2023/09/16 - 2023/09/16
17位(同エリア393件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
自然系を好む自分にとってあこがれの国のひとつだったアイスランド。
4日目は、今回のアイスランド滞在でのメインイベントともいうべき、南海岸1泊2日ツアーの2日目です。
ツアー2日目は、自然遺産ヴァトナヨーク トル国立公園のヨークルスアゥルロゥン氷河湖でのボートツアー、氷河湖から氷塊が海に流れ出るダイヤモンドビーチ、それにレイニスフィヤラ(ブラックサンドビーチ)をメインに訪れます。
問題は荒れそうな天気。
移動中の悪天候はしょうがないとして、観光中は少し穏やかになって欲しいものなのですが・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- アイスランド航空 シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
時差ボケが未だに残っているせいか。5:30には目が覚めた。
外は夜明け前。 -
日の出は6:50頃。
目の前は海ではなく、潟になっているようだ。 -
周りはアイスランドらしい風景が広がっている。
-
内陸方向には山の向こうに氷河が見えている。
-
ツアーは2日目の朝食付きで、7:00から。
-
ホットミールがあまりないのがさみしい。
-
本日の朝食。
この後、シリアルに牛乳を追加した。 -
8:00過ぎ、ジェルディ・ゲストハウスを出発。
右にヴァトナヨーク トル氷河を見ながら走る。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖の下流の橋を渡る。
氷河湖から海までは500mもないほど短い川でつながっている。 -
橋を渡ってすぐに左に折れて、8:25頃にダイヤモンドビーチに到着。
ここで9:00までフリータイム。 -
石がごろごろ転がっている先には黒砂のビーチ。
そこに氷塊が打ち上げられている。 -
永い氷河の旅を終えてビーチにたどり着いた氷塊。
-
それに押し寄せ砕ける波。
-
潮が引いて置き去りにされた氷のかけらが散らばっている。
-
雪の重さで長い時間圧縮されたヴァトナヨークトル氷河の氷は、空気が抜けた純度の高い氷なのだという。
-
「ダイヤモンドビーチ」なんて名前負けしてるんじゃないの?
という疑惑は消え去った。
その名に恥じない、というよりその名が相応しいというしかない。 -
やがては融けてしまうダイヤたち。
火山灰の黒い砂浜が氷のダイヤの美しさを引き立てている。 -
氷のダイヤというなら、これはダイヤモンドリング?
下手に触るとケガしそうだが・・・ -
モノクロの造形は、自然の芸術作品。
-
氷のレンズを通した小石は、不思議なアートを描く。
-
ツアーバスで少し移動しヨークルスアゥルロゥン氷河湖へ。
面積は約18km2 で、水深は最大で200mを超えるという。 -
大きな氷山の手前をボートツアーの水陸両用車が行く。
-
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖に流れ込むのは、ヴァトナヨーク トル氷河から分かれたブレイザメルクルヨークトル氷河。
氷河の末端は高い氷壁ではなく、緩やかに流れ込んでいるように見える。 -
小高いビューポイントでツアーの数人が記念撮影をしていたので、近くにいた台湾組を呼んで、撮ってもらった。
若者たちの中に、明らかに一人の年配が混じっている。
気だけは若いつもりだが・・・ -
そこから見た海側の風景。
ホントに海が近い。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖には2種類のボートツアーがある。
水陸両用車のツアーが30~40分で6,300 ISK。
ゴムボートのツアーが約60分で13,900 ISK。
ゴムボートのツアーは水陸両用車のツアーより広いエリアを航行し、氷山に接近できるという利点があるらしい。
Troll Expeditionsのツアーには、水陸両用車のツアーが含まれている。 -
9:40発のボートツアーに乗船。
-
船上の様子。
少し陸上を走るが、ほどなく氷河湖へ入って行く。 -
水面上に見えている氷山は全体積の約1割に過ぎない。
つまり氷山の約9割は水面下にあり、水上に出ている部分から水中の形状を推測するのは困難である。 -
従って、ボートは氷山からある程度の距離をとって進んで行く。
-
強く圧縮され、密度の高い氷ほど濃い青に見えるという。
-
以前の水面の跡が残っているのがわかる。
氷山が割れると重心がずれるので、傾いたり回転したりする。 -
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖は、映画等の様々なメディアシーンの撮影地として人気の場所となっている。
氷だらけの風景なのに寒さが厳しくないこと、国道から直接アクセスできる利便性が人気の理由らしい。
007シリーズの2作品(ダイ・アナザーデイと美しき獲物たち)、トゥームレイダー、バットマンビギンズ、インターステラーなどが知られている。
冬でも湖面が凍結することはあまりないが、007/ダイ・アナザーデイの撮影時は珍しく全面が凍結し、後半の氷の宮殿周辺のシーンが撮影可能になったという秘話がある。
「007/ダイ・アナザーデイ」(2002年)
https://www.youtube.com/watch?v=aLpr9pC4c98 -
水陸両用車のボートとすれ違う。
映画「トゥームレイダー」では、似たようなタイプの水陸両用車が登場する。
「トゥームレイダー」(2001年)
https://www.youtube.com/watch?v=whYJKZR520c -
ゴムボートが氷のかけらを持って後ろから追いかけてきた。
-
氷を撮ろうと思ったら、ちゃんとポーズをとってくれた女性。
日本の旅行ウェブサイトで旅行記を作っていて、この写真を使いたいと聞いたところ、快く「OKよ」と承諾してくれた。 -
気泡が少なく純度の高い氷の輝き。
-
カヤックのアクティビティもあるらしい。
ゴムボートやカヤックならもう少し氷河の末端に接近するのだろうが、このボートツアーは全く末端に接近することはない。 -
どんな過程を経ればこんな形になるんだ?
-
日が差せば氷山も輝きを増すのだろうが、天気予報からすると雨が降らずに持ちこたえているだけでもラッキーだったかもしれない。
かくして、約40分のボートツアーは無事終えることができたのであった。 -
10:20頃、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖を出発したツアーバスは、なぜか一旦ジェルディ・ゲストハウスに戻ってから、折り返して復路へと向かった。
ツアーに参加している若い中国人夫婦が宿のレストランにスマホを置き忘れていたので、取りに戻ったらしい。 -
再びヨークルスアゥルロゥン氷河湖を右に見ながら西へと走る。
-
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖を過ぎて右前方に見える氷河は、映画「LIFE!」でパミール高原を走るバスのシーンの背景になっている。
-
もしレンタカーでアイスランドを自由にドライブできるなら、ぜひ歩いてみたかったトレイルが少なくとも2つある。
ひとつは、ムラグリューフル渓谷(Múlagljúfur Canyon)、もうひとつはグリマー滝(Glymur)の渓谷である。
グリマー滝はレイキャビクの北東約40kmにある、アイスランドで2番目の高さの滝である。
ムラグリューフル渓谷は、国道をこのあたりから山側に入って行った場所で、谷の奥深さを感じられるところである。
ムラグリューフル渓谷(Múlagljúfur Canyon)
https://www.youtube.com/watch?v=74X9NVH3Hlw -
11:30頃、とうとう雨が降り出した。
しかも本降りである。 -
12:25頃、Foss á Síðuという滝の近くで5分ほどフォトストップ。
-
ここから先は私有地なので滝に近づくことはできないらしい。
この滝に関して情報は少ないが、国道1号線から見える中でも最も高い滝のひとつだと思われる。 -
13:30頃、昨日と同じヴィークの商業施設でランチタイム。
一週間10,000 ISK生活実践中の身としては、当然スーパーのクロゥナン(Krónan)でランチ代を節約する。 -
14:30頃、このツアー最後の見どころとなるレイニスフィヤラ(ブラックサンドビーチ)に到着。
しかし、ここはまさに暴風雨。 -
黒砂の砂浜に立ちはだかる典型的な柱状節理。
柱状節理は火成岩が冷えて収縮すると形成される、規則性のある割れ目を持つ地質構造である。
6角形のものが最も一般的である。
日本では、北海道の層雲峡、福井県の東尋坊などが知られている。 -
砂浜からの風景を撮ろうとするが、横なぐりの雨で落ち着いて撮影できる状態ではない。
この雨はもはや上から降ってくるものではなく、真横から打たれている感覚。
こんな状況で撮影なんて、カメラが故障しないか心配である。 -
岩陰に隠れて撮影する方が無難だ。
-
大荒れの天気なので、オーバーハングした柱状節理の下は混雑していた。
-
雨に濡れた柱状節理。
約30分の滞在時間も、後半はレストハウスに避難して早めにツアーバスに戻った。 -
復路は右が山側になり、本来ならアイスランドらしい景色を楽しむことができるはずだが、この悪天候では車窓を楽しむ状態ではない。
時々現れる滝は、強風で水が舞い上がったりしている。
午前中にBusTravel Icelandからメールが入っていて、明日参加予定だったスナイフェルスネス半島日帰りツアーを8:00発から9:00発に変更してほしいとのこと。
しかし明日の夜はオーロラツアーに参加予定なので、帰着が遅くなるのは不都合だ。
明日17日と18日の天気予報をチェックすると、ともに不安定な天気であまり変わらないが18日の方が少し良いような感じなので、18日9:00発に変更した。
・・・というようなやり取りをしているうちに、時間は過ぎた。 -
レイキャビク郊外まで戻ってきても雨は降り続き、結局復路は車窓を楽しむことはできなかった。
とはいえ、最初からこの日は天気が荒れる予報だったので、観光での影響がレイニスフィヤラだけで、ダイヤモンドビーチとヨークルスアゥルロゥン氷河湖では普通に観光できて良かった。 -
ツアーは基本的にバスストップで下車して終了となるのだが、宿の場所をドライバーに伝えると、徒歩2分くらいの場所で降ろしてくれた。
雨は小降りになっていて、予定では20:00~21:00の帰着予定だったが、18:00前にイグドロ・ゲストハウスに着いた。 -
宿に着いたのはいいが、玄関が閉まっていてインターホンを押しても反応なかったが、ほどなく宿泊者が帰ってきたので入ることができた。
この日の部屋は201号室で、部屋の扉の横に名刺のようなカードが差してあり、PINコードが手書きで書いてある。
扉の横にテンキーが設置してあり、そのPINコードを入力すると解錠されるというシステム。 -
この日はアゴダで予約したシングルルームで、1泊13,700円だった。
先日泊まったエコノミーシングルルームのような、照明の問題はない。シングルルームとはいえ、ベッドが2つあり実質ツインルーム。
ただし部屋は狭い。 -
テレビと洗面台が付いている。
シャワー・トイレは共用。
スナイフェルスネス半島日帰りツアーが明日から明後日に変更になったので、明日の日中はフリーになった。
なので、日中は少しレイキャビク観光しながらも休養もとって、夜のオーロラツアーに備えることにしよう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- akikoさん 2023/11/24 21:54:21
- 芸術品のような美しい氷塊.:*☆*:.
- キートンさん、こんばんは~
アイスランドの南海岸のツアーを見せてもらっています。
氷河湖から氷塊が流れるダイヤモンドビーチ。氷がダイヤモンドなんですね!圧縮された氷河の氷は純度が高いそうで、形もとってもユニークですね。海岸に無造作に散らばっている氷、一つ一つが芸術品のようです。
北海道の豊頃町の大津海岸でも十勝川の水が氷結し、海に流れ出た後に波にもまれ、海岸に打ち上げられる氷の塊が、ちょうど同じようだと思いました。キートンさんもご存知だと思いますが、こちらは太陽の光を受け美しく輝くところから”ジュエリーアイス”と呼ばれています。来年の2月ごろそれを見に行きたいと思っているところだったので、とても興味深く拝見しました。
氷河湖のボートツアーもとてもエキサイティングですね!間近で巨大な氷河が見られるなんて、なかなか経験できないことですよね。
ブラックサンドビーチの柱状節理も見事です!自然にできたものですが、どうしてこんなものがと、とても不思議に感じてしまいます。アイアスランドでは様々な大自然が体験できるようで、いながらにして楽しませてもらっています。
翌日はオーロラツアーに参加されたとのこと。また見せてもらいますね。
akiko
- キートンさん からの返信 2023/11/25 08:59:06
- Re: 芸術品のような美しい氷塊.:*☆*:.
- こんにちは、akikoさん。
書き込みありがとうございます。
ダイヤモンドビーチはあまり期待していなかったのですが、思いのほか良くてうれしい誤算でした。
ビーチって黒砂より白砂の方がきれいだと思い込んでいましたが、ここは黒砂だから氷のかけらたちがより輝きを増してるんだなと納得しました。
大津海岸のジュエリーアイスのことは全く知りませんでしたよ。
調べてみると、確かにダイヤモンドビーチに似てるようですね。
日本には氷河がないので、そういう海岸があるとは思いもよりませんでした。
氷山を見るボートクルーズは、過去に南米パタゴニアで2回とニュージーランドで参加しましたが、飽きることはないです。
ただ、天候とボートの種類によって印象が変わってきますね。
初めての氷河湖ボートツアーだったニュージーランドのタズマン湖が、天候に恵まれたことと小さなボートだったので氷山に触れるくらいに近付けたので、凄くインパクトがありました。
2月に北海道旅行ですか?
大学の卒業旅行を思い出します、3月でしたけど・・・
2月なら雪まつりや氷まつりが各地で行われるし、流氷、ハクチョウ、タンチョウツル、その他ウインタースポーツなど、いろいろ楽しめますね。
気象が厳しい季節なので、無理をしないように気を付けてください。
旅行記拝見するのを楽しみにしてます。
では、また。
キートン
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