新潟旅 前編 豊年獅子舞を楽しみ鯉を愛でる(二荒神社例大祭・巫女爺・豊年獅子舞・錦鯉の里)

2025/07/19 - 2025/07/19

どこかにビューーン！で2泊3日新潟旅の初日です

エリア 小千谷・川口(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

1週間前、どこかにビューーン！で青森県八戸市を旅行をしたばかりですが、その下調べ中にわかったこととして八戸へ行く次の週は大好きな「陸奥八仙」を醸す八戸酒造の蔵開き、そして

浅虫温泉ねぶた祭が開催？こりゃ2週連続青森だろうが行くっきゃない！ということで「どこかにビューーン！」を連続使用！もってくれ！オラのJREポイント！。候補は【いわて沼宮内駅】【盛岡駅】【新潟駅】【角館駅】。新潟駅以外だったら買い足して浅虫温泉ねぶたまつり満喫じゃ。確率75％。勝ったなガハハ!（画像は青森県観光国際交流機構のフリー写真より）

ちーん・・・なんですかこのイルカくん達は。新潟かー。まあいいんだけどさあ。うーん・・・

なんてガタガタ言ってる場合じゃない。このJRのガタガタ ニイガタ キャッチコピー、大好きです

・・・茶番は終わりにして、７月中旬土曜の午前7時半、東京駅から出発です。

まだ早いのでサクッとね

車窓にはなんか面白い感じの雲が

長岡～新潟は放棄して長岡駅で下車。駅前の長岡城本丸跡はほとんど面影なし。長岡花火の打揚筒モニュメントの方が目立つ。大正時代から70年以上使われた打揚筒

丁度よいので街歩きがてらマンホールカードを収集

2枚目。これは長岡の四季かな

プロバスケチーム、新潟アルビレックスBBのマンホールカード。徒歩で集めて回れるのが良い

長岡駅のぽんしゅ館は9時開店

ぽんしゅ館 長岡驛店 グルメ・レストラン

早速一杯やるかーと思ったら唎酒番所は10時から。今はまだ9時半。残念

だがこういう手もあるってことよ。苗場酒造は「ゆきのまゆ純米吟醸生酒」

なんやかやで小千谷駅に到着。ここに来るのは「おぢやまつり」の時だと思ったけど思ったより早く来た印象。日本酒をテーマとした観光列車SHUKURAの停車駅です

小千谷駅 駅

駅前の地下通路は錦鯉の意匠。ここ小千谷は錦鯉発祥の地とされています

とりあえず高の井酒造に。代表銘柄は「たかの井」「田友」

綺麗な直売所で試飲を。たのしいなあ。蔵の人と話も弾む

体の内側からお清めをした後は二荒神社に到着。本日は例大祭の日。すでに豊年獅子舞が舞われています

伝承では山中で太陽を背に山の神（天狗）が三頭の獅子（牡獅子、牝獅子、仔獅子）を相手に楽しそうに遊んでいた。これは吉兆で、その年が豊作になったことから、それを模して舞われるようになったというものです

この傘が日輪（太陽）を表しているんですね

二荒神社（にっこうじんじゃ）の社殿はかなり立派

鉾などの祭具が表に出てきているのは結構珍しいかも

境内には地元のお店が模擬店を出しているので、和菓子の出店で新潟らしく笹団子を購入して食します

天狗や獅子の面をつけて舞うのは小学生なんだそう。昔は特定の町内で、しかも長男でないと面をかぶることができなかったそうですが、今はそうでもないようです

豊年獅子舞。とても良きものでした

うちわをいただきました。なんかいい感じの絵柄。ついでに出店で氷菓を買う。１００円とは良心的

和太鼓などステージの出し物も豊富です。ここは高台にあるので景色も良い。ここらで一度中座して

昼食は「らーめんヒグマ 小千谷本店」へ。店内は満員で少し待ちました

らーめんヒグマ 小千谷本店 グルメ・レストラン

醤油チャーシュー麺800円。醤油ラーメンは600円という安さ。新潟五大ラーメンの一つである長岡生姜醤油ラーメンのチェーンです

昼食を終え、山車の巡幸開始地点に来ました

山車の上には新潟県指定文化財｢巫女爺｣が。座ってユーモラスに踊る「ジサ」と、立って優雅に踊る「アネサ」という２体の人形で構成され、後方にお囃子隊と繰役

山車行列が出発したのでついていきます

山車の屋根の上のこの鬼瓦的な装飾。先ほどのうちわはこれだったのか

山本山高原ブルワリーに立ち寄ります。山車の巡幸ルートにあるんだもの

この暑いところにキンキンに冷えたビール。最高です

向かいのスーパーでエチゴビールも購入。今は新潟にいますからね

二荒神社に到着。境内でも巫女爺踊りが奉納されます

すぐ近くのスーパーで購入した小千谷の新潟銘醸 長者盛の錦鯉ワンカップを。こちらは全国日本酒カップ コンクールでデザイン賞を受賞したカップ酒

マンホールもこの通り錦鯉。祭りの次は錦鯉を楽しみます

ということで錦鯉の里へ

小千谷市錦鯉の里 動物園・水族館

受付で鯉のエサを購入し、いざ生簀へ

江戸時代に食用として養殖されていた鯉の中に、突然変異で美しい紋様を持ったものが生まれ、その美しさを競うようになり、試行錯誤の末に今では「泳ぐ芸術品」とも呼ばれるように。世界各国に輸出され、その額は毎年数十億円になるそう

さかなクンのイラストも館内に飾られていました

こんな場所にあるポケふた（ポケモンマンホール）は・・・当然コイキング

ショップも全部が錦鯉

合成写真にも見えかねませんが・・・水槽を撮った一枚

屋外には庭園もあり、錦鯉が元気に泳いでいました

その後はすぐ近くのお土産屋を見て小千谷駅へ向かいます

小千谷市総合産業会館サンプラザ お土産屋・直売所・特産品

信濃川を渡る橋の欄干には錦鯉と片貝まつりの花火の意匠。片貝まつりでは世界最大とされる四尺玉の打ち上げが行われます

駅前の絵柄違いのコイキングポケふたを撮って小千谷駅から長岡駅に戻ります

本日の宿は長岡街宿。3連休でどこもかしくもヤバイ料金だったのでこちらに。それでも4,500円

ゲストハウス長岡街宿 宿・ホテル

多少なりともパーソナルスペースがあれば上等上等。というかチェックイン時点で午後5時半か・・・

夏は日が長い。日没まで時間があるのでもうひと観光。これは城跡ではなく、城を模した長岡市郷土史料館。時間が遅いのですでに閉館していますが・・・

長岡市郷土史料館 美術館・博物館

ちょっとした高台（悠久山）にあるので夕暮れを眺め

終わりも近づいたアジサイを鑑賞し

悠久山公園 公園・植物園

蒼紫神社へ。長岡藩3代目藩主牧野忠辰公を祀る神社です

蒼柴神社 寺・神社・教会

傍らには「忠犬しろ神社」。しろは藩主 牧野忠辰公の飼っていた秋田犬でしたが、藩主が参勤交代で江戸に行ってしまい、慕うあまり300㎞の道のりを追って江戸へ。その後いろいろあってこの近くで亡くなってしまいました。そこには白狗の塚が建てられていましたが、長岡藩開府400年事業で大好きな飼い主が祀られている蒼紫神社のすぐ隣に寄り添うように建立されました

その後は駅ビルのフレンドでイタリアンをテイクアウト

フレンド CoCoLo長岡店 グルメ・レストラン

宿に戻ってえだまめ（かぐや姫）と風味爽快ニシテ（新潟限定ビイル）、そしてイタリアンと新潟尽くしな晩御飯を食べて就寝。2日目に続きます