岳人28号さんのクチコミ(16ページ)全934件

夏はリフトの下にクガイソウ、ニッコウキスゲなどの花がたくさん咲いています。自生しているものでなく植栽されたものなのが少し残念ではありますが、この日のような霧で景色が見えないときでも目を楽しませるものがあるのはありがたいです。花に誘われたアサギマダラらしき蝶もたくさん舞っていました。

徳島県を東から西へ直線的に流れる吉野川に沿って走る路線です。車窓からは吉野川がよく見えますが、どこまで行ってもあまり景観が変わらず、やや単調にも感じました。朝6時過ぎの始発に乗ったので車内はガラガラでした。

おしゃれな板張りの遊歩道で新町川の右岸側にあります。橋のあるところでは横断歩道を渡らなくても橋の下をくぐって川沿いをずっと歩けるようになっていたりして、散策しやすいようによく整備されています。ガタンゴトンと板を踏む足音がするのも楽しいです。人が大勢歩いていたら音がうるさそうですが…。

表御殿の跡地に建てられた徳島城博物館と一体になっていて、博物館で入館料300円を払えば庭園に無料で入れます。50円の入園料で庭園のみの見学も可能です。庭石の選び方や配置の仕方が非常に野趣にあふれていて、飛び石伝いに散策していると、まるで自然の渓谷を歩いているかのような気分になれました。

徳島藩ゆかりの品や阿波踊り関連の展示があります。最大の目玉は国指定重要文化財の徳島藩御召船「千山丸」。さほど大きくないから展示できるというのもあるでしょうが、レプリカでなく実物が展示されているのはありがたいことです。江戸時代の船の実物が展示されていること自体非常に珍しいです。

JR四国の普通列車は不便な路線が多く、乗換の待ち時間が長過ぎて、特急を使わないと遠くまで行けない印象がありますが、高徳線の高松・徳島間は乗換なしで行ける便がそれなりにあって、青春18きっぷ利用者にとっては、実にありがたいです。1両編成のワンマン列車なのに車内にゴミ箱があったのも意外でした。こういうのは特急列車にしかないものだと思ってました。

徳島駅の裏手にある山城です。建物は残っておらず石垣だけですが、石垣に使われているのは「阿波の青石」と呼ばれる緑色片岩で、一見してほかの城の石垣とは違うのがわかります。石段を登った標高61ｍの山頂が本丸跡で広場になっています。樹木にさえぎられて展望はあまり良くありません。

徳島城の城山の東麓は大きな岩がいくつも重なり合って天然の石垣のようになっており、そこにある岩と岩の間にできた隙間のようなところが城山貝塚です。大量のハマグリ、カキなどの貝殻のほか、縄文土器、屈葬人骨などが発掘されたそうです。

中央森林公園の舗装道にある入口から山道を15分ほど下ったところにあります。落差25ｍを数段に分けて流れ下る滝で、最も落差の大きい部分でも11ｍしかなく、見た目の迫力はいまいちです。現地には滝の成り立ちなどを説明した案内板があります。

現地のパンフレットや案内板に遊歩道が表示されていても、実際に行って見ると、一部にはすっかり荒廃していたりするところがあります。また「歩行禁止」の看板があるサイクリングロードを通らないと歩行者が進めない箇所があったりして、歩行者の存在を十分考慮していないのでは？と思ったりしました。

6月中旬、アジサイを見に行きました。アジサイの時期は入園料が通常より少し高くなっています。100種1万本のアジサイが植えられているという名所のアジサイは、もちろん見事でしたが、個人的には園内を散策していて1本だけ咲いているのを見つけたササユリに興奮しました。自然の山を散策するような雰囲気も味わえるのが三景園の魅力だと思います。

混雑状況が心配でしたが、平日だったのでヤマツツジが見ごろの時期でも、さほど混雑してませんでした。ロープウェイからの景観は平凡で、とくにこれといった見所はありません。ただ、葛城山の登山道の景観が平凡なので歩く時間と労力を節約できるメリットは大きいと思います。

訪れたのは5月下旬の23日で、タイミング的には最盛期を過ぎた感じでしたが、山頂部の斜面を覆うように咲くヤマツツジは実に見事でした。平日なので比較的人も少なく、ゆったりした気分でツツジを愛でながら散策できました。

ロープウェイ駅近くの登山口から櫛羅の滝を経由して登るメインの登山道は、杉林の中をひたすら登るコースで、景観の変化に乏しく単調です。頂上に近いあたりまで登らないと展望は得られませんし、ツツジなどの花も上のほうまで行かないとありません。歩いて登る最短コースなので、登山客はけっこう多いですが、個人的にはあまりおすすめできません。

シングル1泊1700円（税込み）でした。前回泊まったときは日曜日で、チェックインした夜9時ごろ、シャワーブースが全部使用中で使えませんでしたが、今回は平日（水曜日）だったせいか空いていて、夜9時ごろチェックインしてすぐにシャワーブースが使えました。大浴場は男女で利用できる時間帯が分かれており、男性は18:00～20:50ですから、早めにチェックインしないと入れません。シャワーブースは24時間利用可能です。

西川緑道公園から連続していて同じように水路沿いが公園になっています。西川の水路が二つに枝分かれしているところから先が枝川緑道公園です。こちらにはカキツバタが植えられているところがあり、訪れた5月初旬はまだ咲いている花はわずかでしたが、もうしばらくしたらたくさん咲きそう。飛び石や橋などで日本庭園風になっているところもあり、変化があって散策のしがいがあります。

以前、春のお花見シーズンに来たときは路面電車の西川緑道公園駅から北に歩きましたが、今回は逆の南に歩いてみました。5月初旬は公園の垣根になっているサツキがあちこちでよく咲いてました。南のほうにはホタル沢と名づけられたところもあり、もしかすると時季が来ればホタルが見られるのかもしれません。

神社の祭神になっている和気清麻呂を救ったのがイノシシだということで、神使がイノシシになっており、狛犬ならぬ狛イノシシをはじめ神社のあちこちにイノシシがあります。町指定文化財になっている明治18年建立の本殿にもイノシシの彫刻がありました。藤公園の藤の見物客が大勢参拝に訪れていてにぎやかでしたが、神社の裏山はカエデの木が多いようで、秋の紅葉の時期に来るのも良さそうだと思いました。

全国各地や中国などのいろんな品種の藤が植えられていて、広い藤棚全体が満開になっている様は壮観です。これだけの規模の藤棚はなかなかありませんし、広島県の三永水源地など大規模な藤棚があるところも樹勢が衰えて花があまり咲かなくなっているので、勢いよく咲いているここは貴重な存在だと思います。ＪＲ和気駅からやや距離がありますが、川沿いに歩いていけば着くのでわかりやすいですし、藤公園に向かう観光客のクルマは別の道を通るので、交通量も少なく景色も良くて、多少距離があっても気持ちよく歩けます。

岡山城のそぐそばにあります。もともと岡山城二の丸の対面所跡なのだとか。風格のある門は支藩の生坂藩の岡山屋敷から移築されたものです。展示品の中心は岡山藩主池田家伝来の道具類で、訪れたときに催されていた展覧会のテーマは「入れ物」でした。美麗な蒔絵や螺鈿の細工が施された箱、侘びさびを感じさせる備前焼の器、刀をおさめる鞘、その鞘を入れる鞘袋などいろいろありました。ちょうど漫画「へうげもの」を読んで道具類に興味が出ていたところでもあり、なかなか面白かったです。