大曲花火大会と＋αの旅

2013/08/24 - 2013/08/25

秋田県の大曲花火大会（正式名称第８７回全国花火競技大会）に
今年も行ってきました。
早朝からの駐車場確保そして観覧場所確保
長い待ち時間も忘れてしまう花火大会の豪華さと美しさ。
毎年たくさんの人（今年の観覧者数は７６万人）を魅了する
そして一度行ったら毎年行きたくなるそんな花火大会です。
花火大会終了後は車中泊となり翌日は帰宅経路沿いのあちこちをプチ観光。
そんな毎年恒例の花火大会＋αの旅をご紹介したいと思います。

エリア 大曲・大仙(秋田)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

大曲着朝７時を目指して出発しました。
前夜から不安定なお天気で出発時の宮城は大雨。
回復傾向の天気予報でしたが
当たるかしら・・・一抹の不安を抱えての出発でした。
高速「東北道」から「秋田道」へ
大曲ＩＣ手前のＳＡには仮設のトイレもたくさん用意されてました。
たくさんの観光客を迎える準備はバッチリ！

家を出発して約２時間とちょっと。
途中晴れたところもありましたが大曲ＩＣは雨＾＾

早朝の大曲着の目的は花火打ち上げ会場に近い駐車場確保が目的。
花火当日は会場から近いところから順に車の立ち入りが制限されていきます。

自動車修理工場の駐車場を無事確保☆
数年前からここを利用させていただいてます。
駐車場料金は３０００円（これはどこも一律みたいです）
このエリアは朝８時から花火終了後午前０時まで車両通行不可のエリアになります。
なので毎年花火の後は車で車中泊。

駐車場から会場まではすぐそこ〜〜☆

広い会場内はわかりやすいように
いくつかのエリアに分けてあります。
果物の名前なんですよ〜〜この辺はオレンジロード♪

駐車場確保の後は観覧場所の確保。
会場内は当日ＡＭ９時半まで立ち入り禁止。
なので前日とかの場所取りは出来ません。

観覧場所の確保のために並んでいます♪
年々有料桟敷席が増設されて無料観覧場所が減っている気がするなあ〜。

有料席も個人で取るにはかなりの倍率なんですって！

無事場所確保〜〜☆
地元の方はここでいったん帰宅していく人多いです。

でも少人数なら場所の確保まではあまり必要ないかも。
打ち上げ時間前に来ても座れる場所などは確保出来ますよ。

あとはひたすら待ち〜〜☆
ビールなど飲んでのんびり過ごしましょう〜〜。

会場内仮設トイレですがかなりの数あります。
あちこちにあるのでトイレストレスは０ですよ。

安心して飲んだり食べたり飲んだり〜〜（笑）

この日の秋田は変わりやすい天気ながら

陽射しはかなりの強さ！暑い！暑い！

テントを張ったりパラソル広げたり皆さん思い思いに時間を過ごしてます。

以前は余りの密集度で携帯がつながりにくいこともありましたが。。
最近は全然大丈夫。
本を読んだりスマホしたり。

びびママはなぜか次にお出かけする台北旅行の計画など・・（笑）

屋台もたくさんありました☆

いろいろあって選ぶのに困るわ〜〜。

毎年新顔の屋台がありますが・・

今年はスムージーやピザ・・枝豆専門店などが新しいかな。

ビールばかり飲んでいると熱中症になっちゃうから
スムージーも！
「パイン」
タイランドのフレッシュスムージーを期待したけど。。残念＾＾
あっさりしてました。

大会公式プログラム　　３００円
これは参加業者やそれぞれの花火の種類が書いてあるので買いです。

ちょっと内容は違うらしいですが
会場の外の出店では２００円のところもありましたよ。

さてさて陽も大分傾いて

そろそろお時間ですよ〜〜〜。

午後３時過ぎぐらいから団体さんがどんどん入場して
会場は人人人・・・となります。
全国からツアーバスでたくさんの人が訪れます。

まずは１７時半開始の
「昼花火」
昼に上げる花火は珍しいでしょう〜。
現在はここ大曲だけになりました。

こんな青空に鮮明に色彩を出すことが競技のポイントとのこと。
なかなか風情あって綺麗なんですよ。昔から通好みのものなんですって！
なんだか写真がダメダメで。。。

今年は昼花火のスターマインもありました。
すごい！初めて見ました！

昼花火の伝統を絶やさぬように守っていきたいですね。

そしていよいよ午後６時５０分より
夜花火競技が始まります。

「全国花火競技大会」の名前通り
全国の花火師さんがその腕を競います。
今年は北は秋田から南は福岡まで４７の花火師さんが集まりました。

写真は全然駄目駄目で花火師さんに申し訳ないﾃﾞｽ・・・。

競技は１０号割物の芯入割物と自由玉
そして創造花火（音楽に乗せて打ち上げるスターマイン）で
競います。

昨年は来れてないので
２年ぶりに見る競技は
前と比べて傾向がいろいろ変わっていて
花火もトレンドがあるのかしら。。なんてあらためて思いました。
ここ大曲は花火のトレンド発祥の場所なのかもね。

競技の合間に
「仕掛け」と言われるスポンサー提供の大スターマインが打ち上げられます。

圧巻は「大会提供花火」と言われる大スターマイン！
今年のテーマは「Ｍｉｓｓｉｏｎ　あ」


これでもか！！というほどたくさんの花火が打ち上げられて
全部見られない！もったいない！っていうほど
贅沢三昧花火。

これが病みつきになっちゃうのよね〜〜。

そして最後の打留は
なんと１０号割物３０連発！そしてまたまた大スターマイン！

もっと大事に上げて〜〜と叫びたくなる（笑）

途中１５分ほど笑っちゃうほどの土砂降りになって
全身しっとりとしての花火鑑賞

最後までやれて良かったよ〜〜☆

競技大会終了後は花火師さんにペンライトを振ってお別れをします。
まさに祭りのあと。。
東北の夏も終わり。。と感じる瞬間です。

花火大会終了後は大勢の人が会場を後にするために
会場周辺は大混雑になります。
暗い中の移動なのでツアーの方などはぐれてしまわないかと心配になるほど。
びびママたちはその混雑を避けるために遅くに会場を出ます。
屋台でも後片付けがてらディスカウントも始まったり結構楽しめます。

花火当日は深夜まで車の移動が出来ないので
そのまま車中泊
飛行機で寝ると思えば平気だよ〜〜。
朝になってから移動です。

まずは日帰り温泉でリフレッシュ！
ここもほぼ恒例になっている「ゆっぷる」
会場からは車で３０分くらいかしら。
朝６時から営業が良いんですよ。

りんご畑の中に立つ温泉施設で宿泊も出来るそう。
この大きなりんご・・温泉がたっぷり入っているんですって！

温泉入って身体をしっかり伸ばして疲れを取ります〜〜。
昨日の雨や花火かすも綺麗に落として気持ち良い。
お風呂上りにはビール！
じゃなくてコーヒー牛乳♪

「ゆっぷる」のレストランはランチ営業からなのが残念！
場所を変えて「道の駅　十文字」で朝ごはん！
がっつりいただきました♪

産直の農産物売り場がとても充実。
楽しい〜〜！
秋田名物「いぶりがっこ」をお買い上げ。
お安くて美味しかったですよ！

入り口にはなぜか「ビリケンさん」

さて今年の＋αは
栗駒山方面へ
栗駒山は岩手・秋田・宮城３県のまたがる標高１６２７．４ｍの山です。

道路も整備されて快適なドライブでした。

途中の「仙人水」
この界隈は「仙人伝説」があるのかしら。。
そこかしこに「仙人」由来の地名などがありました。

せっかくなので「仙人水」汲んでお持ち帰り。
帰ってすぐに「水出しコーヒー」で味わいました。贅沢贅沢。

ここは「須川高原温泉」
栗駒山北方の標高１１２６ｍのところにあります。
栗駒山登山口にもなっていますよ。

温泉がこんこんと湧き出して川となって流れてます〜〜。
ここは宿泊施設の裏側。。登山道の脇です。

これ！全部温泉なんですよ〜〜☆

パイプで温泉を引き込んでいるんですね。
まさに源泉かけ流し。

山の上は秋の気配。
トンボも飛んでました。

温泉神社・・登山の安全も祈願出来ます。
毎年何箇所かの山に登っているびび家。
今回は登れなかったけど次回はこのコースで栗駒登山したいわ〜〜。
変化のある景色と下山してからの温泉は魅力的ですよね。

温泉の川で足湯〜〜☆
でも熱すぎて足を入れられない（笑）

足湯をしながらのアイスクリーム♪
この日下界はまだまだ夏の暑さが残っていたようですが
お山の上は涼風吹いて心地よいです。

須川温泉を後に岩手県一関方面へ下りて行きます。

谷間の道路を縫うように一気に下りるドライブコース。道はきちんと整備されていますが結構スリリング。

この栗駒山周辺は２００８年６月に大きな地震でかなりの被害がありました。
この道路もあちこち崩落して復旧までかなりの時間を要したそうです。

その崩落の場所はモニュメントとして残されていました。

下って「矢櫃ダム湖」
この水の色！きれいですね〜〜うっとり☆

本当に青い・・・。
上流部の温泉の影響？美しいです。

そこから少し下ったところにある「厳美渓」
岩と水の織りなす景観が美しい観光ポットです。

水の色は残念ながらあまり青くはありませんでした＾＾

ここ厳美渓に来たら欠かせないのは
有名な「空飛ぶだんご」郭公だんご

かごにお金を入れてこの板を叩くと。。。。

谷の向こうのお団子屋さんから
だんごが空を飛んできますよ〜〜（笑）

一折４００円。お茶が３個ついてきます。

周りには見物客も含みたくさんの人がいてちょっと怯みますが
並んでいても順番は結構早く回ってきます。

中身はお団子３本です。出来立てお団子美味〜〜☆

厳美渓散策コースにはこんな吊り橋もありました。
こちらは団体さんがあまりいないので静かに景観を楽しめます。

厳美渓を後に一関へ
一関ＩＣから帰途へ。

今年も大曲花火＋αの旅は終わりです。