2023/09/17 - 2023/09/17
6位(同エリア552件中)
キートンさん
この旅行記のスケジュール
2023/09/17
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イグドロ・ゲストハウス
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チェルトニン湖
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王キリスト大聖堂
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ハルパ・コンサートホール
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イグドロ・ゲストハウス
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オーロラツアー
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この旅行記スケジュールを元に
自然系を好む自分にとってあこがれの国のひとつだったアイスランド。
5日目は、当初はスナイフェルスネス半島日帰りツアーと夜のオーロラツアーを予定していたものの、スナイフェルスネス半島ツアーが9:00発しかなく、オーロラツアーとの間隔がタイトになるので、翌日に変更。
日中は雨が降るかもしれないので、軽めにレイキャビク市内観光をして、夜のオーロラツアーに備えようという考えです。
というわけで、本日はどちらかというと昼より夜の方がメインとなる可能性も。
オーロラはアイスランド初日の夜に見れたものの、それを超えるオーロラを見ることはできるのか・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- アイスランド航空 シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昨日夜から4泊5日は、イグドロ・ゲストハウスで自炊生活となる。
キッチンには自炊に必要なものがひと通りそろっている。 -
流しの正面には、
「アイスランドの水道は冷水と温水で源泉が異なる。温水は地熱によるもので硫黄の匂いがし、入浴に最適なものの飲料には適さない。冷水は世界で最も純粋な水のひとつ。飲料に用いる場合は冷水をしばらく出してから使用するように。」
ということが掲示されている。 -
ダイニングには、ポット、コーヒー、紅茶などが用意されている。
ちなみに、朝食は撮影し忘れた。 -
本日の決まった予定は夜のオーロラツアーだけなので、10:00過ぎに外出して日中は気の向くままレイキャビクの市内観光をしていくことにした。
とは言っても、一国の首都でありながら人口は10万人そこそこで、こじんまりとした都市である。
都市としての歴史が浅く、必見の見どころというものはあまりない。 -
ハットルグリムス教会から北西に伸びる通りを歩いて行くと、途中から舗装面が虹色にペイントされたレインボー・ストリートとなっている。
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チェルトニン湖の方へ行こうと歩いて行くと、パンク・ミュージアムがあった。
レイキャビクは街の規模の割には博物館・美術館の数が多い。
全てかどうかわからないがほとんどが有料なので、博物館・美術館めぐりをするなら、レイキャビク・シティカードを購入するのが良いようだ。 -
イチオシ
チェルトニン湖はハクチョウなどの水鳥が浮かび、湖畔にはちょっとリッチな住人が住んでいそうな住宅が並んでいる。
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市庁舎へとつながる桟橋。
しかし、この日は市庁舎の扉は閉まっていた。 -
1796年に建てられたという、レイキャビク大聖堂。
「大」をつけるほどなのかは疑問。 -
アルシング国会議事堂。
アイスランドは、北海道の1.2倍、韓国とほぼ同じ面積だが、人口はわずか35万人そこそこである。
なので国会議事堂もこの程度の規模になる。 -
市庁舎の正面玄関側、のはずだがやはり閉まっていた。
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チェルトニン湖の西岸を歩く。
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高めの台座に立つ銅像は、オラフ・トールズ(Ólafur Thors 1892-1964)という政治家。アイスランドが1944年に共和国として完全な独立を果たした時に、独立運動を主導し首相を5回務めたという。
その手前には、石がはめ込まれた碑がある。 -
ひろしま・祈りの石の会が、被爆した広島の路面電車の敷石に女性像などを彫って、平和への願いを込め世界各地に送る活動をしているという。
今では世界100カ国を超える国に贈られたという。 -
チェルトニン湖より西側の市街地を歩いていた頃、雨が降り出したので、樹木のある墓地公園の中を歩いて雨をしのいだ。
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墓地とはいえ、こういう雰囲気は悪くない。
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墓地から北に歩くと、歴史を感じさせる王キリスト大聖堂がある。
思ったほど古くはなく、1929年に建てられたのだという。 -
何かいわれのある鐘。
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聖堂内を見学しようと思ったら、ミサ中だった。
そういえば今日は日曜日だった。
そりゃ市庁舎も閉まってるわ。 -
その聖堂に隣接する、とんがりウロコ屋根。
何かのスクールらしい。 -
王キリスト大聖堂から東へ戻って行くと、キエフスクエアと呼ばれる中にモニュメントがあった。
アイスランドがウクライナを支持する表明して、モニュメントを設置して「キエフスクエア」と改名したという。 -
イベントや冬祭りなどが行われるインゴルフシュトルク広場。
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北に歩き海辺に出ると、ハルパ・コンサートホールがある。
全面ガラス張りの、独特の景観の近代建築である。 -
建物前にある、DNAらせん構造みたいな形のモニュメント。
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イチオシ
建物内に入って見上げると、不思議な景観が見られる。
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玄武岩の柱状節理をイメージしているという六角形の集合体が、様々な像を映して、万華鏡のような光景を創っている。
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ハルパ・コンサートホールは2011年に開業した多目的ホールで、アイスランド交響楽団の本拠地になっている。
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無料で立ち入れる範囲は限られているものの、その範囲内でもこの建物の優れたデザインを堪能することができる。
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12:00を過ぎてきたので、レイキャビクで最も有名なホットドック店、バイヤリンス・ベストゥ・ピルスルに来てみた。
元アメリカ大統領も来店したという。Baejarins Beztu Pylsur (Tryggvatagata) ファーストフード
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バイヤリンス・ベストゥ・ピルスルとは、「町で一番のホットドッグ」という意味らしい。
ネットでは「宇宙一美味しいホットドッグ」と紹介されている。
んなわけないやろ・・・ホンマや!
とは、残念ながらならなかった。
普通に美味い程度。
ただ、物価の高いアイスランドで690 ISKという価格を考慮すると、間違いなく利用価値は高い。 -
レイキャビクの市街地には、公共広場が点在している。
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公共広場にあった温室。
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アイスランドにも日本アニメの影響が及んでいるのかと思いきや、何か微妙なキャラクターになってない?
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7泊8日のアイスランド滞在の中6日間のうち、明日のスナイフェルスネス半島日帰りツアーまでは確定しているが、最後の2日間(9月19日と20日)の予定が未定になっている。
そのうちの1日はゴールデンサークルツアーに参加することにしている。
天気予報では19日より20日の方がよさそうなので、「What's On」という観光案内所で20日のツアーを予約した。
日本語オーディオガイド付きという理由で、Reykjavik Sightseeingのツアーをチョイス。
出発時間は、8:00、10:00、12:00から選択できたが、前日夜にオーロラツアーをいれる可能性も残っているので、10:00発にした。
料金は、12,990 ISKだった。
(写真は後日撮影) -
海岸沿いに出て東へ歩いて行くと、サン・ボイジャーというオブジェがある。
アイスランドの芸術家ヨン・グンナル・アルナソン氏によるステンレス製の作品で、中世の北欧諸国を席巻した海賊ヴァイキングが使用した船がモチーフとなっている。ソゥルファール (サンヴォヤジャー) モニュメント・記念碑
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黒で統一されたマンション。
レイキャビクの住居は戸建てが大半で、マンションは多くない。 -
ハットルグリムス教会へと向かう坂道を上って行く。
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これといった見どころは少ないレイキャビクだが、写真を撮りたくなる街角の風景が結構ある。
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街の中心地に建つハットルグリムス教会。
立地の関係もあり外観は何度も目にしているが、内部の見学はまだしていなかった。 -
天井の高い身廊。
たまたまだが両側に足場が組まれている。ハットルグリムス教会 寺院・教会
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身廊から見た祭壇は、驚くほど簡素でシンプル。
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振り返って見上げると、巨大なパイプオルガン。
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ハットルグリムス教会の内部見学はさらっと流して、スーパーのボーナスへ向かった。
住宅街の道路は、片側が路上駐車帯になっているようだ。 -
14:00からチェックインできるので、買い物の後イグドロ・ゲストハウスに戻った。
イグドロ・ゲストハウスには5連泊するのだが、予定変更などで日によって予約時期が異なったので部屋が2度変わることになる。
本日から2泊は207号室。
扉横のテンキーにピンコードを入力すると開錠する。
ピンコードの最後に「♯」を押さないと開かない。 -
シングルルームで予約したが、やはりベッドは2つあった。
衣類を置いたりたたんだりするのに、意外と役に立った。 -
テレビと洗面台が付いている。
シャワー・トイレは共用。 -
本日のボーナス、お買い上げ品。
玉子6個:459 ISK
レタス 555g:332 ISK
キュウリ 350g:222 ISK
パプリカ 170g:85 ISK
KRAMBALS(ラスク):169 ISK
ツナの缶詰 185g:222 ISK
フルーツジュース:229 ISK
レジ袋:49 ISK
合計:1,767 ISK
これで旅行中の野菜不足はある程度解消できそう。 -
これでサラダを作りま~す。
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間食でラスクとか食べたりするので、夕食はこれくらいでOK。
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シャワーも早めに済ませて、21:00頃まで仮眠したりのんびり過ごす。
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本日のオーロラ予報。
Kp値は3で、Moderate。
理想は4以上だが、雲の様子(緑色は雲がかかっている)は23:00でレイキャビク周辺は白が多いので、コンディションは悪くなさそう。
Reykjavik Sightseeingのオーロラツアーは、イグドロ・ゲストハウスから南に徒歩10分弱のバスターミナルを21:30に出発。
大型の観光バスは満席に近かった。 -
約1時間バス移動し、22:40頃に駐車場に停車した。
グーグルマップで位置を確認すると、シンクヴェトリル国立公園のひとつの駐車場だった。
照明などの影響のない草むらまで徒歩で移動したが、その時点でオーロラは見られなかった。
ただ、満点の星空が広がっている。
つまり、ほぼ雲のない状態であることは間違いない。
ちなみに1000円程度で購入したおもちゃのような三脚を使用して、シャッターは2秒セルフタイマーで撮影した。
マニュアルで設定するのも面倒なので、星空モードで撮影した。 -
このツアーでオーロラが見られなければ、無料で後日のオーロラツアーに参加できるはずである。
明日は昼間のツアーとの関係で参加は難しいが、明後日以降の2夜チャンスがある。
すでに3日前にレイキャビク市内でオーロラを見れているので、ここでしょぼいオーロラを見て終わるくらいなら、見れずに後日再チャレンジする方がましだろう。
そんなことを考え始めていた23:50頃、北の空にオーロラが見え始めた。 -
氷点下になるような気温ではなく、風もあまりないのでオーロラ観測にしてはかなり恵まれている。
親指、人差し指、中指の先端がない、指なし手袋と使い捨てカイロがあれば、カメラの操作は問題なかった。
それでも長時間屋外にいるのは厳しいのでバスに戻ることもあったが、オーロラに変化があると知らせてくれた。
0:30頃には、上空に伸びるオーロラが2本出現した。 -
多少の照明があっても確認できるほどのオーロラになってきた。
星空モードでの撮影で、シャッタースピードは10秒前後だったように思う。
ちゃちな三脚を使用していたのでぶれた画像も3割くらいあったが、5割くらいはぶれずに満足のいく画像だった。
雪が積もっていない状態なので小型の三脚で用が足りたが、積雪のある場合ならある程度脚が伸ばせる三脚でないとまともに撮影できないだろう。 -
1:00頃、ぼんやり見えていたオーロラがカーテン状に変わってきた。
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こうなるとさすがに3日前に一度見ているとはいえ、気持ちのボルテージはかなり上がってきた。
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誰もが興奮を隠しきれず、写真撮りまくり。
手持ちで撮影している人がいるが、ちゃんと撮れてるのだろうか? -
上空を覆うオーロラ。
一部でオーロラが欠けてるようにも見えるが、雲でさえぎられているのか? -
結局、1:20頃まで現地に滞在してオーロラ観測できた。
2時間30分以上現地滞在したことになり、後半どんどん凄くなってきたので、とても満足のいくオーロラツアーとなった。
間違いなく本日のメインイベントだった。
ただ、宿にたどり着いたのは真夜中2:30を過ぎてしまったのは言うまでもない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- akikoさん 2023/12/07 19:19:16
- カーテン状に広がるオーロラにうっとり
- キートンさん、こんばんは~
まずは、表紙のオーロラの写真に心惹かれました!
緑一色ですが、大変幻想的で美しいですね~~
レイキャビクはオーロラ観光で有名ですが、市内にも
観光名所がたくさんあるんですね。
なかでもハルパ・コンサートホールは見たことがない
建築デザインでびっくり!
玄武岩の柱状節理をイメージしているという六角形の
集合体のガラス面に風景が映り込んでいるんですね。
途中で出てきた赤と緑を基調カラーのお店はとても
鮮やかでインスタ映えしそうな建物だと思いました。
ハットルグリムス教会の外観も珍しいですね~~
ところで、オーロラですが、、、
ぼんやり見えていたオーロラがカーテン状に変化
してきた時、気持ちのボルテージが上がったと
書かれていますが、とてもよくわかります。
興奮しますよね~~~
真夜中で寒さも半端じゃなかったでしょうが、
その甲斐あって、旅の大きな目的の一つ、オーロラ
をキレイに写真に収めることができて何よりでした。
akiko
- キートンさん からの返信 2023/12/07 22:57:14
- Re: カーテン状に広がるオーロラにうっとり
- こんにちは、akikoさん。
書き込みありがとうございます。
レイキャビクは一国の首都といっても小さな街で、必見の見どころが少ない中で、ハットルグリムス教会とハルパ・コンサートホールは行ってみる価値がありました。
街の規模の割には美術館や博物館が多いのですが、入場料が割高なので入りませんでした。
街並みはきれいで、日本並みに治安が良いので、居心地が良かったです。
いつもあわただしく観光する旅ばかりしていたので、暮らすようにのんびり過ごしたのは今回が初めてのような気がします。
7泊したうちオーロラは3夜見ることができたので、なかなか確率高いと思いました。
市内で見たオーロラはなんとなくオーロラかな?って感じでしたが、オーロラツアーで見たのは比較にならないくらいはっきりしたオーロラでした。
ツアーは、ちょっと見れたらすぐ帰る感じではなくて、結構粘って滞在してくれたので、いいオーロラが見れました。
帰る時間が遅くなったものの、オーロラツアーとしては良心的で良いツアーだったと思います。
これから2~3年は太陽の活動が活発になるようで、オーロラの当たり年があるかもしれませんよ。
では、また。
キートン
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