札幌 奥芝商店のスープカリーと余市のワイナリー巡り　濃密な二泊三日北海道の旅　ワイナリー編

2020/10/02 - 2020/10/04

真狩のキャンプ場でテント泊をした後羊蹄山に日帰り登山。
夜は札幌の寿司屋で北の幸を楽しんだ二泊三日の北海道の旅。
メインディッシュは羊蹄山。最終日の本日はノープラン。

宿泊したホテルの近くにあった北海道大学植物園に出向いた後は、
道民である知人が強く勧める、奥芝商店へ行ってスープカレーを食べ、余市へ移動。ニッカの工場にはあえて行かず、余市のワイナリーを回ることに。

以前、フラノ寶亭留のフレンチでペアリングされた中に余市ワインがあり、美味しくてちょっとびっくり。
はるか昔に飲んだお土産用の北海道ワイン以降、ほとんど北海道のワインを飲まなかったことを深く反省。
それ以来、一度北海道のワイナリーを尋ねてみようと思っていた。

比較的街中にある余市ワイナリーは、子連れも多く賑わっていたけれど、仁木ワイナリーやオチガビワイナリーには殆ど人がおらず、そこには絵にかいたようなワイン畑が広がっており、良い時間を過ごさせていただいた。

数年前、余市のニッカを訪れた際は酒瓶は重いので空港で購入しようと思い現地では何も買わずに空港へ戻ったところ、棚毎購入した中国人観光客の後塵を拝してしまい非常に悔しい思いをしたので今回はしっかり現地でワインを購入。ここでしか買えないしね。

重いものを担いで帰っただけの価値はありましたよ。

この旅行記は

本百名山の一つである羊蹄山登山と札幌の寿司屋　濃密な二泊三日北海道の旅　羊蹄山登山編
https://4travel.jp/travelogue/11653339

の後編です。

エリア 余市(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー Peach

昨日羊蹄山を日帰り登山したので、さぞ疲れていることだろうという予想に反して結構元気。AM6:00にぱっちり目が覚める。

チェックアウトの遅いホテルを選択した意味なし。

グランドメルキュール札幌大通公園 宿・ホテル

9:00のオープンを待ち、
北海道大学植物園へ朝の散歩に出向いてみる。

https://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/

北海道大学植物園 公園・植物園

門を入ってすぐのところに10匹ほどのリスが走り回っていた。

冬の準備に忙しいのか、なかなか写真を撮らせてくれない。

北海道大学植物園はその名の通り北海道大学が運営する植物園。
広さ13.3haといわれてもピンとこないけれど、広かったですよ。
初めてじゃないはずだけれど、あまり記憶なし。

重要文化財である博物館から攻めてみる。

昨日、お会いできず幸いでした。

山の中でこんなのに会ったら怖いよなあ。

バチェラー記念館

どこか怪しい場所に繋がっていそうな木道。

こちらは馬車でも走ってくれば似合いそうな橋。

季節は秋と冬のちょうど間。
植物園のHPによると11月4日より冬季閉園に入る様だ。ここもあっという間に真っ白になるんだろうねえ。

さてとお腹が減りました。
昨晩、道民の友が熱く推奨してくれたスープカリーを食べにいきますか。

スープカリーの奥芝商店は札幌にいくつか店舗があるようで、その中から近くて駐車場のある店舗を選択。

スープカリー奥芝商店 おくしばぁちゃんは住宅街の中にありました。

スープカレー奥芝商店 おくしばぁちゃん グルメ・レストラン

後で知ったのだが、この店舗はおばあちゃんが中心となって切り盛りしているらしい。

おくしば　と　おばあちゃんで　おくしばあちゃんなんだろうねえ。

おくしばあちゃんだから良いのであって、おくしじいちゃんなら客は来ないだろうなあ。週休4日時代、どーする？

教養とは、今日用事があるということ。
教育とは、今日行く場所があるということ。

どっかで聞いたセリフだ。
今日、用事も無けりゃ、行く処も未定・・・


カレーを食べてから考えよう。

出汁を決めて、辛さを決めて、トッピングを決めてとなかなかオーダーが難しい。

頂いたのは海の幸に感謝カリー
メニュー写真以上に具沢山。

ここでお腹いっぱいになってしまったら何かを食べに行くという選択肢がなくなるので、ご飯は玄米小盛にしておいた。

エビのてんぷらは良いとしてカキフライまで入ってました。


ちなみに、こちらのお店、八王子にもあることを後で知る。

お連れさんは十八種の野菜カリー

お腹も膨れたので、
とりあえず小樽方面へ車を走らせることに。

奥芝商店を出て向かったのは、一度行ってみたかった祝津の青塚食堂。

http://www2.odn.ne.jp/aotuka/index.html

民宿 青塚食堂 グルメ・レストラン

ニシンが美味しそうに焼けてるがさすがにまだお腹は減っていないのでスルー。
青塚食堂、もう少し港町的なものを期待していたんだけれどちょっと違った。儲かってるんだろうねえ。

せっかくの小樽であるが運河界隈は何度も行っているので行ったことのない余市のワイナリーに足を延ばすことに。

最初は余市ワイナリー

余市ワイナリー 名所・史跡

葡萄ってちょっと趣がある。

葡萄のツタが絡まる家ってちょっと羨ましい。

ワインの瓶が並んでいるだけで嬉しくなっちゃうな。

工場見学もできるようなので覗いてみることに。
レストランは混んでいたが工場見学には人は皆無。

一度樽から飲んでみたい。


では次、行きましょう。

次に向かったのは、
仁木ヒルズワイナリー

一番行ってみたかったワイナリーだ。
ここには宿泊施設があり、一度泊まってみたいと思っていた。

https://nikihills.co.jp/

奥の建物がホテルとレストラン。

ホテルの部屋は4部屋のみ。
競争率高そうだけれど、次回は泊まってみよう。

ちなみに中を見学させてくれって頼んだけれどNGだった。

小ロット生産のためほとんど流通に乗らないワインたち。
テイスティングを勧めれるが車を運転してもらっている手前、自粛。

ここではHATSUYUKIという名前の白ワインを購入。2016は無く2018年のものだ。
昨晩真狩のキャンプ場で飲んだセイコーマートで買ったワインが15本買えるな。

HATSUYUKI 2016は、香港で開催されたワインコンペティション『LE GRAND TASTING WINE AWARD』において、Gold Medal(金賞)を受賞している。
生産されたのはわずか3600本。

眼下には葡萄畑が広がる。

ニュージーランドみたいだな、とお連れさん。

ニュージーランドには行ったことが無いので、山梨みたいだなと答えておく。

しかし、余市ってウイスキーにワイン、酒飲みにはたまらんところだ。

次に向かったのはオチガビワイナリー

https://www.occigabi.net/

オチガビワイナリー グルメ・レストラン

建物の中はレストラン。

試飲したいが・・・

試飲どころか腰を据えて飲みたいが・・・

箱ごと買って帰りたいところだけれど、購入は1本に留めておく。

Gewürztraminer 2019
美味しかったですよ、これ。

レストランの外ではぶどうの選別作業が。

皆さん、非常に楽しそうに作業をしていらっしゃる。
ちょっと見惚れてしまいました。

うまいワイン作ってくださいな。

思いのほか楽しかった、ワイナリー巡り。

次回はこの辺りに宿泊してゆっくり回ってみよう。
飲まない人間は、ワイナリーに興味ないだろうし、呑兵衛と一緒だと誰が運転するかで揉める。

どうしたもんかねえ。

もう一軒、平川ワイナリー
http://hirakawawinery.jp/

に行ってみたかったが、飛行機の時間が迫りこれにて二泊三日の北海道の旅、終了。
羊蹄山登山に、札幌で寿司とスープカレー。余市でワイナリー巡り。
充実した良い旅でした。


さてさて、
ゆっくりする間もなく、明日は大阪へ向かわなきゃ。

この旅行記へのコメント （2）

• pacorinさん 2022/07/24 22:05:16

  落さん発見♪

  y_0236さん、再びこんばんは
  
  オチガビワイナリー、私も今年の北海道旅で立ち寄りましたー！そして、たまたまなのですが、芝刈りしておられた落さんとお話したのがきっかけで、地下の醸造所を案内していただいたのですー。なので、y_0236さんの旅行記のぶどう選別シーンの写真を見て「あ、落さんだ！」と後ろ姿ですぐにわかりました(*^-^*) わたしも1本買ってきたので、楽しみに飲んでみたいと思います。
  
  y_0236さんの旅行記で知って気になっていた新潟のカーブドッチも落さんが創られた、というのを落さんご本人から聞いて非常に驚いたのでした。
  
  pacorin

  y_0236さん からの返信 2022/07/25 18:33:14

  RE: 落さん発見♪

  pacorinさんこちらにもこんばんは
  
  
  >落さん発見♪
  
  ってなんのこっちゃ？
  と思ったら〜
  
  (その昔、落石というとことに居たので(根室です)当時の悪行でも発覚したかとひやりとしました。)
  
  
  日本を代表する醸造家自らの案内って・・・
  当方なんて、近所の農家のおっちゃんだと思ってましたからねぇ。
  
  カーブドッチはこの秋に再訪するか、はたまた再度北海道に飛ぶか思案中です。
  ワインは圧倒的にオチガビワイナリーの方が美味しいように思います。
  
  追記
  
  次回北海道に出むかれる時は、吉村昭の熊嵐をお持ちくださいな。
  
  y_0236
  
  
  > y_0236さん、再びこんばんは
  >
  > オチガビワイナリー、私も今年の北海道旅で立ち寄りましたー！そして、たまたまなのですが、芝刈りしておられた落さんとお話したのがきっかけで、地下の醸造所を案内していただいたのですー。なので、y_0236さんの旅行記のぶどう選別シーンの写真を見て「あ、落さんだ！」と後ろ姿ですぐにわかりました(*^-^*) わたしも1本買ってきたので、楽しみに飲んでみたいと思います。
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  > y_0236さんの旅行記で知って気になっていた新潟のカーブドッチも落さんが創られた、というのを落さんご本人から聞いて非常に驚いたのでした。
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  > pacorin