかない。内部の木製のらせん階段を登ると、最上部まで行くことができる。

大雁塔は652年にインドから帰った玄奘三蔵法師の願いにより、境内に大雁塔を建て経典を保存することにした。西安のシンボルで市内を一望できます。地図上では陜西歴史博物館の１ブロック隣が大慈恩寺なので近いから歩こうと思ったのが間違いの元、陜西歴史博物館からは噴水広場に出るが入口は反対の南側になります。電動遊覧車が走っていましたが本数は少ないようです。大慈恩寺は当時の十分の一の規模になったとは言え大変広い、外周を半周は余分です。大雁塔に登るにはまず大慈恩寺に入り広い境内を奥の大雁塔まで歩き、大雁塔でまたお金を取られ急な階段を７階まで登らなければなりません。我々より年配の老婆も登っていたので負けずに頑張ったが既に外周を歩いてきたので疲れました。それでも西安市内を一望できる景色は良かった。

西安の街を歩いて面白いなと思った事を集めて見ました。日本と違うとか、西安ならではのことを見つけて来ました。イスラムは当然酒類は禁止です。そんな中お酒の飲める店を探し当てました。日本ではお鍋は２人前から注文を受けるとか、上海では一人鍋が流行っているとか、西安は４人前以上から注文を受けます。西安の新商売、望遠鏡で月を眺めてお金を頂きます。などをお送りいたします。

格安航空券とホテルがセットされていますが朝飯は付いていません。毎朝７時にホテルを出て朝飯を探しました。まず回民街の北院門が隣なので出かけて見ました。夜遅くまで営業してますので、早朝７時は１軒しかやっていません。西安の名物、泡(食莫)、牛肉麺、
ワンタンと日を変えて食べましたが飽きたので他の物を探して郵便局の裏へ行きました。屋台が何台か出ていました。営業していた店でまた麺を食べました。トッピングでごまかしたがちょっと辛かった。次の日も郵便局の裏のファーストフードでお粥を食べようと思ったら早朝はやってない。コーヒーと生春巻で我慢する。次の日はケンタッキーでお粥を食べました。ホテルはバイキング方式でしたので１回ぐらい食べて見れば良かったと後悔しています。

地下鉄小寨駅下車して徒歩１０分で陜西歴史博物館に到着、入場料は無料ですが身分証明書（パスポート）を提示して入場券を受け取ります。長い行列が出来ていますが６０歳以上は老人窓口に並ぶと空いています。大きな荷物は預けとなります。西安は何と言っても秦代の兵馬俑関連と唐代の唐三彩は必見です。特に秦代の兵馬俑はここで勉強してから兵馬俑を見に行くと理解が一層増すでしょう。日本語で説明してくれるイヤホン（有料３０元）がありますのでぜひ利用して下さい。

西安の回民街のメイン通り、北院門の途中から西へ伸びる路、西羊市は北院門に次ぐイスラム美食街です。西羊市通りの両側にはイスラム食を食べさせる店が並んでいます。料理の種類は北院門と同じ物が食べられます。北院門より小さな店、屋台が多く見られます。西安回族の美食はほとんどここにあります。例えば、牛羊肉泡[食莫]（小麦粉で作った食品で、細かくほぐして熱いスープをかけてふやかした食べ物）、灌湯包（スープを入れるパンの一種）、清真ギョーザ｢酸菜炒米（醗酵させた酸っぱい白菜の漬け物で作る焼き飯）、牛や羊の肉をあぶって食べる焼肉、各種の軽食やおやつなど、忘れないくらい美味しい食べ物がいっぱいあります。ここには、舌を喜ばせ、旅の趣もいっぱいあるので、西安へ行けばこの街は絶対見逃せません。

西安市の中心鐘楼から西へ徒歩で100ｍほど、鼓楼を通過すれば｢西安回民街｣という歴史感漂うイスラム街が見えます。ここには、外形や歴史がそれぞれ異なった約十棟のイスラム寺があり、約四万人の回族の人が寺の周りに住んでいます、イスラムの古い宗教伝統と生活習慣が守られ受け継がれています。 西安市で有名な北院門の｢美食街｣、を楽しんで下さい。西安回族の美食はほとんどここにあります。例えば、牛羊肉泡[食莫]（小麦粉で作った食品で、細かくほぐして熱いスープをかけてふやかした食べ物）、灌湯包（スープを入れるパンの一種）、清真ギョーザ｢酸菜炒米（醗酵させた酸っぱい白菜の漬け物で作る焼き飯）、牛や羊の肉をあぶって食べる焼肉、各種の軽食やおやつなど、忘れないくらい美味しい食べ物がいっぱいあります。ここには、舌を喜ばせ、旅の趣もいっぱいあるので、西安へ行けばこの街は絶対見逃せません。 但しイスラムはアルコール酒類は一切提供しません。冷たいビールが欠かせない人は北院門脇の溌婦魚荘、レストラン。入口のドアに黄色の帯で「本条街唯一漢族酒楼」と書いてあります。イスラムではなく漢族なので酒類を提供出来ます。この街で只一軒ビールが飲めます、しかも冷えたビール（西安では常温のビールが多い）です。

城壁の永寧門(南門)の東側に、書院門と書かれた大きな門がある。門の脇には小学校があります。文房具街の脇の小学校なら子供も一生懸命勉強するのでしょうか？中国では子供の誘拐が多く登下校は親が送り迎えする事になっています。下校時には縁日のような人混みです。ここから碑林博物館まで書画や文房四宝（文房四宝とは紙、筆、硯、墨です。）、書画、骨董、工芸品など、中には漢方薬店や銘茶の店、露店が並んでいます。店舗も伝統的建築様式で建てられた土産物店が軒を連ねています。落款を押すので印鑑も販売してます。好きな書体、文字で玉を彫ってくれます。日本でも筆で文字を書かず、パソコンで筆文字が書けます。

西安古城壁は、完全に保存されている世界最大の古代城壁として、また世界で最も整った古代の軍事砦として有名である。 日本の城壁と中国の城壁の大きな違いは何処に有るか？、日本の城は領主の住まいを守る物であって領民を守ってくれない。中国の城壁は領民を守る為の城壁で、壁の内側を城市と言います。領民あっての領主だと三国志蜀の皇帝“劉備”は言っています。現代でも社員あっての企業だとか、企業は人なり、だとか口ばかりです。
西安古城壁は、明の洪武年間（1370年～1378年）の物、 城壁は、周囲13912メートル、高さ12メートル、底の幅18メートル、頂部の広さ15メートルある。 南門、北門、西門、和平門、文昌門などから城壁に上ることができる。西安には敵から街を守る擁壁が約１４ｋｍの長さで残されています。

鐘楼から西大街を西へ進すみ、鼓楼を過ぎて更に西へ、北広済街を越えた所にあります。イスラム街の中に道教の観が有ります。中国三大城隍廟（北京、南京、西安）の一つ西安都城隍廟（道教の観）です。地元の神様、城（街）の守り神です。三国志の関羽も商売の神様として財神殿に祀られています。参道の両側には商店が並んでいます。

西安市の中心鐘楼から西へ徒歩で100ｍほど、鼓楼を通過すれば｢西安回民街｣という歴史感漂うイスラム街が見えます。ここには、外形や歴史がそれぞれ異なった約十棟のイスラム寺があり、約四万人の回族の人が寺の周りに住んでいます、イスラムの古い宗教伝統と生活習慣が守られ受け継がれています。回民街の中にある化覚巷の通りに有る所から化覚巷大清真寺（イスラム寺院）と言われています。中国で現存する最も古い化覚巷大清真寺（イスラム寺院）です。中国の清真寺（イスラム寺院）は長い歴史を持ち、雄大な宮殿式の古代建築群で、イスラム文化と中国文化との融合によって生まれた建造物です。このモスクは唐の天宝元年（紀元742年）に建て始められ、宋、元、明、清の各時代に改修され、現在のような形になりました。ドームのあるイスラム寺院で無く、仏教寺院に似せた形にする事で異文化の中国で生き残ったのです。