ネット上でエローラより見劣りするという方が多いけど、仏教的教養を知らないか、事前に勉強してないからだと思います。
アジャ...
続きを読むンタの壁画は仏教説話に基づいて描かれているので、そうしたストーリーを知らなければ楽しめません。
アジャンタは高校時代に世界史で勉強してからずっと行きたい場所。
アンコールワットやボロブドゥール、バガンは何回も訪れたけど、インドの内陸部はなかなか行きにくい。
ようやく初インドでアジャンタ訪問へ。
ということで事前に勉強し直す必要があり、その参考書は以下の通り。
「アジャンター石窟寺院(福田徳郎、朝日新聞社)」
「インド聖地巡礼 新潮選書(久保田展弘、新潮社)」
「アジャンタとエローラ アジアをゆく(立川武蔵、集英社)」
飛行機代で金欠気味だったから近所の図書館で借りただけですが、本屋にいけばもっといい本があると思います。
壁画の説明にしっかり仏教説話を引用している本がいいと思います。
気に入った壁画などあったらスキャンしてスマホに保存しておきましょう。
現場のスタッフに見せれば、探しやすくなります。
アジャンタは月曜休みなのでその前後の日曜火曜は混みます。
特に火曜はエローラが休みのため、観光客が集まることが多いので注意しましょう。
アジャンタへはバスで行くととても安く済みます。
でもここはぜひともタクシーをチャーターしたいです。
なぜならタクシーなら展望台にアクセスできるから。
ここからは1819年にジョン・スミスが見た光景と同じものを見ることができます。
展望台から見晴小屋を通って石窟までは下り階段を降りていくだけなので体力的に楽です。
下まで降りたらチケット売り場に行く必要がありますが、チケット売り場から展望台・見晴らし小屋へ往復するよりはるかに楽です。
帰りはバス乗り場の駐車場にタクシーを待たせておけば問題ありません。
石窟内はとても暗いですので、100均のようなものでなく強力な懐中電灯を用意しましょう。
ネットで1500円位のものなら焦点も調整でき、その明るさからインド人のスタッフやガイドもびっくり、売ってくれとせがまれます。
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投稿日:2017/12/03