2026/06/23 - 2026/06/23
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kojikojiさん
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「リキル ゴンパ/Likir Gompa」の参拝の後は再び絶景の道を走り、メインロードに戻ります。合流点には「LAGA Dinning」という洒落たレストランがあり、そこで昼食になりました。この店にはアルコール類は置いていないのですが、ドリンクメニューにあったアップルビールが気になったので注文してみました。要はノンアルコールのシードルなのですが、カレーを食べるにはちょうど良い甘さでした。ポテトのカレー炒めや野菜カレー、バターチキンにサグパニールなどがサービスされました。食事の後は横にある「Bosgo Monastery View Point」に登ってみます。多分標高は3500メートルを超えた位置にあるので100メートルほど登るだけでも息が切れます。登り切ったところには展望台があり、名前の通り急峻な谷の向こうに建つ「ボスゴ僧院/Bosgo Monastery」がきれいに見えました。下りかかると同じレストランで食事をしていた欧米人のツアーのかなりぽっちゃりした女性が1人で登ってきましたが、思わず顔を見合わせて笑ってしまいます。それほど息が切れるからです。「展望台からの景色は素晴らしいよ。そのまま天国に生けそうなくらい。」というとさらに笑っていました。レストランからはレーに向かって下り道が続き、昨日停車した「サンガムビューポイント/Sangam View Point」も通過しました。車はレーの町には入らずに再び山道を登り始め「シャンティ・ストゥーパ/Shanti Stupa」に到着します。当初の予定ではレーの町に立ち寄る予定でしたが、町中に新しく出来たスーパーにお酒を置くことが分かり、それに反対する宗教者から街の人に広がり、飲食店以外はストライキで店を閉めたという情報もありました。チャンスパにある丘の頂上にある仏教の白いドームを持つ「シャンティ・ストゥーパ」は1991年に日本の仏教僧の中村友陽によって建てられました。台座には仏陀の遺骨が安置されており、第14代ダライ・ラマによって祀られています。このストゥーパはその宗教的意義だけでなく、周囲の景観を一望できる立地からも観光名所となっているようです。テラスまで上がって周囲の絶景を眺めていると突然の土砂降りの雨になり早々に参拝を切り上げて車に戻りました。もう少しゆっくり見学したかったので残念に思いましたが、実はホテルから近いことが後から分かり、早朝に再び絶景を楽しむことが出来ました。ここで雨が降らなければ息を切らしながら登ることも無かったと思うのでこれも仏様とのご縁かと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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「リキル ゴンパ/Likir Gompa」を参拝した後は、再びメイン道路に向かって山を下ります。
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往路とは180度反対側の違った絶景に目が離せません。
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ストゥーパも道路脇に建てられていると反時計回りに走らないとならないのが気になってしまいます。
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まだ行ったことのないチベットにも早くいかなければと思います。
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時速80キロでこのような直線道路を走り抜けるのは爽快感があります。ただ、周りの風景が大きすぎて円形は変化がありません。昔、スイスのツェルマットでスキーを楽しんだ際も、ゴルナーグラートからマッターホルンに向かって滑降しても景色が変わらなかったことを思い出します。
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ようやく分岐点のゲートまで戻ってきました。
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昼前になって雲が湧き始め、太陽光線を遮ることが多くなってきました。
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とうとう小雨がパラつき始めました。
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小雨程度では行き交うトラックのスピードは変わりません。
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昨日車の中から見えた「バスゴゴンパ/Basgo gompa」が谷の向こう側に見えてきました。
バスゴー ゴンパ 寺院・教会
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僧院と対峙するような位置に「LAGA Dining」というレストランがあり、そこに停車しました。ここでランチになるようです。
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このレストランにはアルコールルインは置いていなく、メニューにあった「アップル・ビール」を注文してみました。ラベルにカシミールとあるようにこの地方のリンゴで造られたノンアルコールのシードルのような味わいです。
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一昨年英国1周のクルーズで寄港したルアーブルからオンフルール経由で行ったカルバドス村で飲んだシードルを思い出します。1本70ルピーなので100円ちょっとでした。
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テーブルにはボウルに入った料理が並べられていきます。一度置かれた料理は給仕のスタッフがやってきて各自のお皿に盛りつけてくれます。このバターチキンは美味しかったです。
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アルー・ジーラ(Aloo Jeera)というジャガイモの料理もシンプルですが、ホコホコしてとても美味しかったです。
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それ以外にもインゲン豆のカレー「ビーンズ・サブジ/Green Beans Sabzi 」なども出てきました。硬度の高い所にいながら異様に空腹感を感じ、ここでも2回おかわりしてしまいました。
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インドにはカチュンバル(Cachumber)という生野菜のサラダがありますが、ここでは単純にカットしたタマネギやキュウリやニンジンと青唐辛子が並べてありました。やっぱりビールが飲みたくなります。
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レストランの脇には細い階段があり、その先にはビューポイントがありました。ここはグーグルマップにも「Bosgo Monastery view point」と表記があります。
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レストランからほんの数十メートル石段を登るだけですが息が切れます。ただ、ここからの景色は絶景でした。
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我々はSUVに分乗しての移動になりますが、このような大型の車で10数人で移動している欧米人のツアーも見られました。この車の場合車窓の風景が楽しめる席は限られそうです。
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ビューポイントのさらに上に真白のたくさんのストゥーパが並んでいます。チベット仏教の文脈ではストゥーパは加護を与えるものとしても重視されます。寺院の中だけでなく巡礼路や峠や集落の入口に建てられるのは、土地と人々を守る聖なるしるしでもあるからです。チベット語ではチョルテンと呼ばれ、生活空間の中に信仰が置かれているのだと感じられます。
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展望台の名前にもなっている「バスゴゴンパ/Basgo gompa」とその奥の広大な風景が見渡せます。
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一見すると廃墟のようにも見えますが、現在も信仰の対象となっています。
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人が暮らしているような雰囲気は全く感じられません。
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チベット仏教では、ストゥーパは宇宙の縮図でもあります。下から上へ向かう形は迷いの世界から悟りへ至る道を表し、全体として解脱と成就を示します。ストゥーパの前に立つこと自体が仏の教えを目に見える形で受け取ることにつながります。これは各部の形が宗教的意味を帯びているためです。
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基壇は、揺らがない土台を示します。信仰面では、修行の出発点である安定した心や、現実世界に足を置く人間の条件を表すと考えられます。塔身は内部に聖性を宿す中心部分です。もとは舎利を納める場であり、象徴的には仏の身体や悟りを宿す器として見られます。相輪や傘は、下から上へ重なることで、迷いの世界から高次の境地へ向かう上昇を示します。傘はもともと高貴さの象徴で、仏の尊さを表します。最上部の宝珠は、修行の完成や悟りの成就を示す頂点です。
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下りかかると同じレストランで食事をしていた欧米人のツアーのかなりぽっちゃりした女性が1人で登ってきましたが、思わず顔を見合わせて笑ってしまいます。それほど息が切れるからです。「展望台からの景色は素晴らしいよ。そのまま天国に生けそうなくらい。」というとさらに笑っていました。
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標高3700メートルの「リキル ゴンパ/Likir Gompa」から3100メートルのレーの町へ下って行くので胡弓が楽になって行く感じがします。
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車内ではBluetoothでオーディオと接続して、エリック・ヴァリの映画「Himalaya : L'Enfance d'un chef」のサントラの音楽を流していました。京都からの1人で参加された女性も興味を持ってくれ、帰国したら映画を観てみますとおっしゃっていましたが、上手く見つけられたでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=OWAF-aRcnUE&list=PLzhk329J-YhJkxu9JtrtPqHwA2R4plO20&index=18 -
昨日停車したインダス川とザンスカール川の合流点の「サンガムビューポイント/Sangam View Point」はそのまま通過します。
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昨日は雲に覆われて何も見えなかったものを確認することが出来ます。
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今年2度目のインド旅行はへミス・ゴンパのツェチュ祭りを見るためだけに申し込んだようなものでしたが、このような絶景を楽しめるとは思いもしませんでした。
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昨日トイレ休憩したジャイナ教の寺院「グラッドワーラ・シュリー・パサー・サヒブ
/Gurudwara Shri Pathar Sahib」もそのまま通過します。 -
峠を越えるとレーの盆地が見えてきました。
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途端にフェンスで囲われた軍事基地が道路の左右に広がります。
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演習場のような荒れ地の先には雪を頂いた山脈が続いています。
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ラダックではなかなか見ることのない「BLOW HORN」の文字が見えました。日本とインドではクラクションを鳴らす意味が違い、追い越しするときは前の車に自分の位置を知らせるために使います。
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この周辺だけはラダックがインドとパキスタンと中国の国境地帯なのだなと感じさせます。とはいってもグーグルマップのストリートビューも普通に使えたりするので、韓国や中国よりも緊張感はありません。
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丘の上に「シャンティ・ストゥーパ/Shanti Stupa」が見えてきました。レーの町中を通過しないで丘の上まで登っていくようです。
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この日のレーの町は新しく出来るスーパーでアルコール類を扱うことが分かり、それに反対する僧侶がストライキを行い、それに賛同する町の人もストライキを行い、町中の店は一部の飲食店を覗いて全て休みだということです。
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「シャンティ・ストゥーパ/Shanti Stupa」に到着しました。駐車場で車を降りた後は緩やかな坂道を登ることになります。
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しばらくすると目の前が開け、ポプラの森の中に点在する建物が見えてきます。そしてその先にはレーの町が見えます。
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レーの町の全景を見たのはこの時が初めてでした。そして四方を高い山に囲まれた盆地にあるということも分かりました。周囲の鉱山の雪解け水は盆地に集まり、ポプラの育成に必要な水分を供給しているのでしょう。そしてその水は小川となりインダス川へと注がれていきます。
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春のインドの仏跡を巡る旅では見ることの出来なかった「サールナート/Sarnath」の「ダメーク・ストゥーパ/Dhamek」近くで発掘され「サールナート美術館/Sarnath Museum」に収蔵されている「アショーカの石柱」のレプリカが建っています。
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シャンティ・ストゥーパの建設は1983年4月にビクシュ・ギョョミョウ・ナカムラ(中村友陽)の監督のもと始まり、ラダックの首席ラマであるクショク・バクラは、インド政府少数派委員会のメンバーであったため、ニューデリーから彼の活動を支援しました。このプロジェクトは、ラダック仏教徒の協力と日本の仏教徒、インドの支援者の資金援助を受けて建設されました。
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当時のインド首相インディラ・ガンディーはストゥーパへの車両通行道路の建設を承認しまし、建設期間中もインド陸軍が支援を続けました。このプロジェクトにはジャム・カシミール州政府が建設資材を提供したそうです。
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ストゥーパは二層構造の構造物として建てられています。第1層にはダルマチャクラの中央遺跡があり、両側に鹿が描かれています。中央には金色の仏像が「法輪」(ダルマチャクラ)を描いた台座に置かれています。
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第2層には、仏陀の「誕生」と仏陀の死(大涅槃)、そして瞑想中の仏陀の「悪魔を打ち倒す」様子を描いたレリーフがあります。両階層にはより小さな瞑想する仏陀レリーフが並んでいます。
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ストゥーパの建つテラスからの風景はさらに絶景です。この事からもこのストゥーパはレー周辺で最も有名な観光名所とされています。
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遠くの丘の上には「ナムギャル・ツェモ/Namgyal Tsemo Gompa」が見えています。
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僧院はラダックのタシ・ナムギャル王によって創建され、3階建ての金の弥勒菩薩像と古代の写本やフレスコ画があるようです。「レー・パレス/Leh Palace」はこの僧院の足元にあります。
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テラスでは15分ほどの自由時間になり、周囲の風景を眺めた後にストゥーパに登るつもりでいました。
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ところがほんの3分ほどで土砂降りの雨になりました。ここまで来ていながらと思いましたが、レーには3泊するので時間があれば再び訪れようと思いました。
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車に戻りながらストゥーパの足元にある僧院を訪ねると壁画の修復中でした。修復というよりも新しく描いていたのかもしれません。監督している男性に断って写真を撮らせていただきました。若い女性が描いているのには驚きました。
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チベット仏教の僧院壁画では高僧や祖師、歴代ラマや修行僧、儀礼を行う僧侶がよく描かれます。仏教美術では仏や菩薩だけでなく、祖師や尊者の生涯や伝承を表す図像も重要な主題です。ネパールの旅でも何枚かタンカを買い求めましたが、今回も欲しくなってきました。
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