滋賀訪問2022②(もみじ祭り中の紅葉ライトアップ夜間拝観：大津市坂本・日吉大社)

2022/11/25 - 2022/11/26

旧竹林院でテーブルもみじを鑑賞した後、
すぐ隣に鎮座する日吉大社に移動。

拝観終了時間間際で夕刻の社殿を一通り見学した後、
陽が落ちてからのライトアップを待ちました。
紅葉の名所ということで境内のモミジも紅く染まっており、
無料ですが観光客でごった返すようなこともなく、
落ち着いて散策できる静かなお社でした。

エリア 大津(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5

旧竹林院の隣にある日吉大社にやってきました。
日吉神社は、全国各地の日吉・日枝・山王神社の総本山です。
平安京の鬼門に当たる北東を守護しています。

日吉大社 寺・神社・教会

日吉大社は、2014年に初訪問して以来の久しぶりの再訪。

日吉大社の赤い鳥居を過ぎて最初に目にする建物は、江戸時代に再建された日吉大社の隣にある求法寺の走井元三大師堂です。求法寺は、第十八世天台座主の良源大僧正(元三大師)が、この場所で入山修行の決意を固めたことから創建されました。

日吉大社の参道には、夜間用の大津絵が描かれた燈籠が置かれていました。

山王鳥居までの参道は、緩い登り坂になっています。

日吉大社の鳥居は、破風の付いた山王鳥居と呼ばれる独特の形状をしています。

山王鳥居と紅葉、お猿さんは神の使いの神猿(まさる)さんですね。

日吉大社は、滋賀県の紅葉の名所の一つとなっていて、境内のモミジも真っ赤に染まっています。

日吉大社西本宮の楼門。東本宮の楼門より、少し豪華に造られているそうです。
少し豪華は、具体的にどの辺りなんだろう。
西本宮楼門の軒下の柱の先には、神の使い神猿(まさる)さんが顔を覗かせています。

日吉大社西本宮本殿 名所・史跡

軒下の柱の先から顔を覗かせている神猿(まさる)さん。
望遠機能と光が弱いのでピンボケです。顔の白さだけは分かるかな。。

西本宮拝殿。拝殿前には、奉納品が飾られていました。

国宝の西本宮本殿。
拝観時間終了近くで巫女さんたちもお片付け中だったので、邪魔にならないようにすぐに退散。

日吉大社の摂社の一つ宇佐宮本殿。
摂社レベルではなく、単独の神社レベルの立派な社殿です。
関ケ原の戦いの2年前、1598年の造営です。

本殿同様、1598年に造営された宇佐宮拝殿。

宇佐宮と同じ年、1598年に造営された白山宮の本殿。

本殿と同じ年、1598年に造営された白山宮の拝殿。
拝殿前には、ライトアップに使用されると思われる三日月のライトが設置されています。

白山宮本殿と剣宮社、小白山社、八坂社、北野社の摂社群。
摂社のお社のイメージは、手前のお社の大きさです。
白山宮本殿も立派な社殿なので、白山宮の摂社にしか見えません。

東本殿近くでは、菊の花が飾られていました。
新潟の弥彦神社は11月頭に菊まつりでしたが、滋賀の日吉神社は11月末に展示が始まるようです。

拝観時間外ですでに閉まっている楼門。
写真は空が明るく見えますが、カメラの感度がよく光を拾っているだけで、この時点ですでにかなり暗くなっています。

楼門入口から見た東本宮敷地内。

日吉大社東本宮本殿 名所・史跡

ライトアップが始まるまで、少しの時間ベンチで待ちます。

境内のライトに灯りが灯りました。

ライトアップされている西本宮楼門。

楼門はもう閉まっていますが、本宮敷地内は大人であれば、中を眺める事が出来ます。拝殿内なのか、本殿なのかは判別が付きませんでしたが、青紫の淡い光が浮かび上がっているようなライトアップがされています。

西本宮を囲む壁面には、神猿(まさる)さんの姿が浮かび上がっています。
神猿(まさる)さんは、西本宮楼門の屋根を支える柱の先端から下を眺めています。

燈籠の光が、点々と白山宮拝殿までの道を照らしてくれています。

白山宮拝殿はライトアップと云うより、光のイルミネーションでした。
拝殿前に置かれた三日月方のライトが、青や緑など次々に色々な色に移り変わっていきます。

山王鳥居の参道側で紅葉のライトアップが始まったようです。

山王鳥居と真っ赤に染まる紅葉の風景。

真っ赤な紅葉を照らしていると思ったら、紅いライトを当てていました。
これならまだ紅葉が始まっていなくても、赤く染まった紅葉にしか見えない。

山王鳥居の周辺が、特にライトが当たっていますね。

日吉大社の紅葉ライトアップ最大の目玉は、やはり山王鳥居のようで記念写真を撮る人で賑わっていました。暗いので目立ちませんが。

大津絵で装飾された燈籠に灯りが灯り、参道を淡く照らしてくれています。

足元の点々とした灯りと、頭上の赤いライトアップが幻想的です。

石橋も青くライトアップされています。

陽が沈む前に入場したあたりから、山王鳥居を振り返った風景。
山王鳥居周辺だけ、紅いライトアップがされているようです。

東本宮がどうなっているか気になったので、ほぼ真っ暗に近い道を進んでやってきました。楼門の提灯や燈籠には、明かりが灯っています。

楼門は閉まっているので、西本宮同様中には入れませんが、拝殿周りはライトが当たっていました。

日吉大社から、坂本比叡山口駅への帰路。
浄瑠璃浄土と書かれた燈籠が、歩道の足元を照らしてくれていました。

国道沿いの燈籠にも灯りが灯り、紅葉がライトアップされていました。

坂本比叡山口駅近くに建っている大きな石造の日吉大社の二の鳥居。
国道316号線に跨って建っています。

坂本比叡山口駅の前では、提灯のレンタルをしていました。
淡い光がライトアップイベントのようです。

すっかり日も暮れて、利用客もほとんどいない坂本比叡山口駅。

坂本比叡山口駅 駅

宿泊地の近江八幡に向かう途中、旅行支援のクーポンが使えるということで、京阪の大谷駅近くにある「かねよ」で晩御飯を頂く事にしました。

逢坂山 かねよ レストラン部 グルメ・レストラン

かねよ名物の鰻の上に分厚い錦糸卵が乗っかったきんし丼。
これだけ卵が分厚いと、食べ進めても卵は熱いままでした。
鰻の肝のお吸い物も付いています。(苦手な人も多いらしく、普通のお吸い物との選択制でした。)
テレビで見た京都のかねよは、うなぎやご飯が見えずに卵丼のような大きなきんし卵が乗っかっていたように思います。本店のこちらが元祖かな。