2026/07/07 - 2026/07/12
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y_0236さん
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来年は、羅臼岳、雌阿寒岳、斜里岳に行くから、と友人から言われていた。
昨年、百名山で最も難易度が高いと言われる、北海道の幌尻岳に登った。
ヘロヘロを通り越し同行者にはたいそうご迷惑をかけた。
この年候補に挙がっていたのは羅臼岳と幌尻岳。
日々体力が落ちていく昨今、より厳しい幌尻岳を先に片づけておこうという判断から幌尻へ出向いたのは2025年7月のこと。
来年(2026年)は羅臼岳、雌阿寒岳、斜里岳に登るから身体を鍛えておくように、と言われていたが我々が北海道を離れた後の2025年の夏に羅臼岳で、羆による登山者の死亡事故が起こり、登山道は閉鎖された。
当然、今年の羅臼登山は中止になると思っていたが2026年の7月5日に登山道の閉鎖が解除された。
知床はもともと熊だらけである。
解禁直後が最も安全、という意見も分からないではない。
何もこの時期に、という意見もごもっとも。
来年はもっと体力落ちるぜ、明日死ぬかもよ。
という意見には同意せざるを得ず、行ける時に行ってしまえ~ということで北へ飛んだ。
この旅行記は、
北海道5泊6日 熊スプレーを持って道東の山へ 山と温泉と蕎麦と海の幸 2026 1/4
https://4travel.jp/travelogue/12062219
の続きです。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー AIR DO
-
北海道3日目。
中標津空港で友人Bをピックアップし、羅臼経由で知床を目指します。中標津空港 (根室中標津空港) 空港
-
お、海が見えてきた。
-
目指すは知床食堂
ここに黒ハモ丼という変わったメニューがある。知床食堂 グルメ・レストラン
-
過去何度かチャレンジしたが売り切れだった黒ハモ丼。
この日はまだ残っていたようでしたが、蕎麦屋のはしごをした後なので食指動かず。
無念・・・
因みに黒ハモ丼とは深海魚「イラコアナゴ」の蒲焼きを使った、ウナギに似た味わいの丼。またもや宿題に。
が、しかし・・・
ネットで調べてみると、スーパーの穴子のかば焼きや、回転寿司の穴子の代わりに使われることも多く、知らない間に食べている可能性があるらしい。
知らんかった。 -
今夜のBBQの食材を物色。
ホッケの干物でかいな。
東京や横浜の居酒屋で頼むと、これの二回りくらい小さいものが出て来る。
手が伸びそうになったがやめた。 -
左側の3匹がホッケだ。
北海道では、刺身やフライにして食べることもある。
真ん中の魚はソイだ。
下のエビはなんだろう? -
海馬と書いてトド
海豚と書いてイルカ
海牛と書いたらウミウシ、そのまんま。
トド、試しに買ってみようかと提案するも賛成者なし。
今更ながら、なぜフグに河豚と"河”の字があてられているのか調べてみたら、中国で揚子江や黄河などの川に生息するフグが親しまれていた・・・
とある。
ついで、にどーでも良いが海雉は七面鳥のことだそうな。 -
屋上へ上がって国後を眺める。
その距離25kmほどらしい。
余談だか、本土(北海道)と利尻島の最短距離は約20km。
数年前熊が泳いで利尻島に上陸した。
北海道と青森の最短距離は18kmであるらしい。
海流のおかげで、さすがの熊も泳いで渡ることはできないという。 -
夕食のBBQ用の一夜干しのイカとキンキを買って知床へ向かう。
羅臼と宇登呂を結び知床横断道路が出来たのは1980年のことだ。
18年かかったという。
通行料が不要なのが不思議なくらいの立派な道路だ。知床横断道路 名所・史跡
-
知床峠
知床横断道路は熊が良く出没する場所だ。数年前車で走った時はキツネを見かけたが今回は人しか見かけなかった。知床峠 自然・景勝地
-
あれに見えるは羅臼岳か?
明日は、あの山の頂上を目指す。
大丈夫か?
行けるのか?
1年間密かにトレーニングを積み、北海道に入る前の1か月は禁酒もした。
有酸素運動をたっぷりこなしたので、何とかなるだろう。
と、
思う。 -
国設知床野営場
今宵はここに宿を取り、明日早朝に岩尾別コースで羅臼岳を目指す。
天気は今一つ。
ハードな山行になりそうである、国設知床野営場 キャンプ場
-
受付に目を疑う張り紙があった。
ん?
え?
え、えぇ~っ!!!!
危険な熊との遭遇のため登山口閉鎖????
受付で訊くと、たった今連絡が来たのだという。
2025年のヒグマによる死亡事故を原因とする11か月の閉鎖を経てこの7/5に再開された登山道がわずか4日で再閉鎖・・・
再開は未定・・・
どうやら、登山者が熊に付きまとわれたらしい。幸い事故にはつながらなかった様だ。もし、今日羅臼岳に登っていたら、熊に遭遇したのは我々だったのかもしれない。
昨日は雌阿寒岳に振られ、
今日は羅臼岳に振られ・・・
正直なところ、登山道の閉鎖は残念7割、ほっとしたが3割・・・
しかし、どーする?? -
羅臼岳に登ることができないのならば、知床に泊まる必要はない。
とはいえ、現在17時。
今から移動するのも面倒であると、コテージを借りた。
風呂にでも入って、夕食を摂りながら作戦会議をすることに。
使わないに越したことは無いが、車の中に置きっぱなしの熊スプレーが不憫である。 -
キャンプ場すぐ横のウトロ温泉夕陽台の湯は、駐車場がいっぱいだったので、日帰り温泉に向かったのはホテル知床。
結構広い浴場は、人でごった返していましたがサウナに入っていると急に貸し切り状態に。
夕食時間が始まったのだと思われた。
ここの露天風呂、なかなか良かったですよ。ホテル知床 宿・ホテル
-
ホテルを出ると目の前に鹿。
野性味なさすぎ。 -
さて、BBQ
羅臼で買ったイカの一夜干しを炭火で焼く。
これ、めちゃくちゃ旨かった。
匂いに釣られて、茂みの中から目を光らせるのはキタキツネだ。 -
羅臼で買った高級魚キンキを炭火で焼く。
合わせるのはセコマのG7。
明日の登山が無くなったので、また気兼ねなく飲む。
密かに1年間トレーニングをして登山の準備をしてきたが、2026年の羅臼山登山は霧散した。
今回は、事故が起こったわけではないのでいずれ、登山道の閉鎖は解除されるだろうがそれを待って知床に留まるわけにも行かない。
明日は、知床を観光して斜里に移動し、明後日斜里岳にアタックすることで意見はまとまる。
羅臼岳は来年にお預けとなる。
山は逃げないが、体力、気力は逃げ足が速い。
どうなることやら。 -
知床に朝が来た。
-
山ヤの朝は早い。
-
することもないので、一人朝散歩。
-
昨日の鹿でもおらんかな、と散歩をしていると見事な廃れ具合の車に目が留まる。
なぜか車内にはプチトマトが置かれていた。
何かのお供えか? -
次に目が留まったのが足湯だ。
-
独り足湯に浸かりながら、放心。
今回の山旅、条件がよければ、
1.雌阿寒岳
2.羅臼岳
3.斜里岳
の3つの山を攻める予定であった。
1.2がダメになり明日、斜里岳を攻めることになった。
これとて、天気次第だ。
経験、スキル的に不安があり羅臼岳登山が中止になってホッとしていることは、同行者には内緒だ。 -
キャンプ場に戻ると、驚いたことに鹿が草を食んでいた。
-
野生感が全くないな。
奈良や厳島神社でもあるまいに。
昨日、受付でキャンプ場に熊は出ないかと問うと、電気柵はあるが人が出入りする入り口からなら入ってこられる、と言っていた。
鹿が入ってこられるのなら、熊だって入ってこられるよなあ。 -
昨日の清里のキャンプ場同様、こちらもクワガタ取り放題。
童心に戻ってしばし遊んでもらう。 -
セコマのサンドイッチとコーヒーで朝食を済ませ、本日も観光に出向きます。
-
ゴジラ岩。
天気はぱっとしない。
羅臼岳に登ったとしても何も見えなかっただろう。ゴジラ岩 (ウトロ) 自然・景勝地
-
お連れさんBは、知床が初めてとのことだったので定番の知床五湖へ行くことにした。
-
途中、知床自然センターに寄ってみる。
https://center.shiretoko.or.jp/知床自然センター グルメ・レストラン
-
アウトドアショップにカフェもあり。
なぜか日本人は一人も居なかった。
キャンプ場には無いきれいなトイレもありました。 -
ここには、遊歩道がいくつか用意されている。
長靴等の貸し出しもあるようで、予約している外国人も少なくなかった。
開拓小屋コースは、熊が蝉の幼虫の採食を行っているので閉鎖中と・・・ -
現在地は、オレンジの■あたり。
-
ところで、羅臼岳の登山道は7/9に閉鎖となり、
7/16に閉鎖が解除された。
この解除には反対も少なくなかった様だ。
そもそも、死亡事故を起こしたとして昨年駆除された熊は犯人ではないという説や、知床のイメージダウンを恐れて早めに通行止めが解除された等々、様々な意見があるようだ。 -
知床自然センターにはいくつかの散策コースが用意されており、外国人に混ざって、フレぺの滝に行ってみることに。
往復40分 / 2km -
ここは熊出ないよな?
-
外国人のお兄ちゃんに、どこから来たん?
と訊くとドイツとの返答。
どこから来たん?
って聞かれたので、日本だよって答えておく。 -
プレぺの滝
以前遊覧船から眺めたことがある。
このプレペの滝コース、人も少なくとても良かったですよ。
他のコースも期間があれば歩いてみたかった。 -
知床連山を振り返る。
今日、登ったとしても天気はよろしくなかったな、とイソップ童話「きつねとぶどう」のようなことを思った。 -
100平方メートル運動ハウスに寄ってみる。
運動ハウスという言葉から、アスレチック的な事が出来る施設かと思ったが違った。 -
知床100平方メートル運動とは、乱開発から知床の自然を守り、開拓跡地を元の原生林に戻すため、1977年に北海道斜里町が始めた日本の代表的なナショナルトラスト運動です。全国からの寄付で土地を買い取り、森を育てる活動を行っています。
だそうである。 -
北海道の森林を飛行機から見て、遅れとるなと、何とかという代議士が言ったそうだが地道な保護活動も行われている。
-
次いで知床五湖。
知床五湖レストハウス グルメ・レストラン
-
ここにはクマよけの電気柵が張り巡らされた木道がある。
木道は無料、地上はガイドと共に歩く(有料) -
おやおや、熊いっぱい出てますな。
以前来た時よりも熊の出没が明らかに多い。 -
お土産やカフェもある。
前回はここでTシャツを買った。 -
小雨が降る中、木道を歩いてみる。
-
人の居ない瞬間を狙って写真を撮っているが中国人観光客でいっぱいだった。
-
皆さんここで写真を撮って引き返す。
山の上は、雨だな。
登山口、閉鎖になって良かったぞとひそかに思う。 -
ん?
ありゃなんだ? -
熊だ。
-
背を向けているが確かに熊だ。
その向こうに鹿も見える。
山の中では会いたくないが、電気柵の張られた遊歩道の上から眺める分には何の心配もない。
ここでは、熊は大事な観光資源だ。
とはいえ、この熊が昨日羅臼岳で登山者を付け回した熊ではないという保証はない。
いずれにせよ、
良いもの見せてもらったな。 -
登ることはできなかったが、登山口を見に行ってみる。
登山口の手前には、一度泊まってみたい日本で唯一の泊まれる世界自然遺産 秘境知床の温泉宿 地の涯がある。
訪れた時は休業中だった。日本で唯一の泊まれる世界自然遺産 秘境知床の温泉宿 地の涯 宿・ホテル
-
登山口にある木下小屋
-
その脇に登山口。
本来ならばこの道を登るはずだった。
誰か見張りでも立っているのかと思ったが、そんなこともなく。
LEVEL4 極めて危険を無視して入山する登山者もいるかもしれないなあ。 -
昨年も今年も、事故は結構低い場所で起きている。
すぐそばの茂みから熊が飛び出しても何の不思議もない。
知床五湖の木道を歩いていては分からない、何者かの気配をビンビン感じる。
今年はご縁が無かった山を後にして、お昼を食べに行きますか。 -
ウトロ漁協婦人部食堂
ここは、地元漁師の奥様たちが運営する食堂である。
営業期間
4月末~11月中旬
※不定休
営業時間
8:30~14:30(L.O)ウトロ漁協婦人部食堂 グルメ・レストラン
-
もともと港で働く男性たちのための食堂だったらしいが、今は観光客が主な客。
地元漁師の奥様というと、地引網でも引っ張っているようなイメージがあるが、広尾あたりの幼稚園にお迎えに来ていそうな女性ばかりだ。 -
うには入荷無し、残念。
-
いくら、鮭の身、鮭のほぐし身が乗った三種丼3,000円を頂く。
思いのほかいくらがびっしり敷き詰められており満腹。
鮭の産卵は秋なので、本来いくらが夏にあることはおかしいのだが、細かいことはまあいい。
昨日は清里のさくらの滝で子孫を残すため、健気に上流を目指すサクラマスの遡上を胸を熱くして眺めたが、そんなことはすっかり忘れてかっこむ。 -
次に立ちよったのは、オシンコシンの滝
オシンコシン館 グルメ・レストラン
-
雨か滝のしぶきかわからんな。
-
なかなかの迫力でしたが、ちょっと寒かった。
オシンコシンの滝 自然・景勝地
-
天国へ続く道
こちらも天気が悪いとぱっとしないな。 -
ネットで見つけた越川温泉へ行ってみる。
すぐそばには越川橋梁があった。越川橋梁 名所・史跡
-
越川温泉共同浴場は地元の利用組合員が管理している施設らしく、無人。
利用料200円はドラム缶に入れる。 -
苔で滑りやすいことには閉口したが、ここのお湯が素晴らしかった。
雪の降る季節に来たらさぞかし・・・ -
一応男女別にはなっているが、女性にはちょっとお勧めできない作りでした。
我々が出るころ、山男が一人やって来た。
明日は斜里岳に登るという。
山でお会いしましょう、と別れた。
いやいや、なかなかの秘湯でありましたよ。 -
林道を進んで今宵の宿である清岳荘へ。
-
清岳荘は、きよさと観光協会が管理する山小屋だ。
清岳荘(せいがくそう)
所在地:清里町字江南872番地
連絡先:0152254111(NPO法人きよさと観光協会)
営業期間:6月下旬の金曜~9月下旬まで
チェックイン:15:00~20:00 -
広いテラスもありペンションのようだ。
-
この清岳荘は三代目であるらしい。
鉄筋コンクリート&水洗トイレ付の山小屋なんてここくらいじゃないかな。 -
清岳荘には電子レンジがあったので、じゃがバター。
途中で寄ったA-コープには、九州産のジャガイモしか売っていなくてちょっと残念。 -
バゲットに生ハムをワインでやっつける。
-
さて、明日は斜里岳へ登る。
早めに就寝。
もう、山になんか登るか!
と思いながら歩いた斜里岳登山の様子は次の旅行記で。
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