2026/06/24 - 2026/06/24
157位(同エリア648件中)
kasakayu6149さん
- kasakayu6149さんTOP
- 旅行記715冊
- クチコミ1783件
- Q&A回答6件
- 1,014,927アクセス
- フォロワー86人
この旅行記のスケジュール
2026/06/24
-
車での移動
関越自動車道 所沢IC
-
車での移動
北陸自動車道 西山IC
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
ライフワークとしつつある「ダムカード収集」と「道の駅スタンプラリー」夢はでっかく全国制覇ですが、なんだかんだ言っても流石に日本は広く、最近は主に北陸方面を主戦場としています。
関東在住なので基本は可能な限り効率よく巡っています(巡っているつもりです)
道の駅の区分としては北陸地方は新潟・富山・石川の3県となります(福井県は近畿ブロックに区分)、既に富山県と石川県南部はコンプリートしましたが能登半島は能登地震の影響で閉鎖中の道の駅もあるので、現在は新潟県に出没中、しかし新潟県は広大で中々進まず、なんとか2026年中のコンプリートを目指しています。
今回は連休を取り1泊2日で新潟県中部のダム&道の駅を巡ります。
ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回で109目となります(回数は訪問日数でカウント)
第108回終了時点で、24都府県の415施設を巡りました。
※直近のダム巡りの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/70691
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い、道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
2026年6月23日現在で
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は全189駅を訪問済
北陸エリア(新潟県+富山県+石川県)は全84駅中60駅訪問済
中部エリア(長野県南部+岐阜県+静岡県+愛知県+三重県)は全138駅中137駅を訪問済(一旦はコンプリートしましたが静岡県に新たに1駅開駅し未訪問)
近畿エリア(福井県+滋賀県+京都府+大阪府+兵庫県+奈良県+和歌山県)は全158駅を訪問済
※直近の道の駅スタンプラリーの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue_group/67558
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので今回は前編・中編・後編に分けてお届けします。
前編は
ダムカード配布対象施設は
大河津洗堰(信濃川)
大河津可動堰(大河津分水路)
を巡り
北陸道の駅スタンプラリーとして
新潟県 №12 越後出雲崎天領の里
№15 良寛の里わしま
を巡ります
「新潟県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 43
本編訪問数・・・ 2( 4.7%)
累計訪問数・・・ 35(81.4%)
※新潟県ダムカード収集の旅の備忘録はこちら
(新潟編-1)https://4travel.jp/travelogue/11824248
(新潟編-2)https://4travel.jp/travelogue/12021619
※ダムカード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780773
北陸道の駅スタンプラリー
(新潟県+富山県+石川県)
対象駅・・・・全84駅
本編訪問駅・・・ 2駅( 2.4%)
累計達成駅・・・62駅(73.8%)
未訪問駅・・・・22駅(26.2%)
※北陸道の駅スタンプラリーの備忘録はこちら
訪問順編-01:https://4travel.jp/travelogue/11941958
訪問順編-02:https://4travel.jp/travelogue/12020063
新潟編-1:https://4travel.jp/travelogue/11822900
新潟編-2:https://4travel.jp/travelogue/12018888
※道の駅スタンプラリーの備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11780614
※北陸道の駅カード収集の備忘録はこちら
新潟編:https://4travel.jp/travelogue/11912469
※道の駅カード収集の旅備忘録の県別インデックスはこちら
https://4travel.jp/travelogue/11912768
本日の主戦場は新潟県中部とし、先ずは「道の駅 越後出雲崎天領の里」「道の駅 良寛の里わしま」を巡った後、信濃川の洪水を防ぐために造られた「大河津分水路」を巡りました。洪水を防ぐために9kmも掘削して信濃川をショートカットさせて造られた分水路は自然に出来た河川と見まがうほど巨大な分水路でした
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
最近はダムカード収集と道の駅スタンプラリーの主戦場を北陸地方としたものの、ご存じの通り北陸地方は豪雪地帯なので冬季閉鎖されるダムもあり、冬期間は訪問を自粛。その代わりに関東や東海、近畿地方等の降雪が少ない地域に新たに開駅した道の駅や配布対象施設に加わったダムなどを巡っていました。
依然、東海地方や近畿地方に新たに加わったダムや道の駅はあるものの、雪解けも進んだので主戦場の新進捗を図るべく半年ぶりに新潟県を巡ります。
出発前の愛車のODメーターの値は18,739km
今回の旅でどこまで伸びるのでしょうか?
※愛車は変われど毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発~! -
此方は新潟県のダムカード配布対象施設と道の駅の位置図
・双眼鏡マークはダムカード配布対象施設
黄緑は訪問済み、赤茶&水色は未訪問、紫は現在配布休止中
・車のマークは道の駅
緑は訪問済み、灰色&水色は未訪問
新潟県は
ダムカード配布対象施設が43施設あり33施設は訪問済み
道の駅は42駅あり33駅は訪問済み
広大な新潟県、比較的関東に近い県南西部より少しづつ攻め続け、ダムカード配布対象施設、道の駅ともに県中部と佐渡を残すのみとなりつつあります。
佐渡は最後に取っておくとして。今回は県中部を今日明日で巡り佐渡以外のコンプリートを目指します。
本日はダムカード配布対象施設を5施設、道の駅を6駅巡ります
※青色の場所 -
時刻は3:55
所沢ICから関越自動車道へ
関東と新潟を結ぶ大動脈である関越自動車道、我家からの最寄りは所沢ICとなります。高速のICとしては中央自動車道の国立府中ICが最寄りですが、圏央道を経て関越道にアクセスするより距離も時間も高速料金(ここ大事)も節約となるので所沢ICを愛用しています
深夜割引の恩恵を受けるため4:00前に高速に乗車
深夜割引に関しては今後ルール改定は決まっていますが、2025年4月のシステムトラブルを受けてルール改定日は未定のまま、現行のルールだと0:00~4:00の間に高速道路上にいれば、全区間が3割引きとなります -
時刻は5:55 越後川口SAに到着
所沢ICー越後川口SA 212kmを2時間 平均106.0km/h
移動の記録を取っておくと今後の行程作成の参考となります
本日の主戦場である新潟県中部まではあと少し、体力的にはまだまだ余裕があり、一気に目的地まで行ってしまう手もあったのですが、本日最初の目的地とした「道の駅 越後出雲崎天領の里」は9:00からの営業なので時間調整もかねて休憩する事としました。越後川口サービスエリア 道の駅
-
関越道自体は利用しますが、圧倒的に所沢-越後湯沢が多く、新潟県内の関越道はほとんど利用経験がありません。2025年10月のダム巡り&道の駅SRの際に約20年ぶりに訪問しました、
※前回訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/12016756
※4トラの仕様変更で同箇所の過去の口コミが
下記にリンクされなくなりました。
なので自分の口コミのURLを添付します
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/15272968越後川口サービスエリア 道の駅
-
近年のSAの水準からすると施設規模等は少々貧弱に感じてしまいます
しかし実際の交通量のを検証した訳ではありませんが関越道は湯沢を過ぎると交通量が大幅に減少するので交通量等を鑑みると十分な規模とも言えます越後川口サービスエリア 道の駅
-
SAの規模は然程ではありませんが、此処は展望台を擁しており
日本一の大河「信濃川」を望む事が出来ます
此処で休憩した理由の一つにこの展望台があります越後川口サービスエリア 道の駅
-
イチオシ
日本一の長さを誇る信濃川
埼玉-長野県境の秩父山地を源流とし新潟市内で日本海に注ぎます
本日と明日のダム巡りは信濃川下流域の洪水を防ぐために造られた大河津分水路に造られたダム(堰)等、信濃川の下流域を巡ります
なのでその前段として信濃川の中流域を愛でたかったのです
時間調整もあり信濃川を愛でながらたっぷりと休憩しました越後川口サービスエリア 道の駅
-
時刻は8:15 北陸自動車道 西山ICに到着
所沢ICー西山IC 250kmを休憩時間を含め4時間20分
休憩込平均時速 57.7km/h -
「西山IC」から「道の駅 越後出雲崎天領の里」にやって来ました
「西山IC」から「道の駅 越後出雲崎天領の里」は主に国道352号線で14km程の道のり道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
海岸線を走る国道352号線沿いの道の駅です
日本海に沈む夕陽の名所として人気です
直ぐ近くの出雲崎の港は佐渡島への玄関口として佐渡金山からの金の輸送で賑わったそうです道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
夕陽を眺められるレストランや売店
また江戸後期の曹洞宗の僧侶・歌人・漢詩人・書家として名を馳せた「良寛」の出身地であり、新潟油田開発に因んで「天領出雲崎記念館」「出雲崎石油記念館」等様々な施設があります道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
日本海夕日公園も隣接しています
公園には夕陽を愛でる展望施設として「観光ブリッジ凪の橋」もあります日本海夕日公園 公園・植物園
-
道の駅は9:00オープンでオープンまで30分ほど時間があるので近くを散策します
此方が「観光ブリッジ凪の橋」
橋と言っても何処かと何処かを結ぶのではなく、海上に飛び出た展望台です日本海夕日公園 公園・植物園
-
イチオシ
冬の日本海は大荒れと聞いていますが、本日は夏と言う事もあるのか、とても静かな美しい日本海が広がります。
出雲崎の港は佐渡島への玄関口として佐渡金山からの金の輸送で賑わったそうですが、確かに海の向こうに佐渡島を望む事が出来ます日本海夕日公園 公園・植物園
-
「観光ブリッジ凪の橋」より柏崎方面を望む
遥か先にある親不知は北アルプスの山々が日本海まで続き難所となっています。其処と比べれば大したことはありませんし、大きな岬等もありませんが新潟海は何処も海岸線ぎりぎりまで山が連なっています日本海夕日公園 公園・植物園
-
「観光ブリッジ凪の橋」より陸地方面を望む
「道の駅」「天領出雲崎記念館」「出雲崎石油記念館」等の各施設は海岸線ギリギリに建っています。道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
時刻は9:00
道の駅オープンの時間です
館内は観光土産がずらり
また公園の売店も兼ねているので飲料等も充実しています道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
各地で発売が開始している「道の駅カード」
北陸ブロックは2023年7月より発売開始です
1枚200円でスタンプと違い企画に参画した駅のみでの発売となります
「新潟県」道の駅カード収集の旅
全24駅中第16号
(北陸ブロックでは34駅目・各県総計では200駅目)
「道の駅 越後出雲崎天領の里」はシリアル№982をゲットしました
※当初企画に参画したもののファーストロット(駅によりますが1000枚)終了時点で完売とする駅が多く入手困難(不可能)な駅が増えて来ています
と言いつつもなんだかんだで全国単位では栄えある200枚目となりました
つまり200枚×¥200-=\40,000-購入した事になります
塵も積もれば山となるとは良く言ったものです(笑)道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
他ブロックは県ごとにコンプリートの企画を展開していますが北陸ブロック(新潟・富山・石川)はブロック全てを対象としています。
北陸ブロックは既に訪問済みの駅も有るのでコンプリートは難しいと思っていましたが、幸いと言ういい方は変ですが訪問済みの道の駅の完売が増えてきており、ルール上完売駅はコンプリート対象外のため期せずしてコンプリートの可能性が出てきました。
「道の駅 越後出雲崎天領の里」にて34駅目となります
※「笹川流れ」は押印はあるものの販売終了で入手していません道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
此方は本命の「道の駅北陸ブロック」のスタンプラリー
北陸「道の駅」スタンプラリー
全84駅中第61号は
新潟県 №12 越後出雲崎天領の里
(道の駅は県ごとに№が振られています)
新潟県で34駅目・各県総計では545駅目となります
訪問日現在で新潟県には道の駅が42駅あるのでコンプリート迄あと8駅となりました
日本海に沈む夕陽の名所として人気で、周辺は公園として整備され、夕陽を眺められるレストランや売店や資料館などが充実し、此処を目的に訪れても十分楽しめる施設となっています。とは言え周辺にコンビニ等が無いため、一般道のPA的な施設としての役割も担っており、人気の道の駅と言えます。但し絶対的な交通量が少ないので空いてはいます道の駅「越後出雲崎天領の里」 道の駅
-
「道の駅 越後出雲崎天領の里」から「道の駅 良寛の里わしま」にやって来ました
「道の駅 越後出雲崎天領の里」から「道の駅 良寛の里わしま」は主に国道402号線と国道116号線で10km程の道のり道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
国道116号線沿いの道の駅です
北陸路の大幹線と言えば国道8号線(そしてほぼ平行に走る北陸自動車道)ですが、周辺の中核都市「長岡」がやや内陸部にあるため、それらも内陸に引っ張られてしまいます。
長岡を経由しない場合、柏崎-新潟市街は国道116号線が最短距離となるため、重要な物流路線となったいます。そんな国道116号線のPA的存在の道の駅です道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
そして先程の道の駅同様、いや道の駅名通り此方の方が遥かに力を入れていますが、江戸後期の曹洞宗の僧侶・歌人・漢詩人・書家として名を馳せた「良寛」の所縁の地
「美術館エリア」には良寛とまな弟子・貞心尼の書や詩歌を中心に展示している美術館もあります
とは言え道の駅の中心は「地域交流エリア」になります
こちらの売店棟「もてなし家」は良寛没後翌年の天保3年に建てられたものを移築したそうです道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
施設の柱や壁等を見ると歴史を感じます
売店は観光土産が中心です道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
各地で発売が開始している「道の駅カード」
北陸ブロックは2023年7月より発売開始です
1枚200円でスタンプと違い企画に参画した駅のみでの発売となります
「新潟県」道の駅カード収集の旅
全24駅中第17号
(北陸ブロックでは35駅目・各県総計では201駅目)
「道の駅 良寛の里わしま」はシリアル№934をゲットしました
※当初企画に参画したもののファーストロット(駅によりますが1000枚)終了時点で完売とする駅が多く入手困難(不可能)な駅が増えて来ています道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
他ブロックは県ごとにコンプリートの企画を展開していますが北陸ブロック(新潟・富山・石川)はブロック全てを対象としています。
北陸ブロックは既に訪問済みの駅も有るのでコンプリートは難しいと思っていましたが、幸いと言ういい方は変ですが訪問済みの道の駅の完売が増えてきており、ルール上完売駅はコンプリート対象外のため期せずしてコンプリートの可能性が出てきました。
「道の駅 良寛の里わしま」にて35駅目となります
※「笹川流れ」は押印はあるものの販売終了で入手していません道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
此方は本命の「道の駅北陸ブロック」のスタンプラリー
北陸「道の駅」スタンプラリー
全84駅中第62号は
新潟県 №15 良寛の里わしま
新潟県で35駅目・各県総計では546駅目となります
訪問日現在で新潟県には道の駅が42駅あるのでコンプリート迄あと7駅となりました
柏崎と新潟市街を結び国道8号線のバイパス的存在である国道116号線沿いの道の駅で、一般道のPA的存在である道の駅の王道コンセプト
そして趣のある建物はリフレッシュするのに適ていると思います道の駅 「良寛の里わしま」(国道116号) 道の駅
-
「道の駅 良寛の里わしま」から「信濃川 大河津資料館」にやって来ました
「道の駅 良寛の里わしま」から「信濃川 大河津資料館」は主に国道116号線で10km程の道のり信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
信濃川治水の一大事業であった「大河津分水路」に関する資料館です
大河津分水路へ本流を導水するための堰「大河津洗堰」と分水路の入口の堰「大河津可動堰」の管理事務所に併設されています信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
先ずは資料館を見学します
「信濃川」は言わずと知れた日本一長い河川です。
源流は長野・山梨・埼玉県境付近で長野県内は「千曲川」として流れています。
本流である「千曲川」+「信濃川」の長さが日本一となっていますが、実は長野市内で合流する「犀川」そして更に上流の北アルプスを源流とする「高瀬川」を仮に本流とするならば、千曲川源流からより更に長い河川となります。そして犀川には上高地で有名な「梓川」も擁します
つまり信濃川は水量豊かな「千曲川」「高瀬川」「梓川」を源流に擁し、非常に豊かな水量を有します。なので有史以来度々洪水を生じ、その堆積で現在の新潟平野の大半を造りました信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
新潟平野を造ってくれた有難い信濃川の洪水ではありますが、人が住むようになると洪水は危険なものとなります。
有史以来、堤防を築く等、洪水と戦ってきましたが自然の脅威には勝てず、度々水害に見舞われてきました。
その抜本的解決として「新潟平野に流れ込む前に信濃川の水を日本海に流してしまおう」と言う単純明快且つ壮大な工事で造られたのが「大河津分水路」な訳です信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
信濃川が増水した時に新潟市内流れる信濃川本流に洪水の危険がある際に大河津分水路に放流する事で市内の洪水を防ぐ訳です
とは言え、有事の際のみの利用だと川床が劣化(溜水が腐ったり草木が茂り地盤が上昇したり)するので普段から信濃川本流にも分水路にもある程度流下させる必要が有ります。
なので信濃川本流に「大河津洗堰」分水路入口に「大河津可動堰」を設けて両河川の水量を随時コントロールする訳です信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
他にもかつての洪水の歴史や分水路工事の資料等が展示されています
信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
大河津分水路の計画は江戸時代からありましたが、あまりの大工事に許可が下りず、工事開始は明治時代になってからで竣工は昭和6年となりました。
写真奥が信濃川上流部、全てのスケールが大きすぎて分かり辛いですが、遥か先に分流部が望めます
信濃川本流は此処で右に曲がり(写真だと左側)新潟市内に向かいます
そして大河津分水路は直進し(写真だと右側)日本海に向かいます大河津分水 名所・史跡
-
当時の技術の粋を生かしての大工事でしたが、当時の経験の浅さから竣工後も様々な問題が生じ都度改修工事を行ってきました
そんな初代の堰も老朽化が進み、2014年(平成26年)に新しく生まれ変わりました。
此方は旧大河津洗堰、一部が遺構として保存されています大河津分水 名所・史跡
-
同様に大河津分水路にある可動堰も老朽化が進み2014年(平成26年)に新しく生まれ変わりました。
その際に下流側に数百メートル移転しました
旧可動堰は旧大河津洗堰同様に、一部が遺構として保存されています大河津分水 名所・史跡
-
イチオシ
資料館を後にして先ずは大河津洗堰にやって来ました
大河津洗堰
2000年(平成12年)竣工
堰 長 167.52m
中央堰柱 幅4.00m × 長さ38.00m
油圧シリンダー自走式 5門大河津分水 名所・史跡
-
前述の通り老朽化により2000に旧洗堰から場所を少し移し造られました
新洗堰は大きな機械室を廃し桜色の御影石を配する等、機能は維持しつつ景観に配慮したデザインとなっています大河津分水 名所・史跡
-
また船が往来可能なように「閘門」も造られました
「閘門」とは前後にゲートを設けゲート内の水位を調整し船が往来出来る様にする設備、船が往来できるような流れが穏やかな場所の堰(即ち河口部が多い)に設置される事が多いです。パナマ運河が有名ですが国内だと富山の「中島閘門」が「水のエレベーター」として遊覧船が通り観光化されています
※「中島閘門」訪問時の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11980080大河津分水 名所・史跡
-
堰天端は遊歩道として開放されています
大河津分水 名所・史跡
-
ダム天端よりダム下を望む
河川には流木等も流れ堰上部から落下すると堰直下を痛めてしまう可能性が生じます、なのでゲート下部を開き底面の水を放水するようにし流木等は上部で引っ掛かる様にしています大河津分水 名所・史跡
-
ダム天端より下流方面を望む
此方が信濃川本流、新潟市街を流れ日本海に注ぎます
大河津洗堰から信濃川河口までは約60kmもありますが、周辺の海抜10m程しかありません。60kmで10mと言う事は平均で1kmで16cmしか下らない事となります。なので上流部から大量の水が来ると市街が洪水の危機にさらされます。
それを防ぐために有事の際はゲートを閉め水量を調整します大河津分水 名所・史跡
-
ダム天端よりダム湖方面を望む
「大河津洗堰」により形成されたダム湖は特に名前は有りません
写真奥左側が信濃川上流部、右側が分水路方面になります。
大河津洗堰のゲートを調整する事により信濃川下流部への水量を調整します
通常のダムであればダム湖に貯水する事で下流への調整を行いますが、多少はダム湖に貯めるのでしょうが、大半の水は分水路にある可動堰で調整しつつ分水路へ放流します大河津分水 名所・史跡
-
堰右岸には閘門が設けられています
結構な大きさの閘門で、そこそこのサイズの船でも通過可能となっています大河津分水 名所・史跡
-
2000年竣工と新しい堰なので生態系への閉胸を軽減(全く影響が出ない訳では無い)すべく堰両岸には魚道が設けられています
大河津分水 名所・史跡
-
例によって天端を渡り切りました
本日1ダム目の走破です
大河津洗堰の堤頂長は167.52m
天端を走破したダムは297ダム目となり
堤頂長は合計で79,367.42(≒79.3km)となりました。大河津分水 名所・史跡
-
堰両岸にある魚道は何方も側面から見学可能となっています
訪問時は右岸側は閉鎖中で左岸側のみ見学可能でした大河津分水 名所・史跡
-
折角なので魚道部まで堤体を下り見学室まで降りてみました
天端から階段で水底部まで下るので、そこそこの階段があります(汗)大河津分水 名所・史跡
-
定期的に清掃は行っている様ですがガラス面に苔が生え水底は殆ど見えませんでした。それだけ信濃川はプランクトン等が多い豊かな水なのでしょう(笑)
大河津分水 名所・史跡
-
前述の通り旧大河津洗堰は既にその役目を新大河津洗堰に譲りましたが、周辺を堤防で囲み遺構として一部が保存されていますゲートを間近で見たり潜ったりも出来ます
大河津分水 名所・史跡
-
旧大河津洗堰からは「西川」が分岐しており旧大河津洗堰は西川への取水量も調整していましたが、その役目は大河津洗堰移転に伴い「西川取水桶門」に譲りました。なので遺構部のゲートは閉じる事は有りませんが、西川の水は遺構のゲートを潜ぐっています
大河津分水 名所・史跡
-
さて続きまして大河津分水路への水量を調整する「大河津可動堰」を目指します
大河津分水 名所・史跡
-
可動堰上部は道路となっており通年通行可能な筈でしたが、年単位の大規模工事で分水路の可動堰周辺の地盤改良工事を実施していて堤体に近づく事が出来ませんでした(泣)
訪問時は休工日で危険はないのですが、ルールを破る訳にはまいりませぬ
立入禁止エリアギリギリまで近づき可能な範囲で見学をします大河津分水 名所・史跡
-
此方が旧可動堰、初代の可動堰は老朽化が進み、2011年(平成23年)に新しく生まれ変わりました。
洗堰同様に、一部が遺構として保存されています大河津分水 名所・史跡
-
下流側に近づくのはこれが精一杯
周辺は地盤改良工事中(堆積土砂の搬出等)なので工事範囲の広い事広い事
大河津可動堰
2011年(平成23年)竣工
堰 長 293.1m
中央堰柱 幅4.00m × 長さ30.0m
制水ゲート ラジアルゲート 2門
調節ゲート ラジアルゲート 4門
フラットゲート 4門大河津分水 名所・史跡
-
上流側も近づくのはこれが精一杯
土砂搬出で大型車両が堤防上部を走るので安全確保のため堤防上部は大半が立入禁止でした大河津分水 名所・史跡
-
少しでも可動堰が見やすい場所を探しつつ、可動堰下流部にある国道116号線の「大河津橋」の袂まで来てみましたが、やはり堤防部は立入禁止でした
大河津分水 名所・史跡
-
国道118号線の「大河津橋」は「大河津分水路」に架かる橋
大きな河川には橋のたもとに「○○川」と言う看板がありますが、此処には「大河津分水路」の立派な看板があります。
川幅も立派で人工河川とは思えぬ分水路です大河津分水 名所・史跡
-
イチオシ
大河津橋を渡り、何とか「大河津可動堰」を望める場所まで来ました
平時は両岸に河川敷もありますが、有事の際は川幅一杯まで水量増加が生じる様で4枚上の写真の通りゲートは川幅一杯にあります大河津分水 名所・史跡
-
イチオシ
「大河津可動堰」下流の「大河津橋」より下流方面を望む
巨大な造りで既に歴史があり緑化が進んでいるのでとても人工河川とは思えません
河口の少し手前には然程高くないものの海抜50m程の山地もあります。
前述の通り分水付近の海抜は10m程度しかないので、その山を削り分水路が日本海に注ぐ様にした訳です。明治時代の工事としては大変な難工事だったと推察されます。
そして河口付近は山を削るのが大変なので川幅を最小限に留めたため、通常河川と違い河口付近の幅が最も狭くなっています。なので手前の川床が上昇しない様に定期的に川床の整備工事を行っている訳です大河津分水 名所・史跡
-
「大河津洗堰」と「大河津可動堰」のダムカードは「信濃川 大河津資料館」で頂く事が出来ます
信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
「新潟県」ダムカード収集の旅
全43施設中第34号(中部地方では181箇所目・各県総計では416箇所目)
・大河津洗堰
右上の目的記号は記載なし
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電(管理用)
右下のダム形式も記載なし
□ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
ダムカードからは大河津洗堰の「利用目的」「形式」とも読み取れません信濃川大河津資料館 美術館・博物館
-
「新潟県」ダムカード収集の旅
全43施設中第35号(中部地方では182箇所目・各県総計では417箇所目)
・大河津可動堰
右上の目的記号は記載なし
□ F:洪水調節
□ N:流水の正常な機能の維持
□ A:かんがい用水
□ W:水道用水
□ I:工業用水
□ P:発電(管理用)
右下のダム形式も記載なし
□ G :重力式コンクリートダム
□ HG:中空重力式コンクリートダム
□ A :アーチ式コンクリートダム
□ GA:重力式アーチダム
□ E :アースダム
□ R :ロックフィルダム
□ MB:可動堰
なので
ダムカードからは大河津可動堰の「利用目的」「形式」とも読み取れません
訪問日現在で新潟県にはダムカード配布対象施設が43施設あるのでコンプリート迄あと8枚となりました
さてこの後は少し北上しながら「道の駅 国上」を巡った後、やはり信濃川治水のために信濃川と中ノ口川とを適正に分水するための「蒲原大堰」「中ノ口川水門」を巡り、両河川の中州的位置にある三条市の中心部にある「道の駅 燕三条地場産業振興センター」を巡ります。
とは言え、長くなってきたので、後は「中編」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです信濃川大河津資料館 美術館・博物館
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
長岡・寺泊(新潟) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2026年6月:ダムカード収集-109 & 道の駅SR北陸-18 新潟中部編
0
64