まいこさんのクチコミ(7ページ)全442件

長谷寺の観音堂の脇にあるレストラン・甘味処で、おそらくお寺のお坊さんと思しき人がお店で働いています。お寺の御茶屋さんで頂けるであろう、善哉やくずきりといったスイーツに加え、カレーなどのランチメニューも揃っています。窓際のテーブルに座れると由比ヶ浜を一望することができます。ランチタイムに近い時間帯でも比較的空き席があったので、ふらっと入店しても展望の良い席でお食事できるかもしれません。

春日大社の北側にある、公営の公会堂です。一階ロビーはいってすぐの能楽ホールは能舞台を模したステージが設けられており、各種イベントを行うにあたり格調を高めてくれます。一階ロビー奥にはレストランもあるので一日屋内で過ごせますよ。

春日大社の二の鳥居手前にある御茶屋さんです。食事と甘味が頂けます。食事メニューは比較的軽めのもの（茶がゆ）が中心で、上品な味付けで食材の風味を堪能できます。お店の奥が庭園になっており、晴れた日には美しい景色を眺めながら食事をすることもできます。よもぎ団子や葛餅といったスイーツだと５００円少々なので、気軽に利用できると思います。

近鉄奈良駅すぐの東向商店街にある、スイーツのお店ですが、ケーキの並んだガラスケースの横を奥に進むとティールームがあり、店内でスイーツや軽食をいただけます。朝は７時４５分頃から１１時頃までモーニングメニューも出しており、５００円以内でトーストとサラダ（あるいはゆで卵）、飲み物（コーヒー、紅茶）をいただけます。トーストには、バターかジャムのどちらかを塗ってもらえるので、その日の気分でどうぞ。
惜しむらくは、禁煙席と喫煙席が分離されていないことで、煙がどうしても受け付けない、という人にはお奨めできません。

出張時に利用しました。最寄りの駅（近鉄奈良駅）からやや遠い位置にありますが、奈良市内の主要な観光地へのアクセスが良好なので、興福寺や、東大寺方面にも、ならまち方面にも足を伸ばすことができます。宿泊代金もこの辺りのホテルと比較すると割安ですので、こちらのホテルを奈良観光の拠点に長期滞在というのもありかもしれませんが、付近にコンビニの類が無いのはちょっとネックかもしれませんね。

小鹿野町役場近くにある、その名の通り昭和っぽいたたずまいを残した食堂です。ご亭主と奥さんの二人で切り盛りしてるようです。秩父名物の「わらじカツ丼」をリーズナブルなお値段でいただけます。ボリュームもたっぷりです。店内はこのお店にわざわざ遠くから訪れたライダーの人達の色紙がたくさん貼られており、人気店であることをそれとなく感じさせます。小鹿野町散策にふらっと立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

大磯漁港にある食堂ですが、漁港に勤める人のためのお店と言うよりも、漁港に訪れた人（釣りとか海水浴など）を見込んでいるような感じです。お昼の時間はその日港に上がった魚を中心とした定食や一品料理などがいただけるみたいです。定食はボリュームたっぷりな上、出される魚も新鮮そのものですので、注文して損はありません。ちょっと駅から遠いところはネックですが、海水浴の季節にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

西武秩父駅から歩いてだいたい１０分ほどの所にある「ガーデンカフェ」です。その名の通り中庭（英国風）はきちんと手入れがされており、窓越しに眺めるのも一興です。
こちらのお店は自家焙煎のコーヒーが自慢のようで、お店の入り口には大きな焙煎用の機械が据え付けられています。豆の種類も豊富でストレートでも何種類も選べますが、やはりこだわりのブレンドコーヒーがお勧めかと思われます。お店の名前を冠した「千茶古ブレンド」は、香り高くてすっきりとした味わいです。
食事のメニューにもこだわりがありそうで、ハンバーグはすべて手ごね、カレールーはフライパンで炒めた小麦粉でとろみを付けたと思しき味がしました。
そして、それらの料理の食器にもこだわりが貫かれているようで、一流メーカー製の食器は持つ手にとてもフィットするので、味わうこと以外にも食事を楽しむことができます。
お値段も（首都圏比較ですが）リーズナブルですので、秩父散策の合間にでも是非立ち寄られてみてはいかがでしょうか？

小鹿野町の市街地にある、蔵造りの建物が目印の旅館です。館内はレトロ感のある調度がポイントになっており、客室はリラックスできる作りになっています。
そして、こちらの旅館に宿泊するならば是非夕飯つきのプランにしたいところです。地元の食材をふんだんに使った料理を心ゆくまで堪能できます。若女将をはじめ、旅館の人々の心遣いも行き届いており、旅館で働く人とのふれあいもうれしい旅館です。

秩父地方の名産品である、秩父銘仙。その製造工程を再現した様子を見学できる資料館です。他の資料館と大きく異なる点は、製造現場で当時用いられていた機械や織機が現在でも動き続けているところで、よりリアルな雰囲気を体感できます。
また、製造設備が可動状態にあることにより、各種の体験学習が行われていることも特徴で、銘仙の染め付け（わりと手軽っぽい）から、織機を用いての実際の織り上げ（数日はかかりそうな本格的なもの）まで色んなレベルで銘仙造りを体験できます。

鶴岡八幡宮の三の鳥居から東に向かってまっすぐ突き当たるところにあるお寺です。「鎌倉大聖天」と大きく石に刻まれている山門をくぐるときれいな八角形の石畳がまっすぐ伸びています。参道といわず境内の至る所に萩が生えていますが、こちらのお寺では主に白い萩が咲くようです。花の季節は９月が盛りなのでしょうか、今回訪れた際には山門入ってすぐの所以外は花が落ちてしまっていました。参道の途中に入山料を取るところがあります。入山料は１００円。
境内には正面に本堂、右手に聖徳太子堂と聖天堂、徳祟大権現堂（十四代執権北条高時を祀ったお社）があり、左手奥には北条氏を祀ったものと思しき石塔もあります。本堂は正面にご本尊の地蔵菩薩、左手に毘沙門天と准胝観世音（手前側の厨子に入ってます）、右手に木造惟賢和尚坐像が祀られています。本堂内は撮影厳禁の張り紙。御朱印所は本堂入口側右手にあります。
わりと地味な感じのお寺ですが、鶴岡八幡宮から近い上、建物や庭木も手入れが行き届いているので、散策にはうってつけのお寺かと思います。

田沢湖駅前ロータリーにあるお土産屋さんと兼ねたお食事処です。テーブル席の奥にお座敷もあるようで、わりと大人数にも対応できるようです。こちらのお奨めメニューとして、「きりたんぽ稲庭うどん」があり、秋田名物のきりたんぽと稲庭うどんが一度に味わえます（ひょっとしたら、具材に使っていた鶏肉は比内地鶏なのかも）。
気軽に入ることができるお店なので、お土産探しも兼ねてお店を覗いてみるのもいいかもしれません。

あのケネディ大統領が尊敬する日本人の一人として挙げたという、米沢藩中興の祖上杉鷹山の全身像です。銅像は富山の著名な作家の方が平成４年に作成したそうです（岐阜駅前の黄金の織田信長像なども製造した人のようです）。左手に帳面を持ち右手の扇子で何かを指す姿は、領地の巡視の途中をイメージしたものでしょうか。像の傍らには「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」の言葉も記されており、名君の遺徳を偲ばせます。

もと米沢城本丸であった上杉神社参道にある石碑で、ゴツゴツした岩肌に無骨な書体で「伊達政宗公生誕之地」と彫られています。一見するとちょっと時代がかった石碑のようですが、どうやら近年まではあっさりした木製の標木だけだったらしく、時代がかった風に汚してあるようです。

今回は新庄から米沢までの在来線区間を利用しましたが、停車駅が異常に多くてせいぜい１００ｋｍちょっとの区間がとても長く感じられました。その割に特急料金はＡ特急料金区間で割高感は否めません。秋田新幹線の秋田−雫石区間は距離もほぼ同等ですが、特定特急券利用で１８００円少々ということを考えれば、同等程度に値段を引き下げても良いのではないでしょうか。

米沢駅正面にある、駅弁で有名なお店の営んでいるお食事店です。１０００円以下でも十分に美味しい米沢牛を使った料理がいただけます。前菜のサラダに食後のコーヒーまで付いて１０００円なのでかなりコストパフォーマンスは最高です（コスパ云々よりも料理のおいしさを楽しんで欲しいところですが）。
米沢に降り立ったならば一度は訪れてみたいお店かと思います。

上杉神社の南東側、もと米沢城の二の丸辺りに建っている博物館です。洛中洛外図屏風が常設展示されていますが、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」（織田信長から上杉謙信に贈られた、狩野永徳作と伝えられるもの）は、一年のうちでも限られた時期にしか公開されておらず、それ以外の時期はレプリカを展示しているようです。洛中洛外図屏風のコーナーでは、３Ｄ技術を利用したアニメーションを見ることができますが、立体的に見せようとする映像はちょっと目に悪い（というか、かるく酔う）ような気がするので、こちらは好き好きで楽しんで下さい。

四角いお堀に囲まれた平城跡が神社になっています。もともと石垣や天守を設けていなかったようで、どちらかというと、城跡というよりも日本庭園のような印象を受けます。米沢城は伊達政宗が生誕した土地であるとともに、上杉景勝以来の上杉氏の居城でもあるため、伊達政宗生誕の碑の隣に上杉鷹山の銅像が並んで立っているという特異な情景が広がっています。神社の祭神は上杉謙信（明治時代に上杉鷹山も併せて祀られていたそうですが、別の神社に祀られるようになったそうです）。

米沢駅から約２ｋｍほど離れた所にある、米沢市役所近くのビジネスホテルです。立地上、あまり観光客を想定していないのか、設備の老朽化が目立ちますが、清掃じたいはきちんと行われており、不潔な感じはあまりしません。朝食は７時から頂くことができ、炊きたてのご飯に特製ルーをかけたカレーを頂くと、朝から元気が出てきます。お総菜なども比較的充実しているので、少なくとも食の面で不満を感じることはありませんでした。ちなみにコインランドリーも備えているので、長期滞在にも対応できるかと思います。
総合的には、設備の古さは否めないものの、客室の広さもそれなりで朝食もおいしく頂くことができ、なおかつ、二人で一万円以下の料金で宿泊できるので、かなり割安な宿泊先と言えるでしょう。上述の通り、米沢駅から少し離れたところにありますが、近くに路線バスの停留所があるため（本数が少ないので時刻を事前に確認しておくことは必須ですが）、日中移動する分には、特段問題ないかと思います。上杉神社にほど近いので観光の拠点にしても良いのではないでしょうか。

板東三十三カ所第２番札所で、逗子駅から歩いて１０分ほどのところにあります。鎌倉市からもそれほど離れているわけでもないのに、鎌倉市内の喧噪とは全く縁がない、ひっそりとした風情です。ただ、静かで落ち着きのある感じ、とは若干異なっており、少し奥まったところにある観音堂などには人があまり訪れていないような印象すらあり、干上がった手水鉢、固く閉ざされたお堂の扉などをみるにつけ、なんか寂れてるなあという感想を抱いてしまいました。納経所を観音堂の横に設けるなどすれば観音堂の管理も行き届きやすいので、参拝する人も増えるとおもうのですが。

以下、山門脇に掲げられていた寺伝の一部。西国三十三カ所に関しては、まだ花山法皇が巡礼した、といわれれば、そういうこともあるかもしれんなあ、と思わなくもないのですが、さすがに坂東下向となると眉唾にもほどがあるので正直白けてしまうところもあります。箔をつけるためにビッグネームを持ってきたいというのはいつの世の中にもあることなのでしょうが、わざわざそんなことしなくても良いのにと思わざるを得ませんでした。


岩殿寺縁起
　相州三浦郡久野谷郷（神奈川県逗子市久木）海前山岩殿寺（現在は海雲山岩殿寺となっている）の由来は皇統四十五代の聖武天皇の勅願による大和の国（奈良県）の長谷寺の開山本願徳道上人が、この地に下向されたときに始まる。それゆえ、当山は徳上、行基両聖人の開基といわれている。また、大悲殿前から南海を見渡せるので、当山海前（現代は海雲山）と名付け岩窟が自然の殿堂のようであったので、寺を岩殿寺と号したといわれる。
　正暦元年庚寅春三月十七日六十五代花山法皇が来山され、ご自身導師とされて百僧法要御供養を営なまれた。従僧は仏眼上人、弁光僧正、良窓上人、元密上人、伝光僧都、満願上人、威光上人であった。
　又、了安四年四月十八日七十七代後白河法皇が来山され、ここを板東三十三カ所第二番の霊場と長田眼になった。なお、源頼朝が蛭が児島にいた頃、文覚上人の勧めで、当時の本尊を厚く信仰し、夢に現れてお告げを蒙ることがしばしばあったという。戦乱の折り、敗色濃くなってからも、大悲の冥助を幾度も得て、立ち直れたと言うが、なかでも石橋山敗軍のときは、観世音が船人となって頼朝を房州崎に渡し、たちまち十一面観世音の妙容をあらわして、三浦の方にとび去ったという。頼朝は御報恩のため御来印を下賜され、治世の間は毎月欠かさず参拝されたという。文治三年正月二十三日には頼朝公の姫が参詣。建久二年子の二月には三浦義澄同六兵衛義村参詣。建久三年乙末の二月二十三日には頼朝公幕下参詣。建久三年巳卯の五月八日には後白河法皇四十九日の御仏事のため百僧集まり参詣。この折に南堂を補修する。承元三年五月五日には右大将実朝将軍参詣。寛喜二年十一月十一日、大破せる伽藍再建のため、大僧正院家並び十二院の別当が日夜法要を修行され、そのとき、鎌倉殿の命により僧西願に勧進して堂宇を再建、三代盟主三七日昼夜祈念したことが「東鑑」にも記されている。
　しかし、その後また、ものかわり星うつりて七堂伽藍も荒廃し、寺院の面目もなかったものを東照神君（徳川家康）の御仁恵により境内ならびに田畑山林と御朱印を賜り、その徳沢に潤い、天正十九年十一月には県令長谷川七衛門長綱が荘厳なる堂宇を再建し、かつ申し請けて寺領五石の御朱印を賜ったという。
（以上「東鑑」「三浦群誌」「相模風土記」および土地旧家覚書による）