2026/07/21 - 2026/07/22
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kojikojiさん
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妻が70歳を超えて自我が芽生えてきたのか、結婚して初めて旅行を断られてしまいました。だんだんと出発日が近づいてくるとえもいわれぬ寂しさがこみ上げてきます。そして当日の朝は早朝にもかかわらず自宅の表まで出てきて手を振ってくれる姿を見たら泣いてしまいそうになりました。いつものように池袋駅の西口からバスに乗って成田空港に向かい、あまりの寂しさに出国手続きの後はエルメスに行ってお土産を買ってしまいそうになりましたが何とかとどまります。この日のフライトはツアーの値段を抑えるためかマレーシア航空でクアラルンプール経由でダッカに入ります。かなり遠回りのルートの上に、クアラルンプールの空港では6時間ほどのトランジットがあります。1人で6時間も時間を潰せるだろうか心配になってきます。空港ではフリーWi-Fiが使えたのでLine電話で妻に何度か電話してしまいました。何とかトランジットの6時間を乗り切ってダッカまでの4時間のフライトに供えますが、この頃にはもうへとへとになっています。到着した雑貨空港では入国手続きの長い列の後にやたら厳しく質問をされました。同じツアーの人はほとんどスルーでスタンプを押されているようでしたが…。ターミナルを出たところでツアーのメンバーが揃い、迎えに来たバスに乗ってこの日宿泊する「ゴールデン チューリップ ザ グランドマーク ダッカ/Golden Tulip The Grandmark-Dhaka」に向かいます。町の雰囲気はインドとあまり変わらない感じがしましたが、到着したホテルのセキュリティの厳しさはインド以上でした。チェックインして部屋に入ると家を出てから24時間が過ぎていました。部屋はとても広くて1人で使うには広すぎる気もしましたが、トランクを置くラゲージラックを25年振りに使うことが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
池袋駅西口を午前6時15分の成田空港行きのバスを待ちます。5時過ぎに家を出る際に表通り迄妻に見送られて、手を振られたら寂しくて泣きそうになりました。
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40歳過ぎまでは毎年2回7週間ほどの旅を続けていました。個人の1人旅以外は旅じゃないよなんて調子に乗っていた時代でした。その最後の旅はヴェネツィアからクロアチア、ギリシャからキプロスと極力定期航路のフェリーを乗り継いで旅するというものでした。
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7週間後のキプロスのラルナカの海岸線の公衆電話から電話をして「どうしたの?」と言われたのが妻と結婚することを決めた時でした。その時以来初めての1人旅なのですが、歳を取ってずいぶん日和ってしまったなと思います。
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今回のツアーはJTBの「魅惑のバングラデシュ6日間」というもので、ツアー代金が229,000円、燃油サーチャージは申込時は6,730円でしたが、最終的には25,520円と跳ね上がっていました。ただ1人部屋の追加料金は10.000円で済んだのは良かったです。
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前の旅行で立ち寄った成田空港第1ターミナルのプラダが小さかったので店の方と話すと「第2ターミナルのお店は無くなってしまいました。」と教えてくれました。確かに隣にあったシャネルが拡張工事中でお店は無くなっていました。
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1人寂しく入ったエルメスで新作のアクセサリーがあったので妻にお土産にしようかと迷いましたが、我に返って先月リングを買ったことを思い出しました。気を引き締めて1人旅を楽しみましょう。
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今回の航空会社はマレーシア航空で、クアラルンプール経由でバングラデシュのダッカに向かいます。1人旅ということで気も沈んでほとんどツアーの内容を確認していませんでしたが、自分遠回りのルートだと思います。「三角形の2辺は他の1辺よりも長い」という三角不等式を中学2年生で習って以来初めて実感しました。
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ここにきて予定表を読み直すとクアラルンプールでは6時間のトランジットがあり、合計すると家を出てからダッカのホテルに着くまで24時間を要します。1人でクアラルンプールで時間を潰せるか心配になってきます。とりあえず妻に1回目の電話をしてみます。
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クアラルンプール行きのMH89 は午前10時20分発で、7時間25分のフライトの後の午後4時45分に到着予定です。座席は3人掛けのアイルにしてもらいました。
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昼食は白身魚の餡かけ焼きそばでした。サラダは貝柱と春雨の中華風で、サッポロビールと一緒にいただきました。マレーシアはイスラム系の方が多いので、アルコールを飲む人は少なかったです。
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いつもは窓側の席にして外の景色を楽しむのですが、飛行ルートを考えるとずっと海の上なので通路側にしました。
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到着前にはラップに包まれたたまごサンドとコーラをいただきました。これでは6時間のトランジット中にお腹が空いてしまいます。
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クアラルンプールに来るのは8年前にマレーシアを縦断する「満喫マレーシア縦断の旅6日間」というツアー以来です。だんだんクアラルンプールが楽しかったことが思い出されてきました。
マレーシアの旅:https://4travel.jp/travelogue_group/19912 -
ほぼ定刻にクアラルンプールに到着しました。
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KLIAは1998年開港で日本の建築家の黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設が建て、サテライトを竹中工務店が施工していたのを思い出しました。当時のマハティール首相はルック・イースト政策(日本の集団主義と勤労倫理を学べ)の時代でした。
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十字型のターミナルの交差部分はガラス張りの温室「RIMBA」になっていて、ここだけは外に出ることが出来ます。
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KLIAは機能性だけに焦点を当てるのではなく、自然、文化、そして物語性を空間に取り入れています。「RIMBA」はこのアプローチとしてマレーシアの熱帯雨林を旅行者に感じさせてくれます。
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表に出た途端にモワッとした湿度のある暑さを感じます。本物のラフレシアが咲いていたら臭くてクレームになると思いますが、造花が置かれてありました。
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クアラルンプールまでのフライトでは隣席の方が同じツアーの方で、添乗員なしのツアーは心許なさそうな感じだったので搭乗口付近まで案内しました。さすがに6時間後の搭乗口は表示されていないのでカウンターへ行って聞いておきました。
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千葉からの1人参加の80代の男性で、普段はご夫婦で旅行されるというお話でしたが、「バングラデシュに行こうと言ったら断られちゃったんですよ。」と笑ってらっしゃいました。ツアーメンバーは11人ということは空港のJTBのカウンターで聞いていましたが、初めての集合はダッカ空港なのでお顔も分かりません。
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後で分かりますが1人部屋追加料金が安いこともあり、ご夫婦が1組と2人で申し込まれた女性が1組、後の7人は1人参加の方でした。7人のうち男性は4人で、みなさん普段はご夫婦で旅行されている方ばかりでした。そしてみなさん「妻を誘ったけど断られたんだよね。」ということでした。
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妻を誘った時に言われた「バングラデシュにいったい何があるというんですか?」という言葉が思い出されます。特に村上春樹が好きだということではないのですが、彼の紀行文集に「ラオスにいったい何があるというんですか」のタイトルに被っているなと感じました。
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今回は妻と離れての1人はぐれ旅ですが、そういえば村上春樹には「「地球のはぐれ方 東京するめクラブ」」という紀行文集もありました。「雨天炎天」「辺境・近境」などもいくつかの旅のきっかけになった紀行文集です。
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ターミナルには「BACHA」のショップがありました。この時点で東京に1店舗しかなかったと思います。早朝から営業しているということなので、帰国前のトランジットで買い求めることにします。
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十字型のターミナルの1階と2階を彷徨い歩いてもまだまだ時間があります。
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こんなことなら初めからここで数時間寝ても良かったと思います。ただ値段は200マレーシアリンギットからなので7,000円以上かかってしまいます。
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4時間を過ぎたところで小腹も減ってきたので「Grandmama’s」というレストランに入ることにします。こんな時に妻がいないとつまらなく感じます。このバイクにまたがったおばあちゃんの姿はどこかで見た記憶がありました。
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思い出したのはマレーシアのペナン島のジョージタウンのストリートアートでした。この旅ではジョージタウンに3泊して町中のストリートアートの写真を撮りまくりました。
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レストランは何軒かありましたが、ここが食堂っぽくて一番マレーシアぽかったです。残念ながらアルコール類は置いていませんでした。
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注文したのは「臭豆参巴蝦球飯/Sambal Petai Prawn with Minced Chicken」です。12年前にシンガポールからマレー半島をバスで北上して、マラッカ、ペナン島、そしてバンコクからアユタヤとカニとエビを食べまくった3週間の旅が思い出されます。
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ぺタイ(Petai )はかなり強い香りがあるのが最大の特徴で、にんにくやねぎのような強い風味があり、好き嫌いが分かれやすい豆です。メニューにも注意事項として書かれてありましたが、好きな人にはたまりません。サンバルの辛さと大きなエビがゴロゴロ入っています。
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このセットメニューにして良かったです。大満足で食べながら妻がいないのが寂しくなります。マンゴジュースとセットメニューで52.55リンギットで2,170円の夕食でした。
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ペトロナスツインタワーが輝く「Hard Rock Cafe」のショップもありました。
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子供を遊ばせるエリアにはこんなオランウータンの遊具がありました。こういったものは海外の方が充実していると思います。日本の空港ではほとんどが絶対にけがをしない面白みのないエリアしかありません。
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妻がいたら喜びそうな「BORNEO PEARLS」というショップもありました。ここばかりは妻がいなくて良かったと思えた瞬間でした。
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6時間のトランジットが終わって、午後11時発のダッカ行きのMH196に搭乗します。この先もまだ3時間55分のフライトが続きます。機内ではバングラデシュの入国にあたっても申告書が配られましたが、これ以外の出入国カードについてもJTBからは案内がありませんでした。
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しばらくすると食事の時間になり、ビールからスタートします。マレーシアでよく見かけるのはタイガー、カールスバーグ、ハイネケン、ギネスなど海外のビールが多いですがマレーシアで生産されたものです。
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メニューはアヤム・サンバルというチキン料理に付け合わせは揚げたポテトとニンジンとブロッコリーです。サンバルのスパイシーな味が美味しいです。マッシュルームのサラダとデザートはマレーシアの伝統的な蒸し菓子のクエ(Kuih)でした。
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食後は白ワインをもらうと塩ピーナッツがたくさんもらえました。エアインディアのトウモロコシのお菓子も美味しいですが、マレーシア航空もなかなかです。
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直線距離ではデリーよりも近いダッカですが、クアラルンプールを経由してトランジットもあったのでひどく疲れました。ヨーロッパへ行くよりも遠い所に来たような気分です。
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ダッカ上空ではかなり低空を旋回しますが、眼下は普通の住宅街のようです。こんな住宅街を深夜に低空飛行しても良いのかと思います。
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ダッカのヘーズラット・シャージャラル国際空港にはほぼ定刻の午前0時55分に到着しました。
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ヘーズラット・シャージャラル国際空港の名前シャー・ジャラールはバングラデシュでとくに敬われているスーフィーの聖者の名前のようです。ダッカというと日航機ハイジャック事件が思い出されますが、当時はジア国際空港という名前でした。
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外国人の列に並んだ周りの人は5冊ほど増刷した分厚いパスポートを持っています。アジア系の人たちでしたが、バングラデシュへ頻繁に出入りするのはどこの国の人だったのか…。多分同じツアーの人だろうと思える日本人の方は簡単に通過していきますが、1人かなり細かく質問されました。最後に「ツアーで来たのか?」と聞かれ、「そうです。」と答えると何だというような顔でパスポートにスタンプを押してくれました。
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ターンテーブルにはバゲージラッピングされた衣類のような荷物が延々と出てきます。それだけ海外の衣類とかはバングラデシュ国内で転売して利益が出るのだろうかと思います。近年は世界の縫製工場と呼ばれるように海外ブランドの衣料品もバングラデシュ製が多いのですが。
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空港両替所でバングラデシュの通貨タカの両替も考えましたが、大抵の場合は現地ガイドさんの方がレートが良いので替えませんでした。わざわざ米ドルを使う必要も無いと考えましたが、ガイドさんのレートはあまりよくなかったです。ただ、ツアー中にいろいろ小銭を使わせる場面があったので、その総額を考えると気にはなりませんでした。
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ヘーズラット・シャージャラル国際空港にはターミナル1とターミナル2があり、半数くらいの人が間違ったターミナルに行ってしまい、なかなか集合できませんでした。
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よくあることなのかもう1名アシスタントの人が別ターミナルにスタンバイしていたようです。
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空港には深夜にもかかわらずものすごい人が集まっていました。ガイドさんによると実際に飛行機に乗る人は僅かで、ほとんどが見送りと出迎えの家族だそうです。空港は手狭のようで2020年より日本のJICAの協力のもと、空港拡張事業と新ターミナルの建設が進めれられているそうです。
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ツアーのメンバーは11名なので、大型のバスではなく小型バスでした。1人参加の人が多いのですが1人2席は使えました。インドのバスはフロントにエンジンを積んでいるので運転席と客席の間に死きりの扉がありましたが、バングラデシュのバスは普通でした。よく見るとISUZUの文字が読み取れます。
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バングラデシュもインドと同じく左側通行なので日本からの輸入かと思いましたが、窓などの造りを見るとかなり改造されているようでした。
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闇夜に浮かぶダッカの緑色のスリーウィラーは車体がボコボコですが、CNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載した優れものです。
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治安はあまりよくないようで、ひったくりなどの防止のために窓は金網で塞がれています。
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しばらく空港とはお別れですが、深夜でも車は列をなしています。妻に断られた際の「バングラデシュにいったい何があるというんですか?」という言葉が頭の中でリフレインします。
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そう妻に尋ねられても答えられなかったほど何も調べないままにダッカに来てしまいました。東インドの仏教遺跡を旅した延長と世界遺産のシュンドルボン国立公園でクルーズ観光するくらいしか考えていませんでした。
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この旅の1週間前にダッカの南東部でサイクロンによるデルタ地帯の強風と高潮と大雨の被害があったばかりでしたが、ホテルに向かうバスの車内でガイドさんから「明日の天気が良くないのでJTBと協議してシュンドルボン国立公園のクルーズは中止で、別の場所を案内します。」と説明がありました。今度は自分の言葉で「バングラデシュにいったい何があるというんですか?」と呟いていました。
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ダッカのホテルは「ゴールデン チューリップ ザ グランドマーク ダッカ/Golden Tulip The Grandmark-Dhaka」で空港から30分ほどの距離にありました。
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インドと同じくセキュリティのゲートとガードマンは同じでしたが、持ち込むトランクは1つ1つ壁の黒い穴を通していました。ちゃんとX線でチェックしているようです。バングラデシュは到着後に滞在先でパスポートを登録しないとならないのでチェックイン時は少し時間がかかりました。この日以降はコピーを使ったのでチェックインはスムーズでした。
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午前3時になってようやく部屋に入ることが出来て、ようやく長い1日が終わりました。
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部屋は1人では寂しくなるほどの広さです。妻に電話しようかと思いましたが日本との時差は3時間なので午前6時です。震度3程度の地震と電話が鳴るくらいでは起きないので諦めました。
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勝手な思い込みでしたがインドよりもGDPの低いバングラデシュのホテルには期待していませんでした。1人部屋の追加料金が10,000円ということもあったのかもしれません。
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もっとも「Golden Tulip」のホテルなのでかなりグレードは高いと思いました。
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バスルームの洗面台もバックライト付きミラーでデザインもスタイリッシュです。
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シャワールームも機能的でリネン類もインドよりもきれいに思えます。お湯も豊富に出るのでストレスなく使えました。
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トイレにシャワーが付いているのは東南アジアから南アジア共通ですね。
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ホテルの部屋のラゲージ置き場にトランクを置くことが出来たのは少なくとも25年振りです。ここにはいつも妻のトランクを置いていましたから。
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普段は妻が用意してくれている風邪薬から胃腸薬、バンドエイドなどを出がけに持たせてくれました。数時間後からツアーが始まりますが、バングラデシュには何があるのでしょう?
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