2023/08/28 - 2023/08/30
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y_0236さん
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2023年の夏、暑すぎる。
どこか涼しいところへ、と考えると思い出すのは、
北海道。
北の大地。
カニ族
1960年代後半から1970年代末期にかけ、登山者や、長期の低予算旅行をする若者に多く見られた。
とある。
カニ族世代ではないけれど、若かりし頃長期の低予算旅行をした点は同じだ。
学生時代、周遊券を使い道内各地を回った。
列車や駅で寝たり、見ず知らずの人の家に泊めてもらったり、ヒッチハイクをしてひたすらマイナーな場所を旅した。
低予算旅行と言えば聞こえは良いが、他人の善意に甘えた旅であったことは間違いない。
やがて、気に入った場所にできるだけ長く滞在するために旅先で働くことを覚えた。
旅先の旅館や民宿・ペンションで労働を提供する代わりに寝食を得たわけだ。
最初は根室。その後は、京都、兵庫、新潟と続く。
時間はあるが金はない。いつもそんな旅だった。
今はお金は当時よりはあるが、時間が無い。
学生の貧乏旅行故、来る日も来る日も腰が痛くなるJRに乗ってフランスパンを齧っていた。美味しいものとは無縁だったけれど楽しかった。
良い時代だった。
願わくば、そんな各駅停車の旅をしてみたいが、ままならぬ。
昔のようにヒッチハイクをしてみたいがそうもいかない。
ではせめて、当時足を踏み入れたことのない道南へ行ってみようと思い立つ。
学生時代とは異なり、飛行機で飛んでレンタカーで目的地へ走る。
フランスパンはそのまま齧らず、レストランでワインと共に手でちぎって口に運ぶ。
当時毛嫌いしていたスノッブな旅をしてきた。
あれも旅、これも旅。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田から、あっという間に千歳空港。
と言いたいところだけれど、出発が30分遅れた。 -
今やアミューズメントセンターとなった新千歳空港。
鮭を咥える木彫りの熊はどこへ行った?新千歳空港 空港
-
ラーメン道場。
物凄い行列。
千歳空港でラーメンを食べてみたい、とのたまうお連れさんの希望は即刻却下。 -
飛行機の出発が遅れたため空港ランチする時間が無くなり、
ロイズ チョコレートワールドでパンを買ってレンタカー店へ。ロイズ チョコレートワールド テーマパーク
-
もっとも今宵の宿ニドムは、千歳空港から車で15分なので急ぐこともない。
道の駅ウトナイ湖へ寄ってみる。
ここでランチにしますかね。道の駅 ウトナイ湖 道の駅
-
苫小牧はホッキが名物らしい。
ホッキをカレーに入れようと考えた人は凄いな。
通常の食べ方に飽きた苦肉の策だったんだろうけれど。
初めて食べたがカレー味のホッキは意外なことに悪くなかった。 -
一応観光っぽいこともしてみる。
ウトナイ湖 自然・景勝地
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ウトナイ湖、野鳥で有名らしいが、夏に渡り鳥の姿はなく。
ウトナイ湖サンクチュアリ「ネイチャーセンター」 公園・植物園
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展望施設に登ると・・・
道の駅 ウトナイ湖 展望施設 自然・景勝地
-
こんな景色が見える。
では、宿に向かいますか。 -
信号が不思議。
教習所では習わなかったぞ、こんな信号。 -
森の中の道を進むと今宵の宿ニドムが現れた。
ニドムクラシックコース ゴルフ場
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本館でチェックイン
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本館には温泉施設(サウナあり)
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こっそり水着を持参したが使えなかったプールや・・・
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ニンクルというレストランがある。
夕食はここでフレンチないしジンギスカンが頂ける。
今回は朝食のみ付いた予約のためディナーのコメントは無し。 -
宿泊は湖を中心に散在するコテージにて。
駐車場は本館の脇にあり、本館からコテージまではニドムの車で送迎してもらえる。
迎えに来てもらいたいときはフロントに連絡して迎えに来てもらう仕組み。 -
さて。こちらが今宵の宿。
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この宿を知ったのは渡辺純一のこの本。
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本はしっかり部屋に置いてあり、ご丁寧にしおりが挟まれていた。
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イチオシ
この宿、この写真のような風景写真はあちらこちらで何度か見たがあまり情報がなく、4トラベラーさんの旅行記で情報収集させてもらった。
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コロナで色々と変わってしまったこともあるかもしれないので、改めて紹介したいと思う。
ロッジは湖畔と、湖畔からちょっと離れたリスの森と名付けられた場所に立つ建物の二か所に分かれ。今回はリスの森のコテージに泊まった。 -
ロッジの玄関を入るとすぐ右手にバスルーム。
ここのトイレはウォシュレットではなかった。 -
奥にベッドルームが二つ。
従って4ベット。 -
寝室にはドアがついており湖側に出ることが出来た。
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外には昼寝にもってこいのソファ。
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螺旋階段で二階に上がると・・・
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ドアの外に目線で森が広がる。
寝室が1Fにあることがやや疑問だったけれど、この景色を見せたかったのだろう。 -
部屋には暖炉があり・・・
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飾りじゃない証拠に薪が置いてあった。
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アメニティはTHANNで統一されていた。
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細かいところ、抜かりないな。
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冷蔵庫は必要最低限の大きさで、ビールやソフトドリンクが備えられていた。
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珈琲や紅茶はそれなり。
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キッチンはかろうじてお湯を沸かすことができるレベル。
他に電気ポットもあり。 -
シンクはあるが洗剤やスポンジなどはなかった。
トイレ以外の下水は設置していないのだろう。 -
二階のトイレはやけに広くこちらはウォシュレット
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こちらのクローゼットにはガウンがあった。
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TVは結局一度も点けることが無かった。
Wi-Fi環境は快適。 -
4人掛けのテーブルと、座り心地の良いソファーがあったが常にお連れさんが居座っていたので写真が撮れなかった。
セコマで買った700円くらいの泡が今宵の相棒。 -
さて特筆すべきが二階のベランダ。
8人まで着席可。 -
ルームサービスはできるようだったが、せめてここで朝食に焼き立てのベーコンエッグが食べたかった。
料理ができるキッチンが欲しいところ。 -
イチオシ
ベランダから外を眺めているとお隣さんが車で送られてやってきた。
最初にやっていたのは若い韓国人女性の二人組。
よくこんなとこ、見つけたな。
次いで送られてきたのが結構な年齢の女性の一人客。
一人でこのロッジに滞在って、結構贅沢だ。 -
さてぶらぶら駐車場まで歩いてディナーに行きますか。
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鷹ノ巣という施設
結婚式でのパーティーにでも使うんですかね? -
今夜のディナーはジンギスカン。
千歳のやまじんという店を予約しておいた。千歳ラム工房 やまじん グルメ・レストラン
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カウンターと掘りごたつ式の座敷。
我々は座敷に案内された。 -
お通しなのか、韓国のりが出てきた。
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壺付け熟成ジンギスカンと特上ラムロース
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特上ラムロースが美味しかったのでこちらを中心に。
羊の独特の香りというかクセは脂身にある。
脂身の無い羊肉は牛肉や豚肉以上にクセが無い。 -
お連れさん、このヘルメットのようなジンギスカン鍋で食べるのが初めてだったらしく、楽しめたらしい。
良かった、良かった。 -
ラムソーセージに・・・
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デザートはラムネシャーベット。
個人的にはもっとクセのある安っぽいロール肉のジンギスカンが食べたいところではある。
やまじんさん、人気店の様であっという間に満席。
予約必須。 -
さて、翌朝。
湖を取り囲むサイクリングコースを歩いてみることに。 -
野生化したアライグマを見つけても近寄るなとの注意を受けていたが、何か出てきますかね?
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まず現れたのは鹿の群れ。
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視線を感じて振り向けばエゾリス。
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目が合うと下りて来た。
威嚇されてるんですかね。
君、その顔かわいくないぞ。 -
石彩教会
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川沿いを歩いてロッジに戻る。
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さて、朝食。
歩けない距離じゃないけれど、前日車での送迎を予約しておいた。
洋定食と、ニンクル グルメ・レストラン
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和定食。
知床興農ファームのベーコンとソーセージとか、有精卵を使った特製オムレツとかやや仰々しいメニューだったけれど、得ていた情報通りだった。
あかんかった。
後でメニューを見たら4300円となっていたけれど値段に見合わんな。
良い材料を使っていているのかもしれないけれど、パンは何時間保温してた?
とちょっと聞いてみたい代物だったし・・・ -
とはいえ、宿泊施設としては物凄く気に入った。
空港や高速道路が近いので時折それらの音が聞こえるけれどサービスはソフィスティケートされているし、太い梁のロッジから受ける安心感はこの上ない。 -
次回は千歳空港で美味しいワインとチーズとパンを買い込んで空港送迎を利用して冬に訪れロッジに籠ってみたい。
今回の旅は二泊目の宿をメインに考えて予定を組んだのだけれど、宿泊施設としては思いがけずアタリだった。
では、今回の旅のメインである日高のナチュラルリゾートハイジアへ向かいますか。
こちらでは、ミクニ級のフレンチが頂けるという噂だ。
ほんまかいな?と思いながら、日高へ。
旅は後半戦へ。
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