◎飛んでイスタンブール（新市街&アジアンサイド）

2015/06/20 - 2015/07/01

（写真はイスティクラル通り）

　さて旅も半ばを過ぎました。　半ばを過ぎれば時間はその速度を増し、あっという間に終わってしまうもの。　そう人生に似ています。　

　シルケジも今日で5日目、そろそろ旧市街から次は新市街タクシム広場周辺に移ります。　まずトラムでカバタシュへ。　そこでフュニキュレル（地下登山電車のようなもの）に乗換えタクシム広場。　そこから歩いて10分ほどで次のホテルへ到着です。　今度のＶホテルは別荘風のこぢんまりしたミニホテル。　デラックスルーム（スタンダードは満員だった）だけあってリビングとキッチンがそれぞれ別部屋で付いており、60平方米以上はあろうかと思います。久しぶりの贅沢さです。　ここをベースに新市街やフェリーでアジアンサイドに渡ります。

　・風立ちて入道雲にカモメ舞ふ 　 ＜二郎＞

　・旅十夜幼き頃の夢を見る　　　　＜悠遊人＞

●今回のAIRチケットはトルコ航空の協力を頂きました。

エリア イスタンブール(トルコ)

まずドルマバフチェ宮殿

　この国の英雄アタチュルクの住んでいたところでもある。
　カバタシュから歩いて５分ほど
　やはりトルコは晴れた青空が似合う。

ドルマバフチェ宮殿２

　残念ながら勝手に見させてくれません。　ハレムもすべて案内人に付いて回ります。　そのため一部見残しました。　入場料40TLを少し返せ！　写真も内部は撮らせてくれません。

ドルマバフチェ宮殿３

　やはりボスポラス海峡に面した一等地です。

新市街の中心タクシム広場

　ここから四方八方に道路が伸びています。　中心街はイステイクラール通り。　市電が走っているのですぐわかります。　こちらではトラムの線路があれば、そこがメインストリートです。

タクシム広場２

　いろんなトラムがありますが、このトラムは一両だけのちっちゃな市電、トローリトロトロ走ります。

　　・タクシムのまん丸広場をひと回り

翌日は朝から連絡船でカバタシュからアジア側のカドゥキョイへ向かいます。
船は約３０分間隔で出ており、２０分ほどで到着です。　海底トンネルもあるのですが、なんせ眺めがよくありません。

　なお、大橋も海底トンネルも日本の技術協力で開通しました。
　

ボスポラスクルーズの大型船より、よっぽど気持ちいい。　船も大きすぎると海を感じないもの。　内海ですからそんなに揺れることはありません。
これほど海と陸とが一体となった街は他にはないのでは？

カドキョイの魚市場

　まだ朝早いので閑散としておりました。　魚は随分と新鮮です。
こちら（アジア側）のレストランは大体ビールが飲めそうです。
またここには、街の中心を30分で一周するトラム３号線が走っているので乗ってみましょう。

　 ・カドキョイの青魚じっと我を視る　

市場で

　●生活食料品の概算（単位TL、街の雑貨屋・果物屋)
　　　水1.5L　　　　　　　　１
　　　缶ビール500ml　　　　５前後　（レストランでは10〜12）
　　　コーラ類500ml 　　　１
　　　チェリー１kg 　　　　 ８　（ハーフ可）　桃も同じ
　　　地元風ハンバーグ　　２〜
　　　Ayran（飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ）　1.5　　（300ml)
　　　ティー（カフェ）　　　　〜４

（ガラタ塔からガラタ橋、下は金角湾）

帰りはカラキョイに渡り、ガラタ塔を目指します。

　?ガラタ塔へはトウ行けばいいの？?
　＝あっち行って、こっち行って、つぎ曲がって、そこ登ればガラタ塔さ、ＯＫ?
　?オーイオイ、こっちはちっともＯＫじゃないんだけど・・・

ガラタ塔２

外国人は25TL(地元は５TL）と聞いてその差額に唖然、引き返そうとしたんだけど、ここまで苦労して登ってきたんだと、塔から飛び降りるつもりで登ったらこの景色、360度の大パノラマでした。　売り場のお姉さんも、やっぱり戻ってきたか、と得意顔でした。　上はレストランになっています。

ここから新市街のメインストリート、イスティクラル通りに入ります。

　上海で言えば南京東路の歩行者天国、違いはこちらは朝から晩まで歩行者天国、でもトラムは急に現れますのでご用心、ご用心

ロカンタス･レストランとはカフェテリア形式のところ

　これなら好きなものを好きなだけ指して選べます。　特に前写真正面の店「BORSA」は（缶）ビールが飲めるので、何度も通うことになりました。　料理は２０TL〜でパンは食べ放題　ほとんどの店は回教国ならアルコール禁止ですので確認してから入りましょう。　特に今はラマダンの時期。　

イスティクラル通りから隣の路地に入ってみる。

　・通り道表があるなら裏もある　　　＜コイン＞

キリスト教会だってあります。

　１５世紀まで1,000年間、東ローマ帝国の首都だったのですから

チチェッキ･パサジュ

　以前は生花店が並んでいたそうですが、今はレストランに様変わり
　

新婚さん、いらっしゃってます

来るとき機内で見た映画ゴッドファーザーを思い出してしまいました。

イスティクラル通り

　この通りから外れても、あまり面白いところはありませんでした。

イスティクラル通り

　５度,６度足を運んだけど、このトラム思うように撮れず。　来年また出直しましょう。　明日はまたシルケジに戻ります。

※郊外へ　https://4travel.jp/travelogue/11027117