薩摩・鹿児島　歴史ロード幕末維新ふるさと館と鹿児島市街をぶらぶら歩き旅ー１

2023/09/24 - 2023/09/24

今回の旅はＡＮＡの期限切れマイルとＳＫＹコインを使用する為に毎月２９日の”ＡＮＡにキュン！”でお得なＡＮＡトラベラーズでのフリーツアーで予約をしました。

条件的に九州が一番で大分の別府温泉か鹿児島の霧島温泉の中で選択し、結果的に鹿児島往復で市内で一泊付きで申し込み２名で￥３６０００と格安に成りました。

航空券のスケジュールは以下の通り～
往路　大阪・伊丹/鹿児島　ＡＮＡ０５４１　０７：１０/０８：２０　
復路　鹿児島/大阪・伊丹　ＡＮＡ３１７６　１９：００/２０：１０

＋個人手配で霧島温泉１泊とレンタカー２日間を予約して２泊３日の鹿児島から霧島・曽於の旅に成りました。

伊丹空港始発便なので家から最寄り駅までウォーキング４０分にて始発の電車で向かいました。

鹿児島市内の西鹿児島駅前はすっかりと変貌し鹿児島中央駅と成っていました？…、そう言えば以前は九州新幹線はまだ開業していなかったです…。
歴史好きの者には薩摩は長州と並んで魅力ある地域で、特に加治屋町界隈は維新の志士達を輩出した原動力の源です～。
しかし、我が敬愛する黒田亮介（清隆）や永山武四郎が殆ど語られていないことに不満を感じて成らないのですがね？…。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３７・エクシリムＨ１０

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

今朝は朝一番の電車で「大阪国際空港」に来ました、

朝焼けの光がエプロンに差し込んで各機がスタンバイしている様子が観れます。
ブリッジには繋がれていませんがＡ３２１型機が観えます。

＊詳細は大阪府のクチコミでお願いします

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

こちらはスターウォーズジェット塗装のＢ７７７型機です、

ワイドボディ機はほぼ東京行ですが、トリプル７も今後は運行終了が増えていきそうで、ＪＡＬも含めて退役がより加速しています。

５番ゲートからのブリッジ搭乗だと思いましがバスでした？、

大阪/伊丹発　７：１０発　ＡＮＡ５４１便　鹿児島行きで１０分前から順次搭乗が始りました。
ブリッジを利用してバスでゲート移動するのは珍しいです？…。

バスの窓からとても良いアングルだったので一枚！、

エアバス社の特徴である機首の顔が丸くて新幹線の０系を思い浮かびます。

逆にボーイング社は機首が三角形のように尖がっているので違いがよく判りますよ。

機材はＡ３２１型機なので胴体が長いタイプです！、

ＬＣＣでよく使われるＡ３２０型機とは７ｍほど全長が違うと随分と長く観えます。

シートは６Ｋとエコノミー前方ブロックの前から２列目の窓際席をキープしました。

前方のシートは主翼が遮らないのでよく観えます！、

離陸待ちのＢ７７７型機、トリプル７が青空をバックに美しい景観を成してます。

数分して轟音と共に地響きを残しながらテイク・オフしました！～。

続いて本機が離陸ですが運良く滑走路が撮れました、

Ｂ滑走路で全長３０００ｍの主要滑走路で、小型機はＡ滑走路を使用してます。

因みに、最長は成田空港のＡ滑走路と関西国際空港Ｂ滑走路の４０００ｍのみです。

いつものようにＧＯＯＤ ＴＡＫＥＯＦＦ！～、

眼下に広がる伊丹から宝塚・西宮の上空へと高度を上げて行きます～。

いつものように左旋回しながら行きます～、

西宮上空ですが、六甲アイランドや更にポートアイランドまで見渡せます。

その部分を望遠で撮ってみました、

なるほど六甲アイランドとポートアイランドです。

高度が上がれば明石海峡大橋も観えて来ました、

明石海峡を挟んで淡路島もハッキリと観えて来ました。

四国と九州の狭間である豊後水道沖です、

光の屈折でいくつもの矢のように見えるのですが判りますでしょうか？。

揺れることもなく快適なフライトです！。

宮崎上空から右旋回して霧島連邦が観えて来ました、

霧島は裾野が実に広くてなだらかな丘陵地帯に成っているのが判ります。

定刻０８：２４に鹿児島空港に着きました～、

窓からＡ３２０型機がトーイングされて出発するようです、もし後方へ自走出来れば時間短縮が出来ると思いうのですが現代の技術を持っても無理なのでしょうか？。

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鹿児島空港 空港

ターミルビルを出た左側のところに「鹿児島空港バス案内所」が在ります、

各方面行への行先や時刻表に運賃などが判り易く記されています～、また、リムジンバスのみですが乗車券はクレジットカードで支払い購入が出来て便利です。

運賃が大人￥１４００とは異常に高過ぎませんか？。

鹿児島市内まで「空港連絡バス」で向かいます、

８：５０発は南国交通ですが、初めて韓国製の現代自動車のバスを見ました？。

やはり企業も背に腹は代えられないと言うことでしょうか？。

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鹿児島空港連絡バス (南国交通) 乗り物

９時半頃には鹿児島中央駅に着きました、

が駅バスターミナルではなく駅前の空港連絡バス専用ターミナルに着きました。

以前はまだ西鹿児島駅だったので平成１５年前後でしょうか？、すっかりと変貌しました。

駅舎も駅前も余りにも変わってしまってびっくりです！？、

これほどの大きな駅前広場や路線バスターミナルに商業施設などが無かったような気がします？…。
駅舎も３代目が出来て新しい感じがしたのですがね？～。

この「若き薩摩の群像」は維新に相応しいシンボルです！、

薩摩藩遣英使節団として学生を含む１９名ですが、維新の原動力は薩長共に既存概念に捉われない若者達の思想や行動力が実を結んだと言えますね。

若き薩摩の群像 名所・史跡

いつものように「鹿児島中央駅東口駅前広場観光案内所」で仕入れます、

昨今はどこへ行ってもメイン駅構内には観光案内所が在るので便利です。いくらスマートフォンがあっても対面で知る生きた情報に適うものはないですからね。

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鹿児島中央駅東口駅前広場観光案内所 名所・史跡

で結果的に「市電・市バス シティビュー 一日乗車券￥６００」を購入、

これさえあれば市内の名立たる観光スポットはカバー出来そうですよ。しかも￥６００とは随分とリーズナブルで鹿児島市の本気度が伺えます。

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市電・市バス シティビュー 一日乗車券 名所・史跡

市電の「鹿児島中央駅前電停」も整備されて利用し易く成ってます、

雨や陽射しから守られる屋根付きなのでこれは良いですね！、鹿児島は陽射しが強いですから暑い…。

鹿児島中央駅前電停 駅

「鹿児島市電」２系統・鹿児島駅行が来ました、

９５００形は主力車両の一つで全面がのぺーとした愛嬌のある顔付きしてます。
路面電車を前にすればテンションもアップして興奮して来ます！？。

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鹿児島市電 乗り物

高見馬場電停で下車し寄り道をします～、

今夜の宿は市街地に在る「ホテルグランセレッソ鹿児島」ですが、荷物を預けて身軽に成りたいと思います。

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ホテルグランセレッソ鹿児島 宿・ホテル

それでは宿から程近い「加治屋まちの杜公園」に来ました、

旧市立病院跡地を整備し地域コミュニティの場と災害時の一時避難場所として利用できる交流広場として活用される公園のようです。

加治屋まちの杜公園 公園・植物園

入口の創作広場から観たところです～、

市電が通る三官橋通りと甲東中学校前電停も観えます、２０２０年オープンなのでまだ新しい雰囲気があって気持ちが良いです。

花のプロムナードに誘われて花壇です、

季節の花々が咲いてとても良い香りがして来ますが、悲しいかな花に詳しくないので名前も判りません。
誰か知っていたら教えて下さい！。

甲突川左岸に在る「甲突川歴史ロード 維新ふるさとの道」です、

この道には歴史ドラマＡＲが６つモニュメントの様に設置されてます。

まずは”西郷隆盛と西南戦争”とありますが、桐野利秋とは中村半次郎こと示現流の達人です。

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歴史ロード 維新ふるさとの道 名所・史跡

次は”大久保利通と岩倉使節団”とは歴史の時間に勉強しました、

５名が写る有名な写真は、右端が副使官の大久保氏で若いのでまだ髭がありません？…、中央が特命全権大使・岩倉具視です。
江藤新平は佐賀の乱の首謀者ですが、後に近代司法制度の父とまで称されました。

次は”五代友厚とパリ万博”ですがあの五代様ですね～、

何と言っても大阪商工会議所・初代会頭を務め大阪経済発展に尽力を尽くした恩人でり、実業家として一生を貫いた誠の薩摩隼人です。
パリ万博はナポレオン３世の勅命にて開催された日本が初参加した国際博覧会です。

甲突川に架かる「高麗橋」を眺めたところです～、

旧甲突川五大石橋と呼ばる玉江橋・新上橋・西田橋・武之橋、そして高麗橋と且つては五つの石橋が架かっていたそうです。

引き続き”薩摩藩留学生”とあります、

これは薩英戦争後を機に英国へ渡った１９名の若き薩摩藩士から成る薩摩藩遣英使節団として現地で学んだ１５名の学生です。
勿論、当時は鎖国下なので密航はご法度で表向きは甑島・大島周辺の調査ということです。

”大山巌と薩英戦争”で島津久光が登場ですね～、

文久３年に勃発した薩摩藩と大英帝国との錦江湾での戦闘でその発端は１年前の生麦事件ですが久光の無知とも言うべきか出来の悪さを感じます？。

結果的に薩摩は西洋式の富国強兵・殖産興業に着手し近代化を図ります。

で最後はお兄さんが邪魔して見えませんね？、（勝手言ってすいません！）

”島津斉彬と集成館事業”は時代の先見の目を持っていた藩主・斉彬公です。

領内の富国強兵と殖産興業を着手し若手の人材登用も長けていた名君です。

「歴史ロード 維新ふるさとの道」と入口です、

で気が付きました？…、進む順序が逆からでした！…、なんだか年代がおかしいとは思っていました。
また、7つ目の”東郷平八郎・山本権兵衛と日露戦争”を忘れていました。どうもすいませんでした。

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歴史ロード 維新ふるさとの道 名所・史跡

個人的に大好きな「鹿児島市維新ふるさと館」です、

明治維新にスポットを当てた展示館としてユニークで判り易く解説展示されているアミューズメント施設のようで好きです。
そして、何よりも加治屋町に在るのが大切な意味を持つことなんですね。

＊詳細はクチコミでお願いします

鹿児島市維新ふるさと館 美術館・博物館

２度目の見学ですがあれからもう３０年が経ってます…、

エピローグは西郷隆盛・大久保利通・島津斉彬・小松帯刀の顔ぶれです。敢えてここに小松帯刀を配列したのは素晴らしい見識です。
藩政改革や幕末政局において小松帯刀無くして維新の成就は有り得ないと思います。

では、順路に従って見学をして行きましょう！～、

”ゆくさ おさいじゃした通り”とありますが薩摩弁は全く意味不明で判りません？。

江戸時代には他藩の者を区別する為に難しく方言を使ったと言われてますが真意のほどは判りません？。

”体験しやったもんせ郷中教育”とは聞いたことがあります、

武士階級の子弟教育の一つで、様々な決まりごとがあり武士以前に負けるな、弱い者いじめをするな、金銭欲・利欲をもっとも卑しむべきことなど現在にも通じる内容が判り易くて、選挙区の政治家共に勉強させたいですね！。

ここでは薩摩藩独自の教育方法を解り易く解説、

映像などを使った体験型展示を導入して子供でも楽しみながら学べるようにリニューアルされています。
市内の小学生達が社会見学に来ていました。

”世界を見ていた薩摩”は既に琉球王国と交易をしていました、

昇平丸のレプリカモデルが展示されてますが、薩摩が建造した洋式軍艦であり富国強兵政策を採っていた薩摩には合致していたようです。
その後、海軍の薩摩と言われる由縁でしょうか？。

”大河ドラマシアター”は西郷どんのポスターです、

全くＮＨＫは見ないのでどのような内容なのか知りませんが、大河ドラマも歴史的にワンパターンで馬鹿の一つ覚えの様に思えて成りません？。
但し、主演の鈴木亮平さんは若手の良い役者ですね。

着流しの西郷隆盛が愛犬をお共にした等身大が展示、

東京上野公園にも同様の銅像が建っていますが、愛犬・ツンは実は雌の洋犬だったそうですよ？。
細かいことはにぬきにして西郷どんが犬好きだったことは事実だそうです。

”薩摩の偉人・英雄列伝”は新しい世へ 二人の巨星　情理、

情理とは字の如く人情と道理の事ですが、西郷どんの敬天愛人に対して大久保どんの為政清明は共に座右の銘として生き方を現してますね。

こちらは”篤姫居室”と再現されています、

将軍家の姫に相応しい豪華な打ち掛けが展示されていますが、２２歳の若さで天璋院と号し、４８才で死去する人生って如何なるものなのでしょうか？。

”常設展示・薩摩まちあるき”を見学して１階は終了です、

お次は地下１階の方へ移動します～、がちょっと腰掛けて休憩します。

３０年前はこんな感じだったかなぁ？～と思い出しています…。

「テーマ展示室Ⅰ」では、薩摩維新を取り上げています、

”西郷は思う存分、生きたか”を、西郷軍は九州内で政府軍と交戦しながら上京するも
戦いに敗れ鹿児島・城山にて…、３Ｄでその経緯が映像されてます。

”さすが北国 寒いのなんの”は我が敬愛する黒田清隆が登場！、

函館戦争後は北海道開拓史として任務に就いた札幌での様子が３Ｄで映像されてます。
個人的に黒田清隆は北海道開拓の祖であると信じて疑いません。

”維新と日本のあけぼの”をパネル展示や映像で解説、

薩長同盟の成立・王政復古と倒幕・ 江戸無血開城と東京遷都まで判り易くて勉強に成りますよ！。

「テーマ展示Ⅱ」では集成館事業を取り上げています、

島津斉彬によって起こしたアジア初の近代的西洋式工場群の事で、特に製鉄・造船・紡績に力を注ぎ、大砲製造から洋式帆船の建造、武器弾薬までの幅広い事業を展開した業績です。

当時にしてはハイカラな写真撮影まで用意されてます、

また、殖産興業も同時に行われ食品製造やガス灯の実験まで行ったことは他藩とは一線を画すまでに至ってます。
言い換えれば国内で一番西洋式工場技術が進んでた藩と言う事です。

館のメインイベントである「維新体感ホール」です、

”維新への道”と”薩摩スチューデント、西へ”の２本のドラマを上演し、薩摩の先人が語りかけるドラマチックなストリーに成っています。
主演は西郷どんを始め旧薩摩藩士の方々です。

ホール内は１８０°ほどのワイド観客が可能です、

音と光、等身大ロボット（人形）を使ったマルチスクリーンで臨場感あふれるダイナミックな体感シアターです。
２本で４５分ほどですがしっかりと見て勉強させて頂きました。

甲突川遊歩道から高見橋袂の「大久保利通像」に来ました、

西郷隆盛・木戸孝允と共に維新三傑と称され、維新の十傑（維新元勲十傑論）の一人でもありますね。
本来は東京にも大久保どんの像があってもおかしくないと思うのですがね？…。

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大久保利通像 名所・史跡

大久保さんはどこを見ているのでしょうか？～、

個人的には西郷どんよりも大久保どん派で、政治家としては格段に資質素質共に抜きん出ています。
初代内務卿でしたが暗殺が無ければ間違いなく日本国政府・初代内閣総理大臣に就任してます。

「為政清明」は大久保どんの生き方そのものです！、

必然ながら西郷どんの敬天愛人と比べられますが、全ての政治家へ為政清明を噛みしめてその責務を果たして欲しいと願うばかりですが、大久保どんは空の上から嘆いていることでしょう！。

鹿児島中央駅前の「アミュプラザ鹿児島」まで戻って来ました、

家内がお昼が食べたいとのリクエストなので駅前でいただくことにしました。

で取り敢えずアミュプラザへ入ってみました。

アミュプラザ鹿児島 ショッピングモール

魚が食べたいので回転寿司「廻る寿し めっけもん 鹿児島中央店」です、

駅２階のみやげ横町で行列有で２０分ほど並んで待ちましたが果して旨い魚をいただけるのかどうかは判りません？…。

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廻る寿司 めっけもん 鹿児島中央駅店 グルメ・レストラン

カウンター席へ案内され店長から挨拶がありました？（珍しい？）、

本日のお薦めはボードに書かれた魚が色々とですが知らないものもありました？。

が鮮度が好ければ魚は何でも歓迎なのでいただきます！、本日のあら汁も旨い！。

クロマツ・メダイ・イサキ・クロダイといただき！～、

あと、カンパチもいただきましたがアジが無かったのが残念で成りませんね…、ネタも鮮度が好く大きくて食べ応えもあり久々に良い回転寿司でした。

この後は、薩摩・鹿児島　一日乗車券で観光スポットひと巡り・鹿児島市街をぶらぶら歩き旅ー２へ続きます