浅草橋からカバン博物館・江戸時代の風景と重ねて隅田川テラスを歩いてみた☆浅草橋~駒込～東京駅周辺のひとりあるき2025.11①

2025/10/30 - 2025/11/07

秋の浅草橋～駒込～東京駅あたりを散策してみました。

浅草橋界隈・・・世界のカバン博物館　隅田川テラス　　　　ルートインGrand浅草橋泊

駒込界隈・・・・六義園散策　
　　　　　　　　古川庭園の秋薔薇　　　　　　　　　　　　メンテレス巣鴨泊
東京駅界隈・・・三菱一号館　アールデコ・モード展　
　　　　　　　　上野　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＫＫＲ東京泊　　　　　　　　　　

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ 私鉄 徒歩

今回のミッションは引っ越しお手伝い・・ですが・・時間があればどこかへ・・
いつもながら落ち着かないひとり旅記録です。
朝一便・・今回はちょっと長い旅なので、旦那に送ってもらいまして・・
ラウンジ・・朝早くはお菓子が置かれてるので一ついただく

この頃はJALびいきなのですが、お安いチケットがあったのでANA

飛行機からの風景って、季節感もあって楽しみです。
10月末、山々に囲まれた盆地は雲に見事に覆われています。

富士山も見える確率高くなる晩秋から冬。
駿河湾沖から遠くに見えました。

羽田に着いたら曇り

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

京急から浅草線直通で　浅草橋
前回も利用させていただいた　ルートインgrand東京浅草橋に荷物預けまして

ホテルルートインGrand東京浅草橋 宿・ホテル

すぐそばのお蕎麦屋さんでランチ

あさだ グルメ・レストラン

この界隈で評価の高いお蕎麦屋さんで、夜は混んでいて入れなかったので、今回は早めの時間のお昼・・すんなり入れました。

娘もベビーカーでやってきて・・赤ちゃんっていつもにない所だと緊張するんだか、まごちゃんは大人しくできてましてほッ

娘は天ぷら付けてました・・こんなに食べれない、私だと、びっくり

こちらは、季節が始まったばかりの三陸の牡蠣が豪勢に載った温かいお蕎麦、美味でした。ごちそうさまでした~
娘たちは帰っていき・・この日は特にお手伝いもなさそうなので自由・・ということで・・

江戸通りを北へ歩く
江戸通りは東京駅から日本橋、蔵前、浅草と通じる歩きやすい歩道なので歩く
昔からの町だからか、神社もあちこちで見かけたりしながら

蔵前を通り過ぎ

駒形どぜう
ビジュアルはさておき、美味しいんですよね・・美肌にも効果ありそうなドジョウですが・・昔ながらの風情が江戸情緒感じます。

駒形どぜう 本店 グルメ・レストラン

駒形どぜぅのすぐ北　浅草の手前
ここがお目当ての場所でして

世界のカバン博物館
メジャーな美術館博物館も好きですが、マニアックな企業の博物館なども面白いので、行ってみましょとやってきました。
エースの創始者新川柳作氏のコレクションがビルの上の階２フロアを使って展示されています。

世界のカバン博物館 美術館・博物館

入口入ってすぐ・・インパクトのあるスーツケース
以前から来たかったのですが、日祝日はお休みで開館は10時から１６時３０分なので、なかなか来れませんでした。

世界五大陸から収集された希少価値の高いコレクションだけでなく、カバンの歴史や文化にも触れることができ、一通り回ると世界一周したような気分になる素晴らしい博物館です。

(・_・D フムフム
館内丁寧な説明でとても興味を引く博物館です。

エントランスホールから、エレベーターで7階へ
7階がカバンのフロアで、8階は新川氏についての展示になっていました。

オーディオガイドも素晴らしく、名品に番号がふられているので、番号をクリックして説明を聞くことができます。
来場者はまばらだったので、ゆったりと説明を聞きながら見ることができました。

2010年に同社70周年を記念してリニューアルしたそうで、とても素敵な展示になっていました。

エース　のカバンには知らないうちに子供のころからお世話になってるかも・・
改めて見返すと、とても身近なエース社かも・・お世話になってますっ・・って感じで・・進む・・

カバンの歴史・・なんて・・気にも留めてなかったので・・面白そう

とても分かり易く、その起源からイラスト付きで掲示されてまして

フ(・_・D フムフム

カバンが富と力の象徴　だったのね・・

(・_・D フムフム

カバンの始まりって・・・考えたこともなかったので・・面白い・・
そういわれると・・神話の中で肩に担いでる袋・・あれがカバン・・といえばそうですね・・
・・あの袋には何が入っていたんだろう?気になる・・

袋や巾着　のようなの・・聖徳太子の時代は持っていたのだね・・考えもしなかったので面白い

そういわれると、世界中、人は何かを携えて移動してきてるんだった・・

何かに何かを入れて移動する人々・・今も昔もカバンは必須・・

女性のウェストからひものようなものつけて、いろんなものぶら下げて歩いた時代もあったとか・・便利なようでジャラジャラとうるさそうだが・・アクセサリー感覚で自慢の品を下げたのかな?

興味をそそる展示すぎて・・時間を忘れます・・カバン博物館

なめし技術の違いで・・お国柄が・・へぇっー

(・_・D フムフム

見れば見るほど面白い・・

大正時代のランドセル

(・_・D フムフム

時代は進み・・
1935年グレースケリー使用のエルメス

見切れないほどの展示に驚きます

材質も多種多様で驚く

続いて　世界のカバンコレクション
ここは圧巻です。　世界を旅した気分になれます。

世界中から集められた銘品カバンのコレクションは550点余り

その都度270点ほどが展示されているそう。

ラケットカバー付きバック
イタリアらしいおしゃれなバックです。

ワインを運んだバック
今のワインボトルと違って、日本の一升瓶のような瓶にワインを詰めていたようです。

頑丈なトランクのような

番号をクリックして説明を聞けるので、とても分かり易い
1973年のブリーフケース　イタリア製　ファスナーも頑丈でNASAも採用

ベルギー製のブリーフケース

革だけでなく、素材も変わっていきます。

フランス的軽やかさを求めたようです

ピエールカルダン　のトラベルバックが登場
1960-70年代

世界各地のバックを一度に目にでき、お国柄もわかります。

飛行機移動の多いアメリカは頑丈なカバン、フランスは上品な感じ、質実剛健なドイツの鞄、カラフルな南米のカバンなど

鞄の多様性に驚きます。

日本の鞄も展示されています。
平屋根型カバン　
明治30年代から大正時代の政府役人が欧米への船旅が洋行と言われた時代のもので、政府役人や財閥の要人向けの豪華な鰐革性カバン
ファスナー登場以前の鞄口枠開閉式が主流
こんな立派なカバンを持っていると、意気揚々と胸を張って渡欧もできそうな。

作家　吉川英治氏　愛用鞄
牛革グラッドストーンケース

1940年代に登場したアルミ合金製のスーツケース

アメリカ製

キャビントランク
大正8年1919年　西園寺公望氏が、第一次大戦後のパリ条約に首席全権として出席した際に使用した鞄

ボストン・バッグ
名前の由来は諸説ありますが、アメリカボストンの大学生が何でも詰め込めるバックを日常的に使用して、それを日本人が見かけ、ボストンバックと呼ばれるようになったとか。
量産化に伴って開閉部がファスナーとなり、軽量で機能的に進化し、素材も充実して旅行鞄として用いられました。

学習院型ランドセル
ランドセルのもとは、江戸時代後期、幕府が欧米列強の侵略に備え西洋式兵学をとりいれ、オランダから兵士用装備として背嚢Rantselラントスル。
学習院でとりいれられました。

80年前に新潟で製造された紙製のランドセル。
戦時中、鉄や革が軍事用に優先されたため、紙製でも作られました。

革はサステナブル

窓からはスカイツリー

八階に行ってみました。
エースの創業者新川柳作氏の記念館です。

新川氏の生い立ちなど

鞄一筋の生涯が展示されています。
石川白山で生まれ育ち、貧しい環境から大阪で起業し1940年にカバンの製造卸業をはじめ日本初のナイロンバックや国産スーツケースなど画期的な商品を世に送り出した様子を知ることができます。

カバン博物館を出て、雲一つない晴天と散策しやすい気温なので、隅田川沿いを歩いてみることにしました。

浅草寺の方は混んでそうなので、逆向きに南へ向かって

駒形橋
江戸時代、防備のため隅田川には橋は今のようにはなく、この辺りには　駒形の渡し
がありました。
駒形の名の由来は、浅草寺に属する駒形堂に由来します。
当時は　こまがた　と濁らず　コマカタ　と呼んでいたそう。

駒形橋 名所・史跡

駒形橋からのスカイツリー

隅田川沿いを下流に向かい歩く

所とごろにある地図で確認

少し下流に歩いて　駒形橋とスカイツリー

隅田川の流れはこの日は少し波が立ったてるようで、テラスと水面と同じくらいの高さで、普段水と接しないので、近づくとちょっと怖い。

水はきれいに見えます。

江戸時代のこのあたりの風景
うまやの渡し　付近
先ほどの駒形の渡しからそんなに距離がないのに、また渡し。
渡しはたくさんあったようです。

現在地確認

厩橋付近

下流には　蔵前橋

江戸時代の蔵前あたりの風景。
名前の通り、蔵が立ち並んでいました。

当時さながら、蔵前橋付近は　河岸壁が蔵のように装飾されていて、雰囲気もよい

いまここね

お日様の光を浴びて輝いているような蔵前橋

蔵前橋 名所・史跡

安藤広重の当時の様子がわかる浮世絵もあったりして、江戸時代にタイムスリップした気分

下流へ

江戸時代のこのあたり

前田家の蔵があったあたりかな

夕食は　洋食の名店　洋食大吉
人気店なので早めに入って一人なのでカウンター

洋食 大吉 グルメ・レストラン

ここにも、三陸産の牡蠣がありました。
牡蠣のシーズン到来

山盛りのオニオンサラダ
これ、家でも作ってみよう!

じゃがバター

カキフライ　熱々でジューシー
食べすぎましたが、美味でした。ごちそうさまでした。

ホテルは前回と同じく　ルートインgrand東京浅草橋

ホテルルートインGrand東京浅草橋 宿・ホテル

ソファーもあって、快適に過ごせました。

一夜明け　ホテルの朝食
この日から引っ越しお手伝いです。②につづく