2019/08/21 - 2019/08/24
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この旅行記のスケジュール
2019/08/21
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初めて旅らしい旅をしたのは16歳の夏。
バイクを盗んで走り出すことはなかったけれど、友人とフェリーで沖縄を目指した。
沖縄で味をしめてしまい、その後アルバイトに精を出してお金を貯め、翌年の春今度は一人で再度沖縄へ。
大学生の旅人は数多かったけれど高校生の一人旅は珍しく、各地で随分可愛がってもらった。
沖縄を旅していると必然的に離島が好きになり各地の離島めぐりをした後に今度は北海道にはまった。
当時は周遊券という学生に優しいJRのチケットがあり、チケットの有効期限前に東京や大阪に帰る学生と周遊券を交換することでほぼエンドレスに旅を続けることができた。
美味しいものとは無縁。フランスパンをかじりながらの鉄道旅。
駅で寝たり、知らない人の家に泊めてもらったりの貧乏旅行。
時には宿泊した民宿でそのまま働いたりもした。
鉄道で行くことができない場所は、今では考えられないが、観光バスやミキサー車までヒッチハイクして乗せてもらったこともある。
気に入った場所があれば長逗留。
流氷の中をカヌーで漕ぎ出したり、漁師の船に乗せてもらったり。
そういえば、
ハタチの誕生日を迎えたのは根室だった。
時間は永遠だと思っていたあの頃。
楽しかったなあ。
当時出会った人の何人かは今も付き合いがあるし、4トラの旅行記を拝見していると、以前どこかで会ったことがあるに違いないという方もいらっしゃる。
思い出こそが蜜の味。
比較的ゆっくりできた2019年のGW。
長年の課題であった、古い写真の整理。
フィルムスキャナーを買って沖縄や北海道の写真をデジタル化していると無性に道東に行きたくなり、予約を入れた。
3年連続の北海道。
2017年は、小樽、積丹。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11275554/
2018年は、美瑛、富良野。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11398555/
今年は、もっとも思い入れが強い道東へ。
ホントは、鉄道とヒッチハイクと野宿の旅をしたかったのだけれど、残念ながらそういうわけにも行かず、
女満別空港 in outのレンタカー利用の3泊4日。
随分堕落しちゃったなぁ、って思わなくもないが、学生時代と同じ旅はもうできない。
ちなみに今回旅に出る前にやりたい事候補に上げたの下記。
釧路湿原でカヌー
標茶で天の川の撮影
羅臼でシャチウォッチングないしクジラウォッチング
もしくは、
ウトロで羆ウォッチング
シマフクロウ(絶滅危惧種)に会う
無論、学生じゃないんだから美味しいものも食べなきゃな。
道東の旅の初日は、屈斜路湖、摩周湖を経て
川湯温泉駅のオーチャードグラスでランチ
摩周湖
さくらの滝 ⇒スキップしました。
https://www.kiyosatokankou.com/sakuranotaki.html
神の子池
https://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html
手作りクレヨン工房
https://www.tuna-kai.com/
多和平
https://www.sip.or.jp/~tawa360/kankou-top.html
に立ち寄って
虹別のオーベルジュ、ヘイゼルクラウスマナーに投宿
http://www.hazelgrouse.com/
翌朝は、中標津の開陽台によってウトロまで走ります。
天気予報は全行程雨。
今回もいろいろありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田7:10発のJALであっというまに女満別へ。
女満別空港 空港
-
レンタカーを借りていざ出陣。
借りた際のレンタカーの走行距離は7626Km
果たして4日で何キロ走ることになるのやらやら。 -
まず向かったのは、藻琴山展望駐車公園
ここからは、
斜路湖、和琴半島が阿寒の山々が遠望できます。
あー真っ白
今回の日程、見事に傘マーク。
しょっぱなから予定が崩れ始めます。
ホワイトアウトでテンション上がらず。藻琴山展望駐車公園 公園・植物園
-
まあ、とりあえずお腹に何か入れようと川湯温泉駅へ。
川湯温泉駅 駅
-
ここは足湯のある素敵な駅。
JR川湯温泉駅の足湯 温泉
-
立派な駅だけど無人駅。
-
オーチャードグラスは川湯温泉駅構内にある静かなカフェ。
元は貴賓室だったという部屋でランチ。オーチャードグラス グルメ・レストラン
-
D51でも滑り込んで来たら面白いんだけれどねえ。
-
頂いたのはオムライス
コーヒーを頂きながら今日の予定を考える。
天気が良けりゃあちらこちら行きたいところは多いんだけれど・・・ -
今回の旅の目的の一つは野生動物との出会い。
いきなりキタキツネ。
まあ、北海道では野良犬みたいにいますからねえ。
餌を求めて近づいて来る。
何もあげないよ~
エサを貰えると知ったキツネは車に寄って来るので轢かれる可能性が高くなるのでエサをあげてはいけません。
エキノコックスと言う病に感染することもあるので触ったりもしちゃいけない。 -
天気が心配だったのでさくらの滝はスルーして神の子池へ。
さくらの滝は、
サクラマスの遡上を見ることができたらしくて、行っときゃ良かったな。神の子池 自然・景勝地
-
痴漢に注意!って看板は時々見ますが、北海道は熊出没注意。
熊を見かけた人は連絡くれ、というのがちょっと気になる。
“見かけた”なんだ。
襲われた場合はどーするんだ?
熊の絵もシュールだ。
鹿、いのしし、猿、ウサギにリスやテン。
大抵の動物には遭遇してきたが未だ熊にはお目にかかったことが無い。
遠目で良いので一度お会いしたい。 -
駐車場から結構歩かなきゃいけないのかと思っていたら、徒歩1分。
-
ブルーじゃなくてグリーンじゃないかって思っていたらこの先にすごい景色が待っていました。
-
イチオシ
積丹ブルーも凄かったし、神奈川の秘境ユーシンブルーもきれいだけれど神の子池の色もちょっと凄い。
ちなみに
積丹ブルー
https://4travel.jp/travelogue/11276022
ユーシンブルー
https://4travel.jp/travelogue/11128870神の子池 自然・景勝地
-
摩周湖と繋がっている、と言われてきたがどうやらそうではないらしい。
魚が居るのが不思議だ。 -
イチオシ
水が青いわけではなく、池の底の火山灰に太陽光の青い光だけが吸収されずに反射されるために青く見えるらしいが、難しいことはまあいい。
飲みたくなりますね。
良い物、見せてもらいました。 -
次いで摩周湖
裏摩周展望台裏摩周展望台 名所・史跡
-
ここは霧の摩周湖が展望できる素敵なトコロ。
あー真っ白。
霧どころじゃない。
ちょっと標高が高くなると雲の中に入って真っ白になるのでとっとと平地へ。摩周湖 自然・景勝地
-
次に向かったのはクレヨン工房Tuna-Kai
https://www.tuna-kai.com/
http://kirari38.net/company/com007.html -
イチオシ
ネットで見つけたクレヨン工房なんですがちょっと素敵な工房でしたよ。
クレヨン以外にも雑貨も扱っておられ、あれこれ購入。
でも、誰の土産にしますかね? -
イチオシ
悪天候で落ちかけたテンションがちょっと回復。
-
この絵は主の息子さんが子供の頃描いたものて、装丁は京都のアーティストによる手作りらしい。
-
イチオシ
さて、次行きますか。
どうも~ありがとーってドアを開けた瞬間凄い勢いで黒いものが走って来た。 -
誰にゃ?お前!
って顔してますな。
主に聞くと、朝、昼、夜と三食食事に来る野良だそうな。
ちょうどお待ちかねのランチタイムだったようだ。
走っては来たものの、知らない人が扉を開けたのでびっくりしたようだ。
悪いね食事の邪魔をして。
でもね、そんな目で人を見るもんじゃないよ。 -
時々脱走するという、近くで飼われていたヤギ。
ヤギって小さい時は本当にかわいいのに・・・
まあ、猫と違って態度は友好的でした。 -
しばらく車を走らせると、おや丹頂鶴が。
片足立ち、お尻を向けたまま動かず。
二羽、微妙な距離感。
喧嘩でもしたか? -
雨が強くなってきてテンションが上がらないけれど、まっすぐ宿に向かうのもなんなので、地平線の見える大牧場多和平へ立ち寄り。
地平線の見える大牧場「多和平」 自然・景勝地
-
ヤギの次は羊。
こちらはサフォーク種。
悪いが、ラム肉は好物だ。 -
天気が良ければねえ・・・・
-
身体も冷えたので今宵の宿、ヘイゼルグラウスマナー へ。
http://www.hazelgrouse.com/
森を抜けて行く素敵なアプローチ。
この宿に泊まるのが今回の旅の大きな目的の一つ。
フランスパンを齧りながら旅していた学生には無縁の宿。
もっとも当時は、民宿しかなかったが・・・ -
ヘイゼルグラウスマナー は英国のマナーハウスを模した虹別にあるオーベルジュ。
乗馬にカヌー、釣りにネイチャーウォッチングまで楽しめる楽しいホテル&レストラン。
ジビエ料理が得意と言うことで、期待は膨らむ。ヘイゼルグラウスマナー 宿・ホテル
-
まあ、8月にジビエってのも大きく季節外れだが、鹿くらいはあるだろう。
-
玄関ホール
-
ラウンジ
-
ベッドはキングサイズ
ちょっと腰かけることができる高さじゃないのでご年配の方にはきついかも。 -
お風呂、トイレはまあ普通
-
悪天候の為早々に諦めたカヌーを部屋から眺める・・・
-
敷地内を散策していると、これから夕食に頂く事になるであろうエゾ鹿がこちらを見ていた。
-
しかし、広いな。
-
敷地内には梅花藻の花が楽しめる虹別川も流れる。
もっとも花の時期は外したようだけれど、
ここは明朝楽しませていただきましょう。 -
さてと、夕食。
昼間見た猫のようには走らず、一応うやうやしく着席。 -
アミューズ
フレンチでタコを食べるのは初めてかもしれないな。
まあ、しかしメニューにはガルシア風って書かれていたからスペイン料理か。 -
冷前菜
甘えびと夏野菜のタルタル仕立て
北海道のフレンチって甘えびをタルタルにしたものが多いけれど、今回一番驚いたのはこの料理で使われていた夏野菜。
特に山芋。
出汁に漬けて冷やしたものだそうでちょっと驚いた。 -
温野菜
厚岸さん牡蠣のリゾット -
肉料理は5種類から選択可能で、もちろん鹿を選択。
道東で仕留めた蝦夷鹿のロティ山葵添え
飲み物はアペリティフやらディジェスティフやら、めんどくさいので最初から最後までマコンを1本頂いてそれで通した。
ワインリストも結構充実していたのでワインに詳しい人ならもっと楽しめると思いますよ。
尚、ディナーはメインを選択するパターン。 -
ラウンジに移動してデザートとコーヒー。
-
なかなか楽しめましたがやっぱりジビエの季節に再訪したいなあ。
尚、利用しませんでしたがバーも併設。 -
翌朝は早く起きてオーベルジュの敷地内散歩
-
おっ馬だ。
この宿、馬がいると聞いていたがこんなところに居たんだ。
おはよ!って声をかけたら挨拶に来てくれた。 -
調子はどうよ?
まあまあだねって。 -
人懐っこいのでちょっと遊ばせてもらった。
自慢じゃないが、人間と違って大抵の動物とは仲良くなれる。 -
イチオシ
さてと、
では、始めますか。
ポイントは昨日チェック済み。 -
何を?って釣りですよ。
虹別川って言ったら釣り師にとっちゃあ垂涎の川なんです。
こっそりと鞄にルアーロッドを忍ばせたのはここの為。
しかし宿の敷地内で釣りができるっていいねえ~ -
フライパンサイズのオショロコマががんがんルアーにアタックしてきて楽しいったらありゃしない。
ウェーダー(長靴)を持ってくることができなかったのでポインとは限られたけれど北海道の魚ってホントにウブ。
無論、キャッチ&リリース。 -
朝飯前のルアーフィッシング。
満足満足。 -
自家製パン。
どうやったらこんなにきれいに焼けるんだろう? -
ジャムは使わないのでコメントは控えるが手前はミルクジャムだそうな。
-
ベーコン、二種のソーセージ、フライドエッグにスクランブルエッグの中からベーコンとスクランブルを選択。自家製であろうベーコン、美味。
後はサラダとコーヒー。
やぱり野菜が美味しいな。 -
窓の外へ目をやれば牧童が馬を曳いている。
優雅だ。 -
どうやらこれから乗馬体験が始まるようだ。
-
イチオシ
名残惜しいが、本日はウトロまで走らなきゃいけないので人懐っこい馬ともお別れ。
次回はここに三泊くらいして釣りとカヌー三昧ってのが理想だな。
ヘイゼルクラウスマナー、良かったですよ。
少なくとも今回の旅で宿泊した中では断トツ。
今回の旅の前半の最大の目的はこちらに宿泊してカヌーを楽しむ事。
天候悪化でカヌーは楽しめなかったがまあ、仕方ない。 -
次いで向かったのは地平線が見える開陽台。
開陽台展望館 名所・史跡
-
かつてライダーの聖地だった場所も立派な展望台が出来ていました。
-
地球は丸い。
-
展望台の階段に昔の写真が残されていました。
そうそう、こんな感じでしたね。
ここで見知らぬ人といろんな話をしながら夜明かししたんだ。
皆さん、いいおっさんやおばさんになってるんだろうなあ。 -
ではこれから羅臼へ向かいます。
おっ、これが噂のミルクロード?
ひたすらまっすぐ。
その昔は名もなき道だった。
天候は予報通り不穏。
今日より明日、明日より明後日と段々と天候はひどくなるらしい。
やれやれ。
知床横断道路を走って、
目指すは知床五湖とウトロクルージング。
昼は羅臼で黒ハモ丼を食べるのさ。
テンションのアップダウンがめちゃくちゃ激しい羅臼・知床編に続きます。ミルクロード 名所・史跡
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