2023/05/03 - 2023/05/03
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shunfilmさん
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・4月18日:名古屋 ⇒ ソウル+水原
・4月19日:ソウル⇒ヘルシンキ⇒タリン
・4月19日~21日:タリン
・4月21日:タリン ⇒ リガ
・4月21日~23日:リガ
・4月23日:リガ ⇒ シャウレイ
・4月24日:シャウレイ ⇒ カウナス
・4月25日:カウナス ⇒ ヴィリニュス
・4月25日~27日:ヴィリニュス
・4月27日:ヴィリニュス ⇒ ベルゲン
・4月28日:ベルゲン ⇒ ソグネフィヨルド ⇒ オスロ
・4月28日~30日:オスロ
・4月30日:オスロ ⇒ フェリー泊
・5月1日:フェリー泊 ⇒ コペンハーゲン
・5月1日~3日:コペンハーゲン
・5月3日:コペンハーゲン ⇒ マルメ ⇒ ヨーテボリ
・5月4日:ヨーテボリ ⇒ ストックホルム
・5月4日~6日:ストックホルム
・5月6日:ストックホルム ⇒ フェリー泊
・5月7日:フェリー泊 ⇒ ヘルシンキ
・5月8日:ヘルシンキ ⇒ ソウル
・5月9日:ソウル ⇒ 名古屋
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7:15起床で予約した7:30の朝食。昨日と違いかなりの混雑。メニューは昨日と全く同じ。そして今日で残り1週間。旅もいよいよ終盤だ。
インペリアル ホテル ホテル
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8:20にチェックアウトし、8:28ホテル目の前のVesterport駅からB線に乗車。
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6駅目のEmdrup駅に8:40到着。
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駅からはWiFiなしでも使える地図アプリのMAPS.MEの案内に従って歩く。
途中、いわゆる閑静な住宅街を通過。 -
遠くに目的地である建物が見えてきた。
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8:53、グルントヴィークス教会到着。
グルントヴィークス教会 寺院・教会
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教会の基礎は1921年9月8日の第一次世界大戦後に敷かれたが、完成したのは建築家が親から子へと引き継がれた後の1940年。
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20世紀初頭にヨーロッパで見られた建築様式である表現主義の中でも煉瓦表現主義という様式で設計され、実際に建設まで至った珍しい教会として知られる。
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イチオシ
高さ49mの鐘楼を含む縦長のファサードが特徴的で、パイプオルガンのような形をしていることから、パイプオルガン教会とも呼ばれる。
グルントヴィークス教会 寺院・教会
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扉も宗教色を一切廃し、互い違いの木材を組み合わせてジグザク型にすることで、ファサードと同じく幾何学的な統一感を持たせている。
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思いっきり逆光の為、引きの写真は上手く撮影できなかった。
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イチオシ
周囲を一周してから9時のOPENと同時に入場。
内部も外観と同じ黄色い煉瓦が使われており、とても神秘的な空間が広がる。 -
その内部は、全長76m、幅35mで本堂の高さは22mという広さ。
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説教壇もシンプルで宗教色漂う彫刻は一切ない。
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本来なら説教壇の天井にあるはずの太陽や鳩もない。
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クリプトかと思って、地下に降りると・・・
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・・・そこにお墓はなく、食堂のような空間が広がっていた。
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壁に掲げられた謎の数字。
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椅子をただ丸く並べただけなのに中空のランプと同じ形ということもあってか、不思議と絵になる。
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主祭壇の背後、本来ならステンドグラスがありそうなものだが、そこはデザイン性を優先させたのか、シンプルな透明のガラスのみ。
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そして主祭壇にも派手な装飾はなく・・・
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・・・唯一宗教色を感じるのがこの小さなが十字架に貼り付けられたキリストのみ。
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説教壇の手前にある洗礼盤。
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盤面には英語ではない、おそらくデンマーク語が書かれており、何が書いてあるかはわからない。
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イチオシ
振返ると主祭壇の背後から差し込んだ光が床に一筋の線を描いて、一番奥にはパイプオルガンがそびえる。
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ほぼ貸し切りの状態でパイプオルガンの生演奏を聴くことができた。
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神秘的な空間で貸し切り状態で聴くパイプオルガンの調べ、なんとも贅沢な時間。
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らせん階段は石でもレンガでもなく、木製。
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やっと見つけた宗教色漂う彫刻も木製なのだが・・・
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・・・十字架の下にはブドウが掘られていて、どちらかというとポップな雰囲気さえ漂う。
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イチオシ
それにしても本当に素敵な教会だった。
ただでさえ煉瓦表現主義の教会という世界的にもとても珍しい建物なのに、早起きしたかいもあり、貸し切り状態でパイプオルガンの演奏を聴くこともできたし、貴重な経験をすることができた。 -
演奏が終わると同時に白人のツアー団体が入ってきたので、9:30に出発。
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10分でEmdrup駅に到着。9:43のB線に乗車。
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中心部へ戻る途中に見えたサッカー場。こういうのを見るとやっぱりヨーロッパだな!と感じる。
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Osterport St駅で下車し、そこから歩く。10:07、フレデリクス教会へ到着。
フレデリクス教会 寺院・教会
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フレデリクス教会は、ローマのサン・ピエトロ大聖堂をモデルに1740年に建設が始まったが・・・
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・・・予算不足による中断や設計者の死亡などもあり、完成したのは着工から150年後の1894年。
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天窓部分のステンドグラスには天使が描かれている。
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フレデリクス教会の内部は、入口を入るとロタンダと呼ばれる吹き抜けの大広間になっている。
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そのロタンダの奥に主祭壇があり・・・
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・・・先ほどのグルントヴィークス教会とは違い、これでもか!?というくらいに宗教色満載な十字架が中心に据えられている。
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ロタンダというと個人的にはサン・ピエトロ大聖堂よりも、同じくローマのパンテオンを思い出す。
https://4travel.jp/travelogue/11634676 -
円筒形の状態のため、パイプオルガンも主祭壇の対面ではなく、90度ずれたところにある。
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イチオシ
天井のドームは直径31mで、スカンジナビア最大の大きさとのこと。ドームには天使と12使徒が描かれている。
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もう1つ別のパイプオルガンもあった。
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入口付近にあったレリーフ。さすがにこれは大理石ではなく木造だった。
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イチオシ
外観だけ見ると、やはりサン・ピエトロ大聖堂ではなく、パンテオンの上にサン・ピエトロ大聖堂のドームだけを載せたとしか思えない。
途中で予算不足で中断しているため、もしかしたら当初の予定では、ドーム以外の部分も宮殿のようなバカデカイ建築物になるはずだったのかもしれない・・・。 -
続いてフレデリクス教会のすぐ南東にあるアマリエンボー宮殿へ。宮殿は1つの建物ではなく、八角形の広場の周りに配された4つのロココ調の建物から構成される。
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その広場の中央にあるのはこの宮殿の建設者であるフレデリク5世の騎馬像。
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広場の中央からフレデリクス教会を見ると、ドームの下の両端のスペースが隠れていて、そこにはとても巨大な建物があるようにも見える。
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北側にあるクリスチャン7世宮殿。
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東側にあるクリスチャン8世宮殿。
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南側にあるフレデリク8世宮殿。
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西側にあるクリスチャン9世宮殿。
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宮殿ということで衛兵がいて、毎日11時半頃から正午にかけて衛兵交替式が行われることでも有名。
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4つの建物すべてを見れるのかと思っていたが、見れるのは1つだけ。しかも見れたのは2つのフロアだけでかなり狭く、15分かからず見学終了。
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これで入場料はDKK120≒2400円!?自分はコペンハーゲン・カードで無料だったので良かったが、これだけの見学で入場料払っていたら、かなり損した気分になっただろう・・・。昨日の人魚姫以上のガッカリだ・・・。
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ガラス越しに王家の肖像画を見せられても、昨日までの2日間でガラス無しの状態で山ほど見ている・・・。
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黄色い壁の広間を見せられても、これ以上に豪華な広間をローゼンボー城/離宮やフレデリクスボー城で見ている・・・。
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白熊の剥製などを見せられても、これ以上に豪華な調度品を、ガラス無しで見ている・・・。
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暗闇のこの部屋は・・・
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・・・宝飾品などが展示されているのだが・・・
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・・・ローゼンボー城/離宮の地下の宝物庫で、既に眩いばかりに輝く王冠や宝剣を見ている・・・。
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緑色の壁の図書室を見せられても、クリスチャンスボー城でこれ以上の図書室を見ている・・・。
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黄金色の天井を持つ食堂を見せられても、・・・
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・・・またその食堂のテーブルの上にある・・・
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・・・黄金色の彫刻品を見せられても・・・
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・・・それ以上に豪華な食堂と彫刻の品々を・・・
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・・・過去2日間、クリスチャンスボー城やフレデリクスボー城で見ている。
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黄色の壁のダンス・ホールを見せられても、これ以上のダンス・ホールを複数の宮殿で見ている・・・。
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最後にアマリエンボー宮殿のミニチュア模型があり、綺麗な八角形の広場を囲むように4つの宮殿が建っているのが一目でわかる。
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そんなこんなで、過去2日間でここよりも素晴らしいお城や宮殿を訪れてしまったが故に、感動は全くない。
初日にここに来ていればまた違ったかもしれないが、ローゼンボー城/離宮や郊外で、この上なく贅沢なお城や宮殿を散々見た後でこれを見ても大きな感動はない。 -
・・・と思っていたら、最後の最後に少しだけ感動!
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それがこのランプシェード 。
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Marmorkirken駅から地下鉄M3に乗り、10:58発車。
地下鉄の案内にラッシュアワーは自転車NGと書いてあるのだが、そのラッシュアワーの設定が朝は7~9時なのに夕方は15:30~17:30という日本では考えられないような時間帯だった。 -
11:13にNorrebro駅に到着。そこから徒歩5分でスーパーキーレーンに到着。
「世界ふしぎ発見!」で以前紹介されていて、訪れようと思った場所。 -
スーパーキーレーンはコペンハーゲンのノアブロ地区に2012年6月に完成した、全長約750m、広さ約3万㎡にも及ぶ公園。
もともと家賃の安い集合住宅が建ち並ぶこのノアブロ地区には50を超える出身国の住民がおて、文化や言語の違いのために住民同士の交流が少なく、争いや犯罪が多発する危険なエリアとなっていた。
そこでコペンハーゲン市はノアブロの駅に隣接するデンマーク国鉄の車庫跡地を公園にする計画を立て、2007年にコンペを実施し、このスーパーキーレーンが完成した。 -
縦に長い公園は、赤・黒・緑の3つの色のゾーンに分けられている。
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イチオシ
赤のゾーンはレッド・スクエアと呼ばれ、レクリエーションとモダンな生活にフォーカスしている。
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ボクシングのリング・・・ではなく、タイのムエタイのリングもある(よく見ると土台の写真右側の部分がタイ国旗の色になっている)。
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続いてブラック・マーケットと呼ばれる黒のゾーン。
家族連れや子どもを持つ親同士の交流が目的。 -
八重桜が咲いていた。
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スーパーキーレーンは各国出身者の交流促進を目的としているため、各国から集められた100を超える遊具などを含むアイテムが設置されていて・・・
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イチオシ
・・・日本代表はこのタコの滑り台。自分が訪れた時は一番人気で子供たちが群がっていた。しかし自分は日本でこの遊具を見たことはない・・・。
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そしてイスラム建築を感じるモロッコから持ってこられた星形噴水の奥には・・・
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・・・歯医者のマーク?が設置されている。これも各国から集めたアイテムの1つなのだろうか?
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境目が唐突な黒いゾーンが終わると、グリーン・パークと呼ばれる緑のゾーン。
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そのグリーン・パークにはバスケット・コートを囲むようなスケボー・パークがある。
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そして公園らしいブランコ(かなり紐が長い・・・)や綱のぼりもあった。
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11:42発の地下鉄に乗り、11:53中央駅到着。
昨日に続き、ここでもアディダスの3本線エスカレーターが標準装備。 -
スーパーキーレーンと同じく、「世界ふしぎ発見!」で紹介されていたのが、コペンハーゲン=世界一の自転車都市ということ。
コペンハーゲン市内のいたるところにこの写真のように自転車専用道路が整備されている。もちろん国が多額の税金を使って整備したのだが、自転車による通勤が増え、健康促進にもつながった結果、自転車専用道路の整備に費やした費用以上に健康保険に関する費用が削減されたという話もあるらしい。 -
ホテルに戻る前に再びチボリ公園に来たわけでなく、その向かいにある・・・
チボリ公園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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イチオシ
・・・4気筒ビルを写真に納めに来た。
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デトロイトのGM本社ビルを思い出さずにはいられないこのビル・・・
https://4travel.jp/travelogue/10931198 -
・・・4気筒じゃなく、5.2気筒だった!?
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ビルの隙間から見上げた空。
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階段を上ったところには緑もある。
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イチオシ
ビルの隙間から見上げた空2。
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昨日までは気づかなかったがホテルの近くはサーカスもあった。
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昨夜内部が映画館だということが判明したピンク色の宮殿風建物。
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12:15ホテルに戻り、荷物をピックアップし、再び中央駅へ。
コペンハーゲン中央駅 駅
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ホームにキオスク代わりに7ELEVENがあった。
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12:56の電車に乗り、スウェーデンへ向かう。
世界一の自転車都市ということで、当然のように電車に自転車を持ち込めるということが一目でわかる車体のペイント。 -
電車のチケット。
コペンハーゲンから国境を越えてスウェーデンのマルメへと向かう。デンマークはこれでサヨナラ!
この日の後編:マルメ⇒ヨーテボリ編へ続く。
https://4travel.jp/travelogue/11859395
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