2025/05/19 - 2025/06/17
4448位(同エリア17021件中)
NORAさん
この旅行記のスケジュール
2025/06/03
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電車での移動
メッス 10:57 → パリ東駅 12:20 TGV2864
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電車での移動
モンパルナス 14:09 → シャルトル 15:24 TER862421
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電車での移動
シャルトル 18:05 → モンパルナス 19:20 TER862436
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オテル レ ザルティスト
2025/06/04
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電車での移動
サン・ラザール 8:14 → Vernon Giverny 9:01 TER13113
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電車での移動
Vernon Giverny 13:01 → ルーアン 13:45 TER13123
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電車での移動
ルーアン 17:59 → サン・ラザール 19:20 Nomad3126
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オテル レ ザルティスト
2025/06/05
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パリ近代美術館
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19:00 オペラ 薔薇の騎士(シャンゼリゼ劇場)
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オテル レ ザルティスト
2025/06/06
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電車での移動
モンパルナス 12:27 → トゥール 13:45 TGV8303
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この旅行記スケジュールを元に
2年ぶりの海外旅行は、ポルトガルとルクセンブルクを経由してフランスへの旅。
第7巻では、パリのモンパルナスを拠点に、前回2年前の旅行で巡れなかったシャルトル大聖堂再訪、ジヴェルニーでモネの家と庭、ルーアンではルーアン大聖堂や旧市街地とルーアン美術館見学、そしてルーブル美術館2日連続見学とパリ近代美術館でのアンリ・マティス展。シャンゼリゼ劇場でオペラ鑑賞。3泊という短期間で、ポイントを思いっきり絞ってのパリ滞在です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月3日(火)、メッスから乗車したTGV2864号はパリ東駅に定刻12.20に到着。最も東側のホームで、柵の向こうは場末感たっぷり。タクシーでモンパルナス駅付近のホテルまで移動。車はBMWのM5ツーリングという超高級車!クルマを褒めたら「半分出してね!」なんて冗談を言い合いながら、相変わらずあちこちで工事渋滞の街を右上から左下に縦断していきます。
パリ東駅 駅
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ホテルに荷物を預け、モンパルナス駅から14:09発のTERで、今日の目的地シャルトルへ向かいます。
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パリに来たのは2年前に訪問した時に取りこぼした場所を廻るためで、3泊と短期間です。モンパルナス~シャルトル間は東京で例えれば横須賀線(そこまで本数は多くなりませんが)のような近郊通勤路線です。
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車両は横5列の乗員重視タイプ。古いタイプでは乗車経験ありますが、新タイプ車両の5列は今回が初めての乗車です。
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15:24定刻にシャルトル駅に到着しました。
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駅から見えるシャルトル大聖堂を目指して進んでいくと、ほぼ中間点がシャトレ広場です。ここにもI amSterdam風のオブジェ。修学旅行?遠足?の子供達の絶好の記念撮影ポイントになってました。
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シャルトル大聖堂は大規模修繕中の筈ですが、正面からだと足場などは見えません。
シャルトル大聖堂 寺院・教会
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西側正面は「王の扉口」といわれるメインエントランスで、扉を精緻な彫刻群が飾っています。
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前回訪問したのは約15年前の冬でしたが、夏の明るい日光を透過したステンドグラスを見たくて、再訪しました。
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内部では天井まで足場を組んで、大々的な修繕工事の真っ最中です。取り替えや補修の終わった石材は13世紀再建当時(見たことありませんが)の美しさを取り戻して、石材の地色(おそらく石灰岩でしょう)が出てます。
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この日は晴天ではありませんが、それでも夏の日差しを透過したステンドグラスは色のコントラストもはっきりして、美しく光り輝いています。
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西側の薔薇窓です。
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ステンドグラス1つ1つに、聖書の物語や寄進者の職業が描かれているそうですが、遠目にはなかな判別できません。
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左端の明るい窓は、修復中なんでしょうか。
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内陣を飾る彫刻群も美しく修復されています。
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中央の円は「ぶどう酒の物語」。大聖堂に数多あるステンドグラスの中でも、判りやすいモティーフのためか有名な作品です。ワイン醸造業者組合が献上したそうでうす。
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団体客も何組か来ましたが、欧州の団体は添乗員がインカムで小声で説明し、それをレシーバーで聴きながら見て回るというグループが多数でした。
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アジア系の団体がやってきて、じっくりと鑑賞することなくスマホでパシャパシャ。10分ちょっと滞在してあっという間に去っていきましたが、残念ながら日本人グループ。帰国したら「シャルトル大聖堂見てきた!」って言うんでしょうね。
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立ち入り禁止の主祭壇に登って、司祭の椅子に座ろうとするアジア系の女性がいたので英語でやんわり注意したら、何と日本人。観光前に添乗員さんは注意しないんでしょうかね。
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主祭壇後方のステンドグラスです。
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青の美しさは格別です。
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聖堂内部は当然三脚は使用できないので、全て手持ちで夜間撮影モード(カメラが複数枚撮影し、それを内部で重ね合わせて1枚に仕上げる)で、ステンドグラスの色を鮮やかにするため、露出をマイナス補正を掛けて撮影してます。
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有名な「美しき絵ガラスの聖母」です。
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入口近くにある、作品説明のパネルです。
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南側の薔薇窓です。ヨハネの黙示録を表現しているそうです。
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主祭壇です。正面の像は、聖母被昇天像です。
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初夏の光を通してみるステンドグラスは美しく、シャルトルブルーを堪能することができました。
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南扉側です。
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南扉側の彫刻は煤けたままで、補修はされないようです。
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シャルトル大聖堂には、たっぷり2時間弱滞在しました。
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往路とは別の道を通って駅に向かう途中、教会建築の前を通りましたが、Google Mapで検索すると、オークションハウスとなってました。
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ジャン・ムーランという第2次大戦のレジスタンス運動指導者を讃えるモニュメントです。
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シャルトル駅正面です。4万人に満たない人口の駅にしては、立派な建物です。
シャルトル駅 駅
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シャルトル発18:05のTERでモンパルナスに戻ります。
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ホームから見た駅舎、洒落てますね。
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戻りの車両は往路と同じく2階建近郊用車両ですが・・
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こちらは横4列車両でした。定刻19:20モンパルナス駅に到着しました。
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今日から3泊は、モンパルナスタワー前のHotel Les Artistes(オテル レ ザルティスト)です。角が切り落とされたようなビルがホテルです。
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行程的に便利そうで、高騰しているオペラ地区よりはリーズナブルに宿泊できたモンパルナス地区でホテルを選びました。
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右端に見えるのがモンパルナス・タワー、正面右がモンパルナス駅、正面左の建物にはフランスで一番お世話になっているスーパーのモノプリが入り、大変便利な立地です。
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小規模なホテルですが、最近フルリノベーションしたようで、お洒落な内装の4つ星デザイナーホテルです。
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バスルーム、広くはありませんが最新トレンドの内装です。
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ドアを入ってすぐに、コンパクトなバーコーナが設えてあります。下段が冷蔵庫、上段にはコーヒーカップやグラス類が入ってます。
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夕食は、ホテルからすぐの通称「ガレット通り」で。ガレットやクレープのお店や大衆的なカフェが200m弱の通りにびっしり並び、どこも繁盛してます。その中からクレープリエ BRETONNEをチョイスして入店しました。
ラ クレープリー ブルトンヌ フレンチ
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ヨーロッパなので歩道に張り出したテラス席は満員御礼ですが、店内は比較的空いていて、すぐに着席できました。20時を過ぎ退店する頃には店内もほぼ満席です。
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ガレットとシードル1本を注文し、美味しくいただきました。店頭ではクレープリエが素早い手つきでどんどん注文を焼いていきます。
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デザートに、シンプルにブラウンシュガーをかけたクレープをオーダー、これまた美味しくいただきました。いろいろなトッピングのメニューがありましたが、凝ったトッピングだと、シンプルなガレットより高価だったりします。
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6月4日(水)は、ジヴェルニーとルーアンを訪問します。
サン・ラザール駅8:14発のTER、ジヴェルニー日帰り観光では定番の電車です。 -
Vernon-Givernyには9:01着、駅前にはプチトランとバスが客引き合戦。先に着くという言葉に騙されてプチトランに乗りましたが、モネの家前の駐車場にはほぼ同時刻に到着。素直に路線バスを選ぶのをお勧めします。
モネの邸宅と庭園 博物館・美術館・ギャラリー
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入場券は事前にネットで入場時間指定で予約しました。入場口は予約済みと当日券とで違うので要注意です。着いた時にはツアーバスが何台も駐車し、庭園内も既に観光客で盛況です。
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バラを中心した花のアーチです。アーチの正面がモネの家です。
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美しいバラが満開です。
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人が入らないように撮影するのに一苦労です。
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モネの家には庭園を見てから入るつもりだったのですが、既に入場待ちの行列が伸びていたので、早めに入ることにしました。室内にはモネの代表作が飾られますが、複製品です。
モネの家 建造物
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リビングでしょうか?
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2年前に訪問したエトルタの絵です。
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日本画も多く飾られています。
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明治初期の作品でしょうか?
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上階のリビングルームです。
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モネが使っていた寝室だったのでしょうか?
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繊細な銘木象嵌工作の家具類です。
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上階の窓から庭園を撮影しました。モネもこの景色を毎日楽しんでたんでしょうか?
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美人画の浮世絵、これは本物?複製品?
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見切れてますが、下には睡蓮の池に架かる橋が写る写真が飾ってます。
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可愛い壁紙の部屋です。
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こちらにも多くの日本画が飾られています。
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地上階に降りてきて、食堂です。
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こちらも壁一面に日本画や浮世絵がびっしり。
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古城等でよく見る、調理場の鍋やフライパンの行列。
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モネの家の外観ですが、横長の建物で最近の建物といわれても違和感ないかも。
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この後、連絡トンネルを通って睡蓮の池のある水の庭に向かいました。
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ここは竹が群生している一角です。筍ってフランスでも食べるんでしょうかね。
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有名な睡蓮の池です。残念ながら睡蓮が咲くにはまだ早すぎたようです。
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太鼓橋は自撮りの皆さんで大変混雑してました。
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この日はやや薄雲の天気でしたが、庭全体に柔らかな光が射しこんで、晴天とは違う美しさでした。
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職人さんが池の手入れをしてました。
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きっちり区画された庭園ではなく、あたかも自然に咲き誇っているような庭園です。
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水の庭の奥まで来ると、余り訪れす人もなく、のんびりと花を楽しむことができます。
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2時間ほどゆっくりと庭園と建物を楽しむことができました。
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こちらは駐車場近くの、美しい庭園のあるカフェです。ここで一休み&トイレタイムです。
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本当はこのプチトランに乗って戻るはずだったのですが、時間通りに来なかったので、12:30発の路線バスで戻りました。当然ですが、プチトランの往復チケットで路線バスには乗車できません。
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Vernon-Giverny13:01発のTERでルーアンに向かいます。駅舎入口にある券売機で切符を購入して、結構ギリギリでした。
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Vernon-Giverny駅のホームです。
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ルーアン終点の列車ですが、車両は中・長距離タイプの内装でした。
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13:45に終点のルーアンに到着。高い天井が特徴的な、広い駅舎です。
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歴史ある街の表玄関に相応しい、堂々とした外観です。正面の横幅はそうでもありませんが、奥行きの深い建築です。
ルーアン リヴ ドロワ駅 駅
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駅の直下をメトロが横断してるので、ホームに行ってみました。トラムが街の中心部のみ地下を走行するタイプです。
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駅の一部が吹き抜けになってます。
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こちらが路線図です。
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ルーアンの中心街まで最短距離で行けば約15分ほど。駅前の広い通りを渡ると、コロンバージュ建築の並ぶ味わい深い道があったのでそちらを進んでいきます。
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市庁舎近くにあるサン・トゥアン修道院です。ド・ゴール広場に建つ像はナポレオン一世の記念碑です。
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上階が前に迫り出した、昔ながらのコロンバージュ。何とも風情ある小路です。
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ノートルダム大聖堂(ルーアン大聖堂)すぐ近くにある、サン・マクルー教会です。正面ファサード上の三角形をした繊細な石細工が特徴的な教会です。
サン マクルー教会 寺院・教会
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サン・マクルー教会前にある、階段部?の斜め造形が特徴的な、レストランの入る建築です。
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ノルマンディー地方最大、フランスでも有数規模の、ノートルダム大聖堂(ルーアン大聖堂)です。
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数年前から絶賛修復工事中。2年前に車窓から見たときにも、同じように主塔に絆創膏のように足場が組まれてました。昨年2024年には工事現場から失火があり被害を心配しましたが、パリのような壊滅的被害にはならずに済んだようです。
ルーアン大聖堂 寺院・教会
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モネの一連の作品でも有名な、正面ファサードです。借りてたアパートが入っていた1階の洋装店は、閉店したようでした。
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高い天井高が特徴的です。
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正面祭壇側です。
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濃い青が美しく、精緻な造りの見事なステンドグラスです。
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絵画的な美しさのステンドグラスです。
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すぐ向かいにはプランタン百貨店もあり、ルーアンの中心ど真ん中です。
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疲れてきたので、大聖堂近くのカフェに入り一休み。クレープをいただきました。
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お洒落な内装のカフェでした。
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街一番のショッピング街、グロ・オルロージュ通りです。多くの観光客で賑わってました。
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人気のフォトスポット、大時計台です。
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変わった外観のこちら、ジャンヌ・ダルク教会です。この建物は1979年に建設された近代的建築物です。
ジャンヌ ダルク教会 寺院・教会
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教会の前は、ヴィユ・マルシェ広場。大屋根の下がマルシェになっているようです。
ヴィユ マルシェ(古市場)広場 広場・公園
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壁は多くのステンドグラスで彩られてますが、一部は第二次大戦で破壊された教会の、疎開されていた16世紀のステンドグラスだそうです。
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船底のような天井です。
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教会という宗教性はあまり感じなく、モニュメントのような建築に感じました。
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ジャンヌ・ダルクを火刑に処しながら、フランス各地に彼女ゆかりの地があり観光地化し、正直身勝手なものと思ってしまいます。
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2年前に訪問したオンフルールにある船大工が建設した教会、サント・カトリーヌ教会を彷彿としました。
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ここで火刑に処されたのだとか。まさか6世紀を経て観光地になるなんて、当の本人も思いもしなかったでしょう。
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ヴィユ・マルシェ広場の前にはカフェやレストランが集中してました。
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この屋根の下で市場が開かれるようですが、残念ながら毎日ではないようです。
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先程来た道を戻ってきたら、大時計の下をプチトランが通過中。
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大聖堂前で正面全景を撮影。
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電車まで時間があったので、ルーアン美術館に立ち寄りました。美術館前が美しい広場になっていて、地元の方の憩いの場になってるようです。
ルーアン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは中央部の吹き抜けです。
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こんな洒落た模型も。
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モジリアーニの作品です。
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当然、モネがルーアン大聖堂を描いた作品も所蔵してます。
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ルーアンの街並みを描いた作品です。
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他にも著名画家の作品が多く所蔵され、見所満載の美術館でした。こんなに充実してると知ってたら、もっと時間を割いていたのですが、残念!これだけ充実してるのに、入館料は無料!
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駅前にあるこの石造りの塔、旅行中は何だか分からなかったのですが、帰国後調べたら、ジャンヌ・ダルクが処刑まで幽閉されていた城の塔でした。今ではこのジャンヌ・ダルクの塔のみが残ってます。
ジャンヌ ダルクの塔 建造物
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ルーアン駅には17時30分頃に戻ってきました。
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駅コンコースに入ると、ピアノの演奏が聞こえてきました。
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地元放送局主催の、駅ピアノのコンテストでした。今では世界各地に広まった「駅ピアノ」や「街ピアノ」、フランスが発祥のはずです。
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多くのギャラリーに囲まれ、真剣に演奏してました。
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17:59ル・アーヴル始発のサン・ラザール行きに乗車します。2年前には始発から乗車した電車です。
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切符販売開始の3か月前に、1等車を16.5ユーロと激安で予約しました。
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車両は2年前に乗車したのと同じ中・長距離用車両で、TGVよりゆったりした車内です。車内はほぼ満席でした。
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19:20定刻にサン・ラザール駅に戻ってきました。
サン ラザール駅 駅
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夕食前まで時間があったので、オペラ・ガルニエがどうなっているか見に行きました。オリンピックまでには終了してると思ってたのですが工事は未だ続き、正面ファサードはBottega Venetaの巨大広告シートで覆われてました。
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こちらはオペラ・ガルニエの真裏になります。
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今夜の夕食は、サン・ラザール駅からだと5分少々のLe Roi du Pot au Feuという、名前の通りポトフの専門店です。実は2年前、このレストランが部屋の窓から見える「シャバネル」といホテルに宿泊していて、是非食べてみたかったのですが、スケジュールが合わずに2年越しで目的達成です
ル ロワ デュ ポトフ フレンチ
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店内には先客が2組。うち1組は日本人でした。壁中ビジネスカード(名刺)が貼られてました。
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さて料理は当然「ポトフ」です。試しにスープも1つ注文してみました。当然かもしれませんが、ポトフのブイヨンに塩味をちょっと足したような、ほぼ同じ味でした。ムッシュが、「骨の髄はバゲットに塗って食べると美味しいよ」と食べ方を説明してくれました。料理は大変美味しく、全て完食です。グラスワインは、テーブルに置いてあるカラフェから入れて飲む、文字通りのテーブルワインで、正直言ってレストランで飲むワインじゃないな、という感想でした。当然ボトルワインを何種類もリストアップしてるので、グループでしたらボトルでオーダーした方がいいと思います。
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6月6日(金)は、前回見られなかったルーブル美術館の見学です。2か月前に事前予約したのですが、開館と同時のスタートは売り切れで、9:30スタートのチケットを公式サイトで予約しました。ただ、予約時間の30分前からセキュリティチェックを受けられるので、開館と同時に入れる筈でしたが・・
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数日前にルーブル美術館から、パリ圏内のRERがストのため、開館時間が遅くなったり予定外のブロックが閉鎖になる可能性があるとのメールが入りました。予約時間に到着しましたが、セキュリティチェックは始まっておらず、長蛇の列は伸びていくばかり。セキュリティの黄色いベストを着装そた職員に状況を聞いても「私の方が知りたいわ!」。結局入館できたのは10時30分を過ぎてから。この旅行記を書く前に財宝が奪われる事件がありましたが、ルーブル美術館なら起きても不思議ないな、と感じました。
ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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前回は修復中だった、ナポレオン3世の居室に入ってみました。
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オーバーツーリズムが問題になってるルーブル美術館ですが、実は大混雑してるのはごく一部のセクションだけ。こちらはガラガラ。
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特別展が開催されていて、こちらはヨウジ・ヤマモト デザインのドレスです。
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その説明文です。
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ドゥノン翼1階のスペイン絵画コーナーに行きましたが、こちらもガラガラ。スペイン出身の画家ホセ・デ・リベーラの代表作『エビ足の少年』。障害を持つ少年の屈託のない笑顔が印象的な絵画です。
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こちらも有名な『ガブリエル・デストレとその姉妹』。作者不詳で、乳首を摘んでいるのにも、いろいろな解釈がある謎の多い名画です。
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フランスの画家ジャン・クザンが1585年に描いた『最後の審判』です。
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作の有名な「いかさま師」。2作ある作品のうちルーブルに所蔵されてるのは、後に描かれた『ダイヤのエースを持ついかさま師』。描かれた当時、キリスト教の3大悪徳とされた「賭博」「飲酒」「淫蕩」をまとめて描いた大変解りやすい寓意画です。日本でも展示されたことのある人気作品ですが、ガラガラでした。
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ジャン・クルーエ作『フランス国王フランソワ1世の肖像』です。フランソワ1世はダ・ヴィンチ晩年のパトロンとしても有名です。リシュリュー翼のフランス絵画コーナーもガラガラでした。
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ピラミッドの周りを当日券を求めて長蛇の列が続いてます。
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アンリ2世の間の天井を飾る、フランスの画家ジョルジュ・ブラックの作品です。ルーブル美術館で一番新しい作品だとか。でもなんで、ルーブルにキュビズムの画家なんでしょうね。
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ルーブル美術館で人気番付5本の指に入るであろう『サモトラケのニケ』です。周りは人で溢れていて写すのに苦労しました。因みにニケは勝利の女神、英語読みはナイキ。そうシューズメーカーからスタートしたスポーツブランドです。
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何度か見てますが、後ろから見るのは今回が初めてかも。
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さて、ルーブル美術館で最大の集客を誇る?ドゥノン翼1階のイタリア絵画コーナーにやってきました。報道でルーブル美術館のオーバーツーリズム問題は知ってましたが、ラッシュ時の新宿駅中央通路とかを思い出す人混みです。
全部紹介しても大変なので、ダ・ヴィンチの作品を紹介していきます。まずは、『バッカス』。 -
『洗礼者ヨハネ』です。首を刎ねられてお盆にのせられるという、悲惨な最期を迎えた聖人です。
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『岩窟の聖母』、ロンドンのナショナル・ギャラリーにもほぼ同じ作品がありますが、ルーブル版の方が先に描かれたというのが定説です。
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『ラ・ベル・フェロニエール』、ミラノの貴婦人の肖像とも呼ばれる作品です。ただ貴婦人ではなくお妾さんだとか。2026年には、来日が決まってます。
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『聖母子と聖アンナ』です。この次にモナリザを見るのですが、とんでもない混雑。皆さん見るより「自撮り」や「記念撮影」が目的。係員が大声で注意しても聞く耳持たず。開館が遅れたせいもあり、美術館とは思えぬカオス状態。
過去に何度か見てるので遠目でその様子を眺めて引き返しました。 -
ラファエロの『美しき女庭師聖母子と幼子聖ヨハネ』です。
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フランス絵画で一番人気かもしれない『民衆を導く自由の女神』、2024年の修復で古いニスを剥がして、鮮やかさが増したように感じます。モナリザに続くグランドギャラリーはとにかく大混雑で、ゆっくり絵画を鑑賞するという雰囲気ではありません。
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ルーブル美術館至宝の一つ、『ミロのヴィーナス』。その昔見た時とは位置が移動したような・・とにかく混雑し、開館遅れで貴重な時間もロスしてるので、館内でのランチは断念。この日はフランドル絵画コーナーが閉館日なので、明日も予約を入れてます。
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この日はパリ近代美術館で開催中の『マティスとマルグリット展』を予約していて、メトロでイエナ駅まで移動です。
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メトロのイエナ駅とアルマ駅のほぼ中間、パレ・ド・トーキョーと並んで建つ、近代・現代美術中心の美術館です。館で所蔵する作品の常設展示コーナーなはく、貸館として運営されてます。
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マティスが長女マルグリット・デュテュイ=マティスを幼女の時から描き続けた作品が主で、子の成長だけでなくマティスの画風の変遷も見て取れる展示会でした。
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マルグリットは、マティスと恋人だったモデルのカロリーヌ・ジョブローとの間の娘です。
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家族でエトルタに滞在した時の作品です。作品展示に続き、上層階でVRゴーグルを利用した展示?も体験しました。頭を動かすことで、絵の中に入り込んだり上から俯瞰したりと、楽しい体験でした。その後ホテルに戻り、軽い夕食と小休憩。
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19時からシャンゼリゼ劇場でリヒャルト・シュトラウスの傑作オペラ『薔薇の騎士』を観劇です。
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クラシックコンサートやオペラ、バレエ上演が中心のホールで、アール・デコ初期様式建築と紹介されてますが、装飾はそれ程でもなく、オペラ・ガルニエと比較すると、どちらかというと実用的なホールです。
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歌や演奏は素晴らしかったのですが、演出が性的表現が過剰で、ちょっと引いてしまうというのが素直なところです。カーテンコールが何度も続きました。23時近くにモンパルナス駅に戻りましたが、ストに悪ノリした破壊活動を警戒してか、モノプリは早仕舞い、駅前にも警備の警察官が目立ちました。
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6月6日(金)、トゥールに移動するまでの時間、ルーブル美術館でフランドル絵画を中心に見学しました。ルーブル美術館を代表する作品の一つ、フェルメールの『レースを編む女』です。やはりこのコーナーもガラガラ。この傑作を嫁と二人でしばし独占しました。
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フェルメールの作品はもう1点『地理学者』がありますが、残念ながらマルセイユ美術館に貸出中。
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現在はオランダのフランドル地方は、商人など経済力のある市民階級が文化の中心を形成し、市井の市民を描いた絵画も人気を得ました。
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写真中央にあるのが、『レースを編む女』。世界的名画もその他大勢と一緒に陳列。2025年10月に展示品の盗難事件がありましたが、常駐の警備員もいなく、ガラガラなので盗難だけではなく環境テロリストによる破壊活動の心配になってきます。
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レンブラントなどの名作揃いなのですが、見学客はほぼゼロ。
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レンブラントの作品も何点か展示されてます。何点も残ってるいる自画像の1枚でも若かりし頃の1枚。右は屠殺された牛、リアルです。
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フランス・ハルスの名作もたくさん展示されてます。
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繊細で極薄のレース地を長く使った方が高価な襞襟(ひだえり)。極めて精緻な筆使いで、見惚れてしまいます。
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フランス絵画コーナーを通っていて目に入ったのが、ドラクロアの作品。「民衆を導く自由の女神」が超有名なドラクロアですが、それだけではありません。右は『リエージュ司祭の暗殺』です。それにしてもガラガラです。
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こちらは『フレデリク・ショパンの肖像』。元々はショパンの恋人だったジョルジュ・サンドと2人で描かれたそうですが、ドラクロアの死後に2枚に切られて別々に売却されたとか。
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この回廊は建物そのものが芸術作品。上を見ながら歩いてしまいます。もっと長く滞在したかったのですが、この日はモンパルナス発12:27のTGVに乗車するため、後ろ髪を引かれる思いで、約2時間の滞在で美術館を後にしました。
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次の目的、モンパルナス発12:27のTGV8303号でトゥールに向かいます。2編成併結となると、先頭数両はモンパルナス駅の人口地盤を超えて屋根もないホーム、辿り着くまで300m以上は歩きました。1等車もほぼ満席でした。
モンパルナス駅 駅
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モンパルナス駅のホーム先端まで来たのは初めてです。
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トゥール駅13:45着、ロワール地方観光は次に続きます。
トゥール駅 駅
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