
2024/12/04 - 2024/12/04
102位(同エリア218件中)
SRさん
この旅行記のスケジュール
2024/12/04
-
サーイユット市場
-
メーホンソン商工会議所
-
パーボン展望台
-
ワット トーペー
-
メーラールアン展望台
-
Riverhouse-The Teak House
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
メーホンソンループも、ここから後半戦。
メーホンソンでは朝からドイ・コンムーに登り、白亜の仏塔と、そこから見える街並みの絶景を眺めながらカフェで一服。山を降りたら、商工会議所でここまでの走りを証明してもらいましょう。
メーホンソンを後にしたら、日本との歴史的な結びつきの深い町、クンユアムに立ち寄ります。そこには、日本軍と地元の住民との交流の足跡が残されています。
そして最後の目的地は、川沿いの町メーサリアン。大きな観光地こそありませんが、赤いチーク材の家屋が点在する街並みは、これまで訪れたタイ北部の町とは異なる雰囲気をもちます。
-
朝からバイクで市場へ。
-
【ワット フゥアウィアン】
ワット フワ ウイング 寺院・教会
-
【サーイユット市場】
やはり、朝は市場から。 -
朝の市場を歩いてるときの、旅してる感が好きなんです。
-
シャインマスカットの箱には、なぜか変な日本語…。
-
花、そして米。
-
ミドリっていう謎のジュース。
-
道端のスーパーカブに、麦藁帽子がよく似合います。
-
久々にカオフンを見かけました。
-
お腹を壊した翌朝に、屋台で食べる人。まあ、バックパッカー(難治性)ですから…ほっといてください(笑)
-
翻訳機使って見たらナムニャオでした。
あとかきあげ、みたいのも頼みました。 -
パーイ以来、2杯めのナムニャオ。マイルドで、素朴な味で美味しかった。
カノムジーン・ナムニャオ 30
ホムトート 20
Saiyud Market
https://maps.app.goo.gl/RW57y7LvkvcKcHTe9 -
さあ、行きましょう。
-
【ワット プラタート ドイ コンムー】
バイクで一気に山を登りました。ワット プラタート ドーイ コームー 寺院・教会
-
バイクを停めて、ここから徒歩で登ります。
-
ここから見えるのは、タイで一番遅い夕日(18時2分)とのことです。
-
白塗りの仏塔が2基そびえています。「コンムー」というのはタイヤイ語で「仏塔」を意味するようです。
-
ここにも、メーホンソンループのステッカーが売られていました。
-
こちら側も良い景色。
-
また仏塔の方へ戻ってきました。
-
そびえ立つ仏塔。
-
ワット プラタート ドイ コンムー 0km
市役所 3km
クンユアム 67km
メーラーノーイ 133km
チェンマイ 352km
ここでもまた、基準点となっているのはお寺。街よりもまずお寺が先にある、という感覚なのかも知れません。
あとチェンマイまでの距離表示も、私がこれまで走ってきた距離ではなく、これから走る距離になっています。 -
なんとなく北部風のお堂が建っています。
-
【ラーンガーフェー チョムムアン】
-
薪で薬缶を沸かしています。
-
すばらしい絶景カフェです。
-
タイティーを頼みました。
Milk Tea (Cool) 50 -
昨日一周した湖が見えます。
こうして見ると、長閑で小さな街だということがよく分かります。 -
このメーホンソンと、パーイのどちらで2泊するか迷いました。パーイも長閑なのですが、観光客でごった返しているので、こちらの方がよりローカル感が味わえるかと思います。
ラーンガーフェー・チョムムアン
https://maps.app.goo.gl/TMAT9CkWk8Ek7xUE7 -
どうやら「1864」というのが、チェンマイからメーホンソンまでのカーブの数らしいです。
この「カーブ数で地点を表す」という文化、走り屋が悪者扱いされている日本ではなかなか見られないものだと思います。 -
イチオシ
メーホンソンに来たら、必ずここで写真を撮りましょう。
-
「街そのものより、飛行場のほうが大きい」そんな描写が、村上春樹の著書でありました。まさにここ、そんな感じ…都会の喧騒を忘れてゆったりと過ごすには、最適な場所かもしれません。
-
さて、後半戦に備えて2回目の給油です。
210バーツ、給油量5.66リットル、単価37.08バーツ(約167円)。
前回パーイで給油して以来279km走行したので、燃費は49.3km/Lということになります。 -
【メーホンソン商工会議所】
メーホンソンで最後に寄る場所は、商工会議所です。
正面に「FINISH」と書かれた白いゲートが用意されています。 -
ステッカーがいっぱい貼ってあります。
-
証明書の種類を選ぶことになって悩んだのですが、調べるとこういうことのようです。
2224: チェンマイからメーホンソン(1095号線経由)
1864: チェンマイからメーホンソン(108号線経由)
4088: メーホンソンループ全体 -
証明書をゲットしました。
とりあえず一周すると伝えたら、じゃあ4088でしょうということで。
別にどこで使える証明でもないですが、自分の思い出を形にできるのは、何より嬉しいものです。
証明書 60 -
6日目のルートは、メーホンソンから108号線を一気に南下します。経由地は、パーボン展望台、クンユアム、メーラールアン展望台、そして到着地はメーサリアンです。
そしてクンユアムを過ぎたあたりから、それまでトルク中心だった道が、パワー中心に変わります。
ただ、道が良くなるということは、飛ばしてくる車も増えるということ。
そこで自身はスピードを抑えて譲るか、煽られないくらいまで飛ばすか。それは究極的にはライダー本人のスタイルにも依りますが、くれぐれもご安全に。 -
【パーボン展望台】
メーホンソンを出るとすぐに、峠の展望台があります。 -
ここにもカフェがありました。
-
チェンマイからここまで「1,789」カーブ。
ということは、メーホンソンからは既に75カーブ。まだまだ、先は長い…
パーボーン
https://maps.app.goo.gl/zCC9qw7jfL2kRs5p7 -
【タイ日友好記念館】
ついに、クンユアムに到着しました。タイ日友好記念館 博物館・美術館・ギャラリー
-
メーホンソンよりもさらに奥地に、こうして日の丸が翻える光景。
-
まさかの、枢軸国の兵隊くん人形(笑)世界の他の場所では、まあ見られないでしょう。
-
ここで過ごしていた日本の将兵が残した品が並べられていました。
-
当時の写真のようです。
-
1941年12月8日、真珠湾攻撃と同日に日本軍がマレー半島に上陸しました。同時にタイにも進駐し、当初戦闘が発生しましたが、直後に平和的進駐が成立しました。これによって日本とタイは、枢軸国側として第二次世界大戦に参戦しました。
-
1944年、ビルマを陥れていた日本軍は、さらにイギリスの拠点であったインドのインパールに進軍しました。しかし雨季のビルマで増水した川や山岳地帯を越える作戦を支えるだけの兵站がなく、撤退の判断も遅れたため、多大な犠牲を出す大失敗となりました。とくに進軍時よりも撤退時に多くの犠牲を出したといわれ、その道は白骨街道と呼ばれました。
-
日本軍の軍服など。
-
日本人将兵の個人携行品。
-
軍票ペソ
-
日本刀と、背後には宣戦の詔勅が。
-
手榴弾と迫撃砲弾
-
小銃弾、十四年式拳銃とみられるもの。
-
機関銃、銃剣など。
-
燃料缶など。
-
医療器具など。
-
戦後、日本の元将兵が現地人から食料を得るために、物々交換に使用した食器。
-
第二次世界大戦中の日本人とタイ人女性の恋愛を描いた『メナムの残照』は、タイ人なら知らない人のいない程有名で、登場人物である「コボリ大尉」はタイで一番有名な日本人の名前と言われています。
-
このジオラマでは、日本兵が市場の歩哨に立っています。
-
この記念館は、現地の少数民族であるタイヤイ族の展示も充実しています。
タイヤイ族は、おもにミャンマーシャン州に住む、シャン族のタイでの呼び名。
ビルマの英国統治にともなって、多くがタイ北部に流入しました。
たとえ国境線が引かれていたとしても、お互いに言葉の通じる民族同士なので、タイ・ビルマ間の交易は盛んであり、その拠点がこのクンユアムであったということのようです。 -
タイヤイ族の食事風景です。
-
タイヤイ族の文字は、モン族と、ピュー族の文字から派生したもので、ビルマ語の文字に似ているそうです。
-
貴重なものを見せていただきました。さようなら。
日泰友好記念館 100 -
朽ち果てた日本軍のトラック。
-
戦友を悼む碑が建てられていました。
-
「友情と思い出の物語」と書かれた碑です。
そこには、ここがかつての野戦病院であり、多くの日本軍の将兵の治療を行い、また葬られたことが記されていました。 -
【ワット トーペー】
さらに奥まった路地を進み、ワット・トーペーに来ました。 -
時が止まったかのような、昼下がり。
-
川の筏に、祠が浮いています。
-
暑いので、木陰を進みます。
-
本堂が見えました。
-
振り返ると、立派な仏塔が建っています。
-
声をかけるべき人も見当たらないので、靴を脱いで入ってみることにします。
-
静かで落ち着いた堂内です。
-
外には、田園が広がっていました。
-
イチオシ
これ程までに長閑で、平和な風景が、戦争の記憶を持っているとは到底思えなかった。本当に、戦争さえなければ…
-
フレームだけになった日本軍の車両。
-
この碑は、かつてこのお寺が、日本の将兵の治療や埋葬に当たっていたことを示す証でもあります。私も、ささやかながら手を合わせてまいりました。
ワット トーペー
https://maps.app.goo.gl/oMDovDe9SHrztL5F9 -
【Khrua Nong Krathin】
寺を出て、街道沿いのレストランに来ました。 -
なんとなく、野菜でも摂ろうかと「ケール炒め」を頼んだところ…
これ、うまっ!!
こういう、オイスターソースとニンニクでサッと炒めたような、シンプルなのが一番旨いんだよなあ。
後で調べたら、英語メニューでいうケールは、カイラン菜。
つまり「カイランのオイスターソース炒め」
タイ語だと「パットカナー・ナムマンホイ」だそうです。
Kale fried in oyster sauce with rice 50
ノーンクラティン
https://maps.app.goo.gl/Tz99CET8n9W1XJEg7 -
【メーラールアン展望台】
クンユアムを出て、再び峠の展望台へ。 -
今度は「722」随分、一気に減りましたね…
-
イチオシ
やや傾き始めた陽が映えて、ここも絶景です。
-
コーヒーで一服しましょう。
-
わんわんがいます。
-
賑やかだった学生の集団が帰ったタイミングで片付けが始まってしまったので、ここには座れませんでした。
Iced Mocha 45
メーラールアン
https://maps.app.goo.gl/rQKAgMxKFeiLiMwM8 -
タイ人の運転はあまり「前の車についていく」ということをしません。途中であんまり譲り続けるのもきりがないと思い始め…。
-
そうしてあっという間に到着した、メーサリアン。
-
【Riverhouse-The Teak House】
ここが、本日の宿です。もうメーホンソンループの深部とあって、大きいバイクばかり。右端のPCXが、とりわけ小さく見えます。 -
ここを予約したのは、実はあのパーンマパー。
少し高くてもいいから、一泊でいいから、ちゃんとした宿に落ち着いて泊まりたい!!
という、執念のポチでした(笑) -
メーサリアンの街並みを彩るチークハウス…その一棟に泊まるという、貴重な文化的体験です。
-
建物の雰囲気と家具が調和した、素晴らしい部屋です。
-
備品はシンプル。まあ、良いでしょう。
-
清潔そうですが、木材の部分が多いので気を遣いそうです。
Riverhouse-The Teak House 1,318.29 Baht/night -
では、メーサリアンの街を歩きましょう。
ここではご覧のように、チーク材を使った家屋が立ち並ぶ、独特な街並みが見られます。現在はチーク材の伐採は制限されているので、今となっては貴重な景観です。 -
晩飯を探しています。
-
【インティラ】
Google maps の高評価に惹かれて入ってみました。 -
メーサリアンは川沿いの街なので、魚を注文してみました。
-
ここ、内装を見ると明らかに華僑のお店です。中国系のお店で唐揚げ、もはや約束された旨さ。
Fish-fried with garlic 200
Bowl of plain rice 15 -
食べ終わったんですけど、さっきからこのバイクが気になって仕方がない。
-
まさかのゼファー750!
-
外にあったのはZ900。タイ北部に住んでて、大型バイク2台も保有してるとか最高じゃないですか。しかも両方カワサキの名車…。
インティラ
https://maps.app.goo.gl/ZZCisTFdeygmxDms6 -
こんな力作ウォールアートもあります。
-
メーサリアンの0キロポスト。
→
メーホンソン 165km
ミャンマー 46km
←
チェンマイ 191km
ホッド 103km -
猫がたくさん居ました。
メーサリアンの街を歩いていると、これまでのタイ北部とはどこか雰囲気が違って、なんとなく南部っぽい。
それは華僑の面影だったり、どことなくコロニアル風の建物だったり。
それは、この街にこれだけチーク材を使った立派な家屋が建ち並んでいることも、もしかすると関係があるのかも知れません。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
メーホンソンループに挑む
-
前の旅行記
メーホンソンループ Vol.4 パーンマパー~メーホンソン
2024/12/03~
メーホンソン
-
次の旅行記
メーホンソンループ Vol.6 メーサリアン~チェンマイ
2024/12/05~
チェンマイ
-
北京24時間トランジット
2024/11/26~
北京
-
19年ぶりのチェンマイを歩く
2024/11/28~
チェンマイ
-
バイクに乗ってドイステープに登ってみよう
2024/11/29~
チェンマイ
-
メーホンソンループ Vol.1 チェンマイ~パーイ
2024/11/30~
パーイ
-
メーホンソンループ Vol.2 パーイ周辺ツーリング
2024/12/01~
パーイ
-
メーホンソンループ Vol.3 パーイ~パーンマパー
2024/12/02~
パーイ
-
メーホンソンループ Vol.4 パーンマパー~メーホンソン
2024/12/03~
メーホンソン
-
メーホンソンループ Vol.5 メーホンソン~メーサリアン
2024/12/04~
メーホンソン
-
メーホンソンループ Vol.6 メーサリアン~チェンマイ
2024/12/05~
チェンマイ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
メーホンソン(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ メーホンソンループに挑む
0
106