新潟旅 中編 闘牛を見て枝豆を食す(摂田屋・牛の角突き・世界えだまめ早食い選手権・関屋浜花火)

2025/07/20 - 2025/07/20

どこかにビューーン！で2泊3日新潟旅の2日目です

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

旅行2日目は長岡駅の隣にある宮内駅からスタート

宮内駅 駅

朝観光で摂田屋に来ました。時刻はまだ午前８時前

旧機那サフラン酒製造本舗 グルメ・レストラン

とりあえず散歩を。長岡市の摂田屋は醸造の町。日本酒はもとより、醤油や味噌の生産が盛ん。写真は約200年前に創業した「越のむらさき」。前に来たときは平日だったので醤油のよい香りがしました

越のむらさき 専門店

味噌星六は漫画「美味しんぼ」16巻に登場したこともあります（日本糀文化協会へのリンク　https://kouji-bunka.com/news/index.cgi?no=28　）

味噌星六 専門店

公園のトイレも樽を模してます

その後はお店のオープンまで鏝絵（こて絵）を見てお凌ぎ

相変わらずここのこて絵は見ごたえがある

午前9時半になったので吉乃川 洒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』へ

吉乃川 洒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』 美術館・博物館

何度来てもいい感じ。我が家に帰ったかのよう

試飲スペースにて早速やります

一瞬、飲み放題コースにしようかとも思いましたが、流石にまだ午前10時前、思いとどまり摂田屋ビールと限定日本酒をいただきます

吉乃川を後にして隣接する「江口だんご 摂田屋店」へ

江口だんご 摂田屋店 専門店

店内で食べたことはありますが、今回はテイクアウトを

私の前に並んでいた人が、ここの団子は「飲めますよ」とおっしゃっていました。カレーじゃあるまいしと思いましたが、その表現に過たずトロットロな美味しいだんごでした

さて、ちょっとヘビーな朝観光を終えて長岡駅に戻り、アオーレ長岡へ

本日は「第８回 世界えだまめ早食い選手権」が行われます

新潟県の枝豆の作付面積は全国1位ですが、出荷量は全国7位。これは収穫された枝豆の多くが地元で消費されているからなのだそう

"枝豆県”を標ぼうする新潟県産の枝豆、早速いただきます

うーまーいーなー。甘くて濃くて、素晴らしい美味しさ。これで500円だったかな。結構たっぷり

えだまめマルシェで枝豆を購入し

早食い選手権の予選を観戦しますが、

今日のメインは旧山古志村で行われる「山古志 牛の角突き」にあります。バスで移動

「山古志 牛の角突き」はいわゆる闘牛。入場料は2,500円。シャトルバスが往復で3,000円なのでちょっとした出費。酒を飲んでいる以上、レンタカーという選択肢はないので仕方がない。一応長岡市内です

新潟県の「牛の角突き」は古くは「南総里見八犬伝」にも登場し、国の重要無形民俗文化財に指定されています。日本には愛媛県、鹿児島県、沖縄県などに闘牛の文化がありますが、国の重文に指定されているのは新潟県の「牛の角突きの習俗」のみだとか

受付で今日の取り組み表を入手

会場には立派なスタジアムが用意されています。今日も暑いので日陰がありがたい。というか日陰にいないと潰れてしまう

越後山古志の闘牛大会 牛の角突き 祭り・イベント

会場の周囲には出場する牛たちが待機しています

つぶらな瞳がカワイイ

そうこうしている間に角突きが始まりました

他県の闘牛と違い、新潟県のそれは基本的に引き分けで勝敗はつけないという特徴があります

多くの牛は取り組みの前に地面に角を地面に押し付けて砂をかいていました。テンションを高めているんだったっけか

なんかかわいいんだよなあ

時間は午後もいい時間なので昼食を買いに

出店に行きます。越後牛の串焼き・・・この場で牛肉を食べるというのも少し複雑ではありますが・・・

私は越後牛の煮込み（400円）を。ビールも300円と良心的

長岡のスーパーで買ってきた長岡市の名物が入ったおにぎり（タレかつ、生姜醤油ラーメン風味、かぐら南蛮味噌）と合うなあ。特にかぐら南蛮味噌はここ旧山古志村の特産なのだとか

取り組みが終わってノシノシと去っていきます

基本引き分けなので膠着したら勢子が両者を引き離しますが、ヒートアップしている牛たちの近くに行くため危険もあり、熟練の技術が試されます

戦いが終われば目もやさしげ

牛の角突き以外にも山古志村にはいろいろと観光地がありますが、車で来ないと厳しい。今回は角突きだけとし、シャトルバスで長岡駅へ戻ります

長岡駅に戻って再度「世界えだまめ早食い選手権」の会場へ。決勝戦に間に合いました

さっき食べてあまりに美味しかったのでもう一回えだまめを。今回は日本酒もいただきます

そしてもうちょっと飲みたくなってしまったので長岡駅のぽんしゅ館へ

ぽんしゅ館 長岡驛店 グルメ・レストラン

いやーやっぱぽんしゅ館はいいですね

長岡駅からバスで新潟市へ移動します。電車でもよいのですが次の目的地へはバスの方がよいとグーグル先生からアドバイスをいただいて

トラスが美しい長生橋を渡って

到着したバス停から少し歩きます。信濃川を渡った際に見えた堰は大河津分水路かなと思ったら関屋分水路の堰でした。大河津分水路は滅茶苦茶気になるのでまた新潟に来たら現地に行きたい

関屋浜海水浴場に到着。本日は関谷浜花火大会が開催されます

関屋浜海水浴場 ビーチ

中々盛況で人が沢山見に来ていました。いつになったらスマホで花火がうまく撮れるようになるのか

花火も終わり、30分ほど歩いてアパホテル＜新潟東中通＞へチェックイン。旅行記を書くために調べたら現在は「ホテルクラウンヒルズ新潟2号東中通店」に看板が変っているようです

アパホテル＜新潟東中通＞ 宿・ホテル

ちょっと狭いが必要十分。水のペットボトルもあります

晩酌をして就寝。以上、「牛の角突き」を中心として枝豆と日本酒な旅行2日目でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。3日目はノープランですが続きます