2023年7月　タイ・ムアンポーン　サンデー・マーケットでタイヤイ族の伝統の舞を踊ってみた（笑）

2023/07/09 - 2023/07/09

ムアンポーンでのホームステイ2日目。
この日は日曜日で丁度家の前の道路で日曜夕方市が開催されるということで楽しみにしていました。
どうやらこの日曜市では出し物も行われているらしく、日本の盆踊りとかやってくれないかと言われたけど、盆踊りなんか全く知らないしお断りしたら、村の子供達と一緒にタイヤイ族の伝統の踊り、ギンガラーの舞（ギンガラーとは孔雀に似た空想上の鳥だそうです）を踊る羽目にwww

シュール過ぎて我ながら爆笑でした。

昼間はお母さんの夕飯作り（もちろんタイヤイ料理）を手伝ったりして楽しい1日を過ごしました。

エリア メーホンソン(タイ)

朝5時半、外はまだ真っ暗だけど賑わう商店。
6時すぎには托鉢のお坊さんが通るので皆さん朝のお供えものやら朝ごはんの材料を買いに来ているみたい。
私が見に行ったら丁度宿のお母さんもお買い物してたので荷物持ちしました。

普通に売られている納豆や豆腐

お坊さんの托鉢用のおかずやお菓子。
4、5人来るから人数分に分けます。

炊いたご飯とおかずセットを用意して待ちます。

毎日やってる人もいると思うけど、この家ではお客さんのリクエストがあったときとか特別なときにやってるっぽかった。

来ました来ました。
鉢に入らない位大量のお布施が集まるとお付きの人が車に運んで持ち帰るみたい。

タイの田舎だと朝の托鉢は割とどこでも見られる風景です。

托鉢を終えるとコーヒータイム。
セルフサービスでどうぞ。

このポット！レトロでカッコ良すぎ。

内蓋がまたそそられるわ～。

ココナツミルクでお米を炊いたようなお菓
子

バッタが飛んできた。

朝ごはんのトナオサー（納豆）炒め

お粥というか雑炊。

朝ごはんが出来ました。

タイヤイの定番納豆おかず。
卵とカレー粉で炒めています。

レタスで巻いて食べても美味しい。

雑炊にはソーセージや大根の漬物を入れて。

ムアンポーンの水。

朝ごはんの後今夜の夕飯作りを手伝います。
今日はお客さんが多いって。
どうやらこの村ではいくつかのお家でホームステイやってるんだけど、他の家では夕飯を提供していないので、他の家に泊まりに来たお客さんもご飯だけこの家に食べに来るみたい。
一応この家がムアンポーンのホームステイの元締めっぽくなってるらしく、繁忙期だとこの家に泊まりたくても空いてなければ他の家に割り振られることもあるみたい。

他の家だと確かエクスペディアとかで個別に部屋出してるけど結構高いんだよね。食事代別なのに。

因みにここに直に予約入れれば1泊2食付で1人500バーツです。

妙に馴染んでいるモエ姉。

おやつに大好きなロンコーンが出て来ました。

お母さんと共同作業

せんべい納豆とホムデンと唐辛子

それにトマトと豚肉を入れて搗いて行きます。

粘り気が出るまで根気よく。

途中でスプーンで混ぜたりしながら。

いい感じになった。

石のクロックでも香辛料をすり潰します。

まずはレモングラスとにんにく

唐辛子と塩

粉々になるまでしっかりと搗きます。

そこにコリアンダーシードと黒胡椒を投入
これもしっかりと潰して合わせませす。

上の香辛料ペーストをさっきの肉と合わせてメーホンソンマサラを入れて混ぜ合わせます

手でよーく混ぜます。

それを小さな団子にして鍋に並べます。

沢山出来ました。

最後はこの量に!

肉団子の形が崩れないようにそっと動かしながら焼きます。

ユーチューバーのマークさんが来た時、この料理を別のおばさんが豚じゃなくてカエルの肉を使って作ってたの。
そしたら豚じゃないからか粘りが出ずちゃんと纏まってなかったみたいでせっかく小さくきれいに丸めた肉団子が焼いた途端にフライパンにくっついちゃってぐっちゃぐちゃになっちゃってて笑った。
でもマークさんは美味しそうに食べてたよ。

今日の肉団子は完璧。

夕飯の下ごしらえが一段落ついたのでマーケットに参加する準備を。
本当はタイヤイ風の衣装が上下であるんだけど、私達は上半身がデブ過ぎて会うサイズがなさそうとのことでスカートと笠だけ貸してもらいました。

ボチボチお店が出始めました。

なんかみんな家から料理を作って持ち寄ってるバザーみたいな感じ。

これはきのこの飯鮨みたいなもの。

葉っぱに包んで発酵させます。

かわいいお花

ずらーっとパラソルが並びました。

売る人も買う人も村の人。

素敵な笑顔のお母さん。

お母さんからお餅買いました。
良くわからないけど、多分えごまのお餅。
黒糖をかじりながら一緒に頂きます。

縁台に腰掛けてのんびり日曜市を楽しみます。

この笠、メーホンソンの街中でお土産として売られてるけど、被ってる人なんて見たことなかったんだよね。

だけどこの村ではみんな普通に被っててびっくりした。

そろそろ鳥踊りの準備を。
プイさんに着付け?してもらうモエ姉。

出来ました。
ギンガラーっぽい?

私もつけました。想像以上に重くてバランス取りにくい。

羽をつけたまま散策するモエ姉。
シュール過ぎだろwww

子供も登場。
この子音楽が始まるまで嫌だ嫌だとグズって半べそかいてたのに音楽が始まると人一倍張り切って踊ってて可愛かった。

子供達は踊り慣れてるので子供たちの見様見真似で頑張るアラフィフシスターズ。

こんなの見て誰が楽しいんだろ?www
時間をおいて2回踊らされてようやく解放されました。
でも地元の人は喜んでくれたみたい?

ギンガラーの舞が終わると地元の若者のライブが始まりました。

ただのカラオケ大会みたいwww。
でもちゃんと笠被ったりして初々しくて可愛い。

タイティー10バーツ。

犬が唯一の観客。
だけど通りすがりにみんなチップ入れて上げてた。
大分良いお小遣い稼ぎになったんじゃない?

15時位に始まって17時過ぎには売り切れた店から徐々に撤収って感じのゆるい日曜市でした。
家に入るともう夕ご飯の準備が整ってました。
美味しそう!
他の家に泊まってるらしきタイ人の団体さんも食べに来てた。
だから今日は多めに準備してたんだね。

ナンプリックオン
タイヤイ風のトマトミートソース。

朝作った肉団子。
これもタイヤイ料理ではメジャーでメーホンソンのタイヤイ料理屋さんでも食べられます。

シンプルな卵焼き

これなんだっけかな?たけのこかバナナの花の和物かな?

どれも絶品。
美味しかった～。

こういう普通のお宅にお邪魔してるときってついついキッチンのお手伝いをしたくなっちゃうんだけど、ここでは一応お金を払って泊まってるお客さんなのでお母さんに皿洗いを固く禁止されてしまいました^^;
なので今日も早めに就寝。

だけどこの夜轟音とともに大雨に見舞われて私の布団は雨漏りでずぶ濡れになりあまり良く眠れませんでした。
まぁそれも良い経験。

翌朝。
今日は托鉢しませんでした。
メーホンソン行きのソンテウがムアンポーンの村の表の通りを8時位に通るって行きのミニバスの運転手さんから聞いてたんだけど、村の人によるとそんなないよって。
で、クンユアムの学校に子供たちを載せていくスクールバスが7時頃出るからそれに乗せてもらってクンユアムの街に出てからメーホンソン行きのソンテウに乗り換える事になりました。

ということで出発時間が早すぎるので朝ごはん食べられませんでした。
仕方なくプリンのようなおやつを頂きました。

出発前にお父さんと一緒に。
また来ますね!
それまでどうかお元気で。

さよならムアンポーン。
想像以上に何もないところですがタイヤイ料理に興味がある人はお手伝いしながら色々教えて貰えて楽しいと思います。
娘のプイさんは英語も少し出来るし、お母さんも陽気で楽しい人なので言葉が通じなくてもなんとかなります（笑）

場所的に気軽に行くって感じのところではないけど、田舎でのんびり過ごしてみたい人にはおすすめですよ。