ミロヒさんのクチコミ(18ページ)全2,910件

五箇荘の金堂地区にある弘誓寺、五個荘近江商人屋敷外村繁邸、五個荘近江商人屋外村宇兵衛邸の前を通る通りが寺前・鯉通りです。通りには錦鯉が泳ぐ用水路が流れ五箇荘で一番趣きのある通りです。車で通る場合、幅員が狭く脱輪することもあり得るので注意が必要です。

五箇荘の金堂地区を通るあきんど通り沿いに金堂まちなみ保存交流館があります。三中井百貨店で知られる中江富十郎の旧邸宅で、唯一無料で見学することができる近江商人屋敷です。邸宅内では生け花の展示や、特産品の販売もされており、休憩、情報入手ができます。

五箇荘の金堂地区にある外村宇兵衛邸から用水路沿いに西に入った所に外村繁邸があります。外村繁は外村宇兵衛の分家になります。
邸宅内は昔ながらのおくどさんが残っており、貼り付けてある家訓を読むと面白いです。屋敷も見応えがあり、特に客間として使われていた2階から庭園が綺麗に見え気に入りました。
外村繁は小説家であったため蔵では作品に関わる資料が展示されています。

五箇荘の金堂地区にある中江準五郎邸の裏手に外村宇兵衛邸があります。こちらも近江商人屋敷の一つです。訪れて見ると、以前んは内部公開していたようですが、現在は手記博施設になっているようで中には入れませんでした。この為外からの見学となりますが、用水路のある白壁の奥には立派な木々が植わっており、公開して欲しいものです。

五箇荘の金堂地区に残る近江商人屋敷の一つが中江準五郎邸です。大正期から昭和初期に朝鮮、中国で三中井百貨店を展開した人物の邸宅で、邸内には屋敷の他、池泉回遊式の庭園や2棟の蔵があります。蔵の中では郷土人形の「小幡人形」が展示されており、とても可愛いです。小幡人形を買える所があるか聞いてみたのですが、現在は作られている所が余りなく売られてはいないという話でした。

五箇荘駅の西方約2Kmの所にある金堂地区に昔ながらに商家の街並みが残っています。重要伝統的建造物群保存地区にしていされており、鯉が泳ぐ用水路のある通りや、寺社の並ぶ通り、商家の並ぶ通りなどが残されています。
通りは狭い所が多く車でのアクセスは注意が必要、駐車場に停めて歩いて回るのが良いかと思います。

五箇荘にある観峰館の北200m程の所に藤井彦四郎の邸宅があります。藤井彦四郎は毛糸を扱う藤井糸店を創業し財をなした実業家で五箇荘を代表する近江商人の一人です。
邸宅は総檜造りの客殿、主屋、スイスのシャレーを模した洋館等があります。特に客殿に使用されている木材は豪華で贅沢のもので、驚かされました。
五箇荘には近江商人の邸宅が幾つかありますが、その中でも一番立派だと思います。

五箇荘駅から西に599mほど、国道8号線沿いにある展望台の様な建物が観峰館です。妻が書に興味があり観峰館を訪問しました。館内では日本や中国の書にまつわる書画や、拓本等の資料が展示されています。今回、書の展示をみて、改めて書の奥深さが少し分かったような気がしました

豊郷の駅の近くの旧中山道沿いに伊藤忠兵衛記念館があります。伊藤忠兵衛は近江を代表する近江商人で、現在の丸紅、伊藤忠、東洋紡等に繋がる財閥を起業した財閥の祖と言える人物です。それほどの財を成した人ですが、伊藤忠兵衛邸である記念館は思った程広い屋敷でもなく、造りも贅沢な材も使われておらずちょっと驚きました。
無料で見学できるのも良いです。

豊郷駅の北方、旧中山道に面した所に豊郷小学校旧校舎群があります。昭和12年にウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によって建てられた鉄筋コンクリート造の校舎です。左右対称の校舎に入るとどこかで見たことがある様な懐かし感じの教室、廊下があります。中央の階段の手すりには兎と亀をモチーフにした像の装飾があり遊び心を感じます。
こんな学校で学べた人がうらやましく思いました。

豊郷小学校旧校舎群から北に300m程の所にある先人を偲ぶ館の一角に旧豊郷尋常高等小学校本館があります。明治期に建てられた左右対称の2階建ての建物で、現在は薩摩治兵衛記念館として利用されています。
建物の中を覗いてみると、卓球台が置かれて卓球場として使われてるのかな？と思いました。

豊郷町は丸紅、伊藤忠等の祖となった伊藤忠兵衛を始めとした多くの近江商人を輩出したした地として知られます。それらの豊郷町が生んだ先人をたたえ、その功績や偉業を紹介する施設が先人を偲ぶ館です。
豊郷小学校旧校舎群から北に300m程の所にあり、無料で観られますが、開館日に注意が必要です。

JR彦根駅西側の旭町交差点のすぐ近くにあるホテルサンルート彦根に宿泊しました。1階にはひこにゃんの人形や、甲冑等が置かれ彦根観光を意識した感じです。
部屋自体の設備は少し古さを感じさせられる所がありますが、特に問題はありません。無料で朝食がついていたのですが、しっかりとした和食の定食で、無料なのにしっかりと食事をいただけました。
駐車場も駅地下にも関わらず、近くににあり、しかも無料。
彦根観光で利用するのに便利なホテルです。

彦根城の京橋の正面から南に延びる通りが夢京橋キャッスルロードです。伊勢のおかげ横丁の様な城下町の雰囲気をイメージさせる建物の飲食店や土産物店が並ぶ商業エリアです。
夜日が暮れたあと夕飯を食べに行きました。丁度、マジックアワーの空に月が浮かび、商店の灯がともる景色がとても綺麗でした。

JR彦根駅の西口前のロータリーにある騎馬像が井伊直政公像です。井伊直政は徳川家康に仕えた徳川四天王の一人として活躍し、関ヶ原の戦後に佐和山城を与えられ、初代彦根藩藩主を務めました。
彦根を発展させた人物として駅前にこの騎馬像が置かれたそうです。

立花町西交差点から中濠沿いに北に入った所に旧鈴木屋敷長屋門があります。この長屋門も中流武士の邸宅の物ですが、旧西郷屋敷、旧池田屋敷の長屋門よりも貧相な感じで、格子戸（入口）が無ければ物置小屋と言った感じの長屋門です。
わざわざ観にかなくても良いと思います。

彦根城二の丸から佐和口を出て左手に中濠沿いに行くと埋木舎があります。更に先に進んだ住宅街の入口に旧池田屋敷長屋門があります。伊賀忍者の流れをもつ中流武士であった池田家の長屋門です。旧西郷屋敷長屋門の長屋門と比べると半分以下の規模ですが、中流武士の生活が分かる建物です。

夢京橋キャッスルロードのある京橋交差点から濠沿いに西に150m程行った所にある木造のお堂の様な建物がスミス記念堂です。アメリカ人牧師でもあり、英語教師でもあったパーシー・アルメリン・スミスが建立した礼拝堂です。
昭和初期に建てられた和風教会建築で、よく見て見ると、上から見た場合十字架の形をしています。中は見られず、外観だけの見学となりました。

彦根城の東側にある佐和口多聞櫓へと向かう通りの中濠沿いには美しい松の木が並んでいます。この松並木がいろは松です。約300年前の二代藩主直孝の時代に植えられた松と言われ、47本あったことからいろは松と言われているそうです。
中濠に映り込むいろは松の姿は特に美しく見えます。

彦根城の表門橋前になる駐車場の一角に長屋門の様な建物がありますが、これが馬屋です。内部は無料で公開されており、入ると馬の人形が置かれていました。奥まで馬房があり、現在の厩舎と変わらない程の規模です。
城郭の遺構としてこの様な大きな馬屋が残っているとは思いませんでした。