2023/09/22 - 2023/09/22
22位(同エリア788件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2023/09/22
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クイーンズフェリー
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ノース・クイーンズフェリー
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フォース橋
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ビクトリア・ストリート
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エジンバラ城
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この旅行記スケジュールを元に
アイスランドへの中継地として選んだのはロンドン。
中継地もついでに観光しちゃうのが私流ではあるものの、ちょこっと立ち寄り程度ではなく、ロンドンを起点に残り4日間、イギリスを観光します。
ロンドンからの移動はブリットレイルパスを利用した鉄道で計画。
10日目は、ロンドンからエジンバラへの日帰りという弾丸観光を計画してます。
エジンバラ城、カールトン・ヒル、旧市街の街並みなどエジンバラの定番に加えて、個人的に訪れたいのがフォース橋という鉄道橋。
ロンドン~エジンバラ間は高速列車でも片道4時間半かかる距離。
エジンバラの滞在時間は約6時間を予定。
かなりタイトなスケジュールで効率よく観光できるのか・・・
しかし、思わぬところに災難が潜んでいた1日となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アイスランド航空 シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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7:00発の高速列車に乗車するために、ホテルの朝食も摂らずにキングズ・クロス駅へ。
イギリスの主要駅では、直前にならないとプラットホームが決まらないらしい。
なので、電光表示板の付近でプラットホームが表示されるのを待つ。 -
本日から3日間有効のブリットレイルパス(連続タイプ・2等シニア)を、事前に購入していた。
タイミング良いことに、シニアは60歳以上に適用され、通常の大人料金より約14%引きの26,900円だった。
イギリスは鉄道料金も高いので、ロンドン~エジンバラの往復するだけで元は取れそう。
イギリスの鉄道パスはモバイルパスなので、スマホに表示できれば印刷する必要はなかったが、念のため印刷して検札の時に提示した。
自動改札はパスのQRコードで開かない時があるので、駅員にパスを見せて開けてもらうこともあった。 -
7:00発エジンバラ行きは5番のプラットホームだった。
高速列車は「AZUMA」、2017年から運用されている日立製作所が製造した車両である。キングスクロス駅 駅
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車内はすいていた。
座席指定してなくても問題なし。
シートの広さも2等で不満のないレベル。 -
トイレも清潔で問題なかった。
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9:50過ぎ、ニューキャッスルを通過。
空模様は曇り。
エジンバラではにわか雨が降るかもしれない。
エジンバラに行く日はブリットレイルパスの有効3日間のいずれか天気が良さそうな日にしたかったが、9月下旬はすでに夏ダイヤではなく、ロンドン~エジンバラ間の高速列車は平日以外運行しなくなり、所要時間が長くなる。
なので、必然的に金曜日の今日しか行く日がなくなってしまった。 -
ベリック・ アポン・ ツイードという街の前後では、海の近くを走って行く。
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定刻通りの11:20頃、エジンバラ・ウェーバリー駅に到着。
フォース橋方面は12:18発の列車に乗車することにして、1時間弱の滞在時間。エディンバラ ウェーバリー駅 駅
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ウェーバリー駅の北側に出て、プリンシズ・ストリートを東へ向かう。
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ウェーバリー駅から徒歩10分もかからずにカールトン・ヒルに到着。
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イチオシ
カールトン・ヒルから南西側には、おなじみの風景が広がっている。
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目立つ建築物として、左から、Tolbooth Kirk教会、エジンバラ城、五つ星ホテルのバルモラル、スコット・モニュメント。
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カールトン・ヒルの最も高い場所にある建物が旧天文台の施設かな?
5ポンド寄付らしいのでパス。 -
そこから南西の眺め。
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西の方向には、近代的な建物が多い。
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北西方向の遠望。
統一された造りの住宅地の向こうは緑が多い。
遥か彼方に、フォース橋の一部が見えている。 -
北側は市街地の先にフォース湾と対岸が見えている。
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カールトン・ヒルの山頂部。
右の緑のドームが旧天文台なのかな?
ここからカールトン・ヒルの東へと歩く。 -
パルテノン神殿を模して、ナポレオン戦争戦没者記念として建てられたというナショナル・モニュメント。
建設中に予算が尽きて、未完成のままだという。 -
東方向の眺望。
晴れていればのんびり過ごすのに良さそうなところ。 -
南東方向には、標高約250mのアーサーズ・シートが見える。
手前には、旧王立高等学校(Old Royal High School)の建物がある。 -
イチオシ
その左(東)には、イギリス王室が所有するホリルードハウス宮殿が見える。
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カールトン・ヒルの東側から南側へ下りて行く坂道を下ると、スコットランド政府庁舎の前に出た。
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そこから少し東へ歩いたところから見たアーサーズ・シート。
エジンバラはスコットランドの首都だが、身近に自然が残っている。 -
さらに下りて行く、ジャコブス・ラダーという階段がある。
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ジャコブス・ラダーからは、西にウェーバリー駅が見える。
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ジャコブス・ラダーを下ってカルトン・ロードを西へ道なりに進む。
右にカーブし、プリンシズ・ストリートの下を横断したところの脇道との合流点。
イギリス映画「トレインスポッチング」のオープニングシーン、逃走するマーク・レントン(ユアン・マクレガー)が車にぶつかる場所。 -
その直前に、駆け下りた階段。
「トレインスポッチング」(1996年)
https://www.youtube.com/watch?v=SaP7qmsQbSI -
12:18発の列車に乗車するためウェーバリー駅へと向かう。
エジンバラを代表する高級ホテルだけあって、風格があるバルモラル。 -
予定通り、12:18発の列車に乗車。
ローカルな2両編成の列車だが、割と新しめの車両。 -
約15分で、ダルメニー駅に到着。
その先には目的の橋が見えている。 -
ダルメニー駅から北へ歩き、この細い道を入って行く。
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散策路のような道と階段を下って行くと、フォース橋の下に出る。
建設関連の仕事柄、この橋は世界で最も見ておきたい建造物のひとつであった。 -
イチオシ
フォース橋の特徴はこのフォルムであり、それが魅力でもある。
これほど巨大な橋なら、吊り橋か斜張橋が常識になっている。
このフォルムの巨大なトラス橋は世界でも珍しいだろう。
全長2530mのカンチレバートラス橋で、最大支間長は521m。
1890年の完成当時、ブルックリン橋(ニューヨーク)の486mを抜き、世界最長となった。
1917年にケベック橋(ケベック)が549mで完成するまで、27年間世界一を保った。
1890年といえば日本では明治23年、内閣は第3代総理大臣山縣有朋、第1回衆議院議員総選挙が行われた年。
日清戦争の4年前、パリのエッフェル塔が完成した翌年に当たる。
ロンドンでは、4年後の1894年にタワーブリッジが完成した。 -
海沿いの道を東へ進むとクイーンズフェリーという街がある。
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左(南側)の歩道が高くなっていき、やがて建物の2階のデッキにつながっている。
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イチオシ
街並みを期待して来たわけではないが、何気にいい感じの街並み。
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歩道わきに花のプランターが並び、通りの向かいにはアイスクリーム店。
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クイーンズフェリーの街から見たフォース橋。
たまたま停まっていた自転車とともに。 -
フォース橋を渡る列車。
列車との比較でフォース橋の巨大さが想像できるのでは。
最大高さは104m、桁下高46m、使用された鉄鋼は51,000t以上。
といってもピンとこなければ、東京タワーに使用された鉄鋼が約4,000tといわれるので、その約13倍になる。 -
地方のこういう小さな街を歩くのも悪くない。
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海辺のレストランからはフォース橋の全景が眺められる。
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クイーンズフェリーの港から見た街並み。
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ダルメニー13:35発の列車でフォース橋を渡る。
クイーンズフェリーの街の向こうに2つの道路橋が架かっている。
手前が1964年に完成したフォース道路橋(吊り橋)、向こうが2017年に完成したクイーンズフェリー・クロッシング(斜張橋)。
1930年以降、ジョージ・ワシントン橋、ゴールデン・ゲート橋と支間長記録が更新され、吊り橋が長大橋の主流となった。
近年は吊り橋に次いで長大橋に適した斜張橋が、吊り橋より経済性と工期的に有利なので、採用されることが増えている。 -
ダルメニー駅を出発して約3分、フォース橋を渡るとすぐにノース・クイーンズフェリー駅に到着する。
左(西側)には、ノース・クイーンズフェリーの街とフォース道路橋とクイーンズフェリー・クロッシングが見える。
ここには東西1km以内に、1890年代と1960年代と2010年代それぞれの時代を象徴する3タイプの長大橋が見られる、世界でも非常に希少な場所である。 -
イチオシ
ノース・クイーンズフェリー駅から南へ下って行く。
すでに目の前にフォース橋の全容が見えている。 -
駅から急坂を下ってノース・クイーンズフェリーの海辺までは徒歩5分もかからない。
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イチオシ
フォース橋の巨大さは、南岸から見るより、この北岸から見る方がより実感できる。
その巨大な姿は「鋼鉄の怪物」「鋼の恐竜」と呼ばれる。
巨大なだけではなく、個性的なフォルムがとても好みなのである。
現在の技術では、経済性から斜張橋を採用するのが妥当なのだろう。
コスト、施工性、維持管理など総合的に考えて、今ではこういうタイプの長大橋を造るメリットはなかなか見い出せないのかもしれない。
それだけにフォース橋が今も現役の鉄道橋として残っていることに価値がある。
https://www.youtube.com/watch?v=K-S0eAwNrvA -
明治時代の中頃、この橋の建設に深く関わった一人の日本人がいた。
「日本土木史の父」と呼ばれる渡邊嘉一。
工部大学校(現・東京大学工学部)予備校を1883年に首席で卒業、翌年イギリスに渡りグラスゴー大学に留学し土木工学を専攻。
1886年に理学士の学位を取って卒業。
「サー・ジョン・ファウラー及びサー・ベンジャミン・ベイカー工務所」で技師となり、その後2年間、カンチレバー形式によるフォース鉄道橋の建設工事に監督係として参画した。
ジョン・ファウラーとベンジャミン・ベイカーと3人で一緒にカンチレバー構造の原理を実演した写真は有名で、その写真は2007年発行のスコットランド銀行の20ポンド紙幣に小さく載せられている。
外国紙幣に描かれた数少ない(もしかして唯一の)日本人である。
1888年に帰国し、日本土木会社(現・大成建設)に入社。
その後もさまざまな鉄道会社で技師長として鉄橋建設に関与し、いくつかの会社の社長を歴任した。
54歳で東京石川島造船所(現・IH)社長に就任、第7代帝国鉄道協会会長。
よくわかるフォース橋と渡邊嘉一の動画(動画前半は日本近代工学の礎について)
https://www.youtube.com/watch?v=AubRZE28LLA -
カンチレバートラス橋とはトラス橋のひとつの形式である。
カンチレバーとは片持ち梁のことである。
フォース橋、ケベック橋以外に日本では大阪港の港大橋(1974年完成)や東京港の東京ゲートブリッジ(2011年完成)などが類似形式の橋である。
東京ゲートブリッジは、建設地が東京国際空港に近く航空機の飛行ルート上にあるため、航空法により橋の高さに制限(98.1m以下)が課されている一方、東京東航路を通る大型船舶が航行可能な桁下の高さ54.6mを確保する必要があった。
そのため吊り橋や斜張橋は不適と判断され、トラス構造が採用された。 -
真下から見たフォース橋。
130年以上前に建設され、しかも日本人が建設監督として携わっていたということは驚くべき事実だ。
ただ惜しいことに、渡邊嘉一は建設途中で日本に帰国したので、完成したフォース橋を見ることはなかったという。 -
よく見ると、管理用の控室のようなものが見える。
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最頂部の足場に人影が見える。
イギリスには「フォース橋にペンキを塗る」 "Painting the Forth bridge" というたとえがあるという。
塗装工が端から塗装を行っていって全部を終えるのに3年かかり、その頃にはまた最初の方は塗装が必要になるという状況になったという。
つまり、いつまでたっても終わらないことを意味する。
ということは、いつフォース橋を見に来たとしても、どこかに足場が組まれているのかもしれない。 -
ノース・クイーンズフェリー駅に戻るのに、勾配20%の急坂を上って行く。
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ノース・クイーンズフェリー14:17発の列車でフォース橋を渡る。
130年以上前に造られた鉄鋼の間を通って行く。 -
19世紀、「テイ橋の悲劇」をはじめとして強風による落橋事故が相次いだ。
その教訓からフォース橋は強風に耐えうる強固な橋として設計された。
それは、今なお現役の鉄道橋として変わらず使用されているという、偉大な成果となって表れている。
そして、フォース橋は2015年に世界文化遺産に登録された。 -
フォース橋から見える、クイーンズフェリーの街並み。
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14:40頃にエジンバラ・ウェーバリー駅に到着。
駅の南側、マーケット・ストリートに出た。 -
エジンバラのオールドタウン(旧市街)は起伏が多い。
建物の間にこれほど長い階段がある街は、今まで見た記憶がない。 -
コックバーン・ストリートは、ビクトリア朝時代(1837年~1901年)に築かれた弧を描く通りである。
石造りのモノトーンの街並みは、ロンドン以上に歴史の古さを感じさせる。 -
ハイ・ストリートを西へ上って行く。
石畳の広い通りでは、大道芸人のパフォーマンスを通行人が取り囲んでいる。 -
イチオシ
モノトーンの街並みが特徴のオールドタウンの中で、カラフルな一角が見られるビクトリア・ストリート。
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目的地はピンクのOink。
ここで遅めのランチにする。
といっても、それまで列車内でちょこちょこ持参の食料を摂っていたけどね。 -
外からでもウインドウ越しに、どんな食材を使用しているのが確認できる。
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サイズはOINKをチョイス。
7.2ポンドは、今のイギリスでのランチとしては格安。
なぜか、アイスランドの時からピンクのブタに縁があるらしい。 -
日本人がイメージする豚肉とはかなり食感が異なる。
ツナとコンビーフを混ぜたような味と食感のように感じた。
決して不味くはないが、美味しいというには微妙。
少なくとも毎日食べたいとは思わない。
ただ、ボリュームは充分だったこともあり、それなりに満足できた。 -
グラスマーケットを西へ向かい、南へ折れた階段は、エジンバラ城のインスタ映えスポットといわれるヴェネル階段。
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イチオシ
グラスマーケットから見上げるエジンバラ城も、なかなか堂々としている。
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エジンバラ城は、古くから天然の要塞として利用されていたキャッスル・ロックと呼ばれる岩山に建っている。
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15:30を過ぎて、エジンバラ城へと向かうと・・・
衝撃の「Sold out today」!
良かった、ウェブ予約しておいて。
入場料は19.5ポンド(約3,700円)。
16:00入場で予約したのだが、15:30~16:00の間に入場できるはず。 -
ということで、印刷したバウチャーを提示してすんなり入場できた。
このゲートハウスを抜けて入場する。 -
城門をくぐってアーガイル砲台へ。
本日売り切れというだけあって、結構な混み具合。 -
アーガイル砲台からは、北側の見晴らしが良い。
眼下には、プリンシズ・ストリート・ガーデンズが広がっている。 -
ワン・オクロック・ガン付近から東の方向を望む。
エジンバラ城は幾度の戦闘と破壊を経験し、そのたびに再建と増改築が繰り返された。 -
反時計回りに石畳の広いスロープが続いている。
エジンバラ城が建つキャッスル・ロックに人間が定住したのは、紀元前9世紀前後からといわれている。 -
エジンバラ城の西端のビューポイントから見た西側の眺望。
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そのビューポイントの内側には、第一次世界大戦でイギリス海外派遣軍を率いたという、初代ヘイグ伯爵ダグラス・ヘイグの騎馬像が立ち、南側に国立戦争博物館となっている建物がある。
国立戦争博物館はエジンバラ城と共通で入場できたのだが、そうとは知らずにスルーしてしまった。 -
石畳の広い坂道を上ってエジンバラ城の中心部に向かう。
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中世の射石砲モンス・メグがある付近は展望が素晴らしい。
右には、カールトン・ヒル、ウェーバリー駅、バルモラル、スコット・モニュメントなどが見える。 -
イチオシ
眼下には、アーガイル砲台、プリンシズ・ストリート・ガーデンズ、市街地の向こうにフォース湾が望める。
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左には、ワン・オクロック・ガン、その隣の建物にはカフェや売店が入っているようだ。
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エジンバラ城内で最も古い建物といわれる、聖マーガレット礼拝堂。
スコットランド王妃聖マーガレットの四男で1124年に即位したデイヴィッド1世が、1130年頃に建てたと考えられている。 -
典型的なノルマン風のつくりの聖マーガレット礼拝堂の内陣。
ノルマン建築は、11世紀にイギリスで発達したロマネスク建築に属する建築様式で、単純な石造り、外部の装飾は少なく、入口や窓の上が半円形のアーチ状という特徴がある。 -
聖マーガレット礼拝堂のステンドグラス。
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城門近くから見た西側を望む。
先ほどのビューポイントに中世の射石砲モンス・メグがある。 -
南側には戦没者記念堂。
戦没者記念堂の向こうにクラウン・スクエアがある。 -
エジンバラ城の中心部ともいえるクラウン・スクエア。
東側に建つロイヤル・パレスの前には入場を待つ列。
エジンバラ城最大の見どころともいうべきクラウンルームへの入場に約20分並んだ。
クラウンルームには、三種の宝器をはじめスコットランド王家の宝冠や宝石類が展示されている。
三種の宝器とは、王冠、御剣、王笏から成っている。
スコットランド女王メアリーが、スコットランド王ジェイムス6世(イングランド王ジェイムス1世)を産んだ「メアリー女王の部屋」も見ることができる。
残念ながら内部は撮影禁止。 -
クラウン・スクエアの南側に位置するグレート・ホール。
1511年、ジェームズ4世により建てられ、スコットランド議会のミーティング会場として使われた。
ここは写真撮影OK。 -
17世紀から19世紀にかけては軍事的な目的で使われたという。
壁に沿って、多くの武器や防具が展示されている。 -
クラウン・スクエアの北側に建つ戦没者記念堂。
第1次世界大戦以降のスコットランド兵の死傷者を祀る国立の聖堂である。
残念ながら内部は撮影禁止。 -
エジンバラ城の東に位置するハーフムーン砲台。
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大砲が向く方向にはアーサーズ・シート。
カールトン・ヒルから見た山容とはかなり違って見える。 -
17:00前にエジンバラ城の見学を終了。
東のハイ・ストリートの方向には、Tolbooth Kirk教会の黒い塔が目立っている。
エジンバラ・ウェーバリー駅17:30発の列車にちょっと時間が微妙だが、エジンバラ城の外側を時計回りに歩いてから駅に向かおうと思った。 -
西側から見上げたエジンバラ城。
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プリンシズ・ストリートに出て、映画「トレインスポッティング」で、盗みに入る店のロケ地らしき場所を見つけた。
四半世紀以上前の撮影で、今はかなり変わっているので確信があるわけではない。
だいたいの場所と入口上部が斜めになっている特徴から、ここが有力だと思われる。 -
そこから逃走する方向。
そのシーンは映画の中盤に登場するが、その後にオープニングのシーンにつながっていく。 -
17:15を過ぎた頃、突然にわか雨が降り出した。
北側からエジンバラ城を撮ったのが、エジンバラでの最後の写真となった。
結構強めの雨となったので、数分でかなり濡れた。
駅の売店で買ったミネラルウォーターも2.59ポンドとべらぼうに高かった。 -
無事に17:30発ロンドン・キングズ・クロス行に乗車でき、ひと安心。
列車が出発してしばらくすると雨はやんだらしい。
あと10分雨が降り出すのが遅かったら何の問題もなかったのにと思ったが、それまでよく天気がもってくれたともいえる。
車内で濡れたジャケットを乾かした。
ズボンはもともとレインウエアをはいてたので、問題はなかった。
あとはホテルに戻るだけ。
しかしホントの災難はこれからだった。 -
ニューキャッスルでの停車時間が異様に長く、車内放送が入り始めた。理由はわからないが、どうも遅延しそうだ。問題はどの程度の遅延になるかがわからない。
定刻ならキングズ・クロス22:08着で、ホテルに23:00前に着く予定だった。
大幅に遅れると、キングズ・クロスからホテルまでの交通手段がタクシー以外になくなる・・・
と思って、スマホでアンダーグランドの最終を調べてみた。
すると、数年前からアンダーグランドの5線で金と土の夜は夜間運行が行われているという。
偶然にも本日は金曜日で、アールズコートまでのピカデリー線も該当している。
つまり、終電の心配はしなくて良さそうだ。
ニューキャッスルを出てからもノロノロ運転が頻発して、なかなか本来のスピードで走らなかった。
やがて、乗客にミネラルウォーターとつまみ程度のスナックが配られた。 -
結局、2時間半近く遅れて、0:30過ぎにキングズ・クロスに到着した。
ホテルには1:30頃に到着した。
さすがに明日の予定は多少なりとも変更する必要がある。
変更案は列車の中である程度考えたが。
とにかく、この夜は風呂だけさらっと入ってすぐに寝た。キングスクロス駅 駅
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