薩摩・鹿児島　出水から天草へ早春の港に吹かれてぶらぶらドライブ旅－１

2020/02/29 - 2020/03/01

昨年９月のスカイマークの早割売り出し日にて神戸/鹿児島間往復を運良く「いま得・往復￥１００００」で予約が出来たので即、発券をしました。
目的地は鹿児島では無く、レンタカーを借りて天草諸島へのぶらぶらドライブ旅をしたくて、先ずは鹿児島往復を狙っての予約でした。

当初は長崎往復も検討していたのですが、出水から長島へのルートが風光明媚だと知り、更にフェリーを利用すれば時間も短縮出来る様なのでならば鹿児島空港に決定しました。

天草諸島へは学生の頃に行ったきりなので４０数年ぶり…、きっと随分と変わっているんだろうと思います。
人間って齢をとると昔を懐かしむといいますが本当なんですね？…、やたら懐かしくて会いたくて、食べたくて、欲しかったりとするものなんですね。

航空券のスケジュールは以下の通り～
往路　神戸/鹿児島　ＳＫＹ１３５　１２：５５/１４：０５
復路　鹿児島/神戸　ＳＫＹ１３６　１４：５５/１５：５０

新型コロナウィルスの影響が出始めていたので、空港や機内はいつもよりは少なかった様に感じましたが、現地の鹿児島・出水や熊本・天草は変わりませんでした。
特に天草は寒さも穏やかで早春という言葉がぴったりの穏やかな過ごし易いとても好いドライブ日和でした。

撮影使用カメラ　ＩＸＹ２００Ｆ

エリア 出水・伊佐(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー スカイマーク 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

２/２９（土）　今回も午後便なので、ゆっくりと家を出ました。

しかし、ランチを食べるほどの時間も無いのでコンビニランチで済ませました～、
神戸空港の１階到着ロビーは空いて静かで椅子も多いのでここが一番かなぁ？。

神戸空港 (マリンエア) 空港

自動チェックインで搭乗券を発券して保安検査を済ませます～、

しばし「ラウンジ神戸」で３０分ほど雑誌でも読んでいきます～、がラウンジ内もマスクをした客ばかりで怪しい？…、これなら搭乗口ロビーと変わりません？…。

ラウンジ神戸 (神戸クウコウ) 空港ラウンジ

神戸空港発　１２：５５　ＳＫＹ１３５便で鹿児島へ向います。

機内はコロナウイルスの影響か？…、搭乗率は６０％程度でしょうか？、なのに横にも座って３列とは…、間隔を空けてくれよ～。

神戸/鹿児島間の無料コーヒーサービスは有りません、あったとしても毎回この香味焙煎が好きで買っていただいてます。
紅茶のようにコーヒーバッグで抽出するもので香りも味もインスタントとは思えない出来栄えで、クンディナマルカブレンドの濃厚な味を楽しんでます。

今回で３度目の利用に成る「ワンズレンタカー鹿児島空港店」、送迎もスピーディ―でチェックインも素早く簡単で好いですね！。

なのに新千歳空港店（本店）とはこれほど違いがあるとは不思議です？…。

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ワンズレンタカー (鹿児島空港店) 乗り物

さて４日間お世話に成るのは軽四スズキ・ハスラー、前回と同じ車種です。

総距離６００００ｋｍちょっとで外観・室内共にまだ綺麗な車です～、ナビをセットしてＯＫ！～、今回も走りと燃費はどれほどのものか？。

空港からリムジンバスと同じルートで出水へ向かいました～、で地元のスーパー「ヨシダ・トゥモロウ高尾野店」に立ち寄ってみます。

真新しい店舗のようですが、オープンキッチンで総菜を強化してますね～、どれも美味しそうでチキンバーはお薦めとか、フライも揚げ立てが旨そう！。

で道路沿いに見つけた意味あり気な看板で？、シュークリームとあったので入ってみました。
「手作り工房うっふ」　朝とり卵と手作りお菓子の店は期待できそうですよ！。

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手作り工房うっふ 出水店 グルメ・レストラン

外観は玉子の黄身の色を模して黄色で可愛くまとめています～、

店内は暗そうなので定休日かもう閉店したかなぁ？…、ちょっと心配でドアを押せば営業していました。

店内に入ると卵が並んで売られてました～、どうやら地元の鶏卵業者の直営店のようですよ。

購入したいですが、割れると困るので諦めます…。

ガラスケース内にはシュークリームが無いので売り切れと思いきや、注文が入ってからクリームを入れるので見本しか置いてないそうです。

うっふシュークリーム￥１７０と、たまごプリン￥２３０を購入しました。

今夜の宿は出水市内の老舗ホテルの「ホテルキング」～、ちょっと名前に違和感を感じるような怪しさ？…、
窓のデザインがガラス張りに小豆色した壁面６階建ては昭和レトロ感いっぱいです！。

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ホテル キング 宿・ホテル

館内フロント前の広々とした落ち着いたロビー～、ご安心下さい！、

ブラホテルではありませんよ！、宴会場施設を持つ市内で唯一のシテイホテルです。

でも、どうしてホテルキングなのでしょうか？、疑問が残ります？…。

部屋は別館「温泉館」の和室なので旅館のような雰囲気～、

立派な生け花が飾られています、実に贅沢で好い雰囲気を演出しています！。

玄関を入って襖を開けた和室１２畳はこの広さ～、なんとゆったりとした空間に贅沢な造りの良さが伺えます。

２間続きの床の間に雪見窓付きの障子とは凝った作りです。

特に網代天井は高級和室に用いられる意匠なので、ホテルの拘りが伺えますね～、

シテイホテルなんですが、天然温泉も備えた温泉旅館と言っても差支えが無いほどです。
夕食もこの部屋でいただくことが出来て満足この上なしでした。

広々とした洗面台～、アメニティー類も全て揃ってます、タオルも予備の分まで用意されて流石です。

右はトイレ、左はバスルームと独立しているので使い勝手が好いです。

そのバスルームも浴槽と洗い場が独立した贅沢な造りです、

大きな窓を開ければ半露天風呂気分が味わえますが～、大浴場が在るので使いませんでした。

障子を開けたところが箱庭なのですが？…、手入れがされてないのでこの有様…、

最低限の除草や枝切りするだけでも見栄えが随分と好く成るのですがね？…、折角の庭が台無しです！…、本当に勿体無いですね。

部屋からの眺望です～、

正面の一段高くなったところが出水麓武家屋敷群で、江戸時代の町並みが残る薩摩最大の武家屋敷群です。

では、先ほど買って来たシュークリームとプリンでお茶タイムします！、

入浴前にはしっかりと糖分を補充しておかないといけませんからね～、いただきます！。
シューはパリット！、カスタードクリームはトローンとして旨い！、プリンは濃厚で堪りませんねん！。

１階フロント横に在る「シャンプーバー」で好みのシャンプー＆コンディショ二ングをチョイス！、

男性スカプル系に椿油系にノンシリコン系に馬油系と外国製などを小さな容器に入れて利用出来ます。

大浴場は女性は１階、男性は２階を上がったところ～、
廊下の前には牛乳などの自販機と休憩用の椅子があるだけなので、カップルの方はロビーを利用した方が好いですよ。

と言うのも居酒屋の出入口なので落ち着きませんから。

男性大浴場の脱衣場はこの通り広々として持て余してます～、一番奥から眺めたところで青いカーテンが出入口、何故こんなに広いのか？…、解らず仕舞いで不明です？…。

＊誰もいないことを確認して撮影しました

内湯は横に長ーくて全面ガラス張り～、それぞれ温度が違う湯舟が奥から３ヵ所に成ってます（以前はジャグジーだったと思われる浴槽もそのまま？…）、

全て源泉掛け流しの湯がなみなみと注がれたピュアな温泉を楽しめます～、本当に好い湯なので体がポカポカで風邪知らずです！。

付け足したような小さな露天風呂も源泉掛け流しの湯です～、

屋根がついてるので開放感は望めませんが、それでも風を感じることが出来ます、

直ぐ前のアパートから丸見えなので気を付けて下さい！？…。

３/１（日）　朝食は６階「スカイラウンジ・オリビエ」でいただきます～、

ブッフェと聞いていたので期待をしたんですが、品数少なく補充もされず余のしょぼさにがっかりでした？…、昨夜とのギャップが大きいね？…。

国道３８９号線を走って、黒瀬戸大橋を渡って東シナ海を望みながらの快走路～、

「長島八景・上り浜パーク」パーキングでちょっと休憩…、観える島影は天草でしょうか？…。

周囲は殆ど段々畑ばかりで、先人の方々は随分とご苦労されたことだと思います…、

その段々畑で収穫されるのがじゃが芋と聞いて意外でした？…、てっきりさつま芋と思っていました。

屋根付きの下には「東シナ海から現れた人魚姫」という造形物がありました、

木製で造られていますが、顔が表情が難か変ですが？…。

しばらく走って「道の駅 長島」でトイレ休憩します～、

館内には地元産野菜や加工品に手作り菓子や総菜などがありました…、出来れば特産のじゃが芋や生キャラメル芋を買いたかったなぁ？…。

＊詳細はクチコミでお願いします

道の駅 長島 道の駅

ここにも造形物が展示されていました…、

鯱が鮫をくわえているところかなぁ？…、もう一つは猪かなぁ？…、何でも昨年に”ながしま造形美術展”が催された時の作品らしいです。

国道をそのまま走って蔵之元港に着きました～、道は海に向かって切れてます…、

この先はフェリーで渡ります、「長島海峡横断国道フェリー・三和フェリー」です。

天草諸島は天草下島の牛深に向かうのですが、就航は三和フェリーの１隻でピストン運行しています。

１１：２０発の４便で予約なしの先着順、乗船券を購入して終了と簡単でした。

まだ待ち時間が１時間弱も在るので周辺を散策～、と言っても何も無いところですが？…、

”双葉会・野菜無人販売所”を見つけました、どれも￥１００とありました。

中を覗くと朝採れノ新鮮な野菜や加工品などがいっぱい並べられてます…、

漬物の試食があったのでいただくと旨い！…、沢庵２種類と高菜に黒にんにくを購入しました〆て￥４００と超安い！。

＊味は素朴ですが美味しかったです！、青高菜は初めていただきました。

フェリーの場から観ています～、国道はここで切れています…、でも、国道３８９号線は天草・牛深へ繋がっているんですね～、

民宿兼売店ぐらいしかありませんが、とても静かな入り江の港です。

山へ向かう赤い鳥居は稲荷神社でしょうか？…、

こういう何もしない待ち時間を過ごすのが旅なんですね～、だから旅が好きなんです。

１０分前にフェリーが入港しました、

フェリー第二天長丸は両側から乗降り出来る両頭型タイプですね～、白をベースにした船体に青いラインが１本入ったシンプルなデザインです。

車と人が下船すると直ぐ乗船の合図がありました！、

天草・牛深行きのフェリーの乗船です～、何たって一番乗りです！。

勿論、甲板の先端まで行ったので下船も一番です。

３０分のクルージングなので船内へ上がります、

思ったより広くて売店やカフェカウンターまでありました、意外に好いですね！。

しばらくはデッキで海を眺めながら向かいます～。

牛深港の防波堤、紅白の灯台が見えて来たので入港もすぐです…、

正面の港に架かる牛深ハイヤ大橋が見えて来ました！、汽笛が鳴り響きます♪～。

フェリー第二天長丸が直ぐ横です、間近で見ると意外に大きい！…、総トン数５７７ｔで車が３５台も搭載出来るのですね。

折り返し５便１２：００発で出航、まさに海のバイパスです。

＊詳細はクチコミでお願いします（熊本なのでー２でお願いします）

三和フェリー グルメ・レストラン

直ぐ横には「道の駅 うしぶか海彩館」が在ったので車を入れます。

漁業資料館や物産館にレストランに観光案内所まで備えた複合施設とは規模が大きい道の駅なんですね。

＊詳細はクチコミでお願いします(熊本なので－２でお願いします）

道の駅 うしぶか海彩館 美術館・博物館

中程は吹き抜けに成っています～、

その周りには水槽が巡らされて、鯛やカンパチなどの魚が泳いでいますよ？…、

誰も捕って持って帰らないのですかね？…、旨そうですが！…。

情報を仕入れるために２階に在る「天草宝島観光協会」に来ました、

が臨時休業の札が掛かっていました？…、日曜日に休むか…、信じられませんが仕方が無いです。

１階に在る物産館の「夢市場」で土産物の品定めをしていきます…、

天草の乾燥芽ひじきが良い物だったのでまとめ買いしました、この価格では中々買えないのでストックです。

また、店頭に地元農家のデコポンや南柑みかんの袋詰めが売られていました、

どれもたっぷり入って￥２５０ぐらいの安さ～、ここはデコポンなので１袋購入しました。

＊味はバラツキはあったものの甘かったです。

では、少しだけ町並みをぶらぶら歩いてみます…、

レトロな雰囲気を持つような昔の家並みではありませんね？～、

港町独特の細くて長い路地があれば入ってみる、抜けた通りには何かがあるかも？…、

そう思って抜けてみましょう！。

海岸通りに出る道でしたね～、

「鮮魚・活魚料理の魚正」という店が在りましたが、地元でも魚が旨い人気店と聞きました。
朝食をしっかりいただいたのでお腹が空きません？…。

魚正 グルメ・レストラン

港内なのに海の水の色がどこまでも透き通るように綺麗です！…、

底までも見えるとは驚きですね？…、これなら魚も旨いはずです！。

とても静かでさざ波の音しか聞こえて来ません…。

店屋の路地を抜けると通りに出て来ました、

赤いテントの「三八食堂」は年季が入った昔ながらの地元食堂ですね…、聞くところによると焼き肉が安くて旨いとかで、そのたれが絶品のようですよ。

三八食堂を取り囲むような白亜の殿堂は欧風菓子「シャロン」～、ケーキ屋ですね、
聞けば地元のフルーツに拘って、しかもリーズナブルで美味しいと人気のお菓子屋らしいのです～、入ってみるべきでした後悔します？…。

＊位置情報が間違っているので注意して下さい！

シャロン グルメ・レストラン

通りを左に曲がったところが船津の船溜に成っていました、

小さな漁船がいくつも集まる港の光景をしばし見惚れていたいです～。

この通りは夜の街の雰囲気がプンプンします～、

通り沿いにスナックや飲み屋が多くちょっとした歓楽街かなぁ？…。

さらに続きますが、既にシャッター通りに成っていました…、

大きなパチンコ屋ホームランも随分と前に閉店したんでしょうね…、錆びてます。

では、崎津集落へ向かいます～。