薩摩・鹿児島　霧島山麓の横川・栗野・牧園をレンタカーでぶらぶらドライブ旅ー３

2023/09/25 - 2023/09/25

２日目は昨日とは打って変わり朝から小雨模様でしとしと気味です…、暑く無くて好いのですが雨は旅行には厳禁です。

本日は鹿児島空港近くのレンタカーを予約手配してあるので９時半頃までに行くようにしています。

普通なら鹿児島中央駅前か天文館前から空港連絡バスを利用すれば時間的にも楽なのですがそれではぼったくりバス￥１４００に屈したことに成ります？。
それではバックパッカーとしてのプライドが許さないので他の方法で挑戦します、が家内からは当然ながらのブーイングです？？…。

ゆえに百歩折れて鹿児島中央駅までは市電で向います（本当歩きなのですが？）、でＪＲ線に揺られて駅から路線バスで空港へ向かう作戦です。

レンタカーを利用してずっと気に成っていた肥薩線の大隅横川駅、ずっと行きたくて観たかった霧島山麓丸池湧水が目的で走ります。
なのにレンタカーのカーナビが役に立たなくてちょっと大変でしたが問題なく牧園町の霧島ふもとの駅まで辿り着きました。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３７・エクシリムＨ１０

エリア 霧島温泉郷(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

部屋の窓からの眺望です…、

今朝はどんよりとして今にも雨が降りそうなお天気です…、チェックアウトするころには本降りに成って来ました。

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ホテルグランセレッソ鹿児島 宿・ホテル

１３階の最上階に在るレストラン「薩摩彩膳 きずな」で朝食です、

ランチやディナーもいただけるホテルのレストランと、夜から営業するバー津貫も在りました。

大きなガラス張りのとても明るくて眺望の良いレストランです、

北側には城山を眺め、東側には雄大な桜島を眺めるのですが？…、テーブルが北側だったので城山方向なのでこの景観でした。
やはり考えて桜島方向のテーブルに着くべきでした…、反省します。

郷土食メニューも取り入れたブッフェスタイルです～、

一人一回ですが黒豚しゃぶしゃぶもあり、他のメニューも手抜き無しの美味しいものばかりで、特にタコご飯や鶏飯は美味しくて朝からお腹いっぱいです！。

久々に料理人が料理した朝食をいただいたという満足感がありました。

ホテル前の市電の「高見馬場電停」です、

月曜日なので通学通勤の時間帯です、今週も今朝からお勤めご苦労様です！。

やっぱりこの標準塗装のオリジナル性が一番映えると思うし格好良いです！。

高見馬場電停 駅

２系統の中央駅方面の電車が来ました～、

雨が降って来たので仕方なく電車で駅まで行きます？。９７００形は初めてですがベースは９５００形で主要機器は８００形を流用してますね。

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鹿児島市電 乗り物

３つが「鹿児島中央駅前電停」で数分で着きました、

これは昨夜観た７５００形電車は一番新しい低床車両ですが、それでも平成２９年に導入されてもう６年目です。

鹿児島中央駅前電停 駅

小雨の中に佇む若き薩摩の群像です、

その背後にはイオン鹿児島中央店が在りますが以前はダイエー西鹿児島駅前店でした。
本来は地元九州のユニードとして開業する予定が吸収合併によりダイエー、そしてイオンと看板を替えました。

若き薩摩の群像 名所・史跡

昨日とは打って変わる静かな「ＪＲ鹿児島中央駅」前広場です…、

雨男では無いのですがせめて晴れなくても雨が止めば十分なのですがね？…。

これから鹿児島空港まで行きますがぼったくり空港連絡バスは利用せずに行きます。

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鹿児島中央駅 駅

６番ホームに 上り 日豊本線 普通列車 ８：１０発 国分行に乗車します。

ＣＴ８１７系電車は九州内ではどこでも見掛ける引き締まったブラックフェイスの電車です。
が車内のロングシートだけは駄目ですね？、以前は全席転換クロスシートだったのですがね？。

JR日豊本線 乗り物

３番線ホームに８：３９ 「加治木駅」に着きました大人￥４８０です、

単式ホームの２面２線で、２番線のレールが撤去されて跨線橋で連絡してます。

駅の時刻表を見れば特急・きりしまも停車する駅なんですね？。

加治木駅 駅

駅舎と駅前ですが閑散とした寂しい雰囲気です…、

初代駅舎（明治築）は戦時中に空襲で焼失しているのでその後に建てられたものです。
一般的な旧国鉄スタイルの簡素で合理的な平屋建てです。

駅前バス停から空港行９：１２発の「路線バス」に乗車します～、

マイクロバスのような小型バスですが乗客は少ないくて数人でした？、３０分ほどで運賃は大人￥３８０と割高ですね？。
しかも運転が荒くて急発進・急停止が得意な運転手さんでした…。

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路線バス(南国交通) 乗り物

「鹿児島空港」へは３０分ほどで着き、合計￥８６０で来れましたね、

空港連バスよりは時間は掛かりますが旅してる実感がありしかも￥５４０もお得でした！。
では、空港ターミナルのレンタカー乗降場への送迎依頼をして５分ほどで来てくれました。

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鹿児島空港 空港

今回お世話になる「ハッピーレンタカー鹿児島空港店」です、

５年前にオープンしたばかりで競争が激しいようです？、が予約プランは軽四・２日間の利用で免責補償込みで￥４８００と格安でした。

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ハッピーレンタカー鹿児島空港店 乗り物

２日間のお供は”ホンダＮ－ＷＧＮ”で平成２６年式と古いです、

外観は綺麗に洗車してますが室内の清掃が手抜きありでいけませんね？…、レンタカーの良し悪しは価格以外にも車両の整備と清掃をどれだけ維持管理出来るかです。

１０分ほどで「横川物産館 よいやんせ」に立ち寄って行きます。

カーナビは付いてますが何故か役に立ちません？…、参りましたが周辺は大体把握してるので表示板を見ながら県道５５号線を走ります～。１

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横川物産館 よいやんせ お土産屋・直売所・特産品

店頭には産直野菜が並べられてます～、

もう秋の味覚である栗が出てますよ、大きさも艶も好い栗ですが￥１０００です。

今年は猛暑だったので栗の味はどうなんでしょうか？。

こちらも秋が収穫の里芋（小芋）が出てます、

一袋￥２００とは安いですね？…、しかも大きさも手頃なので煮っ転がしには最適です。
里芋は全国的に収穫される固有の芋なので様々な郷土料理の食材に使われます。

館内はに入ってみましたが道の駅の雰囲気に似てますね？、

こちらにはふかし・あげまきと書かれた手作りのお菓子が並んでました、どれも素朴で昔しから地元で親しまれ食べられてるお菓子なんでしょうか？。

冷蔵ケースには好物の豆腐がありました、

木綿豆腐におぼろ豆腐は手作り感のある固く詰まった豆腐は香りも味も上手いですよね！。
また、鹿児島発のサラダ用ハムは気に成りましたが！？…。

一つ目の目的地である肥薩線「大隅横川駅」です、

以前肥薩線を利用した際にずっーと気に成っていた桟瓦葺きの切妻屋根に下屋が取り付けられた木造平屋建て駅舎です！。
開業当時（明治３６年）からのもので嘉例川駅と共に県内最古で国の登録有形文化財に登録されてます。

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大隅横川駅 駅

開業してから１００年以上も経ちます…、

その当時のままの姿を知ることが出来る建築構造を今に伝える重要な建造物・駅舎として後世に伝えたいです。
ホーム側の柱には”米軍の機銃掃射跡”があり戦争以降としても貴重です。

駅構内へ入ってみましょう！～

やはり昔ながらのレトロ溢れる雰囲気は明治へタイムスリップです？～。

高い干縁天井と天板に漆喰の白い壁と太い木枠のコントラストが素晴らしいです。

改札口には何故か案山子が立っています？…、

壁掛け時計に周辺の路線図と運賃表、そして時刻表などが集約されてます。

また、ぽっぽ市　毎月 第一 第三 日曜日 午前１０～午後３時と描かれた幟あり。

ホーム側から見れば案山子はハローウィンでした、

駅を活用したイベントで地域活性化を促したハローウィン祭りだったのでしょう。

蛍光灯が照らす駅名標がひなびた雰囲気に好く似合っています。

上りホームから観たところです～、

単式ホーム２面２線ですが、元は単式ホーム１面１線と島式ホーム１面２線の計２面３線を有しましたが中程の１選を撤去して今の形に成ったようです。

軒下に吊り下げられた手作りのオブジェ？…、

鬼灯とアルミ缶で作ったに風車が何も無い空間に人の温もりを伝えます。

季節の花が咲いていたのでスナップとして一枚！、

下りホームへ向かう撤去された線路跡からですが、以前はここにもレールが敷かれて列車交換が行われていたのでしょう。

反対側を観ればまた線路はどこまでも続きます～、

肥薩線は名の如く肥後と薩摩を結ぶ路線で、八代/隼人１２４ｋｍですが運転形態は３区間分かれここは隼人/吉松間で１～２時間に１本の割で普通列車が運行されてます。

JR肥薩線 乗り物

向い側の下りホームからの眺めです～、

ベンチで眺めれば何もしない時間が旅をする実感として心地好く成って来ます。

ノスタルジックな駅舎が時間旅行すかのように時を戻してしまいそうです…。

駐車場の片隅に動輪のオブジェが展示されてます、

Ｃ５７－１５４号機・蒸気機関車の手動輪とありましたが、駅周辺を平和公園として平成２１年に整備したそうです。

駅前風景ですが町並みに成っています、

ドン突きに郵便局が観えますが、通り沿いには駅前食堂やよろず商店などが軒を並べていたのでしょうね？～。
旧横川町も平成１７年に合併し霧島市と成って人口１２万人都市ですからね。

更に県道を走り二つ目の目的地に到着しました、

ここは肥薩線「栗野駅」ですが駐車場を利用させて頂きます、大変厚かましいようで恐縮です。

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栗野駅 駅

駅舎内に在る「湧水町観光協会」で情報を仕入れに来ました、

この後、宿泊地の霧島温泉郷へ向かう為の道路状況を教えてもらう為です。が途中で工事中の為に通行止めが判明…、立ち寄って良かったと感謝です。

折角なので駅構内を観ていきましょう！～、

駅舎はコンクリート平屋建ての建て替えられたタイプで改札や待合室などが在る簡易委託駅です（観光案内所が委託）。

”勝運の鐘”なるものが在りますが余りに静か過ぎて鳴らすには勇気がいりますね？…。

向こうでは西郷どんが指さして”ゆくさ湧水町”と！、

さて、西郷どん所縁の町とありますが…、栗野岳中腹に噴出する栗野岳温泉に一か月も湯治をして仙境と称したそうです。
そう言えば西郷どんは温泉好きで所縁の温泉地がいくつもありますね。

ホームに列車到着のアナウンスが流れ始めました～、

２番線ホームに 上り 普通列車 １１：２５発 吉松行が到着しました、が乗降客は一人もおらず数秒でドアが閉まりました。

キハ１４０形気動車が静かに出発しました～、

がその力強いエンジン音が静寂の中に響く様に消えてゆきます…、どうしてこんなにもキハ４０形気動車が愛しく感じるのかは昭和の時代を旅して来た者にしか解らないでしょうね？～。

構内は島式ホーム１面２線で跨線橋で連絡してます、

駅舎側の単式ホームは且つての山野線用で現在はレールも撤去され不使用です。

山野線は水俣/栗野間５６ｋｍを結びキハ２０形気動車が懐かしいですが昭和６３年には廃線に成りました。

跨線橋からそのまま駅裏に連絡しています、

二つ目の目的地は「丸池公園」はただの公園ではありません？、日本名水百選に認定されたお墨付きの湧水・河川（用水）・地下水が湧き出る公園ですで。

何かの雑誌で紹介されてるの見ていつかは行きたいと思ってました。

丸池公園 公園・植物園

この池が「霧島山麓丸池湧水」

日量６万トン水が湧き出し、町の生活用水に利用されているとは何とも贅沢で羨ましい限りです。
池が浅いので底から水が湧き出る様子が目視出来ますよ。

＊詳細は丸池公園も一緒でクチコミにてお願いします

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

とにかく透明度が素晴らしい！、

湧水の透き通って見える水面に映る景色がそのまま反転します、まさに名水百選の名に恥じない特選です。

池の周りを一周する遊歩道も整備されてます～、

水面に吹く風も無く滾々と湧く水も穏やかで鏡のように景色を映し出します。

東屋の有る展望台まで来ました、

より透明度が増して水面がエメラルドブルーに観えます。

池の中には水草が生茂ってますが魚や生物は生息しているのでしょうか？。

園内には売店や休憩する東屋が在ります、

小さな東屋は”癒しの水飲み場”として飲用に汲みに来る人が絶えないそうです。

ペットボトルで飲みましたが軟質で喉ごし生ではなく？、まろやかで冷たく美味しい水でした。

奥には「せせらぎの道」とありました、

湧水のせせらぎを聞きながら竹林の中を散策する石畳～、それだけで癒されます…。

もう一度振り返ってみます、

鏡のように映し出す周辺の景色が止まって観える美しい絵画のようです。

勿論ですが池には立入禁止と注意事項が立てられています。

駅の直ぐ横に在る交番に伺いましたが不在？、

警察なら道路事情に詳しいのではないかと思いましたが留守では仕方ないです。

横川まで戻って県道５０号線から牧園経由で向かいます。

栗野駅 駅

国道２２３号線沿いに在る「霧島ふもとの駅」に着きました、

小腹も空いたので休憩も兼ねて立ち寄りましたが道の駅にそっくりです？。名前からしてパクったのかも知れませんね？。

＊詳細はクチコミでお願いします

霧島ふもとの駅 お土産屋・直売所・特産品

これも道の駅をパクったような「えがお市場」？、

きっと店内では地元産野菜や加工食品に土産物などが販売されているんでしょう。

店頭ではお決りの鉢植えや苗・種に花々が並べられていますから。

入れば予想通り地元の野菜などが棚にありました、

栗は牧園の特産品なんですね、もう売れてしまい残ってませんでした…、そう言えば横川物産館でも栗がありましたね。
味覚の秋が到来のようですが梨や葡萄に柿など賑やかに成って来ます。

土産品コーナーの加工食品です、

鹿児島や宮崎と言えば大根の漬物会社が多く関西でもほぼどちらかの企業が占めてます。
大根の産地であるので必然的に様々な味の漬物があるようでボリュームもあって好きです。

土産品コーナーですがお菓子です、

奄美諸島の黒糖は気を惹きますよ！、また、西郷どんの顔が気に成りますが横の半熟カレー煎、ハマりすぎに注意！とは食べてみたく成りますのでお買い上げです。

お弁当や惣菜コーナーは場所広く取っています、

手作りの様な工場仕上げの様な多種なる内容で価格も幅広い弁当・寿しが並んでます。
どうやらお姉さんは手に取って迷ってる感じですよ？…。

こちらには”薩摩のがね”コーナーです、

がねとはさつま芋の天ぷらで以前、天草でもがねとありましたね。しかし、芋天にしては１パック￥３８０とは高いですね？。
それよりも焼き芋の方がねっとりと甘くてしかも安いくて美味しいですから！。

お菓子コーナーでは”もんぺおばさんのふくれ菓子”各￥３８０です、

小豆・黒砂糖・黒糖の３種類がありましたが、持ってみるとずっしりと重くて蒸しパンのような感じです？…、黒糖を購入しましたが昔懐かしい甘さで意外に美味しくてファンに成りました。

壁面に大きな絵画が展示されてます、

霧島高校生徒制作である”霧島連山と旅の人お龍花吹雪絵図”とあります～、が中々ユニークな構図で面白くて好いですね！。
作品展示の提供の場として企業協力もあって良いと思います。

家内はカフェ「茶ちゃらんど」でアイスを食べるそうです、

イートインも在るのでエアコンの効いた店内でいただくことにしましょう。但し、アイスやジェラートは苦手なのでコンビニへ行きます。

この後は、薩摩・鹿児島　湯けむりとにごり湯で癒される霧島温泉郷・丸尾温泉 ぶらぶらドライブ旅ー４へ続きます

茶ちゃランド グルメ・レストラン