15 .。*.:☆ ウイーン3日目　 シュテファン大聖堂特集編 ☆.。.:*　

2023/06/13 - 2023/06/13

オーストリアとしては，4日目，前日はウイーンを離れたので，ウイーンとしては3日目となります

先ずは，シェーンブルン宮殿，続いてヴォティーフ教会，聖三位一体ギリシャ正教会，シュテファン大聖堂聖，ペーター教会，聖ミヒャエル教会，オーストリア国立図書館，アウグスティーナ教会と続きます

今回はシュテファン大聖堂onlyになります

外観は別の日（6/11)に撮った物を，こちらで併せて紹介します

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ギリシャ正教会からシュテファン大聖堂まで徒歩で行く途中のルーゲック広場に
Edificio Wüstenrot (Grandes almacenes Orendi)があります

今は，レストランが入っているようです

大聖堂の回りには馬車が一杯います

シュテファン大聖堂の外観は前々日に撮影してましたが，今回まとめて掲載します

大きい教会なので，正面から全体像の撮影は難しい

左右に，高さ約 65 メートルの 2 つのローマの塔

塔の名前は、ローマ人がこの地域を占領していたときに建てた古い建物の瓦礫から建てられたという事実に由来

塔は基部が正方形、屋根の上が八角形

翼のある 2 人の天使に囲まれたキリストが描かれている

1147年，聖シュテファンに奉献

最初の建造物は1160年に完成，何回も拡張を続けたが，1258年に大部分が火災で焼失，再度1263年に奉献

第二次世界大戦であの国により，大きく破壊されたが，1952年に再建された

ファサード左上の時計
カメラの撮影時間とピッタリでした！

ファサードの左側

ファサードの上方向

ファサードの右側

大聖堂は長さ107m，幅40m，最高点（南塔）の高さは136m

ブロンズのモデルBronzemodell Dom zu St. Stephan

簡単に，歴史と大きさについて書かれてます（多分）

北側

聖シュテファン大聖堂の屋根は、長さ 111 メートルで、23 万枚の釉薬タイルで覆われた、華やかな模様と極彩色の屋根です

1945 年、第二次世界大戦時、発生した火災が大聖堂の北塔に飛び火し、屋根の木造骨組が焼失しました

元のブレースを複製するにはコストが膨大になるため、代わりに 600 トンを超える鋼製ブレースが使用されました

北塔は，南塔と同じゴシック様式で制作の予定だったが，コスト面からか、建設は 1511 年に中止されました

1578 年、塔の頂上は、ルネッサンス様式のキャップで増強されました

ウィーン人からは「給水塔の頂上」と呼ばれています

北塔の高さは 68 メートル で、南塔の高さのおよそ半分です

北側にはウィーン市とオーストリア共和国の紋章が描かれています

Capistran Chancel

フランシスコ会の修道士が、贅沢な日差しの下、殴られたトルコ人を踏みつけている姿が描かれています

これは、1515 年にニクラエス ゲルハルト ファン ライデンの説教壇に置き換えられるまで、元の大聖堂内部の主要な説教壇でした

歯痛のキリスト

ある日，この銅像を見た学生が「 まるで歯が痛いキリストだ（笑）」

と失笑したところ、その夜にその学生は物凄い歯痛に襲われました

学生は、「 これは自分が失笑したことが原因に違いない 」

と、翌日その銅像に謝りに行ったところ歯痛がピタリと止まったそうです

気になるので，失礼ながら拡大させて頂きました

私は，歯が痛いときには，もっと，すさまじい表情にはなりますが　

南塔

高さ 136 メートル 、 その建設は 1368 年から 1433 年までの 65 年間続きました

1955 年まで、夜間に塔に人が常駐し、火の見やぐら的に利用されてたみたいです

大聖堂の南側の屋根には，ハプスブルク王朝がウィーンから統治した帝国の象徴である双頭の鷲のモザイク

いよいよ，中に入ります

先ずは，全体像です

石の説教壇は後期ゴシック彫刻の傑作です

説教壇の側面には、教会の初代博士 4 人 の肖像画がレリーフで描かれています

階段の手すりには、ヒキガエルとトカゲが噛み合う素晴らしい装飾があり、善と悪の戦いを象徴しています

階段の頂上では、石の子犬が説教者を侵入者から守っています
とありますが，私の写真では認識不能です

カタリーナ礼拝堂（洗礼堂）St. Catherine's Chapel

パイプオルガンの演奏者席

パイプオルガン

641 年から 1647 年まで 7 年間かけて建てられた主祭壇です

祭壇は、教会の守護者である聖ステファノの石打ちを表しています

回りは地域の守護聖人、聖レオポルド、フロリアン、セバスティアン、ロクスの像で囲まれています

ウィーン ノイシュテッター祭壇

聖母マリアの生涯の出来事を描いた金色の木製の人形が展示されています

中央上は、三位一体によるメアリーの戴冠式

中央下は，マリアが玉座に座り、幼子イエスを膝の上に置き、その両側に肘掛けにひざまずいている二人の天使がいます

メアリーの足で、顔色の悪い何者かを踏んずけている様子であるが、一体どういう意味だろうか？？？

左の聖人の足元には、弓で武装した冠をかぶった男が横たわっています
これも、踏みつけられている者と何か関係あるのだろうか

もう一人の聖人は剣を受け取り、この特質によって聖カタリナとなった

皇帝フリードリヒ 3 世の墓

石棺は、アドネット採石場で見つかった異常に密度の高い赤い大理石のような石で作られています

墓の本体には 240 体の彫像があり、中世の彫刻芸術の傑作です

チョット，不気味ですが，真ん中辺りの隙間を拡大すると，いました，いました　沢山

パイプオルガン

パイプオルガン

脇祭壇〈 聖ペテロと聖パウロの祭壇 〉

北塔に登りました

南塔は階段ですが，こちらはエレベータ

悩む事無く北塔一択

黒、黄、赤、緑、白にグレーの瓦を使ったモザイク屋根

23万枚も使用されている

北側にはウィーン市とオーストリア共和国の紋章が描かれている

これは，別の日のライトアップです

シュテファン大聖堂編はこれで終わりです

つづく

追伸　お土産です
実物の約1/1300モデル