2026/07/22 - 2026/07/22
163位(同エリア367件中)
kojikojiさん
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昼食後は雨が降り始めますが、これはサイクロンの一部だろうかと思ってしまいます。パドマ川を渡ってバスはひたすら走り続けますが、この日の移動は午後だけでも3時間以上ありました。ただ車窓の風景はダッカ市内とはまた違った面白さで、電動のリキシャから派生した乗り物や耕運機のエンジンに荷台を付けた乗り物やら不思議な乗り物がたくさん走っています。田園地帯に差し掛かるとガイドさんが周辺の畑の作物について説明してくれます。田んぼも多かったのですが、雨がずっと続いていて水が多すぎて田植えが出来ない状態でした。面白かったのはジュートで、茎が十分に伸びた時点で根元から刈り取りが始まったところでした。刈った茎は長さを揃えて束にまとめて立てたまま乾燥させています。束ねた茎は池や川の水に1週間ほど漬けるそうです。これはレッティングと呼ばれ、茎の表皮と繊維をゆるめる工程です。水中の微生物の働きで繊維が剥がしやすくなります。十分にやわらかくなったら、手で茎から長い繊維を引き剥がして水で洗います。洗った繊維は束にして天日で乾燥させるのですが、そこまでの行程がバスの中から観ることが出来ました。これは移動中にずっと見ることが出来たのですが、大変そうでしたがとても面白い光景でした。この後の行程は車窓から見ることは出来ませんが、乾燥後の繊維はほぐして揃えて必要に応じて柔らかくしてから糸にします。その糸を織ると袋、ロープ、カーペット基布や粗布などに使われるジュート製品になります。そう、バングラデシュはジュートの生産で有名な国です。周囲が薄暗くなる午後6時にようやく「シャット・ゴンブス・モスジット/Shait Gumbad Mosque」に到着しました。バゲルハット地区にあるユネスコの世界遺産の1つであるモスクは15世紀のベンガル・スルタン朝時代に建てられ、その中で最大の物は「シックスティー・ドーム・モスク」と呼ばれます。ドームの数に由来する名前は60ですが実際のドームの数は7×11の屋内ドームと四隅のミナレットのドーム4を足した81が正式な数だそうです。内部の見学ではイマーム(Imam)という聖職者の方が説明してくださいました。春のウズベキスタンの旅でいろいろイスラム教について勉強しておいて良かったと思います。最後に握手してくれたのには少し観劇しました。日程はかなり押していましたが予定どうりに「カン・ジャハーン廟/Khan Jahan Ali Mazar」の見学もできました。クルナ(Khulna)の町には午後8時過ぎに到着し、この日宿泊する「ホテル キャッスル サラーム/Hotel Castle Salam」にチェックインすると午後8時でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
バングラデシュの牛は野外放牧ではイネ科の草に加え、バナナ、マンゴー、ジャックフルーツなどの木の葉をよく食べるそうです。特に農家が多く持つ果樹や庭木の葉が乾季の重要な補助飼料になっています。主食というより放牧での草や稲わらに加える「補助飼料」として使われるそうです。
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バングラデシュのスリーウィラーはインドのものよりもシャープな顔つきをしているように見えます。雨上がりの街角で客待ちをしています。
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横断歩道には人が集まるのでその人たちを目当てに物売りが増え始め1つのカオスが形成されていきます。
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モーターの付いていないリキシャは馬力が無いので荷主は後ろから押さなければならないようです。以前にベトナムでシクロの運転を、中国の蘇州でも人力三輪車を漕がせてもらったことがあります。妻を乗せただけですが大変な仕事だと思いました。
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ベトナムでシクロドライバーになったのはトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督の映画「シクロ」を観た影響でした。この写真を年賀状に使ったら年明けに「奥さん車椅子に乗ってどうしたんですか?」と問い合わせが殺到しました。
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2012年9月に日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模な反日デモが起き、日本系の店や工場が被害を受けました。イトーヨーカドーが反日デモの影響を受け、襲撃された後の正月の蘇州で撮った写真ですが、前日に別のツアーの人が無錫で殴られたなんて話があり、絶対にホテルから出ないでくださいと言われていました。ドライバーさんに写真を撮ってもらいましたが、周りの人からは大爆笑でした。
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バングラデシュの独立をOECD加盟国の中ではいち早い承認したことと、その後の日本は独立後の早い時期から協力を進め、JICAは日本とバングラデシュの協力が約50年続いいます。そのためかこんな友好的なバスも走っています。
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大きな都市を通過すると都市間を結ぶバスの姿が見えます。そのバスのボディの状態はダッカを含めボロボロです。
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こうなるとバス同士でなければこんな傷はつかないと思います。
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スリーウィラーはCNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載して環境に配慮されていますが、ガススタンドは長い列が出来ています。少しづつ前に進むのにいちいちエンジンを掛けずにみんなで牽いているのが面白いです。
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バングラデシュのスリーウィラーはインドの会社で生産されていて、国内を走る緑色のCNGリキシャの大部分がこのバジャージ社(Bajaj Auto)製の「Bajaj RE」というシリーズです。地場企業と提携し、バングラデシュ国内の工場で現地生産も進んでいるようです。
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バジャージ社に次いで広く普及しているTVSモーター(TVS Motor Company)や、VESPAでおなじみの ピアッジオ(Piaggio)の車両も普及しているようです。車体の上部に「OBHAI」という文字が見えますが、これはバングラデシュで展開されている大手の「配車アプリ(ライドシェアサービス)」のブランド名です。
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バングラデシュでは川を渡るフェリーの乗り場はガート(ghat) と言い、川の渡し場という意味で使われます。バナラシのガンジス川にも数十のガートがありましたが、こちらは川へ下りる階段状の河岸空間を指し、沐浴や礼拝、火葬などの宗教儀礼の場という意味合いになります。
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雨が通り過ぎた後は広い空に雲が浮かび鉄道橋の水色のトラスを見ると、小学生の頃の夏休みの絵日記のような光景です。
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川を渡り切ったところには煙突が建っていますが、これは焼成レンガを作る工場です。工場と言っても窯があるわけではなく、乾燥されたレンガを積み上げてそのまま焼成していきます。
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高速道路にはところどころ料金所があります。まだETCのような機能は始まったばかりのようです。
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料金所には「Korea Expressway Corporetion」とあったので調べてみると、韓国はバングラデシュの高速道路や関連インフラの建設後の運営や維持管理で関与して、料金収受システム、交通管理、維持管理、安全巡回などを担う契約を結んいるようです。
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バングラデシュの高速道路などは中国や日本の協力で造られることが多いようですが、車で走るとどこの国が作ったか分かるようです。中国が作った道路はすぐにガタガタになるとのことです。
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都市間を結ぶ路線バスはものすごいスピードで走っています。クラクションを鳴らしながら追い抜いていきますが、そのフロントにはHINOのエンブレムが輝いています。日野自動車は1942年設立のトヨタグループの商用車メーカーで、総販売台数の7割以上が海外向けで、世界93カ国に展開しています。
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バングラデシュにおける日野バスの歴史は40年以上に及び支持された理由の1つは耐久性だした。バングラデシュの道路は舗装率が約30%で日本の高速道路のような平滑な路面は望めず、穴だらけの道を定員をはるかに超える乗客を乗せて、1日に何百キロも走るという過酷な環境で壊れにくいシャーシが求められました。2つ目は整備のしやすさで、自然吸気の直6ディーゼル、機械式の空気油圧ブレーキ、リーフスプリングのサスペンションは構造がシンプルなので高度な診断機器がなくても整備が可能で、40年の蓄積で現地に部品流通網と整備ノウハウが根付いたそうです。
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日野のバスは完成車としてバングラデシュに届くわけではなく、フレーム・エンジン・駆動系だけの状態で輸入され、その裸のシャーシに現地でボディが架装されます。座席の配置、窓の形、外装のデザインのすべてがバングラデシュの手で作り上げられます。
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バングラデシュにはユネスコ無形文化遺産に登録されたリキシャアートの伝統があります。極彩色の手描き装飾で乗り物を飾る文化がバスにも息づいているようです。
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シブチャール(Shibchar)にあるエリアス・アフメド・チョードリー・カレッジ・ジャメ・マスジッド(Elias Ahmed Chowdhury College Jame Masjid)、通称スーリヤ・ナガル・モスクという美しい白いモスクです。バングラデシュのモスクは横に長いレンガ造と低いドームの反復がとても特徴的です。雨の多い土地ならではの形ですが、このようなスタンダードなミナレットを備えた建物は少なかったです。
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バングラデシュの国土はガンジス川、ブラマプトラ川、メグナ川の三大河川がつくった広大なデルタの上に広がっています。温暖で雨が多く、川の氾濫で土が肥えやすいため、ジュート栽培にとても適しています。とくにガンジス川とブラマプトラ川の流域の沖積土が栽培に向いているとされています。パドマ川を越えてしばらくすると周囲は田園地帯になり、そこには延々と続く「黄麻(ジュート)」の畑が続きます。
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ジュートは乾季の終わりから雨季の初めにかけて種をまき、成長後に茎を刈り取ります。刈り取った後は水に浸して繊維を取り出す工程があり、この作業がジュート生産の大きな特徴です。実際の収穫風景でも水辺や湿地で束ねた茎を扱う様子が見られます。ここでは水の中に束ねたものが浮かんでいます。この工程はレッティングと呼ぶそうです。
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この工程は1週間ほど続き、枝葉を落としたものは束ねられて立てられています。浮きなので乾燥させているというわけではなさそうです。
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やわらかくなった茎から手作業で繊維を引きはがします。この後は柔らかくするために再び水につけることもあるようです。ちょっとピンボケですが、道路脇の小さな橋の欄干は繊維状態になったジュートが干されています。
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再び一面の「黄麻」の畑で、まだまだ成長が必要な長けにしか育っていません。
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刈り取られて水に漬けられているジュート。
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一度干されて繊維状にした後に束ねられ、再び水に漬けられています。腰まで水に浸かりながらの大変な重労働です。
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川の半分は土手が作られてジュートの加工場になっています。水の流れがあると流されてしまうのでしょう。
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橋の欄干が無い場所では街路樹に竹の棒を渡してジュートの繊維を干しています。車窓からはこの風景が延々と続いています。
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雨季の大きな川はいろいろなものが流されているようです。バングラデシュは熱帯モンスーン気候で、季節は暑期・雨季・乾季に分かれます。雨季はおおむね6月から10月ごろで、7月と8月が最も雨が多い時期のようです。
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そんな雨季のツアーに参加してしまいましたが、国立公園のクルーズが中止になった以外は大棟天気もよく、傘を差しての観光は日傘が必要な時だけでした。
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鉄道橋の下は雨にあたらないのでジュートを干すにはもってこいの場所のようです。
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川辺に山積みされたジュートの束をリキシャの荷台に積み込んでいます。その傍らでは子供たちが手伝いをしているのか遊んでいるのか。
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泥が付かないようにシートが敷かれ、その上で手伝いをしているのが分かりました。
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バングラデシュの鉄道はインドと同様に多くはイギリスがインド帝国という植民地時代に敷設したものであり、それが1947年のインド・パキスタン・スリランカ分離独立時に分断され、更に1971年にバングラデシュが第3次印パ戦争の結果パキスタンから分離独立した結果として現在の形態になりました。
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旅をしている西部の鉄道はもともとコルカタ(カルカッタ)からダージリン間鉄道として敷設されたものが分断された結果現在の形態になっているため、軌間1676ミリの広軌を採用しているのに対し、東部のダッカからチッタゴンといった地域における鉄道はミャンマーの鉄道同様「植民地軌間」や「メーターゲージ」と呼ばれる軌間1000ミリの鉄道となっているそうです。
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道路は田園地帯と小さな村を結んでいるので、一定時間ごとに商店が並びリキシャやスリーウィラーが出現します。
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川幅ほどもある貨物船はジュートを積み込んでいるようです。旋回しようとしていて、船首では竹の棒一本で船を支えています。
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この独特な丸みのある金属製の鍋はデクチ(Dekchi)やデーグ(Degh)、少し小さめのものはパティル(Patil)と呼ばれています。バングラデシュでは非常にポピュラーで食文化を支える最も重要な調理器具の1つです。ビリヤニなどの炊き込みごはんやカレーを煮込むのに使います。
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こちらではアヒルなどの家禽を運んでいます。車窓から何を運んでいるのだろうと興味は尽きません。
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お茶を売る店の前のカウンターには素焼きのカップがうず高く積み上げられています。これらは使い捨てなので2度と使われることはありません。使い終わった後は打ち捨てられるので店の前は舗装されたようにきれいです。
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客待ちしているのはバングラデシュでリキシャ・バン(Rickshaw van)または単にバン(Van) と呼ばれている運搬車です。車全般を指す言葉を合わせてバン・ガリ(Van-gari)」と呼ばれることも一般的です。
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後ろがフラットな木製の荷台になっていて、大量の荷物の運搬やたくさんの人が腰掛けて移動するための乗合タクシーとして利用されます。近年ではバッテリーとモーターを搭載した電動式のものも増えていますが、このおじさんは人力なので近距離移動だけなのでしょう。
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バングラデシュの男性の腰巻は(Lungi )ルンギと呼ばれます。これまで同じような腰巻はインドネシアとミャンマーとスリランカで履いていましたが、郷に入りては郷に従えの言葉通り涼しくて快適でした。
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伐採されているのはシショウ(Shisham)というバングラデシュ全土のロードサイドやプランテーションで非常によく植えられている広葉樹です。材質が非常に硬く「家具の街」などで高級家具や建築材として最も重宝される代表的な木です。またはコロイ(Koroi )と呼ばれるネムノキの一種で、現地で広く自生や栽培されている木です。
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夕方6時前になってバケルハット/Bagerhatに着きました。終了ギリギリにチケット売り場の前を通過します。外国人料金は500タカで、バングラデシュの人は50タカです。それ以外のSAARC(南アジア地域協力連合)加盟国の観光客は300タカでした。
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「シャット・ゴンブス・モスジット/Shait Gumbad Mosque」の見学です。今回訪れたのはここだけですが、バゲルハットのモスク都市は歴史的にはカリファタバードとして知られ、バングラデシュのバゲルハット地区にあるユネスコの世界遺産です。360のモスクと公共建築物、霊廟、橋、道路、貯水池、その他の焼き上げレンガで建てられた公共建築物がありすです。
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これらのモスクは15世紀のベンガル・スルタン朝時代に建てられ、その中で最大ののはシックスティー・ドーム・モスクです。これらのモスクは、ベンガルのスルタン・マフムード・シャーによってスンダルバンスの知事に任命されたトルコ系軍人ウルグ・カーン・ジャハーンの総督時代に建てられました。
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この場所はベンガル・スルタン国の「造幣都市」でした。バゲルハットはバングラデシュで最も多くのスルタン朝時代のモスクが集中している地域の1つです。「造幣都市」とは貨幣に名が刻まれる鋳造地もことのようです。
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シックスティドーム・モスクはゴラ・ディギ(Ghora Dighi)と呼ばれる池の東岸にあり、国内で最も古いモスクの1つであり、「ムスリム・ベンガルの黄金時代を象徴する歴史的モスク」と評されています。
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モスクの外観は長方形で、このモスクは60本の柱が77個の精巧に曲線を描いた「低いドーム」を支えている点で独特です。
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それぞれの1スパンごとに1つのドームがあり、ドームは奥行き方向に7列、横に11列並んでいるので77というわけです。さらに建物の外側四隅に4つのミナレットがあり、それぞれにドームを持っているので、ガイドさんの説明では77+4で81個になるという説明です。
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スペインのコルドバのメスキータを思い出すようなアーチの連続にシンプルな美しさを感じます。それと同時にえっしゃ^のだまし絵の中に迷い込んだようで、もうここから出られなくなるのではないかという不安感も生まれてきます。
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内部の西壁には11のミフラーブがあり、石造りとテラコッタで装飾され、床はレンガ造りのようです。礼拝するメッカの方角を表すミフラーブに扇風機を置いて不敬な気もしますが、これは単なる方向を指し示すだけのもので、特に礼拝の対象ではないのだなと分かります。
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これだけのレンガ建築ですが、 モスクで金曜礼拝の説教を行うときに使う説教壇のミンバルだけが木製なのが面白かったです。
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ここは現役のモスクなので礼拝時にたくさんの人が集まると開放的な空間でも暑くなるのだと思います。すごい数の扇風機が置かれてありました。
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すでに見学時間の午後6時を過ぎてしまっています。LED式のデジタル式礼拝時間表示器(モスク・クロック)です。上部に現在の時刻や日付が表示され、その下の5段はファジュル(夜明け)やズフル(昼)などの各礼拝(サラー)の時間、金曜日の集団礼拝(ジャマア)、日の出と日の入りがベンガル語で表示されています。
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11列のミフラーブの中央部は貴重な石造りでしたが左右に並ぶものは安価な銅ぢょくレンガ製になっています。
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このように並ぶミフラーブは多分初めて見たと思います。現在もここが埋まるほどの人が集まるのでしょうか。その答えは扇風機だけが知っているのだと思います。
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見学時間を過ぎてしまっているので絵我々以外に人の姿はありません。
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バングラデシュでは日常の宗教実践はスンナ派が主流だそうです。スンニ派ではイマームは主に礼拝や共同体を導く人という意味で使われます。このモスクのイマームの方がイスラム教について簡単な説明をしてくださいました。最後にお礼を言うと握手してくださいました。ちょっと観劇しました。
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俯瞰して建物を見るとただのレンガの塊のようですが、ディティールを見ると装飾レンガも嵌め込まれていて繊細なデザインを感じます。
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四隅のミナレットは2階建てで丸いドーム屋根を頂いています。突出した軒飾りが柱を囲み、ミナレットの中央高さまで配置されており、その中間の高さに窓が設けられ換気と光を提供しています。
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モスクの周囲は塀に囲まれ、さらに4つの門が設けられています。ミナレットも見張り台のように見えるので要塞のような雰囲気も感じます。
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モスクの裏側の西の門から表に出てみます。
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その正面にはゴラ・ディギ(Ghora Dighi)とい大きな池があります。 池や大きな溜池 を表すDighiとGhoraは一般には馬を指す語なので「馬の池」という意味でしょうか。
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乾季の溜池のような用途もあるのでしょうが、夕方になると地元の人の沐浴場になっていました。「一緒に入らない。」と言われましたがお断りしました。
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見学を終えると門はすでに閉まっていました。バケルハット(Bagerhat)の観光はまだ終わりません。
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20分ほどバスで走ると辺りはすっかり暗くなってきました。こんなところに店を出して商売になるのだろうかと思える道をしばらく歩きます。
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デジカメなので空は明るく見えますが、実際はもっと薄暗いです。これだけ店が並ぶと覗いてみたくなるのが観光客の心理ですが、60年前の子供に戻っても欲しくないだろうなと思えるキッチュなものが並んでいます。
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正面に見えてきたのが「カン・ジャハーン廟/Khan Jahan Ali Mazar」の入り口です。ここが遅い時間まで開いているので商売が成り立つのだと思います。実際にかなりの人数の参拝者の姿がありました。
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1459年に建てられたこの霊廟は15世紀のスーフィー聖者であり地域総督であったカーン・ジャハーン・アリーの最終安息の地であり、南ベンガルにイスラム教を広め、ユネスコ世界遺産に登録されたバゲルハットのモスク都市の創設者として知られています。
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この霊廟はカーン・ジャハーン独特の建築様式で建てられ、単一のドームを持つ四角い構造、切り出された石壁、精巧なデザインが特徴です。
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霊廟の中は靴を脱いで参拝するのですが、雨上がりで内部の床が濡れているのでツアーの皆さんは外部からの見学だけでした。
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せっかくここまで見たので参拝することにします。この後はホテルに入るので靴下のまま中に入らせてもらいます。
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墓石の碑文にはカーン・ジャハーンの死が863年ヒジュラ暦ドゥー・アル・ヒッジャ27日(1459年10月25日)に記録されています。カーン・ジャハーンはおそらく死の前にこの建物を建設したと考えられています。
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この地上の部分が墓と思われますが、実際の墓は地中に穴を掘て土葬されているはずです。そして顔はメッカの方角を向いています。
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「カーン・ジャハーン・アリー・ディギ/Khan Jahan Ali Dighi」はカーン・ジャハーン・アリ自身がハリファタバードの町の飲料水不足を解消するためにこの巨大な貯水池を造りました。歴史的には「タクル・ディギ/Thakur Dighi」という名前でも知られ、伝説によると彼はこの池に「カラパハル」と「ダラパハル」という名の2匹のワニを飼っており、その子孫が今でもこの池の中で見られると言われています。
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残念ながらワニの姿は見ることは出来ず、ここでも夕方の沐浴を楽しむ地元の人の姿がありました。
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これでこの日の観光は終わりました。再び参道を歩いてバスに戻り、1時間ほど移動してホテルに向かいます。
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クルナ( Khulnat)での宿泊は「ホテル キャッスル サラーム/Hotel Castle Salam」です。既に午後8時になろうとしています。
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地方都市のホテルですがかなりグレードが高そうな雰囲気です。
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かなり豪華なホテルで品の良さを感じます。旅行前に思っていたよりもすべてが良いのでいい意味で裏切られています。
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まずは部屋に入って荷を解きます。かなり広めのダブルルームで1人で使うにはもったいない気がして、1日忘れていた妻の事を思い出しました。到着までは寂しいなんて思っていましたが我ながら現金なものです。
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日本人には少し薄暗く感じますが、窓が無いこと以外は特に気になることもありません。部屋にはウェルカムフルーツが置いてあり、マンゴーとバナナとクッキーにラップが掛けられていました。
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バングラデシュのホテルでは電気式の給湯器を使う部屋が多く、入浴前に壁のスイッチを入れる方式がよくあります。給湯器をガイザ(Geyser)と呼びます。今回利用したホテルは高級だったのか、最後に宿泊したホテルにだけありました。
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シャワーブースもきれいで、特に水廻りはシリコンやコーキングがひどいホテルを見掛けますが、バングラデシュの施工精度はかなり高いと感じます。
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リネン類もインドでよくある茶色く変色したものなどではなく新しくてきれいでした。インドに比べて水道設備も良いのかもしれません。インドでは歯磨きもミネラルウォーターを使うように注意されましたがバングラデシュではそんなことはありませんでした。しょっぱさも感じませんでした。
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午後8時20分にレストランに再集合しました。この日はホテルの「The Avenne」というレストランです。
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まずはフレッシュのマンゴーを搾ったネクターが出てきました。濃厚でとても美味しいです。テーブルにはミネラルウォーターが置かれ、ビールは無いので水での食事は少し寂しいです。
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料理はベースに中華を感じるような料理が多いです。溶き卵とコーンのスープは熱々で、疲れた体に染み入ります。
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料理はレストランのスタッフがサービスしてくれますが、フライドポテト2本とは。棒状のベジタブルロール(Vegetable Roll)はスパイスで味付けしたミックス野菜を包んで揚げたもので、バングラデシュではポピュラーな料理です。スイートチリソースがタイの影響も感じます。
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海老は養殖して輸出するほどなのでレストランの料理には必ずと言っていいほど出てきて、その量の多さも日本人にはたまりません。パプリカと炒めて甘辛い味もご飯が進みます。
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ングラデシュ風サラダです。現地では食事に添えるシンプルなサラダとして、キュウリ、玉ねぎ、レモンを切って出す形がポピュラーです。一見ライムに見えますがレモンです。これは味の濃い料理のための口の中をさっぱりするためのものです。
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海老のサンバル炒めのような料理もピリ辛で美味しいです。確かにこういった料理にシンプルなサラダは合うと思います。
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バングラデシュ風ほうれん草炒めは唐辛子が入ってピリ辛で美味しいです。
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ここにきてようやくカレーのような料理も出てきました。これもはスパイシーで食欲が増します。
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ムグライ・パラータ(Moglai Porota)はバングラデシュやインドの西ベンガル州で大人気の定番ストリートフードです。スパイスで味付けした肉に、卵、刻んだ玉ねぎ、青唐辛子などを混ぜ合わせたものが包まれています。小麦粉(マイダ)で作った薄い生地で具を四角形や三角形に折りたたみ、多めの油やギィ(澄ましバター)で揚げ焼きのようにカリッと香ばしく仕上げます。
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お昼のタイ料理も美味しかったですが、晩御飯も料理が豊富で味も良かったです。もっとも午後9時近いのでお腹はとても減っていました。
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デザートはシロップ漬けのザクロとバニラアイスクリームとクリームの乗ったもので甘いけど疲れた体には何よりです。アルコールを飲まない分甘いものが欲しくなる気持ちが少しわかったような気がします。
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