2023年 バルト三国＋北欧 (22 days) =DAY 18= ～part 3: ストックホルム～

2023/05/05 - 2023/05/05

・4月18日：名古屋 ⇒ ソウル＋水原
・4月19日：ソウル⇒ヘルシンキ⇒タリン
・4月19日～21日：タリン
・4月21日：タリン ⇒ リガ
・4月21日～23日：リガ
・4月23日：リガ ⇒ シャウレイ
・4月24日：シャウレイ ⇒ カウナス
・4月25日：カウナス ⇒ ヴィリニュス
・4月25日～27日：ヴィリニュス
・4月27日：ヴィリニュス ⇒ ベルゲン
・4月28日：ベルゲン ⇒ ソグネフィヨルド ⇒ オスロ
・4月28日～30日：オスロ
・4月30日：オスロ ⇒ フェリー泊
・5月1日：フェリー泊 ⇒ コペンハーゲン
・5月1日～3日：コペンハーゲン
・5月3日：コペンハーゲン ⇒ マルメ ⇒ ヨーテボリ
・5月4日：ヨーテボリ ⇒ ストックホルム
・5月4日～6日：ストックホルム
・5月6日：ストックホルム ⇒ フェリー泊
・5月7日：フェリー泊 ⇒ ヘルシンキ
・5月8日：ヘルシンキ ⇒ ソウル
・5月9日：ソウル ⇒ 名古屋

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日の中編はこちら・・・
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11860522

その後ガムラ・スタンのフェリー乗場で24時間パスで乗れる83Xのフェリーに乗る。

Stockholm Slussen kajen 船系

この"3X"が大きな間違いだった・・・。
地球の歩き方には80番、82番、89番と書いてあったが、同じ80番台だから・・・と気軽な気持ちで乗ってしまたのだった。

絶叫マシーンだらけのグローナルンド遊園地を通過すると・・・

グローナルンド遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

・・・麒麟柄にカラーリングされたクレーンがあった。

さらに進むとこちらの豪華な宮殿のような建物の前を通過。

高台に建つこちらの建物は・・・

・・・宮殿ではなく、なんと病院 兼 ケアホーム！？

そのまま進むと見覚えのあるフォルムが現れたのでズームすると・・・

・・・やはりモアイだ！？

16分間乗船し、17:22にNacka Strandという1つ目の停船場で下船。

こちらの地図だと、乗船したのが左下の黒いマークのSlussenで、下船したのが中央下の黒いマークのNacka Strand。

でもって、時刻表を見ると次の戻りの船が18:44、1時間以上もあるじゃん！？

83番に乗ったからだ・・・マジか・・・と少し凹んでいると近くに・・・

80番のフェリー乗場があり、そちらは18分後にやってくるということで一安心。

先ほどの83番の時刻表は数時間に1本という間隔だったが、こちらの80番は1時間に数本ある。

近郊電車ならとりあえず乗ってみようでも問題ないが、とりあえず乗ってみよう！はフェリーの場合は今後控えよう！と決意した。
おかげで謎のモアイ像は見れたけど・・・。

その80番のフェリー乗場の近くにある謎のオブジェ。

土台部分には翼のある天使？が上を見上げ・・・

・・・その見上げる先には星に手を伸ばす男性がいる。

そのオブジェの向こうを豪華客船が通過していく。

17:46にフェリーがやってきた。

間違いなく80番。Xは電車で言うところの急行的な意味合いらしい。
なので83番でもXでなければここまで遠くに来ることはなかったみたい。

定刻17:49に出航！

行きに見たモアイ像・・・

・・・正面から見ると、なんというか少しファンシー。

モアイ像とオブジェ、そして目の前を通過する豪華客船・・・といった83X番に乗らなかったら見ることができなかった景色を満喫し、帰路に就く。

行きに見えた麒麟柄のクレーン、頭の部分もちゃんと麒麟が描かれていた。

グローナルンド遊園地に戻ってきた。

グローナルンド遊園地 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ここから先は行きとは違う航路に向かう。

しかしこのグローナルンド遊園地、なかなかの絶叫マシーン度合い！

回転しながら上下する回転ブランコ。

こちらの紫色のジェットコースターは・・・

・・・宙づり状態で、更に座席も回転する脚ブラ状態の最新型コースター。

その奥にある黒いレーンも同様に脚ブラ状態、宙づりコースターだが、座席は回転しないタイプ。

グローナルンド遊園地、写真でわかる範囲でもジェットコースターだけで6個、タワーも4個と、スウェーデン版富士急、あるいはスウェーデン版長島スパーランドといったところか？

グローナルンド遊園地を過ぎるといよいよストックホルムの街並みが見えてきた。

帆船の柱が見える黒い建物はヴァーサ号博物館。
ヴァーサ号とは世界最古の完全船、かつ唯一現存する17世紀の船舶で、333年間、ずっと海に沈んでいた船。

ヴァーサ号博物館 博物館・美術館・ギャラリー

その隣に建っているこちらの宮殿のような建物が、1520年以降から現代にいたるスウェーデン文化史と民族史の資料を展示する北方民俗博物館。

北方民俗博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そこを過ぎると森の向こうに高い塔が見える。

調べてみるとこちらの塔はテレビ塔で高さは155mらしい。

港に入る直前に見えた建物、その1。

赤い屋根と手前に停泊している船のスウェーデン国旗のコントラストが良い！

ホテル ディプロマット ストックホルム ホテル

港に入る直前に見えた建物、その2。

パステルカラーの黄色い宮殿のような建物が美しい！

18:08ストックホルムのNybroplanというフェリー乗場に到着。

フェリーを下りると王立劇場が目の前にある。

王立ドラマ劇場 劇場・ホール・ショー

入口上部には3つの王冠をシンボルにした国章のレリーフがある。

Kungsträdgården駅から地下鉄に乗車。

ホームには棍棒を持った鬼のようなオブジェが設置されている。

地下鉄を乗り継ぎ、本日2つ目の世界遺産へ向かう。

日本なら帰宅ラッシュの18時過ぎだというのに地下鉄車内はガラガラ。

18:46、世界遺産の最寄り駅に到着。

スクーグシュルコゴーデンの入口に18:50到着。

スクーグシュルコゴーデンとは"森の墓"という意味。

看板にロゴが記されているように1994年に世界遺産に登録された。

その名が示す通り、森の中に墓地がある。

1914年から1915年にかけて行われた新しい墓地の設計コンペの結果として生まれ、同国ではじめて火葬を前提とした葬祭場と墓地が計画された施設でもある。

広大な敷地の中に10万以上のお墓が整然と並んでいる。
入口を入ると1939年に造られた花崗岩の十字架がある。

スクーグシュルコゴーデン 文化・芸術・歴史

生命の循環のシンボルと位置づけられる十字架。

スクーグシュルコゴーデンには5つの礼拝堂があり、この5つの礼拝堂は最終的に1940年に完成している。

そのうちの1つ、Trons kapell/信仰の礼拝堂。

その扉に描かれているのは、天使と3人の人間。

Trons kapellの隣に建つ・・・

・・・2つ目のHoppets kapell/希望の礼拝堂。

その扉に描かれているのは、恥部を隠す男女と祈りを捧げる男性。

そしてこちらの3つ目の礼拝堂が・・・

・・・Heliga korsets kapell/聖十字架の礼拝堂。

こちらの礼拝堂の扉には、左側に子供を抱き上げて喜ぶ男女と、右側に孫との再会を喜ぶ老夫婦が描かれている(想像・・・)。

Heliga korsets kapell/聖十字架の礼拝堂の建物中央部分だけ屋根がなく・・・

・・・その空間には聖十字架礼拝堂の復活像が設置されている。

横になっている2人の人間の上に3人の人間が立っている。

聖十字架礼拝堂の全体像。

聖十字架礼拝堂の西側にあるのが鏡の池。

しばらく池を眺めていると・・・

・・・野兎が登場した！

もともとこの場所は、松の木が生い茂った古い砂利の採石場だった。それが今や森になっている。

そしてその森の中に無数のお墓がある。

お墓の形も様々で・・・

・・・中にはハート形の墓石もある。

そのお墓にチョコンと座るネズミ？

こちらの門を抜けると・・・

SKOGSKAPELLET/森の礼拝堂と呼ばれる礼拝堂がある。

三角屋根には金色の女神像が設置されている。

扉は閉まっていたが、中を覗けるようになっている。

側面から見ると丁度光が差し込んで、柱の創り出す影と光線が1つのアート作品のよう。

裏側はこんな感じで煙突がついている。

南下すると緑色のとんがり屋根の建物が並ぶエリアに到着。

こちらの建物はインフォメーションだが、既に19時半ということで当然閉まっている。

そして最後の5つ目の礼拝堂に到着。

OPPSTANDELSE KAPELLET/復活の礼拝堂という名前の礼拝堂。

礼拝堂はギリシア神殿風の建物。

破風の部分には神話の神々というよりは宗教画を立体にしたような彫刻が施されている。

そしてコリント式の柱が建ち並ぶ列柱部分に・・・

・・・夕陽が当たりとても美しい。

扉はシンプルで丸い柄の装飾のみで、他の礼拝堂とは異なる。

復活の礼拝堂の裏側に回ると印象がガラッと変わる。

復活の礼拝堂で折り返し、再び鏡の池まで戻ってくると世界遺産のロゴの入った擦りガラス状のプレート越しに夕陽をカメラに収める。

擦りガラス越しではなく、肉眼で鏡の池に映り込んだ夕日に感動！

瞑想の丘の上に立つ木々も含めて池に反射している。世界遺産で眺める夕陽としては歴代でもトップクラスの美しさ！！

逆光でシルエットになった幹と枝も美しい！！！

花崗岩の十字架越しに夕陽を浴びる、信仰の礼拝堂、希望の礼拝堂、聖十字架の礼拝堂の3つの礼拝堂。

正直全然期待しておらず、行く前はガッガリ世界遺産だと思っていたが、思った以上に良かった。

写真は墓地の入口部分にある神殿風の壁。

ドロットニングホルム宮殿よりも長い1時間半も滞在し、駅へと向かった。

20:26に最寄駅から電車に乗り、中心部へ戻る。

車窓から見えた変わった形の建物。

Slussen駅に20:38到着。

スルッセン駅 駅

こちらの建物、タワーの先端部分に上ることもできる。

中心部ではなく、この駅で降りた理由はストックホルム市街を一望できる場所に行くため。

石畳の坂道を上ったり、下りたりを繰り返す。

10分強でMonteliusvagenと書かれたこちらの柵の場所に到着し、写真右手に進むと・・・

・・・展望スペースのある場所に到着。

夕焼けがとても素敵な感じだが・・・

・・・時間は20:50とかなり遅い時間帯。

日没直後でとても神秘的な風景・・・。

Monteliusvagen 散歩・街歩き

写真右側がリッダーホルメン島、左側が市庁舎。

市庁舎側にカメラを向ける。

市庁舎のシルエット、最上部の3つの王冠が際立つ。

その市庁舎の背後に立つ双子？のビルのシルエット。最上部には大砲？のようなものも見える。

リッダーホルメン島側にカメラを向ける。

リッダーホルム教会の塔の向こうに赤くライトアップされた時計が見える。

リッダーホルム教会の尖塔部分のシルエットが映える。

先ほどフェリーからも見えたテレビ塔も見える。

テレビ塔の上の方が光っている？もしくは夕陽が反射している？

この自然の展望台、ストックホルム市街を一望できるだけでなく・・・

・・・サンセットの時間帯にはとても神秘的で神々しさすら感じる。

15分程滞在し、坂道を下る。

駅に向かう途中見つけた素敵な坂道。

全体的にライトアップの量が少ない。

地下鉄に乗り、T-Centralen駅で降りたのだが、出口を間違えてセルゲル広場に出た。

セルゲル広場と文化会館 広場・公園

いろんな色に変わるガラスのオブジェ。

21:45MAXバーガーへ。
一番左上のおススメメニューと思われるKorean BBQ Grand Chicken mealを買ったら・・・

・・・パクチーが入っていた・・・。
肉自体は厚くて美味しかったが、ポテトはイマイチ。

22:05ホテルに戻り、メールを処理して26:15就寝。