hiroさんのクチコミ(20ページ)全489件
- サムネイル表示
- リスト表示
- ホテル
- ショッピング
- グルメ・レストラン
- 交通機関
- 観光スポット
- 基本情報
-
投稿日 2017年08月03日
総合評価:4.5
新幹線「はやぶさ」を利用しての家族旅行でした。
「盛岡駅」からホテルまでのアクセスは、予約制の「無料シャトルバス」(所要時間:約25分)が駅西口2階バスターミナル28番乗り場から1日3便あります。
その他に「盛岡駅」東口10番バス乗り場から、岩手県交通の路線バス「つなぎ温泉」行き(約35分)があり、「つなぎ温泉」行きの路線バスは、1時間に1本の運行で「盛岡駅前」の最終が19時35分となります。
また、「つなぎ温泉」バス停からホテルまでは徒歩約12分(約850メートル)となります。
今回は、「盛岡駅」に18時30分過ぎに到着であったため、「盛岡駅」東口からホテルまではタクシーを利用しました。
「盛岡駅」東口タクシー乗り場からのタクシー代は、4千数百円でした。
駅西口タクシー乗り場を利用するともう少し安くなると思いますが、「盛岡駅」新幹線改札口から駅西口タクシー乗り場までは少し歩きます。
宿泊した客室は、11階の和室タイプ(広縁付き12畳)で、4名による利用でしたのでちょうどよい広さでした。
客室からの眺望は、「五所湖」と「つなぎ大橋」が望めることができましたが、宿泊した日は、秋田地方の大雨による影響で秋田新幹線「こまち」が「盛岡駅」・「秋田駅」間が不通になったり、翌朝の早朝3時から盛岡市周辺でも大雨による「避難準備情報」が頻繁に配信されるなどの天候であったため、遠くの景色を望むことができませんでした。
天候が良ければ「岩手山」なども見ることができると思います。
夕食は、最近のホテルでは珍しい客室で食事するスタイルでしたので廻りを気にすることなく頂くことかできました。
食事の内容は、岩手県産の「地元食材」にこだわりがあり、三陸産の魚介類や純情ブランドの農畜産物を堪能しました。
「いわちく純情牛しゃぶしゃぶ」と「いわて純情米ひとめぼれ」が美味しかったです。
夕食のスタイルは、客室での部屋食が基本のようですが、宿泊プランや人数により「バイキング」や「個別会食場」もあります。
温泉施設は、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、2階(ロビー階)に五所湖が一望できる大浴場の『ひとりじめの湯』(露天風呂、サウナ付)、3階の離れに古き良き「南部曲り家」(母屋と馬屋が一体となったL字型の家)を連想させる源泉掛け流しの『南部曲り家の湯』(露天風呂、一部ミストサウナ付、別途:貸切露天風呂)があります。
『南部曲り家の湯』は、赤松の梁による小屋組み屋根で木のぬくもりとライトアップによる照明で渡り廊下から浴場まで温かみのある幻想的な空間を演出しています。
また、お湯もよく浴槽に入り、ほのかに香る硫黄の匂いを感じながら古民家風の小屋組を眺めていると癒され、お薦めの温泉です!
但し、『ひとりじめの湯』と『南部曲り家の湯』のそれぞれにある露天風呂4か所に入りましたが、屋根が付いているのは『南部曲り家の湯』の1か所だけで、3か所は雨にうたれながらの入浴となりました。
朝食は、3階コンベンションホールで和洋食のバイキング形式でした。
麺を自分で温めて作る「じゃじゃ麺」と「飲むヨーグルト」が美味しかったです。
家族からは、牛乳がとても濃く美味しかったと好評でした。
今回の宿泊では、20時過ぎから2階ロビーで「さんさ踊り」のパフォーマンスが約40分間行われていました。
「さんさ踊り」を見るのは初めてでしたたが、テンポのよい迫力のある踊りでした。
とても見ごたえがありよかったです。
「盛岡さんさ踊り」は、盛岡市中央通会場(県庁前~中央通二丁目)をメインに8月1日から4日間パレードが行われるお祭りです。
「盛岡さんさ踊り」(世界一の太鼓パレード)も見てみたいと感じました。
天気の良い日にまた宿泊して、露天風呂や客室からの景色を堪能したいと思います・・・- 旅行時期
- 2017年07月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 盛岡駅から車で30分程度です!
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 客室:
- 4.0
- 「五所湖」と「つなぎ大橋」が望めることができました。
- 接客対応:
- 4.0
- 風呂:
- 5.0
- 源泉掛け流しの『南部曲り家の湯』はお薦めです!
- 食事・ドリンク:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
-
「日本の歴史公園100選」に選ばれ、「都市公園コンクール国土交通大臣賞」を受賞した公園です!
投稿日 2017年07月30日
総合評価:4.5
『富岩運河環水公園』は、「とやま都市MIRAI計画」(富山駅北地区の鉄道跡地や運河船溜まりなどの遊休地を有効活用し、さらに民間活力の積極的な導入を図りながら、21世紀における富山県・富山市の産業・文化を先導するとともににぎわいと品格のある都市拠点を形成する計画)のシンボルゾーンとして、富山市の都市基盤形成の歴史において中心的な土木施設である「富岩運河」(「富山駅北」から「東岩瀬港」まで約5キロメートルの運河)牛島町側の船溜まりを整備した緑の広がる美しい水辺空間公園(別称:カナルパーク)です。
2006年(平成18年)に「都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会」によって選定された「日本の歴史公園100選」に選ばれているほか、2013年(平成25年)に「日本公園緑地協会」による第29回「都市公園コンクール」の最高賞である「国土交通大臣賞」(設計部門・大規模)を受賞しています。
『富岩運河環水公園』へのアクセスは、「富山駅」北口より徒歩で約10分(約750メートル)です。
公園内は、「運河の船溜まり」を利用した水辺空間を中心として両岸に遊歩道や芝生等の緑に囲まれて、「屋外劇場」、環水公園から中島閘門を通り岩瀬を結ぶ運河クルーズ「富岩水上ライン」乗り場、全世界のスターバックス店舗の中から優れたデザインの店舗に贈られる最優秀賞を受賞した世界一美しいスタバとして有名な「スターバックスコーヒー環水公園店」、フレンチの鉄人として有名な坂井宏行シェフ監修のレストラン「キュイジーヌ フランセーズ ラ・シャンス」が配置されています。
「運河の船溜まり」終着地には、川の最上流部をイメージする滝(落下高:3.7メートル)と湧水をイメージする水盤(直径33.5メートル)の「泉と滝の広場」があります。
滝は、20分間隔で「水のカーテン」となり落水します。(「水のカーテン」となっての落水は、圧巻です!)
運河の船溜まりの中央には、人工島「あいの島」があり野鳥ウオッチングの野鳥観察舎が配置されています。
人工島「あいの島」には、「天門橋」(橋長:58メートル)が設置されており、橋の両岸に「展望塔」(塔高:20.4メートル)が配置されています。
「展望塔」からは、『富岩運河環水公園』全体を見渡すことができるとともに「立山連峰」も一望できます。(「展望塔」には、エレベーターも設置されています。)
また、両岸の「展望塔」には「赤い糸電話」が設置されているものユニークです。
訪れた際は、天気も良く「展望塔」からは「立山連峰」を眺めることが出来てとても良かったです。
桜が開花する前でしたが、ちょうど「お花見フェスタ」の開催日で11時開催の準備中でしたが、人出も多く「スターバックスコーヒー環水公園店」には行列ができていました。
公園内は、水辺空間と緑でとてもきれいに整備されており、子供から大人まで楽しめる美しい景観によるくつろぎ空間となっています。
今回は、時間に余裕がなかったので、運河クルーズ「富岩水上ライン」に乗船しませんでしたが、運河の途中にある1934年(昭和9年)に完成した「中島閘門(こうもん)」(昭和の土木構造物として全国で初めて1998年(平成10年)「国指定重要文化財」に指定)水位調整の高低差2.5メートルのパナマ運河方式による「水のエレベーター」を体験してみたいです。(日本で体験できるのは、ここだけ!)
また、桜が咲く時期や夜の「ライトアップ」も観てみたいです!
何回でも足を運びたくなる公園です!- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.5
- 「富山駅」北口から徒歩で約10分です!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 「展望塔」には、エレベーターが設置されています!
- 見ごたえ:
- 4.5
- 「展望塔」から「立山連峰」を眺めることができて、水辺空間と緑できれいに整備された公園です!
-
投稿日 2017年07月22日
総合評価:4.5
『鴨川シーワールド』は、JR「安房鴨川駅」から「外房黒潮ライン(国道128号)」を東側に約2キロメートル程の海岸沿いに位置する1970年に開園の人気観光スポットです!
見どころは、「シャチ」(オーシャンスタジアム・収容人員:約2000人)、「ベルーガ」(マリンシアター・収容人員:約700人)、「イルカ」(サーフスタジアム・収容人員:約1000人)、「アシカ」(ロッキースタジアム・収容人員:約1000人)の充実した「パフォーマンスショー」で子供から大人まで楽しむことが出来ます。
「パフォーマンスショー」は、それぞれ開始時間をずらして行われているので、事前に観る順番などの計画をしておくとよいと思います。
また、参加人数限定(有料)による「ふれあい体験」(「イルカにタッチ」や「笑うアシカなどとの記念写真撮影」他)もあるので、こちらもお薦めです。
今回は十数年ぶりでゴールデンウィーク期間中に家族で訪れました。
非常に混雑しているだろうと予測し電車を利用しました。
JR「安房鴨川駅」西側のロータリーに『鴨川シーワールド』と『鴨川シーワールドホテル』行きの無料送迎バス乗り場があります。
JR外房線・内房線を利用する場合は、「安房鴨川駅」改札口が駅の東側にあり、駅西側ロータリーの無料送迎バス乗り場に行く場合は、改札口を出て左手にある歩道橋で線路を渡ります。(歩道橋の昇降は、階段の他にエレベーター設備も設置されています。)
入園したのが、11時30分過ぎになったので、混み具合や「パフォーマンスショー」の開始時間などを考慮して「アシカショー」を中心に園内を観て廻りました。
園内は大変混雑していましたが、「セイウチ」や「アザラシ」などに癒されました!
混雑時期に『鴨川シーワールド』を利用する際は、「安房鴨川駅」からの無料送迎バスをお薦めします。
その他に「東京駅」と「千葉駅」からの直通、「木更津金田バスターミナル」(新宿駅・品川駅・横浜駅・川崎駅・羽田空港・成田空港)を経由する「高速バス」と「入園券」のセットプランもあります。
『鴨川シーワールド』駐車場については、公式ホームページによると施設に隣接した駐車場が記載されて収容台数1200台(有料)として紹介されていますが、施設に隣接された駐車場の他に少し離れた場所にも駐車場施設があり、合計した収容台数が1200台であるのでゴールデンウィークやお盆の非常に混む時期に駐車場を利用して行かれる方は、時間に余裕をもった計画を立てたほうがよいと思います。
以前に「鴨川シーワールドホテル」に宿泊して『鴨川シーワールド』を満喫した経験があります。
「鴨川シーワールドホテル」は、『鴨川シーワールド』に隣接しており、宿泊者は開園と同時にホテルから直接入園することが出来ます。
また、「夜の水族館探検」などのイベントもあるので『鴨川シーワールド』を一日中満喫されたい方には、「鴨川シーワールドホテル」の宿泊もお薦めします!- 旅行時期
- 2017年05月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 施設の快適度:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- アトラクションの充実度:
- 5.0
-
投稿日 2017年07月01日
総合評価:4.0
浄土宗本覚院『太宗寺(たいそうじ)』は、山号を「霞関山(かかんざん)」と号する寺院(本尊は「阿弥陀如来(あみだにょらい)」)であり、豊臣秀吉の桃山時代末期である1596年(慶長元年)ごろ、甲州街道の道筋に「太宗」と称する僧の庵として造られた「太宗庵」が始まりとされるています。
1629年(寛永6年)に安房国勝山藩主「内藤正勝」の葬儀が行われたことを契機に「内藤家」(のちの信濃国高遠藩主)との縁が深まり「内藤家」の菩提寺となっており、新宿区指定史跡の「内藤正勝の墓(内藤家墓所)」があます。
『太宗寺』の院号「本覚院(ほんがくいん)」は、「内藤正勝」の法名を拝したものです。
1706年(宝永3年)に江戸深川「地蔵坊正元」の発願により、江戸の出入口6箇所(東海道、奥州街道、甲州街道、中山道、水戸街道、千葉街道)に「江戸六地蔵」として「地蔵菩薩坐像」造立されましたが、『太宗寺』は「江戸六地蔵」の第3番として、1712年(正徳2年)に「銅造地蔵菩薩坐像」が造立されています。
『太宗寺』の前をよく通りますが、以前から道路より見える像高2.67メートルの「銅造地蔵菩薩坐像」が気になっており、今回は少し時間があったので立ち寄ってみました。
「江戸六地蔵」の「銅造地蔵菩薩坐像」は、『太宗寺』を含めて第1番から第5番の5体が現存しており、現存しているすべてが「東京都指定有形文化財(彫刻)」に指定されています。
『太宗寺』境内の「不動堂」には、 「新宿区指定有形文化財(彫刻)」の「三日月不動像」(銅像・像高1.94メートル)と「新宿山ノ手七福神 布袋尊像」があり、「閻王殿(閻魔堂)」には、「新宿区指定有形民俗文化財」の「閻魔像」(江戸三閻魔、木造・総高5.5メートル)と「奪衣婆像」(木造・総高2.4メートル)が安置されています。
「閻魔像」は、江戸庶民より「内藤新宿のお閻魔さん」として信仰をあつめて、「奪衣婆像」は「葬頭河(しょうずか:三途の川のこと)の婆さん」と呼ばれていたそうです。
普段は、「閻王殿(閻魔堂)」の格子扉が閉まっており、扉の格子越しに「閻魔像」と「奪衣婆像」を覗く形になりますが、1月15日・16日と7月15日・16日の年2回のみ「御開扉」されるそうです。
道路から「銅造地蔵菩薩坐像」が目立ち、気になって境内の中に入りましたが、見どころ(文化財)の多い寺院です。
せっかく訪れたのですが、「閻王殿(閻魔堂)」扉が閉まっていたのが残念です。
訪問する際は、「閻王殿(閻魔堂)」の「御開扉」日に併せて訪問することをお勧めします。
「閻王殿(閻魔堂)」が「御開扉」されるときに併せてゆっくりと境内を散策してみたいと思います。
また『太宗寺』境内では、お盆の7月13日から2、3日間の夕方より「盆踊り大会」が開催されています。
こちらにも時間が合えば、行ってみたいと思います。
『太宗寺』へのアクセスは、「新宿御苑前駅」(東京メトロ・丸の内線)1番出口(1番線ホーム改札口)から120メートル程度、3番出口(2番線ホーム改札口)から140メートル程度で徒歩1から2分です。
「新宿三丁目駅」(東京メトロ・副都心線・丸の内線、都営地下鉄・都営新宿線)地下道C8番出口から350メートル程度で徒歩4から5分です。- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 新宿御苑前駅から歩いてすぐです。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年07月02日
総合評価:4.0
『池田屋安兵衛商店』は、江戸時代の中期に「越中富山の売薬」の始まりともなった富山を代表する和漢薬「反魂丹(はんごんたん)」を戦後まもなく復活させ製造販売しており、創業が1936年(昭和11年)、歴史ある「くすりの富山」を現在に受け継ぐ老舗です。
和漢薬「反魂丹」は、胃腸障害、食べ過ぎ飲み過ぎによる各症状、消化不良などにすぐれた効果を発揮します。
「越中富山の売薬」の歴史は、1674年(延宝2年)に富山藩2代目藩主となった「前田正甫」が、領地から出て全国どこでも商売ができる「他領商売勝手」を発布し、「反魂丹」などの製薬業を奨励して諸国に広め、「越中富山の売薬」の基礎を作っています。
『池田屋安兵衛商店』へのアクセスは、「富山駅」から市内電車(富山地方鉄道)「南富山駅前行き(1系統)」で「西町」停留場から約2分の堤町通り沿いに位置します。
建物は、富山中心市街地で最も古い木造建築物で外観が土蔵造りの「漆喰塗(白壁)」と「なまこ壁(平瓦)」に大きな屋号入の「店暖簾」があり、歴史を感じさせる店構えです。
団体観光ツアーの観光コースに含まれており、丸薬製造の実演・体験なども行われているようですが、訪れた際(土曜日の14時ごろ)は、店内にお客の姿はなく観光目的で店内に入るのは少し気が引ける雰囲気でした。
店舗1階入口右側は、「立ち売り場」となっていてレトロなパッケージの昔ながらの薬が陳列されています。
店舗1階入口左側は、「座売り場」として症状などについて話しを聞きながら、その人の体力や体質などに応じて処方する場となっています。
また、店舗中央の入口正面に「丸薬作り体験コーナー」があり、「丸薬作り体験コーナー」の裏側に和漢薬などを紹介するDVDを鑑賞するコーナー、縁台が設置されています。
訪れたときは、お客もまばらで「丸薬作り体験コーナー」で実演や体験が行われていませんでしたので、裏側のDVDを見てたり昔ながらの老舗店舗の雰囲気を味わいました。
店舗2階では、古代米や薬草を使ったオリジナル薬膳料理のレストラン「薬都」があります。
団体観光ツアーなどが立ち寄って店舗内が賑わっているときに併せて訪れてみたいです。
また、薬膳料理レストラン「薬都」でも食事をしてみたいです。- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- お買い得度:
- 4.0
- サービス:
- 3.5
- 品揃え:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
-
投稿日 2017年06月28日
総合評価:4.5
青竹ぶみラーメン『わたりや』は、テレビや雑誌で紹介されている「山の中にある行列のできるラーメン店」です。
お店へのアクセスは、関越自動車道「渋川伊香保」インターチェンジから「伊香保温泉」方面へ車で15分弱(約7キロメートル)で、「伊香保温泉」の約4キロメートル手前の山の中に位置します。
こんな場所に行列のできるお店が本当にあるのかと疑いたくなるような場所なので、初めての方は予めカーナビに住所を登録していないと迷ってしまうと思います。
店内は、メインの座敷が16席にテーブル席が8席の併せて24席です。
営業時間は、11時30分から15時(毎週木曜日定休)ですが、売り切れ次第終了なので早めに行くことをお勧めします。
日曜日の11時25分頃お店に到着しましたが、既に開店しており店内には数組のお客さんがいました。
メニューは、醤油・味噌・塩の各種ラーメン、餃子、ライスのみです。
今回は、お店の定番メニューである「支那竹ラーメン」を注文しました。
注文後、お茶と一緒にお通しの漬物が付いてきました。また、食後のコーヒー付きで「支那竹ラーメン」が650円と驚きの安さです。
青竹ぶみの自家製麺は、少し柔らかめのちぢれ太麺で、スープはあっさり系の「昔なつかしの醤油ラーメン」・・・美味しかったです!
トッピングの支那竹も沢山入っており、自家製の薄味で柔らかくお店自慢の逸品です。
お店を出たのはちょうど12時でしたが、行列ができていました。
お店脇のテラスには、大根が並んでおり「ご自由にどうぞ」とのこと・・・
店主の話しによると「近所の農家の方が傷もので出荷できないので持ってきたもの」だそうです。
青竹ぶみラーメン『わたりや』は、家族経営でリーズナブルな居心地の良いお店です!
是非、また食べたいと思います。- 旅行時期
- 2017年06月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- 山の中のお店です。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 味の良さに加えて、食後のコーヒーなどが付いて驚きの価格です!
- サービス:
- 4.5
- お茶請けの漬物、食後のコーヒー付きです。
- 雰囲気:
- 4.5
- 家族経営で居心地の良いお店です。
- 料理・味:
- 4.5
- 自家製麺、自家製支那竹のあっさり系「昔なつかしのラーメン」です。
- バリアフリー:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.5
-
投稿日 2017年06月24日
総合評価:4.0
『白えび亭』は、富山市の玄関口「富山駅」直結の南口1階のお土産処・食事処が集まった「きときと市場 とやマルシェ」内にあり、日本海で最大の外洋性内湾である「富山湾」を代表する「ブリ」、「ホタルイカ」と並んで、富山湾の宝石ともいわれる「白えび」を気軽に食せる人気のお店です。
4月最初の土・日曜日に「北陸新幹線」を利用して初めて富山を訪れましたが、「富山駅新幹線改札口」を出ると、ちょうど「白えび」漁の解禁日であったため報道陣の取材もあり「白えび」のPR活動で盛り上がっていました。
(「白えび」漁は、漁場保護のため漁獲期間が4月~11月に限定されているそうです。)
『白えび亭』には、富山二日目の昼食で立ち寄りました。
店内は、カウンター席とテーブル席があり、入店時に自動販売機で食券を購入するシステムです。
11時過ぎのお昼には少し早い時間帯に入店しましたが、11時30分前には行列ができており人気のあるお店であることを実感しました。
但し、店内の回転が速いので待ち時間は気にならないと思います。
メニューは、「白えび」の刺身や天ぷらの「丼ぶり」などがメインです。
前日の夜にお寿司屋さんで「白えび」の刺身や寿司を食べたので、『白えび亭』人気ナンバー1の元祖「白えび天丼」(白えびのすり身団子入り吸い物・漬物・白えび煎餅付き)
を注文しました。
「白えび」の天ぷらは、丁寧に1匹ずつバラバラに揚げてあり、ご飯も富山県産のこだわりがあるようでとても美味しかったです。
「白えび」の刺身と天ぷらの両方を楽しめるメニューもあるので、そちらもお薦めです!
『白えび亭』は、「富山駅」直結の「きときと市場 とやマルシェ」内にあるので、観光などでお土産品を見て廻りながら立ち寄れるのでとても便利です。
また、富山を訪れた際に立ち寄りたいと思います。
『白えび亭』は、昨年2016年11月に「東京駅」地下1階の「東京駅一番街」南側にも出店しているようなので、東京のお店にも立ち寄ってみたいと思います。- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 2,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 5.0
- 富山駅直結の「きときと市場 とやマルシェ」内です!
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 観光客向け度:
- 5.0
- お土産処・食事処が集まった「きときと市場 とやマルシェ」内にあります!
-
史実に基づかない模擬天守ですが、富山市のシンボルとして整備されています!
投稿日 2017年06月20日
総合評価:4.0
現在の『富山城』は、1954年(昭和29年)戦災復興事業の完了を機に開催された「富山産業大博覧会」の記念建築物として鉄筋コンクリート構造の「模擬天守」が建設されたものです。
「富山産業大博覧会」終了後に建物内部は、「富山市郷土博物館」として開館しています。
2004年(平成16年)には、戦災復興期を代表する建築物として「地域の景観の核」との評価により国の「登録有形文化財(建造物)」に登録されています。
また、今年2017年(平成29年)4月に「日本城郭協会」が創立50周年を記念して発表した「続日本100名城(101番~200番)」に選定(134番)されています。
その他に近代日本を代表する作曲家「滝廉太郎」が父親の仕事の都合で「富山県尋常師範学校附属小学校(旧富山城内)」に1学年途中から3学年途中まで在籍しており、彼が「荒城の月」を作曲する際のイメージした城に『富山城』が含まれているという説があります。
『富山城』の歴史は、種子島に火縄銃が伝来した1543年(天文12年)頃、この地の豪族「水野勝重」(後の「神保長職」)が築城したとされています。
その後、『富山城』をめぐり繰り広げられる一向一揆や、上杉謙信、武田信玄ら戦国武将たちによる攻防の後、織田信長の家臣「佐々成政」が富山城主となって『富山城』の大規模な改修が行われています。
「本能寺の変(1582年)」の後、1585年(天正13年)豊臣秀吉による征討をうけて「佐々成政」は降伏し、『富山城』は破却されます。
加賀・越中・能登が、加賀前田家初代「前田利家」の領有となり、加賀前田家2代「前田利長」(利家の長男)が隠居城として『富山城』や城下町の整備をしています。
1609年(慶長14年)には『富山城』主要部が焼失し、「前田利長」は「高岡城」に移っています。
加賀前田家3代「前田利常」(利家の四男)が隠居にあたり、富山藩を確立させ「前田利次」(利常の次男)が富山藩初代藩主となり、富山藩13代藩主「前田利同」の時に明治維新を迎え、『富山城』は1871年(明治4年)廃藩置県により廃城となっています。
城跡は縮小され史実に基づかない「模擬天守」となっていますが、「富山城址公園」として奇麗に整備されています。
また、城内部の「富山市郷土博物館」では、富山城の歴史をわかりやすく学べ、4階天守展望台が設置されています。
(展望台は、鳥避けの金網が張り巡らされているので写真撮影には不向きです。)
今回は時間に余裕が無かったので、じっくりと観て廻ることが出来ませんでした。
次回訪れた際は、じっくりと「富山市郷土博物館」や「佐藤記念美術館」を観て廻り、「富山城址公園」でゆっくりくつろぎたいです・・・- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年06月11日
総合評価:4.0
近代日本地図の始祖として江戸時代後期に初めて実測により日本地図(大日本沿海輿地全図)を作成したことで知られる『伊能忠敬』(1745年~1818年)は、現在の千葉県山武郡九十九里町の生まれで、1762年(17歳)の時に現在の千葉県香取市佐原で酒造家を営んでいた伊能家の婿養子になっています。
その後、1781年(36歳)に村の名主となり、1784年(39歳)に名主を監視する権限を持つ村方後見の役を命じられ、1794年(49歳)に家督を長男に引継ぎ隠居しています。
隠居した後の1795年(50歳)に江戸へ行き、深川黒江町(現在の門前仲町1丁目)に家をかまえ19年間(1814年まで)生活しましたが、地図の作成作業には手狭となっていたために八丁堀亀島町引っ越ししています。
江戸での隠居生活では、江戸幕府天文方になった天文学者の「高橋至時」に弟子入りし、天文学・測量技術を学び、蝦夷地(北海道)測量事業の担当として、高齢ではあるが測量技術や指導力、財力などの点で『伊能忠敬』が選任されています。
1800年(55歳)に第1次測量事業の蝦夷地(北海道)測量の旅に出発する早朝「富岡八幡宮」を参拝しています。
測量の旅に出発する前の「富岡八幡宮」参拝は、第8次測量事業まで毎回行われています。
1816年(71歳)第10次測量事業の江戸府内測量までに合計10回の測量事業が行われています。
(但し、第9次測量事業に伊能忠敬は、参加していません。)
『伊能忠敬』は、1818年(73歳)に生涯を終えますが、地図が未完成であったために死は隠され、「高橋景保」(「高橋至時」の長男)を中心に地図の作成作業は進めら、『伊能忠敬』の死後3年の1821年に「大日本沿海輿地全図」が完成しています。
「富岡八幡宮」に参拝する際は、『伊能忠敬像』に必ず立ち寄りますが、江戸時代に50歳から天文学・測量を学び日本各地を実測して日本地図を作った偉業に頭が下がります。また、『伊能忠敬像』の姿からも厳格で意志の強さが伝わってきます。
自分自身が弱気になっているときなどは、『伊能忠敬像』を見て「頑張らねば!」と勇気をもらっています。
『伊能忠敬像』は、「富岡八幡宮」の境内(正面大鳥居のすぐ左手)にあり、伊能忠敬が測量開始から200年を記念して、2001年(平成13年)に建立された比較的に新しい銅像です。
『伊能忠敬像』へのアクセスは、「門前仲町駅」(東京メトロ・東西線)1番出口から「永代通り」を木場方向へ徒歩3分(約150メートル)程度です。- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
-
4種類のタレでいろいろな味が楽しめるボリュームのあるお薦めの『雲吞(わんたん)麺』専門店です!
投稿日 2017年06月04日
総合評価:4.5
高円寺駅周辺で日曜日に家族3人で夕食をする事になり、高円寺駅周辺を歩いて食事場所を探していたところ『わんたん麺専門広州広場』の看板に目が留まりました。
店舗前の外から店員さんの様子を伺い、雲吞(わんたん)にこだわりを持っている感じがしてこの店で食事をすることに決めました。
『広州市場 高円寺店』へのアクセスは、「高円寺駅」南口から右方向(「阿佐ヶ谷駅」方向)に線路沿いを120メートルほど(信号を渡って最初の十字路)の「高円寺パル商店街」入口向かいで、「高円寺ストリート」と書かれた看板のある「JR中央線」高架下にあり徒歩1~2分程度です。
日曜日の20時近くでしたが、店内は満席で店の外で少し待つことになりました。待っている間にも数組のお客が訪れ行列ができました。
また、通りかかりの人が「ここは高円寺に最近出来た店で、新宿にも数店ありいつも混んでいる・・・」等の話しをしており、人気のあるチェーン店であることを知りました。
(後でインターネットで検索してみましたが、都内の五反田・中目黒・大塚・西新宿・新宿東口に店舗があり、高円寺店は2016年8月にオープンしています。)
店舗内部は、出入口を入ってすぐの場所に厨房を囲むようにしてカウンター席があり、店舗奥にテーブル席があります。
店内が混んでいたため2名・1名に分かれて店舗奥のテーブル席に案内されました。
店舗内部の壁には、「わんたんへのこだわり」、「清湯スープのこだわり」についての掲示があり店内の賑わいと併せて期待が膨らみます。
注文した品は、初めて訪れた店舗であったのためにとりあえず店の定番である『広州雲呑麺(塩)』(塩と醤油の2種類あります。)を注文しました。
麺は、縮れ平麺ですが麺が隠れて見えなくなるほどのこだわりの雲吞がたっぷり入っておりボリュームがあります。
店員さんの説明によるとレンゲに雲吞を乗せてテーブルにある4種類(食べるラー油・たまねぎダレ・塩しょうがダレ・にんにくダレ)のお好みのタレをかけて食べて下さいとの事でした。。
こだわりの雲吞は、表面がツルツル・モチモチのしっかりした皮に肉がたっぷり詰まった雲吞で、ひとつひとつが手包みで丁寧に仕上げていることが実感でき、大きいので食べごたえもあり、4種類のタレでいろいろな味も楽しめます。
また、縮れ平麺と清湯スープも雲吞とよく合い期待以上の逸品でした。
是非、また訪れたいと感じるお薦めの店舗です!
次回は、三種類の雲吞(豚・海老・野菜)が入った『三種盛り雲呑麺』を食べてみたいです。- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- 高円寺駅南口から徒歩1~2分です!
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 4.5
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.5
- 観光客向け度:
- 4.5
-
「深川不動尊」と親しまれている見どころ満載の賑わいのある寺院です!
投稿日 2017年05月28日
総合評価:4.5
『成田山東京別院深川不動堂』は、千葉県成田市にある真言宗智山派「大本山成田山新勝寺」の東京別院であり、通称『深川不動尊』として親しまれている「関東三十六不動」の第20番霊場でもある寺院です。
『深川不動堂』へのアクセスは、「門前仲町駅」(東京メトロ・東西線)1番出口から門前参道「人情深川ご利益通り」を約150メートル入った場所に位置します。
『深川不動堂』開創のきっかけは、江戸時代中期に歌舞伎役者の市川團十郎による「成田不動尊利生記」など成田山のご利益を物語った芝居が上演され、成田山の不動信仰が江戸庶民の中に広く浸透したことにより、1703年(元禄16年)に「成田山新勝寺」の御本尊である「不動明王像」の「出開帳」(特別公開)が、当時「富岡八幡宮」の別当寺であった「永代寺」で行われたことが始まりとされています。5代将軍「徳川綱吉」の生母「桂昌院」も参拝されたそうです。
その後も「出開帳」は、しばしば開催されて幕末の1856年(安政3年)までに12回実施されています。
「出開帳」の行われていた「永代寺」は、明治初年の神仏分離により一時廃寺となりましたが不動尊信仰は根強く、永続的な御旅所確立のために深川移転の話し高まり、1878年(明治11年)に「不動明王御分霊」を祀り、『深川不動堂』として存続することが東京府により認められ、1881年(明治14年)に本堂が完成しています。
その後、関東大震災および東京大空襲と二度にわたり本堂は焼失していますが、御本尊の焼失だけは免れています。
現在の境内真中正面に位置する建物の「旧本堂」は、1951年(昭和26年)に千葉県印旛沼のほとりにあった龍腹寺の地蔵堂(1863年建立)を移築されたもので、「江東区指定登録文化財」となっています。
「旧本堂」の西側に位置する建物が2011年(平成23年)に開創310年記念事業として建立された現在の「本堂」になります。
「本堂」外壁は、お不動様のご真言に包まれた「真言梵字壁」による装飾された近代的な建物で、本堂内は段差の少ない構造で、約1万体のクリスタル五輪塔が奉安された御本尊の真下を通る「祈りの回廊」があります。
旧本堂の裏手の4階建ての建物が開創300年を期に2000年(平成12年)に建立された「諸仏諸尊」をお祀りしている「内仏殿」になります。
「内仏殿」1階には、彫刻界の巨匠・沢田政廣氏が60歳の厄年に際し敬刻したといわれる「立座不動明王像」を祀る「政廣不動の間」、2階には、四国八十八箇所霊場のそれぞれの砂が納められた「四国八十八箇所巡拝所」、4階には、大日如来を安置する「宝蔵大日堂」があり、日本画家・中島千波画伯による日本最大級の格天井画「大日如来蓮池図」が描かれています。
境内さほど広くはありませんが、毎日「護摩祈祷」が行われており、御札を申し込まなくても誰でも参列することができ参拝者でいつも賑わっています。
また、「内仏殿」内部は独特の雰囲気があり、誰でも自由に無料で拝観できるなど見どころ満載で、お薦めの観光スポットです!- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
-
投稿日 2017年05月20日
総合評価:4.5
『富山市ガラス美術館』は、「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの集大成として、2015年(平成27年)8月にオープンした複合施設「TOYAMAキラリ」の建物内(2階から6階)に開館した「現代グラスアート」作品を中心に揃えている新しい美術館です。
富山市中心部(「富山駅」南口から約1.6キロメートル)に位置しており、『富山市ガラス美術館』へのアクセスは、「富山駅」南口から市内電車環状線(セントラム)「グランドプラザ前」停留場から約2分、南富山駅前行き(1系統)「西町」停留場から約1分となります。
『富山市ガラス美術館』のある複合施設「TOYAMAキラリ」は、日本を代表する世界的な建築家・隈研吾氏(2020年開催予定の東京オリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の設計担当)が設計を手掛けた建物で外観および内観がとても斬新な設計となっています。
建物内部2階から6階までが高さ18メートルの斜めの吹き抜け空間となっており、吹き抜け空間2階から6階の南面が『富山市ガラス美術館』、吹き抜け空間3階から5階の北面が「富山市立図書館本館」です。
また、「斜めの吹き抜け」部分の最上部天井の天窓から光が差し込み、吹き抜け空間全体がとても明るく感じられます。
さらに、建物内部には富山県産のスギ材がルーバー状に全面的に使用されており、森林の中にいるような落ち着いた心休まる「くつろぎ空間」を演出しています。
『富山市ガラス美術館』の2階・3階部分は「企画展示室」、4階部分が「常設展示室」(美術館所蔵の現代グラスアート作品を「コレクション展」として展示)、5階部分が「ギャラリー」(創作活動を行っている方への貸出スペース)、6階部分が「グラス・アート・ガーデン」(『富山市ガラス美術館』のシンボルとなる常設展示)があります。
また、2階から4階の壁面に「グラス・アート・パサージュ」(富山にゆかりのある現代グラスアート作家による作品展示スペース:観覧無料)、2階には「ミュージアムショップ」のコーナーもあります。
まずは、斜めの吹き抜け空間の2階から4階の各フロア「グラス・アート・パサージュ」に展示されている現代グラスアート作品をエスカレーターで上りながら鑑賞したり、斜めの吹き抜けの「くつろぎ空間」を写真撮影しながら4階の「コレクション展」へ行きました。
4階の「コレクション展」および6階の「グラス・アート・ガーデン」の観覧料は、200円(高校生以下無料)になります。(チケット半券があれば1日何回でも観覧できます。)
今回訪れた際は、2階・3階部分の「企画展示室」での企画展はありませんでした。(企画展がある場合は、別途観覧料が必要になります。)
「コレクション展」では、大小さまざまな作品が展示されています。それぞれの作品の解説を読んでいるとかなり見ごたえがあります。(「コレクション展」での写真撮影不可です。)
『富山市ガラス美術館』の一番のお薦めが、6階の「グラス・アート・ガーデン」になります。
「グラス・アート・ガーデン」は、アメリカ現代ガラス美術作家の巨匠デイル・チフーリ氏と工房「チフーリ・スタジオ」のスタッフが手掛けた「インスタレーション(空間美術)」となっています。
展示スペースは、作品と照明を巧みに組み合わせて”幻想的な空間を造り”作品と展示スペースが一体となったアート作品として仕上がっています。
「グラス・アート・ガーデン」は、非営利目的であれば写真撮影が認められており、作品をいろいろな角度から鑑賞しながら照明の加減で微妙に変化する表情を写真撮影する楽しさもあります。
観覧料200円は、とてもお得で、是非また行きたいと感じる素敵な美術館です!
『富山市ガラス美術館』は、建物の「TOYAMAキラリ」と併せて「ガラスの街とやま」を象徴する富山市内のお薦め観光スポットです!- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 5.0
- 美術館の作品と併せて建物も見ごたえ充分です!
-
投稿日 2017年05月14日
総合評価:4.0
「江戸三大祭り」のひとつである「富岡八幡宮例祭(深川八幡祭り)」(8月15日を中心に開催)が行われる「富岡八幡宮」に奉納された日本一の神輿『御本社一の宮神輿』があります。
「富岡八幡宮」には、元禄時代の1717年(享保2年)に深川に屋敷があった豪商「紀伊国屋文左衛門」が奉納したとされる総金張りの「三基三様の神輿」(八幡造り・神明造り・春日造り)があり、「みこし深川」と呼ばれていたそうです。
1923年(大正12年)の関東大震災により、この三基の神輿すべてが焼失しています。
現在の『御本社一の宮神輿』は、1991年(平成3年)に奉納されたものです。
神輿の大きさは、「高さ:4.39メートル」「屋根幅:2.89メートル」「重量:約4.5トン」あります。
また、大きさだけではなく神輿の装飾も「鳳凰の胸」に7カラットのダイヤ、「鳳凰の目」に4カラットのダイヤ、「鳳凰の鶏冠」に2010個のルビーが使用され、その他にも各所に宝石や金、銀、プラチナなどの貴金属がふんだんに使用されています。
目の当たりにすると神輿の大きさ・装飾ともに圧倒され、正に『モンスター』といったスケールの大きさです!
この『御本社一の宮神輿』は、奉納された1991年(平成3年)に一度だけ担がれただけだそうです。
以前、地元の方から奉納時に担がれた時のビデオを見せてもらいましたが、関東大震災から68年の時を経て復活した神輿に対する地元深川の方たちの思いが伝わってくる圧巻のビデオでした。
「富岡八幡宮例祭」の際に『御本社一の宮神輿』は、重量があり過ぎて担ぎ手が不足することから、1997年(平成9年)に『御本社二の宮神輿』が奉納され、「富岡八幡宮例祭」3年に一度の「本祭り」に『御本社二の宮神輿』が担ぎ出されています。
『御本社二の宮神輿』の大きさは、「高さ:3.27メートル」「屋根幅:2.27メートル」「重量:約2トン」あり、装飾も「鳳凰の目」に2.5カラットのダイヤが使用されるなど、『御本社一の宮神輿』に引けを取らない大きな神輿です!
この二つの大神輿は、「富岡八幡宮」正面の大鳥居から正面参道を本殿に向かって直ぐ左手にある「神輿庫」内に二基並んで置かれています。
通常は、9時から17時まで「神輿庫」内をガラス越しに見ることができます。月次祭当日(毎月1日、15日、28日)は、20時まで見ることができます。
(ガラス越しのため、光の反射などで納得のいく写真撮影は難しいです。)
「富岡八幡宮」を参拝した際に必ず「神輿庫」を覗いていますが、毎回スケールの大きさに圧倒されます!
また、「富岡八幡宮例祭」についても何回か見物で訪れています。
前回は、2012年(平成24年)の「東日本大震災早期復興祈願」として開催(2011年の「本祭り」は、東日本大震災のあった年で中止)されたときに見物にいきました。
この年は、天皇皇后両陛下も訪れて大変な賑わいでした。
「富岡八幡宮例祭」3年に一度の「本祭り」は、「別名:水掛け祭」と呼び、50基以上の神輿担ぎ手に沿道の観衆から清めの水が浴びせられ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がります。
また、神輿を担ぐときは、伝統的な掛け声「ワッショイ、ワッシヨイ」が特徴です。
(ある人から伝統的な掛け声「ワッショイ、ワッシヨイ」は、みんなの和をもって神輿を背負うからと聞いたことがあります。)
2017年は、3年に一度の「本祭り」の様なので祭りと合わせて『御本社一の宮神輿』を見に行きたいと思います。
祭り好きの方にはお勧めです!- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年05月13日
総合評価:4.0
地元の方に初めて富山県に来たのであれば「是非、体験してもらいたい!」ということで、富山ご当地ラーメンである「富山ブラック」の元祖、『西町大喜 西町本店』を教えてもらいました。
「富山ブラック」の言葉はなんとなく聞いたことはありましたが、詳細を知りませんでした。
せっかく富山に来たので、教えてもらった「富山ブラック」発祥の地である元祖のお店(富山で最も古いラーメン専門店)に入りました。
『西町大喜 西町本店』は、「富山駅」南口から約1.6キロメートルの場所にある老舗の店舗です。
外壁は黒塗りの木造建物で間口が1間程度の小さい店舗ですが、店舗前に「元祖 富山ブラック」と書かれた黒地のノボリがあるので分かりやすいです。
また、「美味」「求真」「中華」「そば」と書かれた「菅笠」が外観の装飾として用いられており、創業1947年(昭和22年)の歴史を感じさせる建物です。
店舗内部は、奥行きがあり両側の壁に沿ってカウンター席があり、壁に向かって座るタイプです。(反対側のカウンター席とは背中合わせになる造りです。)
また、壁面には多くの有名人のサイン色紙が飾られており、人気店であることが分かります。
メニューは、ラーメン専門店ということで「中華そば」小〔並〕・大・特大の3種類とサイドメニューとしてライス〔小〕と生卵、ドリンクのみでした。
初めての来店だったので、とりあえず「中華そば」小〔並〕を注文しました。
カウンターには、お店の歴史やラーメンの特徴、美味しい食べ方を記載した名刺サイズのチラシが置いてあります。
まずは、食べる前にチラシの「美味しい召し上がり方」の通りに器の中で麺と具材をスープになじませるようによく混ぜてから食べました。
スープは、文字通り黒い濃口醤油にふんだんに掛けられた粗引き黒胡椒の風味により引き締まった塩辛さの衝撃的な味でした。
また、硬めの太麺と厚切りのチャーシューは、食べごたえがあります。
正に「よく噛んで」食べるおかずの中華そばで、後から聞いた話ですが、ご飯も一緒に食べるのが一般的な食べ方だそうです。
富山に行く機会があったら一度は塩辛い味を体験して頂きたいお薦めの店舗です。- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 3.5
- 富山駅南口から約1.6キロメートルです。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
- 衝撃的な塩辛さです。
- バリアフリー:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 4.5
-
投稿日 2017年05月07日
総合評価:4.0
『横綱力士碑』は、江戸時代最後の横綱である12代横綱「陣幕久五郎」が発起人となって歴代横綱を顕彰する碑として、1900年(明治33年)に「江戸勧進相撲(かんじんすもう)発祥の地」で知られる「富岡八幡宮」境内の本殿に向かって右手奥に建立されています。
「勧進相撲(かんじんすもう)」とは、寺社の本堂や山門などの造営、修復に要する費用を捻出するため開催した「興行相撲」のこと。
現在は「江東区指定有形文化財(歴史資料)」に指定されています。
戦国時代には、武術としての相撲が各大名から奨励されており、「織田信長」も毎年「上覧相撲」を行わせて、「力士の四股名」、「行司」、「弓取り式」などがこの時代に始まったとされています。
江戸時代には、「興行相撲」が京都、大阪からはじまり、トラブルが多くしばしば禁令が出ていましたが、徳川幕府より1684年(貞享元年)に「富岡八幡宮」境内での春と秋の年2場所の「勧進相撲」開催が許されたそうです。
「白御影石」で建立された、幅約3メートル、高さ約3.5メートル、重量約20トンの『横綱力士碑』は、歴代横綱の四股名が刻名されています。
『横綱力士碑』に刻名されているのは、初代横綱「綾川五郎次」から45代横綱「若乃花幹士(初代)」までが刻名されていますが、刻名する場所が無くなったために現在は、「副碑」が設けられて46代横綱「朝潮太郎(3代)」から71代横綱「鶴竜力三郎」までが、「副碑」に刻名されています。
72代横綱「稀勢の里」については、「日本相撲協会」立会いのもと「富岡八幡宮」境内で「刻名式」ならびに「奉納土俵入り」が行われて、「副碑」に刻名される予定です。
(72代横綱「稀勢の里」刻名式:2017年(平成29年)6月9日(金)開催予定)
横綱「稀勢の里」の「奉納土俵入り」を生で見たいですが、平日は仕事なので無理ですね・・・大勢の方で盛り上がるでことでしょう!
その他『横綱力士碑』には、歴代横綱以外に賛同者として「伊藤博文」、「山県有朋」、「大隈重信」の名前も刻名されています。
『横綱力士碑』は、その名の通り威厳に満ちた重厚な石碑です!- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年05月04日
総合評価:4.0
今回、北陸新幹線を利用し初めて富山市を訪れました。
「富山駅」に10時30分ごろに到着し、夕方までの時間で富山市内観光を考えていました。
詳細な計画を立てていなかったので、まずは富山駅の「とやま観光案内所」で「富山市観光ガイドマップ」をもらい、お薦めの観光スポットと移動手段などを教えてもらいました。(観光案内所の方は、とても親切でわかりやすく丁寧に対応してくれました。)
市内観光のための移動手段として『富山地方鉄道(市内電車)』を利用しました。
『富山地方鉄道(市内電車)』は、「富山駅(南口)」新幹線改札口を出た正面に「富山駅停留場」があり、「富山駅停留場」を起点として1系統から3系統の3路線が運行しています。
1系統は、「富山駅停留場」から「南富山駅前停留場」間の15停留所を折り返し運転をしています。
2系統は、「南富山駅前停留場」から「富山駅停留場」を経由して「大学前停留所」間の22停留所を折り返し運転をしています。
3系統は、「富山駅停留場」から反時計回りに富山市中心部の13停留所を環状(巡回)運転をしています。
今回は、『富山地方鉄道(市内電車)』3系統の環状線(セントラム)を利用して「富山市街地観光」をしました。
『3系統の環状線(セントラム)』は、1周約3.7キロメートルの所要時間約28分で、およそ10分間隔で運行しています。
富山市街地観光のちょっとした移動手段にとても便利な市内電車です!
料金は、大人200円(均一制)で、ICカード割引運賃(「えこまいか」と「パスカ」のみ使用可能)は、大人180円になります。
その他にお得な「フリーキップ」として、市内電車とバス(富山駅前から280円区間)が1日乗り放題の『市内電車・バス1日ふりーきっぷ』大人620円、「市内電車・バス1日ふりーきっぷ」に富山名物「甘味」と「ます寿し」を交換することができる付属のクーポン券付きの『ぐるっとグルメぐりクーポン』1枚1000円などがあります。
自分の予定に合わせて「フリーキップ」などを購入して市街地観光するとお得です!
今回は、富山地方鉄道(市内電車)の『3系統の環状線(セントラム)』に乗り富山市街地観光をしましたが、また富山市を訪れた際は、富山駅北口から「富山ライトレール 富山港線」に乗って富山湾方面にも行ってみたいです。- 旅行時期
- 2017年04月
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 乗り場へのアクセス:
- 4.5
- 車窓:
- 4.0
-
投稿日 2017年05月04日
総合評価:4.0
『福徳神社』の創建についての詳細な記録は無く不祥ですが、神社に伝わる略記よると清和天皇(第56代)在位していた貞観年間(859年~879年)には、武蔵野の村落である福徳村の稲荷神社として既に鎮座し、社号もこの村名に由来し「福徳稲荷」といわれ、明治維新後の1876年(明治9年)に『福徳神社』と改められています。
神社の主祭神は、日本書紀によると「倉稲魂命」(うかのみたまのみこと)、古事記では「宇迦之御魂神」(うかのみたましん)で五穀豊穣の神様です。
『福徳神社』は、元来武将の信仰があつく平安時代後期の武将である源義家(1039年~1106年)が深く崇敬されていたと伝わっています。
また、江戸幕府以前には、戦国時代の武将で江戸城を築城した太田道灌(1432年~1486年)も深く崇敬し、兜・矢・鏃などが奉納されたと伝わっています。
さらに小田原征伐により北条氏が滅んだ後、関東の新領主として徳川家康が江戸入府した1590年に初めて参詣し、その後も参詣は数度に及んだと伝わっています。
『芽吹稲荷』の由来は、徳川秀忠(二代将軍)が1614年正月に参詣した際に「福徳とはまことにめでたい神号である」と称賛し、その際に樹皮付きのクヌギの鳥居に若芽が萌え出ているのを見て「芽吹稲荷」との別称を命名しています。
幕末期には火災が多く度々被災していますが、社殿・施設修復費用捻出のため、富くじ興行が許された社寺のひとつでもありました。
天保年間(1830年~1843年)には全国的な凶作により行われた「天保の改革」の影響により一時「福徳稲荷」は姿を消しますが、改革を断行した老中・水野忠邦の失脚後、氏子の嘆願により再興されています。
1923年(大正12年)の関東大震災、1944年(昭和19年)の東京空襲などを経て、現在の地に落ち着いたのは1973年(昭和48年)、その後2007年(平成19年)に決定した「日本橋室町東地区開発計画」の一環として2014年(平成26年)に現在の本殿が再興されました。
2016年(平成28年)には、『福徳神社』と一体となった広場空間である「福徳の森」が整備され人々の憩いの場となっています。
2014年(平成26年)に現在の本殿が竣工した当時に参拝した際は、ひっそりとした神社のイメージでした。
ビルの谷間の小さい神社ですが、現在はテレビのコマーシャルでも取り上げられ、「福徳の森」と一体となった植栽が奇麗に整備された広場(人々の憩いの場)として定着しており、多くの参拝者で賑わいのある人気の神社になっています。
「福徳の森」と一体となったビルの谷間の癒しの空間として人気スポットとなっています!
日本橋を訪れた際は、必ず参拝している小さいですが歴史のある神社です。- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2017年05月03日
総合評価:4.5
2015年(平成27年)8月にオープンした『TOYAMAキラリ』(地下1階、地上10階建て、高さ約57メートル)は、「富山第一銀行本店」、「富山市立図書館本館」、「富山市ガラス美術館」などの施設による複合施設です。
『TOYAMAキラリ』は、「富山駅」南口から約1.6キロメートルの南北に延びる「桜橋電車通り」と東西に延びる「平和通り」が交差する「西町交差点」の南西側角に位置します。
「富山駅」からのアクセスは、市内電車環状線(セントラム)「グランドプラザ前」停留場から約2分、南富山駅前行き(1系統)「西町」停留場から約1分です。
建物の設計は、2020年開催予定の東京オリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の設計を手掛けている日本を代表する世界的な建築家・隈研吾氏の「隈研吾建築都市設計事務所」、「アール・アイ・エー(RIA)」、「三四五建築研究所」の3社による共同企業体が担当し、外観・内観ともに独創的な建物となっています。
平和通り(北側)と桜橋電車通り(東側)に面する外壁は、角度の付いた縦に細長い3種類の外装パネル(アルミパネル、ガラスパネル、白御影石パネル)をランダムに約1000枚使用し、立山連峰の峰々の山肌が表現されています。
角度に変化の付いた3種類の外装パネルは、ランダムに配置されているので見る場所や角度、日差しによって光の反射の仕方が変化するので、芸術性が感じられる目を引く外観となっています。
また、3種類の外装パネルの内、「アルミパネル」と「ガラスパネル」は、富山県の主要産業の素材であり、「白御影石」は、旧富山第一銀行本店の外壁にも使用されていた素材だそうです。
建物内部については、2階から6階までが高さ18メートルの斜めの吹き抜け空間となっています。
「斜めの吹き抜け」は、垂直な吹き抜けと異なり奥行きが感じられ、「富山市立図書館本館」各フロアと「斜めの吹き抜け」部分には、間仕切り壁がないので、建物全体がとても開放的な広い空間構成となっています。
また、「斜めの吹き抜け」部分の最上部天井の天窓から光が差し込み、建物全体がとても明るく感じられます。
さらに、建物内部には富山県産のスギ材がルーバー状に全面的に使用されており、森林の中にいるような落ち着いた心休まる「くつろぎ空間」を演出しています。
今回は、「富山市ガラス美術館」を観光目的で訪れました。
建物内部は、観光の方と地元の方が共有できる空間となっており、「ガラス美術館」の展示内容も充分に満喫出来ましたが、建物内の「吹き抜け」部分を見て廻るだけでも満足できる富山市内のお薦め観光スポットです!- 旅行時期
- 2017年04月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 富山駅南口から約1.6キロメートルです。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
-
「深川(門前仲町)」エリアを散策する人で賑わいのある通りです!
投稿日 2017年04月30日
総合評価:4.0
『人情深川ご利益通り』は、テレビの情報番組などメディアの取材でよく紹介せれていますが、「門前仲町駅」(東京メトロ・東西線)1番出口「永代通り」から「深川不動堂」までの約150メートルの門前参道です。
「永代通り」に面した『人情深川ご利益通り』入り口には、千葉県成田市にある「大本山成田山新勝寺」の「東京別院」である「深川不動堂」の赤門(赤門上部の「成田山」の文字と「輪宝紋」が目印)があります。
「深川(門前仲町)」エリアは、「富岡八幡宮」ならびに「深川不動堂」が人気スポットであるため多くの参拝者で賑わいのある通りです。
門前参道入り口の赤門右側が「門前仲町駅」1番出口で、左側に和菓子の老舗「伊勢屋 本店」(創業:明治40年)があります。
「門前仲町駅」1番出口の隣には、「深川名物 元祖 あげまん 登録商標」の看板とのれんが目を引くこちらも老舗「宮月堂」(創業:大正6年)があります。
参道を進み左側に江戸深川の味・佃煮の老舗「筑定」(創業:大正7年)があり 、右側に深川名物・深川丼の「六衛門」があります。
さらに進み十字路の右側に門前仲町の門前の由来である「永代寺」、左側に名物手作りきんつばの老舗「深川 華」(創業:明治25年)、その隣りに種類豊富な手焼きせんべいの「其角せんべい」があります。
さらに進むと左側に京都の老舗漬物「近為 深川1号店・深川2号店」など、「深川不動堂」までの約150メートルの通りに興味深い気になる店舗が沢山あります。
「深川不動堂」境内までの約150メートルを気になるお店に立ち寄りながらぶらぶら歩いているだけでも心が癒されます。
毎月1日、15日、28日は、「深川不動堂」の縁日のある日となっており、多くの人で賑わうようです。
縁日の日に合わせて、「深川(門前仲町)」エリアを散策しに訪れてみたいと思います。- 旅行時期
- 2017年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- 「門前仲町駅」(東京メトロ・東西線)1番出口
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 「深川不動堂」への参拝者で賑わいがあります
- 見ごたえ:
- 4.0
- 気になるお店が沢山あります
-
『立山連峰』の景色を楽しめるのは、普通車の場合「E席」です!
投稿日 2017年04月27日
総合評価:4.0
2015年(平成27年)の「北陸新幹線金沢延伸」開業前の「長野新幹線」(E2系)時代に「大宮駅」から「長野駅」までの利用はありましたが、今回は、家族旅行で初めて「大宮駅」から「富山駅」区間の『北陸新幹線』(E7系)を利用しました。
行き帰りとも『かがやき』(行き:かがやき521号、帰り:かがやき530号)に乗車しました。
「大宮駅」から「富山駅」までの区間で停車する駅は、「長野駅」の一駅のみで「大宮駅」から「富山駅」までの乗車時間は約1時間50分であり、あっという間に目的地に到着しました。
今まで自分自身の中で「東京から北陸地方へ行くのは遠い」というイメージが一新して身近に感じるようになりました!
4月最初の土日の利用で、行き帰りともに車内の指定席は、ほぼ満席でした。
車両は、12両編成で12号車(金沢駅方面)が「グランクラス席」車両、11号車が「グリーン席」車両、1号車から10号車が「普通車席」車両となっており、全車両禁煙です。
初日の東京は前夜からの雨が少し残っており、富山についたときは曇り模様の天候で少し寒い日でした。
途中の軽井沢駅周辺の車窓からは、雪景色が眺められました。
帰りは、晴れていたので、車窓から望む「立山連峰」の山々の景色がとても奇麗でした。
車窓から「立山連峰」の山々を望むには、「普通車席」の「D席」「E席」側の座席になります。
「A席」「B席」「C席」側の座席からは、日本海を見渡すことができます。
車窓からの景色を楽しみたいときは、普通車の場合「E席」をお勧めします!- 旅行時期
- 2017年04月
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 車窓:
- 4.5

























































































