hayaojisanさんのクチコミ(2ページ)全105件

部屋も浴室も広々。ソファー(ベッドになる）もある。家具、調度などの色合いもよく、全体にシックな感じで滞在する満足感が高い。大画面テレビ、壁にはCDステレオが設置され音楽愛好者としては非常にありがたい。壁には銅版画、天井は寝てみて気が付いたが天井画まである。朝食は別料金だったが内容に満足。総じてアメリカ的なチェーンホテルにはない質のよさを感じた。ただし満点というわけにはいかず、以下のものはない。金庫、冷蔵庫。またコンセントも洗面所に1カ所あるだけで、置いてあるコップもプラスティックの貧弱なもの。ローマ観光で金庫がないのは不安と思う人も多いだろう。

えらく安いビジネスクラスのオファーがあったのでローマ往復を購入した。マイルが倍になるというのでカタール航空のマイレージ会員にもなった。しかし後で分かったことだが、限られた期間に自分の会員ページで登録しなければならないそうで、結局は普通にマイルが入っただけ。そのほかに、VISAカードで払うと割引という記述もあったが、画面のハジにあるボタンをクリックしなければならないということで、後の祭り。このように美味しいキャッチフレーズで人を呼んでおいて、難しい関門を作るとは不快だ。
飛行機そのものは快適で乗り継ぎもスムーズだったが、問題は出発時刻。日が変わってわずか1分後の0：01発で、当然各種サービスも遅くなる。私にとってビジネスクラスの食事を断る選択肢はないが、やはり遅すぎる。成田発の便もあるようで、そちらは22：20発。こちらを選ぶのもよいのでは。
機内食は日本航空と提携しているようで、和食も問題ない。軽食で握り寿司があったので、注文したのは初めての経験。量的には物足りなかったが味はよかった。

アリタリア航空のストライキで,
空港に着くと、関係するほとんどの便がキャンセルになっていた。私たちの飛行機はエア・マルタだったが、運航はアリタリアだったので空港に足止め。歩いて行ける唯一のホテルがヒルトンだったのでここにした。イタリアの田舎では100ユーロ程度でかなり満足のいく宿に泊まれたが、ここはその倍以上、それでいて全然面白くない。もちろん一定の水準は確保されているが。ゴールド会員なのでエグゼクティブ・ラウンジに出入りできたが、オードブルも酒も貧弱でわびしくなるほど。お金が有り余っている人以外は避けた方がいい。

オルビエートの観光は何をおいてもドゥオーモだと思う。広いドゥオーモ前の広場から階段を少し降りると、このホテルはある。場所的に景色などは望めないが、ホテルを1歩出るとドゥオーモが目に入る。滞在中、何度も正面に回ってファサードをながめた。こんな田舎にイタリアでも有数の教会があるのは驚異だ。ホテルはまあ普通だろう。車で行く場合はドゥオーモ前の広場に出て停車、歩いてフロントに行くといい。係員が運転して、車をホテル正面へまわしてくれる。

パイネ国立公園の入口にあるだけに、施設は充実している。外観だけ見るとホテルと見間違えるほど。部屋は6人部屋、2段ベッドだが、寝袋ではなくシーツのある普通の寝床。シャワー完備。大きな食堂。談話室もあるが、消灯時間がなく、私の部屋のすぐ近くだったので、うるさくて寝付けなかった。ここの人たちは朝早く出ようという感覚がない。

関係会社から優待券をいただいたので、行ってみた。できればレストランの方に行ければよいのだが、1回に5000円しか使えず、高価なメニュー（ランチは不可）なので採算割れに
なってしまう。やむなくバーに行った。入口はレストランとは別で、入ってみると、それほど特別な雰囲気は感じない。コンサート前だったので妻はグレープフルーツジュース(1000円）、私はシェリー(1200円）を1杯飲むだけにした。つまみとしてドライフルーツ(1000円）とメニューにはなかったがチーズ2種の盛り合わせを頼む(1200円）。運ばれてきたものを見て妻と顔を見合わせる。皿の上にチマチマと載った食物はあまりにさびしいものであった。発見もあった。ドライなチーズも洋酒には合うものだと思った。サービス料を加えて5228円なり。次回は飲み物だけにしようと言い合ったが、自分のお金ではまず行きませんね。

この宿は「誠の湯」というスーパー銭湯と一体化しており、入浴や食事の施設も共通である。効率的な経営と言えるが、それに伴う制約もあり、例えば朝の入浴は6時45分からと遅い。部屋は広い和室で、前の日に狭いホテルに泊まったので、ゆったりできてよかった。部屋にも風呂は付いているが、大浴場は広々、イベントの湯としてマンゴー風呂があった。露天風呂もあるが、階段を裸で登っていかなければならず、寒かった。
食事は「月替わり京会席」ということでお造りもたっぷり、後から温かいものを運んでくれるのもよい。ただそこはスーパー銭湯、あまり期待しすぎない方がよい。飲み物もリーゾナブル、普通の旅館よりは安い。
この辺りは壬生川通で新選組ゆかりの場所、また昔の遊郭、島原の大門も近く散策するのに興味深いところだ。
料金は一人15600円だった。

京都でゆったりというのはこの値段では無理だった。部屋にはクローゼットの余地もなく、衣服は壁のフックに掛けることになる。テレビはベッドのへりに腰かけ上を見上げて見る。ベッドは壁に密着なので、奥のベッドには足元の方からのっかて行かなければならない。部屋にはシャワーしかないが、大浴場があるのでよし。問題はトイレ（シャワー室兼用）で腰の部分までは擦りガラスで隠れているものの、実質丸見え。ドアも密閉はされず鍵もかからない。気になる人には目隠しを貸し出すという表示はあったが、これでは落ち着いて用を足せない。
1階エレベーター前に無料の新聞数種類と、やはり無料のコーヒーが置いてあり重宝した。

サンチャゴまで行ったが、成田発、ヴァンクーヴァー、トロントと2カ所経由、所要時間27時間。ヴァンクーヴァーまではエコノミーで、それ以後はビジネスで31万円くらい。全部ビジネスにするとずっと高くなってしまうので、疲れるであろう旅の後半を楽にしてくれるよいチケットだ。
エアカナダは飛行機も新しくB787を堪能した。ビジネスのサービスは基本的にはよいのだが、出発前に提供される飲み物の回収に来ないことがあり、ウトウトしていると出発してしまって、グラスの内容物がズボンなどにぶちまけられてしまった。水だったから、そのまま乾かしたが、他のものなら大変だった。ところが別の便で、また取りに来ず乗務員も着席してしまったのであわてて呼ぶ羽目に。出発前のチェックが甘い。

ここで泊まるのは2度目。株主優待で宿泊料は無料だったが、周辺に歩いて行ける飲食店がないので、食事が高くつく。鳥羽駅発の送迎バスも最終が18時で夕食を食べていくのには無理がある。2泊したので1泊目はフランス料理を食した。料理は3コースあって、それぞれ9500円、15000円､21000円と高価だ。私たちは9500円のコースを選ぶ。メニューを列記すると前菜「魚介とフルーツトマトのお菓子仕立て」「季節のスープと帆立貝のソテー」「地魚とアオリイカのソテー」「子羊ロース肉の燻製」にデザート、コーヒー。一見おいしそうだが、料理としての完成度が低く、素材を盛り合わせて適当な液体をかけただけといった感。例えば前菜では最下部に野菜・果物の切ったものが敷き詰めてあるが、上部の魚介との関連性が無く、別々のものを食べている感じ。見た目はよいのだが。主観的と言われるかもしれないが、私は「ひらまつ」系のフランス料理店に定期的に通って自分なりの評価基準を持っている。ここはフランス料理を名乗るのに値しないと思う。
翌日は車を借りて、せいぜい2～3分と近い石鏡漁港に野趣に富む漁師飯の店を見つけた。
　このホテルのいい点は随所にアートが置かれていることで草間彌生の作品やシャガールの絵もある。

ホテルは空港に近くタクシー料金は18.5ユーロだった。ここはホテルにいる限りは快適で、ラウンジに入れる料金だったので、夕刻はワインとオードブルを楽しんだ。一方、観光に出る際は、主要な観光地からは程遠く、行き帰りに時間がかかる。地下鉄の駅は遠くフロントで行き方を聞くと、地図に線を引いてくれたが歩ける道ではなかった。ここからはタクシーで往復というのが通例のようだ。私のように自分の足で歩きたいものには不向きだった。帰りなど歩いているうちに、車道しかないところに入ってしまい、ひどい目にあった。周りには歩いて行けるレストランなどはあまりなく、ビジネスマン用のホテルといっていいだろう。

このホテルの最大の特徴はサッカースタジアムのすぐそばにあることだろう。ドラガンスタヂアムというのだろうか。たまたま土曜日だったので、試合開催の日、観客が地下鉄でどんどん集まって来ていた。私一人なら観戦するという選択肢もあったが、あいにく妻は興味がないようで、やむなく人波と逆行してドウロ川の観光に行った。さてホテルだが今回の旅行でも最高の体験となった。アップグレードしてもらった12階のスーペリアルームは広々していて気持ちがよい。また高台にあるためポルト市街の景色が広がり素晴らしい眺めだった。私はマリオットの会員でランクはシルバーと低いが、それでもこういういいことがある。

ヒースロー空港で腹立たしいのはホテルの送迎バスが共同で、5ポンド程度と高い料金を取ることだ。このホテルは比較的近くせいぜい5分程度しか乗らないのにである。3人だったのでタクシーに乗った。翌日、ロンドンに向かったがこのホテルは地下鉄の駅Hatton Cross まで歩くことができ、余計な出費を避けることができる。
部屋については、ベッドが寝返りするごとにカタカタ音がした。また3人部屋なのにタオル類が2人分しか用意されていなかった。朝食はよい。

仙石原の中心に近いところにあり、観光に便利。特にラリック美術館は隣なので、車を置いて歩いて行った。このホテルは立地が素晴らしく川に面したたたずまいが美しい。部屋はスーペリアルームが取れたのでゆったり過ごせた。大浴場は6階にあり、脱衣場はプールと共通である。プールは温泉だけに温かく、箱根の山が見渡せて楽しい。ただ広くはなく、子供を含め9人程度の人数でもぶつからないように注意しなければならない。
問題は夕食、バイキングは安くはないのに内容は貧弱。今年旅館で3回ほどバイキング料理を食したが、それらと比べ大いに落ちる。寿司も刺身も種類少なく、デザートも面白みなし。同様のことが朝食にもいえ、果物類が特に貧弱だった。飲み物も割高。今度泊まる機会があれば、外のレストランを探そうと思った。

ダウンタウン的な場所なので、滞在して楽しい場所ではない。リゾート感覚を求める人には向かない。ただ料金は比較的安く、広めの部屋にとまることができた。観光に出かけ、帰ってきて休憩して夕食に出かける、といった使い方も十分できる。初めての場所でホテルを探すのはいつも難しさを感じる。ホテルがどんな環境に位置しているかということを事前になかなかつかめないからだ。今回もどちらかというと失敗の部類かもしれない。

旧軽井沢のこの辺りは、ふらっと行って昼食を食べるには敷居の高い店が多い。ここもコース料理が中心でメニューもないという。ベトナムと日本料理のフュージョンということだったが、帰ろうとすると、フォーだけでもよい、デザート付きで１５００円というので入った。ここで特筆すべきは、庭園に面したテラス席だ。台風一過の青空に庭の低木や草花が映え、風も気持ちよく、湧き水が流れる音と相まって、いつまでも座って休んでいたいという気持ちを起こさせる。料理のほうは、カモの肉を大量にストックしているそうで、フォーにもカモが入っていたが硬かった。味はまあ普通でしょう。デザートがつくはずだったが、ベトナムコーヒーが運ばれ、それで終わり。
客は我々以外一人も来なかった。印象に残る店ではあるが、再訪するかどうかは微妙。

第一に立地の問題。周囲には商業施設は何もなく、歩いて観光できる所はない。車のない人はやめたほうがよい。それを除くとホテルの環境自体は悪くない。森に囲まれて実に静かな場所だ。部屋は広く周りの森はよく見えるが、和室で椅子は全くなく、床に座るしかないので、足や腰にこたえた。夕食は折衷的だが、フルコースで魚も肉も付く。値段からすると驚異的だ。朝食は幕の内弁当のような容器に、旅館の朝食によく出る塩味系の、きんぴらや煮魚、ひじきの煮物、漬物などを盛り込んだもので、あまりうれしくない。特に連泊する人にとっては苦行だろう。
ここを拠点に車で動ける人には、コストパフォーマンスは高いだろう。

草津には何度も行っており、今回は今までに行ったことのない宿を選んだ。ホテル桜井は新館が１６階の高層建築で、どこからでも見え、散歩に出ても迷う心配はない。２階は広大なロビーと宴会場等になっており、巨大さに目をみはる。部屋は５階だった。和室だが広縁に２人掛けの長椅子がありよかった。風呂は今まで見たことがないほど巨大で、窓に沿って横に長い形である。ぬるめ、熱めとの表示があるが、ぬるめでも私には熱すぎた。露天風呂に行ってみると、草津らしい匂いのする濁り湯で温度もよく気に入った。
夕食バイキングは巨大な会場で、ジャンルごとに上手に配置されている。寿司、刺身、てんぷら、ステーキは係員が張り付き、サービスしている。てんぷらは野菜中心だが、上質だった。夕食後に盆踊り、湯もみ、太鼓たたきなどが行われる。子ども連れにはいいだろう。草津をリーゾナブルに楽しみたい人には向いている。リゾートのハイクラスな雰囲気を求める人には向かない。

御主人が山好きのようで、登山者に優しい宿だ。今回登山者用のパッケージを選んだ。これは夕食と、朝の白馬登山口への送りがセットになっており、朝食は付かない。途中、コンビニに立ち寄ってくれるので食料は購入できる。登山口猿倉の山小屋に泊まることも考えたが、探すと掘り出し物はあるものだ。少し高いだけで、お子様ランチ的な山小屋の食事と、雑魚寝を免れるのだから。
駅から電話すると15分ほどで御主人によるお迎え。グローブ・インの名のとおり、森の中の瀟洒な宿だ。
夕食は6品から成るコース。前菜はニジマスの燻製、セロリの冷たいスープ、メインは豚の頬肉の煮込み、雑炊、デザート、コーヒー紅茶、これにパンがつく。説明によるとスープかサラダということだが、これは両方ほしい。野菜が不足な感じがする。総じて中満足。山小屋の食事とは比べものにはならないが。

白馬岳山頂まで15分の地点にあるこの山荘は西穂山荘と並んで、初めて山小屋に泊まる人達にもおすすめだ。800人収容と日本最大規模を誇り、独立したレストラン「スカイプラザ」もある。これがまた大規模なもので置かれた家具も含め、味わいある空間だ。私はここで生ビールを飲むことを、ずっと楽しみにしていたが、今回果たせた。ここにはケーキセットもあり、酒を飲まない方にも楽しみが待っている。
建物は堅牢でこんな高所にあっても、安心感がある。夕食はまあまあ。弁当も頼んだが、おかずは悪くないものの、ご飯が美味しくなかった。気圧のせいか、米の質のせいか分からないが。
夕食後、ＪＡＸＡの関係者による、夏の星座の解説があった。残念ながら曇っていて、星空観賞はできなかったが。