2023/08/28 - 2023/08/30
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y_0236さん
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北海道二泊三日の旅。
初日は、
渡辺淳一の一度は泊まりたい日本の宿という本で見た、苫小牧の宿ニドムに泊まり、千歳でジンギスカンを楽しんだ。
二日目、
ニドムを出て向かったのは、日高のナチュラルリゾートハイジアというリゾートホテル。
今回の旅は、まずこの宿の予約を抑えてから他の予定を決めた。
何年も前から行ってみたかった宿であったものの、情報が少ない。
あっても古い。
少ない情報をピックアップすると、
・メシ(日高キュイジーヌ)がめっぽう美味い。
・ホスピタリティが素晴らしい。
・某旅行サイトで北海道リゾート部門第一位獲得
・馬がいる
・星がきれい
・渓流釣りができる
当然ながらネガティブ情報もあり、
・本当にこんなところにリゾートがあるのか?というような道を行く。
・部屋はメゾネットで狭い
・ボイラーが壊れており、貸切風呂が使えなかったというものと、極め付きが番犬が熊に喰われたというもの。
熊情報は数年前のことの様だけれど、札幌市内でも熊が出没する昨今、渓流釣りもしたいので一応熊よけの鈴を持って日高へ。
この旅行記は、
一度は泊まりたい日本の宿と北海道リゾート部門第一の宿に泊まりに行ってみた。ニドム編
https://4travel.jp/travelogue/11846896
の続編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
なかなか居心地のよかった苫小牧のニドムクラッシクコース。
急ぐ旅じゃないので出発前に敷地内を再度散策。 -
なかなか良い宿でした。
雪が降るころまたお邪魔させていただきましょう。ニドムクラシックコース ゴルフ場
-
さて、向かったのは苫小牧のマルトマ食堂
なにやら苫小牧では有名な食堂らしい。
http://marutoma-shokudo.com/マルトマ食堂 グルメ・レストラン
-
平日なんだけどねえ・・・
諸事情で中国人は居ないだろうから、これでも列が短い方なんだろうな。
並ぶ気はさらさらないので見学のみ。 -
こっちも凄いな。
-
海の駅 ぷらっとみなと市場を覗いてみる。
魚屋、八百屋、食堂が所狭しと。
貝類にそれほど強い関心は無いので、苫小牧の名物が北寄貝であり、ホッキカレーであると知ったのは今回の旅行を企画した時。
ツブ貝も、このあたりの特産品のようでサザエのように焼かれていた。
右側に少し写っている寿司下駄のようなものにツブ貝を乗せて皆さんダースで頬張ってました。海の駅 ぷらっとみなと市場 市場・商店街
-
数ある飲食店の中からランチ場所に選んだのは、北の板さんという寿司屋。
選択のカギになったのは、“冷房中”という貼り紙。
海の駅内、クーラーが効いているのってここだけじゃないかな。
8月下旬の北海道でクーラーのお世話になるとは思わなかった。北の板さん グルメ・レストラン
-
頼んだものはホッキ丼。
お連れさんはサーモン丼。 -
寿司として食べたことはあるが、丼は初めてだ。
昨日ホッキカレーは食べたが一応名物は食べておかなきゃな。 -
ちなみにホッキはこんな貝だ。
-
握りメニューの一番上にあるのもやはりホッキだ。
値段は本マグロとタメ張ってるねえ。 -
追加でホタテとヒラメ。
以前から思ってるんだけれど、道民ってヒラメを軽く見ちゃいませんかね?
こんな分厚いヒラメの切り身、道外じゃお目にかかれませんぜ。 -
八百屋でメークインと男爵を1kgづつお買い上げ。
-
さて、次に向かったのはマックスバリュ
ご存じイオン系のスーパー。
ここで、ジャガイモを箱買い。
イオンはなんと送料が無料なのである。
もっとも到着は来月になるが。
以前千歳空港からジャガイモを送ったら送料の方が高かった、なんてことありましたからね。 -
ついでに店内散策。
牛肉の販売はほとんどなく、ジンギスカンは山ほど。
今は空港にもあるが、北海道を放浪していたその昔、道内に牛丼店はなかった。
北海道は今も、牛肉食文化圏ではないな。
札幌辺りでビフカツ店でも開いたら流行るかもしれない。 -
さて高速をひた走り、たどり着いたのは道の駅 サラブレッドロード新冠。
こちらでちょっと休憩。
後で知ったのだけれど、ここの食堂のラーメンやカレーが美味しいらしい。道の駅 サラブレッドロード新冠 道の駅
-
売店で見つけた、にいかっぷピーマンようかん。
ちょっと試してみたかった。
ようかん。
漢字で書くと羊羹。
元々は羊を煮込んだスープのことを指す言葉であったらしい。
珈琲休憩をして出発。
ここから1時間ほど走れば宿に着くと思われる。 -
ナビに従って海沿いの道路に背を向けて山方面へ向かう。
おーっ!これが噂のこの先に本当にリゾートホテルがあるのか?
と不安になる道ですね。
確かに不安になるな。
鹿か熊でも出てきそうだ。 -
森を抜けて小さな橋を渡ると、馬が出迎えてくれた。
北海道、日高、馬、牧場、リゾートホテルというキーワードから勝手に広大な牧場の中に建つホテルを想像していたが、
実際は、山間の一軒宿。
車で行くことができるので、秘境というとちょっと大げさだけれどそれに近いものはあるな。日高オーベルジュ ナチュラルリゾート ハイジア 宿・ホテル
-
まあ、確かにロゴマークも山のイメージだ。
https://hygeia-hotel.jp/ -
中は吹き抜け。
裏山の緑がきれいだ。 -
広いロビーも貸し切り。
-
入って左手がレストラン
-
部屋は7室。
洋室メゾネットが5室、和室メゾネットが2室。 -
二階の寝室
-
部屋に風呂もあったがこちらは利用せず。
-
二階から見下ろす。
広いとはいえないな。 -
ベランダはそれなりに広いが使用に耐えなかった。
-
アメニティはまあ普通。
-
珈琲紅茶、冷蔵庫はビジネスホテル並み。
過不足は無い。 -
洋室も見せてもらった。
-
さて、お風呂。
ボイラーが故障なんてことなく都合三度利用させていただいた。
風呂上がりにはルイボスティーのサービスあり。 -
イチオシ
小さな図書館の本を手に取りピアノの置かれた二階から、陽が暮れていくのを眺める。
左手に活字、右手にはビール。
風呂上がりの一杯、たまらんな。 -
陽が落ちた。
外は漆黒の闇。
曇り空で満天の星空が眺められなかったのは残念だった。 -
さてとお待ちかねの日高キュィキーヌのはじまり、はじまり。
鶴沼ピノ・ブラン2013でスタート。
なにやら香港のコンテストで賞を取ったワインらしいが、あまり好みじゃなかったな。 -
まずはツブ貝のアヒージョ。
貝嫌いのお連れさん、絶賛。火入れが完璧。
写真の奥に見えているのが、
オリーブオイル、ハーブソルト、カッテージチーズ
パンばかり食べるのは田舎者と笑われるけれど、これらを焼きたてのフォカッチャにつけて食べると、手と口が止まらず・・・
まあ、ここ日高で田舎者とそしられることもあるまい。 -
今宵の料理、美味しくなければ、ワインに溺れようと思っていたけれどこのあたりで背筋が伸びた。
アルコールはほどほどにしてしっかり味わせて頂きましょう。 -
繊細で濃厚なビシソワーズ
うまいじゃん! -
崩すのがもったいないが致し方ない。
以前美瑛で食べたフライドポテトにも驚かされたが、このスープにもちょっとびっくり。芋、うまいな。
イオンから送ったジャガイモが届いたら真似してみよう。 -
そして何より凄かった皿がこちら。
サツマイモのカダイフ見立てを乗せたタラのパン粉焼
チーズリゾット添えアメリケーヌソースと共に
と言ったところか。
メニューは貰えなかったので正式名称は不明。
北海道であえてサツマイモを選択するのが凄いな。 -
今日イチどころか、今年(まだ8月だが)食べたものの中で一番の皿。
文句なしに旨かった。
シェフはここ日高出身で漁師の息子だという。
魚の扱いはお手の物なんだろう。
あっという間に胃袋に消えた。
もっとゆっくり食べれば良かった、と久しぶりに思った一皿。 -
カッテージチーズがあまりに美味しかったので、お替りをもらえないかとわがままを言うと目の前で作ってくれた。
なんと贅沢な。 -
これが出来立てほやほやのカッテージチーズ。
こちらも一瞬で消えた。 -
最後は肉料理ということで、赤ワインを頂く。
こちらはメニューにあったグラスワインの赤
これがめっぽう美味しかった。
先ほどのが鶴沼ピノ・ブラン2013は1500円、これは1000円。
妥当な値付けだろう。
安いワインの方が口に合うのがちょっと切ない。 -
どこ産か名前は失念したが、道産牛肉のステーキ。
決して悪くはないけれど、次お邪魔することがあったらすべて魚介でコースを構成してもらうかジビエを頼もうと思う。
牛肉を出さなきゃ怒る人が居るのかもしれないな。
まあ、日高で松阪牛や近江牛を出されても鼻白むだけだけどねえ。
ところで、
帰ってからTVで中禅寺湖の宿が「何でイセエビ出さないんだ」と客に文句を言われたというニュースを見た。
“客が理不尽な暴言・クレームを繰り返すなどするカスタマーハラスメントに対し、法律の改正によって宿泊施設では年内にもこうした迷惑客に対して宿泊拒否の措置を講じられるようになる。”
ということの一例として報道されていたが、なぜ中禅寺湖でイセエビだったんだろう?
高い料金払ってるんだから高級食材を出せ!ということなんだろうか?
日光辺りでイセエビの陸上養殖にでも成功したのか?
不思議。 -
デザートはヌガーグラッセ。
珈琲と共に。
これもまた美味。
いやぁ、満足満足。
期待以上でありました。 -
さて翌朝は朝飯前の渓流釣り。
昨日もトライしたものの、こっそり持参したルアーロッドが振れる環境ではなく宿の延べ竿を借りて岩魚を3匹上げて納竿。 -
大丈夫だとは思いながらも、熊を警戒しながらの釣りでした。
もっとも、熊よけの鈴は部屋に置いたまま。
なにやってんだか。
その後、ものすごい雨が降り1時間ほどで上がった。 -
ひとっ風呂浴びて朝食。
さっきまで、畑に居たよなきっと。
と思わされるピチピチ野菜。 -
昨晩のフォカッチャも旨かったが、パン旨いな。
-
なんてことないものが上質。
-
普段あまり飲まない牛乳もぐびぐびいただく。
-
胃にやさしい卵とトマトのスープ。
残り物でも良いから昨晩のビシソワーズが飲みたいという声が上がる。 -
見事なオムレツと
自家製のベーコンとソーセージ。
因みに熊に喰われた番犬は鶏を守ろうとした跡があったらしい。
生き残った鶏の卵かもしれないな、とありがたくいただいた。 -
イチオシ
キウイやオレンジも自家製かどうかは聞き忘れたが、自家製蜂蜜がめっぽう美味しくこちらは一瓶お土産に。
宿としての突っ込みどころは多々あったけれど噂通りめっぽうメシが美味い。 -
食べていいですよ~
と言われたので朝食後に遠慮なく宿のトマト畑を荒らす。 -
さてと名残惜しいがチェックアウト。
天気が良ければ襟裳岬(プランA)へ、と思っていたものの天気も悪いし最も選択したくなかった(プランB)で行くことに。
(プランB)はお連れさんの希望、早めに空港に戻りお土産を物色するというものである。
馬の見送りを受けて日高を離れる。
ちなみに(プランC)はエスコンフィールド見学でありました。 -
ナチュラルリゾートハイジア
手が足りなくて回っていない箇所は多々見受けられたけれど、メシのうまさでマイナスポイントは帳消し。
ラグジュアリーなものを求める人には向かないだろうけれど、旨いメシが食べたいという人にはオススメ。
人生に疲れたときなんかに一人で来ると良いんじゃないかな。
ナチュラルリゾートの、“ナチュラル”という部分に重きを置いて。 -
昨日は高速を利用したが、帰りは下道で。
途中、鵡川町にて休憩。
ししゃもで有名な街なれど、ししゃもの時期は10月と11月。
ちょうど端境期でなんとなく活気がなかった。 -
道の駅 むかわ四季の館でランチ、と考えたがメニューがぱっとせずスルー。
ししゃもフライ定食、食べてみたかった。道の駅 むかわ四季の館 道の駅
-
ここむかわ町で2013年に恐竜が発見されたらしい。
知らなかった。
カムイサウルス(通称むかわ竜)というそうな。
この人形はそのむかわ竜なのか、見つけた人なのかどっちや? -
ランチを食べ損ねて中途半端な時間になっちゃったので苫小牧の旬楽という回転寿司へ。
何やら賞を取ったというしめサバはどうってことなく、長崎産だというマグロが美味しかった。
鱧がメニューにあったので試してみた。こっちの人って鱧食べるんですかね?回転寿し 旬楽 柳町店 グルメ・レストラン
-
レンタカーを返して千歳空港へ。
数年前は入店するのも大変だった花畑牧場 新千歳空港店。
売れ筋だった生キャラメルも飽きられたのか店内はガラガラ。
もっと驚いたのが店舗の商品の約半分がペットフードに変わっていたこと。
なんか間違った方向に進んでいるような気がするな。花畑牧場 新千歳空港店 グルメ・レストラン
-
アルコールを物色。
そういえば何年か前、重いからと余市では買わず空港でウイスキーを買おうとしたものの、中国人の爆買いにより棚にウィスキーが無かったことがあったっけ。
ウイスキーは確認しなかったがワインは豊富にあった。
そもそも今回、中国人には一組しか遭遇しなかった。 -
余市のOcciGabiワイナリーのワインを買っていきますかね。
-
チーズも忘れずに。
自分のお土産購入10分で終了。 -
お連れさんがお土産をあさっている間にカルビープラスでおやつタイム。
ポテりこ サラダ、うまいな。
まるで出来立てのじゃがりこ。
待合室のTVでは今年の夏の札幌の平均気温はなんと、昨年の東京の平均気温とほとんど同じだったんです!とアナウンサーが興奮気味に。
いやいや、今年の東京の平均気温と比べてくれよ、と羽田空港行きの搭乗を待つ客に一瞬の連帯感が。
羽田に着くとお約束の熱風。
北海道に戻りたい。カルビープラス 新千歳空港店 専門店
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