2022/11/25 - 2022/11/26
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赤い彗星さん
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永源寺を拝観し、近江八幡に戻ってきました。
前回訪問した際は夕刻だったため、各施設に入場できず、
街並みを見たり外観のみの見学でしたが、
今回はお昼に近江牛を頂き、前回見る事の出来なかった
旧近江商人宅などに立ち寄りながら、市街を散策しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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八日市駅から、近江八幡駅に戻ってきました。
近江八幡駅 駅
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近江八幡駅から、観光スポットの集中している八幡堀周辺へは、結構距離があるのでバスなどの利用がお薦めです。
散策マップの途中が省略されている事に気付かず、歩いてみると30分程掛かりました。 -
まずは昼食を取ろうと、近江牛専門店の「まるたけ近江 西川」にやってきました。店舗には、精肉店とレストランが併設されています。
入店までには少し時間が掛かりそうなので、順番待ちの名簿に名前を書いて、周辺を散策してみる事にしました。まるたけ 近江 西川 グルメ・レストラン
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近江八幡に多くの建築物を残し、後に日本に帰化したウィリアム・メレル・ヴォーリズが創業した近江兄弟社。アメリカのメンソレータム社の薬:メンソレータムの販売店でしたが、経営不振による会社更生法申請により販売権を失いました。
その後、会社は再建され、塗り薬を中心とした製薬会社として、近江八幡市に本社を構えています。近江兄弟社メンターム資料館 美術館・博物館
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ウィリアム・メレル・ヴォーリズが、初めて設計・建築を行ったアンドリュース記念館。学生時代の友人であるハーバート・アンドリュースの家族などからの資金提供の協力で建てられた建物です。
アンドリュース記念館 名所・史跡
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ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した教会が焼失してしまったため、その跡地に建てられた近江八幡教会。
近江八幡教会 寺・神社・教会
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「まるたけ近江 西川」に入店。
座席横に飾られていた福招き達磨の竹灯籠。 -
ほとんどの人がランチ御膳を頼んでいる中、好物の牛すじ煮込みが食べたくて、一品料理を注文することにしました。ほんと美味しくて、小皿ではなく鍋ごと食べたいくらい。
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次に到着したのは、近江牛のにぎり。
普段なら躊躇してしまう値段だけど、旅行支援クーポンのおかげで迷うことなく注文。これまた美味でした。 -
メイン料理としてすき焼き丼を注文。
紅い具材は生姜ではなく、赤こんにゃくです。
近江牛づくし、しっかりと堪能させて頂きました。 -
昼食後は、旧伴家住宅から市内観光を開始。
伴家は、江戸時代に隆盛を誇った豪商でしたが、江戸時代後半から明治にかけて家運が衰退し、明治に入り商家を畳み、子孫も途絶えてしまったそうです。
江戸時代に建てられた豪商の邸宅は、明治期に八幡町に譲渡されてから、学校や役場、図書館として利用されていました。現在は、旧商家邸宅として一般開放されています。旧伴家住宅 寺・神社・教会
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邸宅内に入ると、開放的で旅館のような大きな玄関を上がった場所に、芸術作品が展示されていました。
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伴家の屋号が「扇屋」で、扇子や蚊帳、麻織物などを商っていた所縁からか、日本舞踊用の扇子が販売されていました。
飾られている扇子は、伴家に伝わる家財道具ではなく売り物でした。 -
お相撲さんのような廻しを纏った、貫禄ある赤ちゃんの装飾品。
ハイハイを始める前の一番まるまるしている乳児期ですかね。 -
2階の階段を登った正面の部屋にも、現代アートが展示されていました。
旧伴家住宅は、幕府による町民邸宅への建築制限がある中で、3階建てで建築された邸宅です。地震に耐えうる設計を目指し、頑丈な造りにしているそうです。 -
学校として使用されていた時代が再現された校長室。
和室に洋風家具が設置され、飾りが金屏風と和洋折衷の校長室です。 -
木材に描かれた雷様の大津絵。
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甲冑姿の女性と老爺の日本人形。
あまり見かけない構図です。 -
2階の45畳の大広間にも現代アートが展示。
ちょうどイベント企画の最中だったようです。 -
朝鮮通信使が来日した際の豪華な昼食の献立。
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旧伴家住宅から、道路を挟んだ向かいにある近江八幡市立資料館。
ヴォーリズ設計事務所が建築した近江八幡警察署の建物が譲渡され、昭和49年に近江八幡市立資料館が開設されました。近江八幡市立資料館 名所・史跡
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郷土資料館、裏手にある歴史民俗資料館、並びに建っている旧西川家住宅の共通券が500円です。
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近江八幡周辺の領主であった豊臣秀次像。織物ですね。
戦歴からも戦は苦手だったようですが、近江領主としての治政はかなりしっかりとしていたと聞きますし、多くの大名との交流記録も残っていることから、政治的に排除されなければ、豊臣家の運命も違っていたかもしれませんね。 -
明治期の海外渡航時に使用されたトランク。
現代のように軽くて丈夫な素材などない時代なので、荷物を入れた後はかなりの重量だったでしょうね。 -
近江八幡市立資料館の裏手と云うのか、中庭というのか、敷地内に建っている近江八幡市立歴史民俗資料館の入口。かなり地味なので分かり辛いです。
近江八幡市立歴史民俗資料館 美術館・博物館
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土間から台所にかけては、古い時代の日用品が所狭しと陳列されています。
全て近江商人宅で使用されていた用具を展示しているようです。 -
豪商の控え宅として建築されたこともあり、2階への階段が箪笥階段です。
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近江八幡市立歴史民俗資料館は、近江商人の森五郎兵衛の控え宅として建てられ、近江八幡警察署時代は、署長官舎として使用されていました。
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箪笥の裏側に、明治38年の広告や暦が張られている様を見る事が出来るように展示されています。なんで箪笥の裏に広告を無造作に貼ったんだろう。。
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近江八幡市立資料館から、隣接している旧西川家住宅に向かいます。
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旧西川家住宅の入口も質素な感じなので、注意しないと見落としてしまいそうです。
旧西川家住宅 名所・史跡
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小さな門を潜ると、建物横に通路が続いています。
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邸宅前に立っている三階建ての蔵。
江戸時代前期から残る建物ということです。 -
建物への入場口は、これまた豪商宅の玄関といった風情を感じない入口。
古い住宅の一般的な玄関のように見えます。 -
金屏風の飾られた部屋。
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西川家は、大文字屋の屋号で蚊帳や畳表を商い、財を成した商人でした。
邸内に飾られている蚊帳は、主力商品の一つですね。 -
旧西川家住宅の庭園。蔵も借景の役割を果たしていそうです。
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屋号の「大文字屋」の大の字が描かれた暖簾と和傘。
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旧西川家住宅を出て北上し、八幡堀に到着。
八幡堀の和船巡りと紅葉の風景が絵になります。 -
八幡堀沿いには、整備された上段の遊歩道と水面に近い敷石が引かれた細い遊歩道が通っています。下段の遊歩道は、八幡堀の水面がすぐ目の前です。
八幡堀 名所・史跡
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橋から見た八幡堀。水辺の柳と紅葉が印象的な風景です。
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船で堀巡りをするチケットは、ここで売っているようです。
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以前、近江八幡を訪れた際にも参拝した日牟禮八幡宮を再訪。
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佐々木六角氏が、延文4年(1359)に造営した楼門。
神事や祭りで焼失したり、火難にあっている門のようです。日牟禮八幡宮 寺・神社・教会
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楼門の見事な像の彫刻。
かつては名工・左甚五郎の彫刻が施された楼門だったようですが、焼失に伴い失われてしまったようです。 -
文治3年(1188)鎌倉時代に源頼朝が、近江の佐々木六角氏に命じて造営した拝殿。ちょうど七五三の時期だったようで、拝殿にはアンパンマンとバイキンマンが奉納?されていました。
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日牟禮八幡宮の本殿。
正暦2年(991)に勅願により、宇佐神宮に祀られている八幡大神を勧請し、創建されてました。 -
明治32年に造営された能舞台。
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奉納された宝船の絵馬。
全て食材で作られているそうです。 -
境内の木々はほとんど緑一色といった感じですが、神馬像の頭上だけ、真っ赤な紅葉に覆われていました。
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明治10(1877)年に八幡東学校として、擬洋風様式で建築された建物です。
現在は、地域の観光案内所として利用されています。白雲館 名所・史跡
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滋賀から、京都に戻ってきました。
駅近ということで、待ち時間があると取り敢えず寄ってしまう東本願寺をまた訪問。恐らく京都で一番訪れた回数が多い場所の一つ。東本願寺(お東さん) 寺・神社・教会
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京都には、大きな山門を持つ寺院が多いですが、東本願寺の御影堂門は世界最大級の木造製の山門です。
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境内の御影堂も山門に劣らず、巨大な建造物です。
幕末の蛤御門の変により焼失しましたが、1895(明治28)年再建されました。 -
御影堂と渡り廊下で繋がっている阿弥陀堂。
こちらも御影堂同様、1895(明治28)年再建されました。 -
黄色く染まった銀杏の木の中央には京都タワー。
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阿弥陀堂の正面に建っている阿弥陀堂門。
唐破風を持ち煌びやかな装飾が施された門は、江戸時代唐門と呼ばれていました。 -
他の寺院などでも唐門=勅使門なので、皇室を現す菊紋や桐紋などが装飾されています。
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京都駅の裏手に抜けようと歩いていると、ビルの谷間に不動堂明王院が建っているのを発見。江戸時代から残る小さな本堂には、新選組幻の屯所と書かれた提灯がぶら下がっています。
正確な場所は不明ということですが、不動堂明王院周辺に新選組の屯所があったようで、このような提灯が架かっているそうです。不動堂明王院 寺・神社・教会
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ライトアップを見ようと思い、東寺にも立ち寄り。
東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会
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夕刻なので光が弱いけど、堀に映る逆さ五重塔と紅葉。
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紅葉と五重塔の風景。
京都に住んでいる頃、友達の家に行く時に目印にして、何度となく自転車で東寺横の道を走った思い出があり、思い入れのある五重塔。 -
ライトアップされている東寺の五重塔。
夜間拝観したかったけど、東寺の外周をぐるりと囲むほどの観光客の大行列だったので諦めて新幹線で帰宅。
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