2024/03/07 - 2024/03/07
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kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2024/03/07
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午前中のアジャンター石窟寺院の見学がようやく終わり、バスに乗ってお昼のレストランに向かいます。「ホテル・アジャンタ・グリーン(Hotel Ajanta Green)」でビュッフェスタイルのランチです。ちょうど団体が2つ出たところだったので、新しい料理が出来るまで少し待つことになりました。3時間歩いた後なので料理はとても美味しかったし、冷たいビールもキングフィッシャーの大瓶が安いのでありがたいです。食後はアウランガバードへ戻るだけですが、かなり時間がかかります。往路と同じルートなので一度見た風景ではありますが、車窓の景色から目を離すことが出来ません。妻も含めたツアーの皆さんはお腹もいっぱいになって、涼しい車内ですでに夢の中です。午後7時頃にようやくアウランガバードの「アジャンタ・アンバサダー(The Ambassador Ajanta)」に戻ってきました。さすがに歩き疲れたので連泊なのはありがたいです。レストランの営業時間もあるのですぐに再集合してホテルのレストランで夕食になります。このレストランも昨晩い続いて2回目ですが、料理はほとんどが違うもので美味しくいただけました。そして昨晩に続いてプールの奥にあるSPAに向かいます。妻はマッサージ中に何語で話したのかスタッフの家族構成まで知り尽くしています。みんなで記念写真を撮ってオイルマッサージ付きのコースをお願いしました。1時間30分の至福の時を過ごし、お世話になった人スタッフに100ルピーづつチップを渡すと大喜びしてくれました。マッサージの後にドライサウナとミストサウナ戸シャワーを浴びているので、部屋に戻ってそのままベットに倒れ込めたのは最高でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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アジャンター遺跡内の送迎バスを降りて駐車場に向かうときれいな模様のコブ牛が歩いてきました。
アジャンター石窟群 史跡・遺跡
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昨年12月のデリーからのゴールデントライアングルの旅で、銅製の置物のナンディ―を買ったことを思い出します。きれいにペイントされたナンディ―は前回買った絵と共に玄関に飾ってきました。
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アジャンターからアウランガバードに戻る途中で立ち寄ったのがこのレストランでした。ここはアジャンター遺跡を見学した団体ツアー御用達のレストランのようです。
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「ホテル・アジャンタ・グリーン(Hotel Ajanta Green)」という店です。
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幾つかのツアーが食事をしたすぐ後のようで、ビュッフェの料理が並ぶまでしばらく席で待ちました。
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出来立ての料理はとても美味しかったです。もっとも3時間歩いた後なので何を食べても美味しかったと思います。
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このレストランでは大瓶のキングフィッシャーが500ルピーだったのが嬉しいです。あまりに喉が渇いていたので2本飲んでしまいました。アウランガバードまで3時間のバス移動ですが、帰りは寝ていても大丈夫です。
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タンドリーチキンやポテトを炒めたサブジ、パニール(カッテージチーズ)のカレーなどが並んでいます。海外からの観光客が多いのか味はマイルドでした。
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庭先にはブーゲンビリアがきれいに咲いていました。原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林だそうですが、この花を見ると地中海絵沿岸の国々を旅したことを思い出します。次からはインドのことも思い出しそうになるほどいろいろな所で咲いていました。
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プルメリアの花もきれいでした。インドソケイという名前もありますが、原産は中米の樹木です。フランジパニという名前はこの花の香りのする香水を発明した16世紀のイタリアの侯爵に由来します。80年代には日本でも「プルメリアの伝説 天国のキッス」という松田聖子の映画で有名になった花でした。
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積載オーバーのトラックは定員オーバーでもあり、乗れない人間は運転席の屋根に乗っている始末です。インドをバスで走っていると、死と隣り合わせという場面によく出会います。
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アウランガバードの観光バスは前にエンジンを積んでいないので、客用の座席との間に仕切りはありません。
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左から現れたコブ牛が中央分離帯の上にいます。熟練したドライバーさんなので、牛を轢くことはありませんでしたが、シートベルトは絶対に必要だと思う瞬間です。
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インドの学校はスクールバスもあるようですが、白タクのようなトラックもあるようです。この小さなトラックで、20人くらいの中学生が乗っていそうです。
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アウランガバードまでの復路の車窓からも目が離せないようです。
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バスが少し減速すると大抵は放牧の動物を避けるためのものでした。
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インドの羊の生産は中国に続いて世界第2位だそうです。食用の羊なので羊毛を取るメリの種のような姿をしていません。もっともこの暑いインドでは生産に向かないでしょう。
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農業はかなり機械化が進んでいるようで、街道沿いではトラクターの姿をよく見掛けました。もっとも貧富の差は非常に大きいので、全てがそうではないと思います。
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青空にオレンジ色のパゴタが映えます。
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ヒンドゥー教寺院とも呼ばれる「マンディル」とはヒンドゥー教の寺院の総称で、礼拝場を意味します。
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観光客が主要幹線道路から脇道にそれることはありませんが、このようなゲートをいくつも見ると、その奥へ行ってみたい衝動に駆られます。
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街道では大きな陶器製の水瓶が売られています。よく見ると底に近い部分に蛇口が付けられています。気化熱で水を冷たくするためのものか?水道が通っていない家庭のため七日までは分かりません。
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空き地にはゲートが2つ設けられ、その間にはパイプが組まれています。祭りのもののためなのか、マーケットが開かれるのか?
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茶色い釉薬をかけた甕と真っ黒い甕の違いは何なのでしょう。
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町中を歩いているのはインドで見掛けるコブ牛とは違う水牛のようです。インドでは多くの水牛が飼育されていて、ミルクは飲用にされるほか乳製品に加工されるなどして利用されます。乳牛としての役目を終えた後は食肉とされることが多く、輸出されることも多いようです。インドから輸出される牛肉の7割以上が水牛の肉だそうです。ヒンドゥー教徒以外の人口も2億以上にで、ムスリムやキリスト教徒、シーク教徒は牛肉を食べるので、水牛以外の牛肉の生産も少なくないようです。
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インドの人はココナッツとサトウキビが好きなようで、街角の屋台ではよく見掛けます。
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小さな屋台街も街道沿いではよく見掛けます。それぞれが違う料理の店で、お互いに支え合っているのでしょうね。最近はツアーの旅が増えてしまい、こういった屋台にどっぷりハマることが無くなってきました。
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ヒンドゥー教で神聖とされるのは牛はインド瘤牛であり、水牛は異なる種類の動物で魔神マヒシャの化身で魔神ヤマの乗り物とされます。そのために非菜食主義のヒンドゥー教徒にも食されたり、犠牲獣として山羊や羊と共に用いられます。
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一見同じような風景ですが、水牛とコブ牛では全く違う運命が待っているのだと感じます。
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真っ白な服を着たムスリムのおじいさんは怪傑ハリマオのように見えてしまいます。後ろに乗る奥さんは左側に足を揃えて座っています。これはお約束のスタイルです。
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混沌としたインドですが、意外に公衆トイレが多いことに驚きます。
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アジャンターを出て1時間ちょっと過ぎたところで「4SEASONS HOTEL」でトイレ休憩になりました。
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ホテルというよりもレストランがメインのようで、ツアー会社でも利用することがあるように思えました。
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食事に来ていたのかインド人の団体さんとしばし交流がありました。最後は記念写真を撮るのはお約束のようです。
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ちょっと強い横風を受けたら横転しそうなトラックです。
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畑の中には円筒形の大きな井戸を見掛けることがあります。以前アメリカの偵察衛星が中国の厦門の郊外に数多くのミサイルサイロを発見したことがありました。ところがよくよく調べたら客家の謂う民族の円楼だったという話を思い出しました。最近の偵察衛星はカメラの精度も高いので、これをミサイルサイロに間違えることは無いでしょう。
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20年くらい前にベトナムや中国を旅するとお菓子屋さんのショーケースにはこんなデコレーションケーキが並んでいたことを思い出します。
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仕事終わりの牛車がこちらに走ってきます。何とも絵になる風景です。
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昼間は閑散としていたレストラン街も夕方になって賑わってきたようです。
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ヒンディー語を表記するために使?される?字はデーヴァナーガリー?字といいますが、全く読むことは出来ません。観光客の来ないところでは英語表記もありません。
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朝にも通過した「ロクッタラ仏陀寺院(Lokuttara Buddha Vihar)」の前を再び通過しました。日本でも昭和の時代に巨大な仏像を造るのが流行ったので、その程度に思っていましたが、2019年にはここへダライ・ラマ14世も来ていると知りました。
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アウランガバードが近くなって2車線になった道路は夕方の渋滞も始まりかけていました。横を走るトラックの荷台にはたくさんの子供たちが乗っていて、こちらに手を振ってくれました。
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尖塔の座席に座っていたので、子供たちと言葉は交わさなくても手を振ったり楽しい一時を過ごせました。
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人間もお腹がすく時間になったので、町中を歩いていた牛たちも自分たちの家に戻るようです。
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昨年の12月に初めてインドに来るまでは「野良牛」だとばかり思っていたこの牛たちが飼われていると知ったときは衝撃でした。
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アウランガバードに着く前に陽は落ちてしまいました。外套も無いので周囲は真っ暗ですが、ガソリンスタンドだけは未来世界のように輝いています。
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真ん中がムンバイのストリートフードであるパウバジ(Pav Bhaji)の店で、賑わっている右側の店はドラッグストアのようです。左側の店はノンベジタブルの店と書かれてあります。
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渋滞の中に自由の女神像を見つけました。これでホテルがすぐ近くだということが分かりました。
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高架の下でUターンしないとホテルにはたどり着けません。
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高架の橋脚は美しいイラストで飾られ、ライトアップされています。こうしないとホームレスの人が住んでしまうのではないかと思います。
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ようやく「アジャンタ・アンバサダー(The Ambassador Ajanta)」に戻ってきました。
アンバサダー アジャンタ ホテル アウランガバード ホテル
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部屋に荷物を置いたらすぐにレストランに集合です。ビュッフェスタイルですが、テーブルは決められています。
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このホテルのレストランの良いところは料理がおいしいのと、他のレストランではキングフィッシャーの小瓶が500ルピーですが、同じ値段でバドワイザーの大瓶が飲めることです。
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クリーム・マッシュルーム・スープが体に沁みます。
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キュウリとヨーグルトのサラダにコーン炒め、揚げたゆで卵を煮込み。
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ガーリック・コリアンダーピラフとその周りにはマッシュルームのマサラ、ベジタブルカレー、パニール二ザミです。
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左側の茶色いボールはグラブ・ジャムンというインドの有名なお菓子で、「世界一甘い菓子」と言われています。12月にデリーでも食べましたが、それほど甘いとは感じませんでした。イメージとしてはスポンジケーキを砂糖シロップに漬けた感じでしょうか。
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食後は庭園多くのSPAに向かいます。妻が先を自主的に歩くのを見るのは何年振りでしょうか。
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何だろうこの元気な姿は。
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昨晩マッサージをしてくれたのは彼女たちでした。マネージャーの奥さんが誰で、誰と誰が親戚で、子供が何人いるとかまで知っていました。
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真ん中のお兄さんには昨晩お世話になりました。こんばんはオイルマッサージ付きのコースにしたので、2人がかりでマッサージしてくれるようです。
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ここから1時間30分マッサージとドライサウナとミストサウナで至極の時間でした。
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アジャンター遺跡で3時間歩いて、籠に乗りたいと言わなかったのでご褒美です。クレジットカードを使う場合はマネージャーのおじさんとホテルのフロントに行って手続きしなければなりませんが、フレンドリーで楽しいSPAでした。お陰でぐっすり寝ることが出来ました。
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