カズさんのクチコミ(3ページ)全108件

富岳風穴や青木ヶ原樹海をウロウロした後、立ち寄りました。最初は、バスで通過した時に食事処が店を開いている様子を見て「ここまで来れば確実に昼食にありつくことができる」と思って来ただけだったのですが、茅葺屋根の家屋が建ち並び、富士山を一望することもできる（私が行った時は山頂に雲がかかっていましたが…）、「これぞ日本」という見事な風景を楽しむことができるスポットでした。寒い時期だったので、ここの食堂で食べたほうとうは体を芯から温めてくれました。

山中湖―忍野間にあるフラワーパーク。夏にはヒマワリ、秋にはコスモスや紅葉という風に、四季折々の自然美を楽しむことができます。これらの花の向こうに富士山が見える風景が売りで、年に何度来てもその度毎に違った富士山と花のコラボを楽しむことができます。
ここを通るバスの本数が限られていることや、河口湖、忍野方面からだと道がかなり混むといったアクセス方面が課題ですが、それでも来る価値は十分ありです。

富士山駅から歩いてすぐの場所にある地元名物吉田うどんの店。大きな酒販店の隣に建つバラック建物がそれです。
安いものだと380円から（写真は680円のふじやうどん）。地元のひばりが丘高校うどん部とのコラボで作った「チーズ黒カレーうどん」が名物です。

合宿の宿としてよく使われているらしい安宿で、部屋は清潔で大勢で泊まれる広さがあり、コスパよし。部屋の向きによっては、窓から富士山もよく見えます。おかみさんは気さくで、チェックアウト時間の延長にも柔軟に応じてくれました。
山中湖東岸の平野にあり、湖畔へは歩いてすぐで、早朝には波の穏やかな湖面に逆さ富士がくっきりと映ります。10月～2月にはちょうどこの近辺で「ダイヤモンド富士」が見られるので富士山の撮影の拠点にも打ってつけ。近くにコンビニや食堂もあるので、素泊りでも食には不便がありません。

MRT旺角（モンコック）駅から歩いてすぐの場所にあるマーケット。道の両側に露店がひしめき合い、買い物客はその間の細い通路を歩くことになります。私たちが行った時はまだマシでしたが、ピーク時にはかなりの混雑になると思われます。
日用品（その名の通り女子向けが多い）あり、ちょっとした土産物ありで地元の人も観光客も楽しむことができます。こういう場所では値切り交渉も楽しみ。土産物は小物が多いので、まとめて買って「たくさん買うから負けてくれ」と交渉しましょう。

香港島南岸にある、香港きってのリゾートビーチ――なのだが海の水はそこまできれいでもない。しかし、都心では見られない白い砂浜の景観はやはり心が洗われます。そしてビーチ以外で必見なのが、砂浜の東の端にある天后廟。数々の神様のオブジェが実に奇抜でユニークです。

重慶大厦（チョンキンマンション）や美麗都大厦（ミラドーマンション）等でよく見られる香港の標準的な安宿――と言えば、香港の安宿に泊まったことがある人なら想像がつくだろう。雑居ビルの一角にある、１部屋３畳程度のスペースにシングルベッドと小さな机と壁掛けTVが置いてあるだけの簡素な宿だが、宿は寝るための場所、と割り切れるバックパッカーならこれで十分だろう。オーナーの男性はとても気さくで親切。
何と言っても、MTR旺角駅から歩いて5分以内という絶好のロケーションが魅力。ビルには2つの入口があるが、その両方のすぐ近くにセブン・イレブンがある。
余談だが、ビルの西側入り口隣にある両替所は非常にレートが悪いので、使ってはいけない。

朝一番で三保の松原に行くための拠点として泊まりました。JR清水駅から（いずれも徒歩で）10分、新清水駅（静鉄、静鉄バス）から3分、河岸の市から5分と、アクセスの至便さが魅力。部屋や設備は、まあ普通のビジネスホテルといったところ。贅沢言わなければ十分快適に泊まることができます。

年末年始で空き部屋のある安宿がどこも満室の中、最後に行き着いた宿。台北駅にも歩いていけるアクセスが魅力。 私が泊まった部屋は、マンションの一室を借り上げて客室にしている感じ。外国人相手のホステルなので英語は通じるが、日本語は通じないか。フロントのある共有スペースでWifiが使える。

台湾最南端に近い墾丁にあるユースホステル。赤いレンガに赤い瓦屋根、朱塗りの柱に赤い提灯と、中国伝統の風情のある四合院建築の建物。部屋の中はゆったりとしていて極めて清潔。それでいて、ユースホステルなので料金は、この一帯ではかなりリーズナブルです（オフシーズンだったからということもあるだろうが）。 裏に出るとそこはもう海。そのまま海の遊歩道に出ることができます。

飛行機の乗り継ぎで半日だけバンコクに滞在した時に、バンコクの雰囲気を短時間で味わえる方法は何かと考えて、水上バスでチャオプラヤー川を「プチ・クルージング」してみました。
川の水は、ぶっちゃけ黄土色に濁ってきれいではありません。しかし、暑いバンコクでこうやって水の上を突っ切っていくのは、とても清涼感があります。やがて左手に王宮、右手にワット・アルンという寺院と、バンコクを代表する建築物が見えてくるなど雰囲気も良く、格安ながらも贅沢なプチクルージングになりました。

同じカトマンズ盆地の3王朝の古都であるカトマンズ、パタンにあるのと同じように、バクタプルも王宮広場であるダルバール広場（ダーバー スクエア）がある。バクタプルの街全体が数百年前にタイムスリップしたかのように思われる昔そのままの姿を保っているのだが、ダルバール広場はその中心的存在だ。旧王宮や寺院の屋根瓦や、レンガの石畳が雨に濡れて、しっとりとした光沢感のある風情を醸し出している。ネパールの雨にはこれまで幾度と無く悩ませられてきたが、こんな美しい風景を創り出す作用もあったのだ。

ガンガー（ガンジス川）支流であるバクマティ川の岸辺に建つヒンドゥー寺院。川辺は、インド・バラナシのガンガー本流と同じように火葬場になっていて、言わばネパール人の“終の場所”だ。
寺院はヒンドゥー教徒以外立ち入り禁止で、私たち異教徒は川向かいの高台に上って寺院と川辺の火葬場の様子を眺めることになる。
野生の猿や怪しげなサドゥー（ヒンドゥー教の行者）がたむろする坂道を上って、高台に上がる。目の前に、金色の屋根を頂く寺院本堂がくっきりと見えるが、私たちの視線は専ら、その一段下にある川岸に集中していた。
ある場所では遺体が運ばれて葬儀の準備が始まり、ある場所では今まさに火葬が行われていて燃え盛る炎から煙がもうもうと立ち込めている。葬儀を見守る人々の様子も見て取ることができ、時折遺族の嗚咽の声が聞こえてくる。いつかは誰にでも訪れる「死」というものを真剣に考えさせてくれる場所だ。

高さ36m（大体12階建ての建物の高さに相当）、ドームの直径27m、台座の直径100mにもなるネパール最大の、且つ世界でも最大級のストゥーパ。
ここは私にとってネパールでも最高のお気に入りの場所だ。それは、見応え満点なストゥーパそのものの存在だけが理由ではない。その周りに幾つも並ぶチベット仏教寺院、そしてその周りを、マニ車を回し、マントラを唱えながらコルラしたり五体投地をしたりする信仰心深いチベット人の姿――祖国を蹂躙されて逃れて来たチベット難民がこの一帯に多く住んでいることもあって、ストゥーパの様式こそチベット本土のものとは違っているものの、さながら“リトル・チベット”とでも言うべき様相を呈していることが、その大きな理由だ。

丘の上にストゥーパがあるチベット仏教寺院だ。猿が多いことから“モンキー・テンプル”の異名を持ち、その名に違わず、麓の祠から石段の途中、丘の上まで至る所で猿が元気に動き回っている。
丘の上に着くと、白いドームの上にブッダ・アイが描かれた金色の三角帽子を載せた立派なストゥーパが出迎えてくれる。その横にはお堂もあって金色のご本尊や、ドゥンチェンと呼ばれるチベット式ホルンの重厚な低音が響き渡る中、チベット僧たちが読経にいそしんでいる様子も見ることができる。
また、この丘からはカトマンズの街を一望することができるが、カトマンズ盆地はかつて湖だったらしく、時間を遥か昔に逆回しすれば、ここから見えるのは広大な湖だったことになる。そう考えると、１つの景色にも悠久の歴史の背景を感じ取ることができる。

高雄市街のど真ん中を貫く大賑わいの夜市。昼間は普通の商店街だが、夜になるとB級グルメの屋台が商店の手前に軒を並べる。台湾グルメは海老が1匹丸ごと入った擔仔麺を頂いた。
その他、現地で1度は経験してみたかった台湾マッサージを体験。「愛心盲人按摩館」で全身マッサージを受けたが――（例えではなく本当に）悲鳴が出るほど痛かった。

左営蓮池潭の龍虎塔の隣にある信仰施設。龍虎塔と同様、恐らくは20世紀に建立されたものではあろうが、台湾の、中国の伝統が凝縮された施設だ。
台湾では龍が最も尊ばれる動物ということでここにもやはり龍虎塔と同様、龍のオブジェが設置されているが、ちょっとデフォルメされていて滑稽な感があり、龍と言うと恐ろしいイメージがあるものだが、ここの龍はむしろ可愛らしい。

春秋閣、龍虎塔、孔子廟、玄天上帝神像ほか各種廟等の信仰の施設が点在する左営蓮池潭でも印象に残るのが龍虎塔だ。岸に近い水の上に、ツインの七重の塔が浮かぶようにして並んで建っている。そこに行き着くまでの橋はジグザグになっているが、これはキョンシーなどのような魔物が入って来ないようにするためのものだ。
そして橋を渡ると、中をくぐることができる龍と虎のオブジェが並んでいるが、左側の龍のオブジェをくぐって入り、右側の虎のオブジェをくぐって出るという順序を辿るのが鉄則。何でも、台湾では龍が最も尊い生き物で虎が最も忌むべき生き物とされているため、この順番でくぐるとご利益があるということらしい。
恐らくはいずれも20世紀に建立されたものではあろうが、ここには台湾の、中国の伝統が凝縮されている。

幅は僅か200mながら長さは10kmと、高雄の港を南北に細長くすっぽりと蓋をするように横たわる半島。
北端の旗后山から半島を南へ、専ら街とは逆側の西の海ばかり眺めて歩いた。噴水あり、風車公園ありと海辺の街らしい光景が続き、またやはり台湾らしく、廟がある光景なども見ることができる。穏やかな海、雲は多いが「晴れ」と言っていい天気にも恵まれ、非常に爽やかな気分で半島巡りをすることができた。

旗津半島の最北端にある旗后山の上に建つ灯台。その近くにはかつての砲台もあり、この高台が高雄の安全な港の航行と、守備の要のポイントだというこということを表している。
高雄の海と、これからも益々の発展を期待させられる街の両方を一望でき、お得な場所と言えるかも知れない。」