芸術＆食欲の秋を満喫☆　京都市美術館～白川あかり茶会～岡崎ときあかり～京 静華～

2015/09/19 - 2015/09/19

友人Mと「まんなかバースデー」と称し、いつもよりちょっぴり贅沢なディナーを京都で人気の中華のお店でセッティング。

岡崎エリアに出向くということで、ちょうど開催されていたマグリット展とルーヴル美術館展で絵画鑑賞を堪能、偶然開催されていた2つのイベントも楽しむことができ、充実した半日となりました。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

シルバーウィーク初日の午後。
友人Mと地下鉄東山駅で待ち合わせ、いつものように白川沿道を歩いて京都市美術館へ。

すると何やら白川でイベントの準備をしていますよ。
「白川あかり茶会」？
あとで見にくることにしましょう。

この日は旅行記を作るつもりじゃなかったけど、急遽フォートラ用に撮影開始（笑）

いつも渡っているこの細い橋は、日本冷蔵（現ニチレイ）工場から保冷用のおがくずを対岸の広場に運搬するために作られた私有の橋だったそうです。

へ〜へ〜そうなんだ〜
フォートラ目線で見るといつも新しい発見があります。

平安神宮の大鳥居。

いつも観光客でにぎわっているところです。

京都市美術館ではマグリット展とルーヴル美術館展が開催されていました。
両方行くと200円引きにはなりますが、もうちょっと割り引いてほしいとビンボーなpacorinは思うのでした。

pacorin的メインはマグリット展♪
http://magritte2015.jp/index.html

マグリットの本格的な回顧展は東京では13年ぶり、京都では44年ぶりなんだそうです。

マグリット展は待ち時間なし、ルーヴル展は30分待ちでした。
ちなみにこの1週間前の週末に行った人はルーヴル展で1時間半待ちだったそうです。

先にマグリット展へ（撮影禁止）

初期から晩年までの約130作品が世界10カ国以上から集められた、とても贅沢な展覧会でした。
少しでもマグリットが好きな方には絶対おすすめです。
10月12日まで開催されているのでお急ぎを〜！

代表作「ピレネーの城」はイスラエル博物館にあるんですね。
いつか行ってみたいものです。

夕方になるとルーヴル展も待ち時間ゼロでした。

こちらは「日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」というテーマで当時の世相や人々の暮らしを見る、というもの。

pacorinはルーヴルに行ったことがあるので、「見覚えあるな」という絵が沢山ありました。
ルーヴルに行った旅行記：友だちたずねてベルギー＆パリ　〜名画を堪能　パリ編〜
http://4travel.jp/travelogue/10836023

2つの展覧会を見終え、外に出ると美術館の前に烏帽子をかぶったおじさんたちが並んで座っていて、前には人だかりができていました。

ちょうど「岡崎ときあかり」というイベントをやっていて、平安神宮雅楽会による「越天楽」の演奏がはじまるところだったのです。
http://www.k-af.com/collabo/12/event02/

しばし雅楽に耳を傾け、昼間に見かけた「白川あかり茶会」をチェックしにいきます。

平安神宮の大鳥居もＬＥＤのあかりでライトアップされ、夜空に浮かび上がって見えます。

白川に戻ってきました。

灯篭は「京都花灯路」につかわれているものなんですね。

「白川あかり茶会」は「岡崎ときあかり」のコラボ企画で、白川水上や沿道に個性的な茶席がつくられ、お茶のおもてなしがうけられるというもの。
各席一服600円（お菓子付き）

全然知らなかったけど、昨年春秋にも同じようなイベントがあったようなので、恒例行事なのかも。

休憩せず美術展を見てまわって足がすっかり疲れていたので、茶席で一服することに。

M's Salonというカジュアルな抹茶カフェでお茶とお菓子をいただきました。
白川水上の茶席だったので、「カワド」という川におりるための階段をおりてほっと一息。

友禅流しの様子が再現されていました。

ディナーの予約が19：45〜だったので、「岡崎ときあかり」のプロジェクションマッピングを見るため美術館前へ戻ります。

なんか今日はこの辺を行ったりきたりしてる（笑）

お！やってるやってる。

今年で5回目となるプロジェクションマッピング、今回のテーマは「あかりとアートで彩る”現代の琳派”」
ワークショップを通じてともに創り上げた作品や、一般公募の作品を上映し、「岡崎ときあかりアワード」として審査されます。

上映作品は22作品、見にきたときは4つめの「動物たちとの時間」で京都市動物園の動物たちが映し出されていました。

しばし友人Ｍ撮影のプロジェクションマッピング写真が続きま〜す♪

「宵山彷徨」

「柄あそび」

「みなそこ」

「CLUB RIMPA」かな？
わからなくなってきたので以下省略〜

ディナーの時間が近づいてきたのでこの辺で。
作品が次々と上映されてすごく楽しめました〜☆

本日のメインその２
要予約、1万円（税サ別）のおまかせコースのみのお店でディナーです。

「京　静華」
京都市左京区岡崎円勝寺町36-3 2F
075-752-8521

人気のピッツエリア「ダ・ユウキ」の2階でひっそり営業されています。
ダ・ユウキに行った旅行記：ピザ食べついでに動物園
http://4travel.jp/travelogue/10753619

一見フレンチ？と思うようなテーブルセッティング。
どんなお料理が出てくるのか楽しみです♪

琵琶豆腐（って言ってたと思う・・・）

一品目は意外なことにがんもどき風なお豆腐料理。
ぎんなん、えび、きくらげなど沢山の具材がつまった和風っぽい一品でした。

メイタガレイのサラダ風

見た目がパフェのようにかわいい冷菜。
ナッツや超細かく刻んだ大根の「けん」、何かわからないけど美味しい味のものをまぜまぜしていただきました〜（←食レポの才能なし）

いかとれんこんの炒め物

それだけだと非常にあっさり、緑のピリ辛香菜ソースをつけていただくとパンチのきいたお味になります。

冬瓜とふかひれのスープ

上品なお味でした。

海老のステーキ（って言ってたと思う…）

中国ではお祝いの時にいただくお料理だそうです。
ここでは万願寺とうがらしのおふとんをしいて、京 静華風にアレンジされています。
海老そのものとぷりぷりのすり身が楽しめる一品。

海老のスープ

独特のスパイス使いで中華っぽくないお味だったような。

牛肉と野菜の炒め物

上にのっているのは松茸でございます☆
やわらかいお肉に、かぼちゃ・茄子・トマトの野菜もすごく美味しくてお気に入りの一品でした。

鯛の蒸しもの

とても上品でダシをストローで飲みたいぐらい良いお味でした。

中華風野菜の酢漬け

お口直しにさっぱり、食べやすい酢加減でした。

手打ち麺の汁なし担担麺

独創的というかオリジナルな感じの担担麺でした。
麺は細麺の平麺でpacorin好みでした。

食後にポルチーニをゆでた汁を蕎麦湯のようにもってきてくれたけど、それはあってもなくてもよかったような感じだったかな。

杏仁豆腐

こちらのスペシャリテ？のような存在。
超なめらかで絶妙なやわらかさでミルクプリンのような舌触り。
そこらへんで出てくるアーモンドエッセンスをつかったひし形に切った杏仁豆腐とちがって、杏仁パウダーを使用した、本当に美味しい杏仁豆腐でした。

杏仁豆腐はどど〜んと出てきておかわり自由です。

もちろんおかわりしましたが、2人では完食できず。
全体的にあっさりめのお料理だったけど、この頃にはすっかり満腹になっていたのです。

お茶菓子

杏仁豆腐でつかった杏の種をのせたクッキー、中に餡が入ったかぼちゃのお菓子。
真ん中のは・・・すごく美味しかったんだけど何か忘れてしまいました。（←記憶力なし）

食後のフルーツティーは時間がたつほど味が濃くなって美味しかったです。

非常に丁寧につくられたお料理をいただき、ご主人のお見送りをうけ、満足しながら帰途につきました。

以上、京都・岡崎で楽しむ芸術＆食欲の秋でした〜。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2015/10/04 06:47:45

  今日丁度、タンタンメン食べたとこですわ

  pacoやん
  
  ＰＭ，日本でも結構やってるんですね。流行りかな？　バッリョ邸も見ていただいたようで。
  
  ストローで吸いたい？　わんちゃんなんで、直にいっちゃってください。
  丁度、昼にもタンタンメンたべたとこやし、タイムリーな旅行記でしたわ。
  
  　大将

  pacorinさん からの返信 2015/10/16 23:21:39

  RE: 今日丁度、タンタンメン食べたとこですわ

  大将さん
  
  返信遅くなりました。
  
  PM、日本でも結構やってます。大阪城とか高台寺とか。
  けど、バッリョ邸はすごすぎる。
  ものすごくpacorin好みでした。ご近所だなんてうらやましいです。
  
  JRPいいですね〜２週間のもあるんですね。
  外国人の相棒をゲットせねば（笑）
  
  パコやん