2024迎春 横浜金沢八景島から昇る初日の出を拝み平安を祈祷

2024/01/01 - 2024/01/01

令和6年謹賀新年
横浜市海の公園で金沢区の八景島シーパラダイスの丘上から昇る初日の出を拝み新年の健勝を祈る。
能登半島震災、東京羽田国際空港の管制ミスによるらしき海保機と日航機のC滑走路上での衝突炎上事故と大災難続きの年明けながら、辛苦の少ない明快な飛躍の多い年にしたいものです。

エリア 八景島(神奈川)

令和6年元旦の横浜の日の出時刻は6時50分。
房総半島や水平線の曇などで実際は数分遅れる。余裕を持って出発したつもりが、既に水平線近くはかなり明るく動揺した。
やや風の強い乾燥したこの時期、シーサイドラインの野島運河沿いの高架下から、狭い金沢湾口に対岸の内房総木更津あたりの工業プラントが良く見通せる。

野島公園駅 駅

海の公園は日の出前に明るくなり、砂浜には予想とおりかなりの人出だ。

海の公園 公園・植物園

防寒対策をバッチリして風が吹いていてもさほど寒くはないとは言え、間もなくという状況からの数分が長い。
今年は横浜八景島からの初日の出を拝む。

横浜八景島シーパラダイス (遊園地) テーマパーク

初日の出とは言え、昇った太陽を長く直視し続けるのは危険である。
なお、対岸の横須賀市の夏島と八景島の突端が重なり、金沢湾口や東京湾の対岸の房総半島は見えない。右手のこんもり高いシルエットは野島山だ。
野島山頂の展望台休憩所は1月9日から補修工事が始まり3月まで利用できないのでご注意を。

野島公園 公園・植物園

さっと移動してアクアミュージアムの三角屋根の頂点からの日昇を観察できる位置を探したが意外と難しく。

横浜 八景島シーパラダイス アクアリゾーツ 動物園・水族館

反対方向、2024年の初朝焼けの小柴漁港付近。
売るトラセールが開催されるタイラヤは見えるが、称名寺は見えない。

TAIRAYA八景島店 スーパー・コンビニ・量販店

強い日差しとなり、極短時間でもしばらく目の調子が良くなくなるほど眩しい。
左手が海洋深層水を沸かしたシーサイドスパ八景島だが、越年及び初日の出営業はしていない。

シーサイドスパ八景島 テーマパーク

シーサイドライン越しに富士山の7号目付近から頂上を望めた。
黒い点はレンズの汚れではなく、朝から空を舞う猛禽類のトビだ。

金沢シーサイドライン (横浜シーサイドライン) 乗り物

小柴漁港の入口に架かる人道橋と八景島駅。
奥が海の公園の砂浜だが、手前の防砂林で砂浜や水際は全く見えない。
上空には月がまだ出ている。

八景島駅 駅

人道橋を降りて直進した先の、以前は西武グループが経営していたインドアテニスコートの跡地に某企業の事務所が建った。建設中の掲示に研究所と記載してあったようだが、建屋はあまり広くなく、駐車スペースの方が広い。金沢区に新しい風を吹かすのか、期待したい。

更に先には巨大物流施設の2棟目が仕上げ中。高さが制限され圧迫感はさほどではない。
奥側隣に先に建った1棟もまだ営業運用を開始して無いようで、テナント募集の表示まである。施設や立地に合う優良企業が決まって金沢区民にも多くの恩恵があると良いのだが。

金沢地先埋立事業で造成された工業地区と住居地区を隔てる金沢緑地に近年リニューアルされたWC越しに、金沢区随一の高層ビル。
高層ビルの奥にある利用頻度の少ない野球グランドを廃止し、中学校向けの給食センターを設置することが決まり、業者も選定されたと報道されたスポットだ。

横浜金沢テクノセンター 名所・史跡

高層ビルの高層階には金沢区唯一のシティホテルがあり、大気が乾燥して遠望が利く冬季に利用してみたい。
低層と言っても8割位はオフィス用だが、夕刻に光が漏れる窓は少なく、入居していても利用されていないのか、ブラインドをきっちり閉めているのか。
このビルも売却されることが決まっていて、新たな賑わいの拠点となるよう利活用の工夫が楽しみだ。

横浜テクノタワーホテル 宿・ホテル

金沢シーサイドラインが直ぐ近くを通るが、駅は高層ビルへは直結ではなく、屋根の無い地上の歩道でつながる。高層ビルの地下には駐車場があるが、駅につながる地下道は無い。
自動運転している新交通システムの駅は、両端と車両基地・運行及び駅務を集中管理する並木中央以外は無人だ。駅舎内及び近隣にはコンビニエンスストアを含め一切の商業施設は無いが、高層ビル内にコンビニ、レストランがある。
なお、隣の地区はカステラの文明堂などのいくつもの食品工場を集約していて、直販店を設けている企業もある。
また、隣接する国道357号線を八景島方向に行くと大手のコンビニがある他、市大病院近辺、八景島と反対方向にもファミマなどがあるが、歩いて往復するのは厳しい。

産業振興センター駅 駅

さて、続いて称名寺を新年初参詣。
一昨日は通行止めになっていた仁王門が通行できる。

称名寺 寺・神社・教会

仁王門内から仁王像を鑑賞できるものの、金網で防御されているのに加え、上部は光が射さず、高さがあるので細部は観にくい。

称名寺 寺・神社・教会

復元された反橋と平橋を渡って参詣できる。
元日早朝の朝陽のあたる対岸とのコントラストが清々しい。

称名寺 寺・神社・教会

振り返って仁王門から真っ直ぐ伸びる参道。
本年の元日の朝も、参詣者の長い行列ができるなど混雑しなくて良い。

称名寺 寺・神社・教会

続いて後半の平橋だが数段の階段がある。
昨年度に塗り替えられたばかりだが、近くで観ると塗膜がかなり劣化した。

称名寺 寺・神社・教会

元日、金堂の木造弥勒菩薩(国指定重要文化財)が御開帳された。なにより平和と健康を祈願。

称名寺 寺・神社・教会

テントが張られていたが、お札などの頒布は社務所玄関前でなさていた。
写真スポットなのだが、朱塗りの反橋と平橋は日影で今一つ。

称名寺 寺・神社・教会

クラウドファンディングが目標達成したとの掲示。おめでとうございます。

称名寺 寺・神社・教会

こちらの案内板の重文 紙本淡彩「称名寺絵図並結界記」などが次世代に残るように取り替えられるらしく期待が膨らむ。

称名寺 寺・神社・教会

赤門の境内側参道には段差があるが、右手には車が通れるような迂回路もある。

称名寺 寺・神社・教会

参道の桜並木はさっぱりと伐採され、空中架線が目立つ。
ベンチがありひと休みできるが、茶屋などは営業していない。
(2024/1/13誤記修正)

称名寺 寺・神社・教会

朝日が照らす赤門にて。
念のため、邪魔な自転車は私が停めたものではありません。
さて今年も10日が過ぎましたが、平和には程遠い地域が多いようですね。
仏様神様のお力で一刻も早く世を改善して頂き、安心して楽しく暮らしたいものです。
最後までお付き合いありがとうございます。
皆様の多くの素晴らしい旅行記に触れ、なかなか筆が進まないところでしたが、公開させて頂きます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
ご多幸を祈ります。

称名寺 寺・神社・教会