2008/04/14 - 2008/07/09
35位(同エリア47件中)
小心者さん
チェスケー・ブディェヨヴィツェのバスターミナルから15:00発のブルノ行きバスでテルチへ。
バス料金は概ね、乗車時に運転手さんに行き先を言って提示された金額を支払うのですが、値上がりが続いているらしくガイドブックの情報はあまり役に立ちませんでした。
(ボッタクられている可能性も無きにしもあらず)
約2時間でテルチに到着です。(運賃112コルナ)
テルチは『モラヴィアの真珠』とも称される、何ともかわいらしく美しい、絵のような町でした。
そして、町の人々はとても優しく親切でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 大韓航空
-
ザハリアーシュ広場の街並み。
白いベンチの(私の)パックパックが景観を損ねています。
『歩き方』に載っている安宿が閉まっていて、更にその近くのホステルも閉まっていて、ちょっと青ざめました。
「宿探しをしなければ」と思いつつも、美しい家々を眺めながらベンチで現実逃避。 -
重い腰を上げて宿探しを開始。
見つからなければ野宿で凍死です。
インフォメーションはもう閉まっているので、土産物屋さんで「安い宿を教えて下さい」とお願いしました。
店の奥からおばあさんが出てきて、「ここが安くていいと思うよ」と、わざわざこのペンションまで連れて来てくださいました。
名前はそのまんま『ペンション・テルチ』。
ザハリアーシュ広場に並ぶ建物の1つです。
この2階の左側の窓の部屋に泊まりました。
営業していてくれて本当に良かった! -
小さなツインルームですが、部屋は清潔で明るく、暖房がよく効いているのが嬉しいです。
冷蔵庫とテレビもあります。
一泊400コルナ。他に宿泊客はいないようです。 -
そして、何と言っても嬉しかったのがこのバスルーム。
部屋のドアの正面にあり、この部屋専用です。
ゆっくり温まらせて頂きました。
隣にも同じタイプのツインルームがあるのですが、その部屋の専用バスルームにはバスタブがありませんでした。
両方空いていたらこちら側の部屋がお勧めです。 -
自由に使える清潔なキッチン。
コーヒー、紅茶はフリーです。
宿の方に「ミルクは無いですか?」と図々しく尋ねると、下のカフェからマグカップいっぱいの牛乳を持って来て下さいました。
英語は全然通じませんが、その笑顔から優しい人柄が伝わってきて、とても温かい気持ちになりました。 -
木の橋からウリツキー池を眺めます。
-
ウリツキー池と教会。
街を囲む3つの池は、かつて天然の要塞の役目を担っていました。 -
反対側の景色も美しいです。
-
岸辺にいたカモ。
-
ザハリアーシュ広場の建物は1530年の大火でほとんどが焼失し、その後に再建されたもの。
記念撮影する若いカップルが微笑ましいです(棒読み) -
大分暗くなってきました。
チェスキー・クルムロフも、ここテルチも、世界遺産の街なのに、夕方以降は驚くほど人がいなくなります。
この静けさが素晴らしい。 -
広場に建つ聖母マリアの柱像。
18世紀、ペストの終焉を記念し、市民の寄付によって建てられたそうです。 -
広場に面したピッツェリアでピザをテイクアウトしました。
待ち時間に見たメニュー表には美味しそうなデザートも載っていましたが、意外に少食なので断念。
写真はハムとパイナップルのピザSサイズ、73コルナ。 -
翌朝はテルチ城の周りを散策しました。
これは城のドルニー門へと続く石畳です。 -
天気は曇り。
テルチは青空が似合うと認めます。 -
-
とても素敵な散策路です。
-
テルチ城の建物の一部。
-
城壁がめぐらされたテルチ城。
-
聖ヤコブ教会。
-
教会のキリスト像。
-
城の回廊。
この城も見学ツアーがあるようですが、まだ時間が早いようです。 -
城の中庭。
剪定された木の形がプリンみたい(小学生なみの感想) -
城の中庭から眺めるヤコブ教会の塔。
-
こちらは『イエズス教会』です。
広場のかわいい景観に溶け込む色調の教会です。 -
ザハリアーシュ広場の建物。
スグラフィット装飾の壁と出窓が美しいこの建物は、16世紀後半のものだそうです。 -
屋根の部分がとても凝っています。
-
インフォメーションでブルノ行きのバスの時刻を教えてもらい、ペンションをチェックアウト。
下のカフェに鍵を返しに行くと、カプチーノとドーナツをご馳走して下さいました。
親切なオーナー夫婦に見送られ、この美しい町を後にします。 -
バスターミナルに向かう途中にあった教会の墓地。
-
墓地には喰いつくタイプです。
「晴天のザハリアーシュ広場を観たかった」と思っていることは渋々認めますが、墓地には絶対に曇り空です(熱弁) -
美しい墓碑と古びたレンガの建物。
-
失礼してもう一枚。
プラハでのんびりしすぎたので、少々先を急いでしまいました。
せめてもう1泊すれば良かった、と後々まで悔やみました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
'08 中欧・東欧(前編)
-
前の旅行記
中欧・東欧12 チェコ(チェスケー・ブディェヨヴィツェ)
2008/04/14~
チェスケー・ブディェヨヴィツェ
-
次の旅行記
中欧・東欧14 チェコ(オロモウツ1)
2008/04/14~
オロモウツ
-
中欧・東欧01 チェコ(プラハ1)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧02 チェコ(プラハ2)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧03 チェコ(プラハ3)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧04 チェコ(プラハ4)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧05 チェコ(プラハ5)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧06 チェコ(プラハ/ヴィシェフラド)
2008/04/14~
プラハ
-
中欧・東欧07 チェコ(クトナー・ホラ1)
2008/04/14~
クトナー・ホラ
-
中欧・東欧08 チェコ(クトナー・ホラ2)
2008/04/14~
クトナー・ホラ
-
中欧・東欧09 チェコ(カルロヴィ・ヴァリ)
2008/04/14~
カルロビバリ
-
中欧・東欧10 チェコ(チェスキー・クルムロフ1)
2008/04/14~
チェスキー・クルムロフ
-
中欧・東欧11 チェコ(チェスキー・クルムロフ2)
2008/04/14~
チェスキー・クルムロフ
-
中欧・東欧12 チェコ(チェスケー・ブディェヨヴィツェ)
2008/04/14~
チェスケー・ブディェヨヴィツェ
-
中欧・東欧13 チェコ(テルチ)
2008/04/14~
テルチ
-
中欧・東欧14 チェコ(オロモウツ1)
2008/04/14~
オロモウツ
-
中欧・東欧15 チェコ(オロモウツ2)
2008/04/14~
オロモウツ
-
中欧・東欧16 ポーランド(アウシュヴィッツ)
2008/04/14~
アウシュビッツ
-
中欧・東欧17 ポーランド(クラクフ1)
2008/04/14~
クラクフ
-
中欧・東欧18 ポーランド(クラクフ2)
2008/04/14~
クラクフ
-
中欧・東欧19 ポーランド(クラクフ3)
2008/04/14~
クラクフ
-
中欧・東欧20 ポーランド(クラクフ4)
2008/04/14~
クラクフ
-
中欧・東欧21 ポーランド(ヴィエリチカ1)
2008/04/14~
ヴィエリチカ
-
中欧・東欧22 ポーランド(ヴィエリチカ2)
2008/04/14~
ヴィエリチカ
-
中欧・東欧23 スロバキア(プレショフ)
2008/04/14~
その他の都市
-
中欧・東欧24 スロバキア(スピシュ城)
2008/04/14~
スピシュ城周辺
-
中欧・東欧25 スロバキア(レヴォチャ~)
2008/04/14~
レヴォチャ
-
中欧・東欧26 スロバキア(コシツェ)
2008/04/14~
コシツェ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- トラッキー☆さん 2008/08/09 12:10:15
- テルチに行きたくて・・・
- 小心者さん、こんにちは☆
テルチに行きたくて、冬にチェコ行きを計画しています。
小心者さんは3か月も行ってたんですね!!
プラハに行きたいって思って調べてたら、チェスキークルムロフを知り、テルチを見つけ・・・そしたら、どんどん行きたいとこが増えてしまいました。
小心者さんの旅行記、参考にさせて頂きたいと思います。
また、遊びに来ますね☆
トラッキー☆
- 小心者さん からの返信 2008/08/09 21:37:44
- RE: テルチに行きたくて・・・
- トラッキー☆さん、はじめまして。
拙い旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。
テルチに行かれるご予定なのですね。
テルチは私が訪れたチェコの町の中で、人の優しさに最も癒された町です。
チェスキークルムロフの街並みもとても美しかったです。
冬のチェコは少し寒いかも知れませんが、美しさはひとしおだと思います。
是非楽しんでいらしてくださいね!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
テルチ(チェコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ '08 中欧・東欧(前編)
2
32